[ワインの世界は 不思議だらけ!]
ボルドーワインは 世界一ではない!
今日は、ボルドーワインが世界一の不思議に迫ります。
ワインの勉強をしてきて、つくづく不思議に思うことがあります。私の出版した「安くて美味しい赤ワイン2015新版」の第四章のマトリックスを書くまでは、ボルドーワインが世界一だと思っていました。
ですがこの第四章を書いてからは、ワインの世界観には大きな誤りがあるのではと思い始めていて—–その疑惑は深まるばかりです。
ボルドーワインは、17世紀に国策として国を挙げて世界に知らしめてきました。その国策がまんまとあたりボルドーワインは世界一になり、今も燦然と輝いていて、その地位に揺るぎがありません。
私は赤ワインの試飲を続けて行くうちに、果たしてボルドーワインが世界一かどうかの疑問が湧き続けています。
ボルドーワインを分析すると、まず一番に葡萄が果たして敵地なのかの疑問が湧いてきます。ボルドーの葡萄はワインの生産には、それほど向いていません。その証拠にはヴィンテージがあります。ヴィンテージの良い年が初めてワインに向く年で——この良い年が他の国のごく普通の年なのです。
ボルドーワインは国策として売り出し、さらにグレートヴィンテージで値を上げて世界一の構図を作り上げたのです。消費者はこのヴィンテージに惑わされて高いワインを買わされる羽目になっています。
ワインの値段は、そのワインの味わいだけで決めるのではなく、5大シャトーなどのブランドとグレートヴィンテージで価値観を決めているのが現状です。ワインそのものの価値観を後回にした構図が、まんまとボルドーの国策にハマったのです。
それを証明する事実は、二つあります。一つは「目隠し対決試飲事件」でボルドーの5大シャトーがカリフォルニアの出来たばかりのワイナリーに三回対決して、3回とも負けました。
二つ目は、ロバートパーカー氏がスペインのモンサンのわずか1580円の「エングローラ2011」がなんと、15万円のシャトーペトリス94年や5万円のシャトーマルゴー94年に比肩すると発表しました。この事実は何を物語るのでしょうか—–そうですワインは値段ではないのです。
ワインは自分で試飲して その価値を実感してください!
ワインはブランドや値段で決めてはいけません!
世界には安くて美味しい赤ワインが沢山あります!
その事実が分かり始めると ワインが楽しくてたまりません!
この本の206ページと207ページに、国別の評価が出ています。
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