E・ギガル!世界で最上の作り手「帝王ギガル」!キングオブザ・ローヌ「ギガル」!
[E・ギガル]
世界で最上の造り手「帝王ギガル」 旨いワイン①
南フランスのワイン産地コート・デュ・ローヌにワイナリーを設立したのが1946年—–それからわずか60年で「ローヌと言えばギガル」とされているのが「帝王ギガル」です。抜群の高品質赤ワイン。ロングセラーのローヌワインE・ギガル!ローヌと言えば、やっぱりこれ!モンスター級の超定番美味ワインは非常にコストパホーマンスも高く、数あるACローヌの中でも群を抜いています。
私の評価は、口に含んだ瞬間五つ星に近い旨さ。アロマのカシスがとてもいい香り、酸味はしっかりとしているが渋みはそれ程でもない。三日目になると酸味と渋みがバランスしてきてエレガントな赤ワインになります。口に含んで空気を吸い込んだ時の、旨さが特筆もの。飲み終わると余韻が続いていてデイリーワインに最適です。ボリュームのある果実味をどうぞ。四つ星++の評価でした。
私は以前1000円で購入しましたが、少し高くなったようです。ワイン館1380円税抜。フランス コート・デュ・ローヌ / P.P 89点 ガンベロロッソ最高賞3グラス獲得 葡萄:グルナッシュ 52% シラー 45% ALC 14.0% ミディアムボディ ワイン館1380円 (税抜) 送料 760円
「コート・デュ・ローヌ ルージュ 2009E・ギガル」

下記のマークは推奨ワイン!今日から始まるのが、旨い①〜⑦です。すでに感動の①〜③は紹介済み。
[太陽のワイン産地、ローヌ渓谷]
スイス・アルプスに源を発し地中海に流れ込むローヌ川。この大河が通過するヴィエンヌからアヴィニョンまでのおよそ200キロが、ボルドーやブルゴーニュに並ぶ高級ワイン産地のローヌ渓谷です。
コート・ロティは北部ローヌですので、地図の一番上にあります。
ローヌのワイン産地はヌガーで有名なモンテリマールを境として、北部と南部とに大きく分類されます。北部は夏の気温が高く、冬は寒冷な大陸性気候で、年間の降水量は南部と比較するとやや多い。ブドウの樹は花崗岩質土壌の急斜面にしがみつくように植えられています。
シラー単一、あるいは若干の白ブドウを混ぜて造られるコート・ロティやエルミタージュ・ルージュは、力強さと気品を兼ね備えたこの地方が誇る偉大な赤ワインだ。ヴィオニエから造られるコンドリュー、マルサンヌとルーサンヌがアッサンブラージュされるエルミタージュ・ブランなど、希少にして秀逸な白ワインも産出されます。
E・ギガルはこのシラーの葡萄とグルナッシュとのブレンドです。
一方、地中海性気候の影響を受ける南部は、夏の気温はきわめて高く、冬は温暖、雨量は少なく乾燥している。またミストラルと呼ばれる強い北風も特徴だ。南部で赤ワインの主役を務める品種はグルナッシュです。ただし北部のシラーと異なり、単一で醸造されることは稀で、ムールヴェードルやシラー、サンソーなど他の品種とアッサンブラージュされることが多い。南部を代表するワインのひとつ、シャトーヌフ・デュ・パプには、法律上、13もの品種が認められています。

帝王・ギガル!北部ローヌの盟主!2016新年会・ギガルで乾杯!
またプロヴァンス文化圏に属す南部ではロゼの生産量も少なくはない、その代表的なワインがタヴェル。爽やかながらしっかりしたボディをもち、ロゼとはいえじつに飲みごたえがあるります。
つねに太陽の恩恵を享受するワイン産地、それがローヌです。
メゾン創設からわずか70年 コート・ロティに君臨する北部ローヌの盟主
ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと急激に大成長を遂げました。「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアー ヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いています。
初代エティエンヌ・ギガルは1924年、14歳の時に1781年創業の老舗メゾン、ヴィダル・フルーリィ社に入りワイン造りを修業。1946年に独立しました。
1961年にエティエンヌの後を継いだ2代目のマルセルは、80年代になって父エティエンヌがかつて奉公していたヴィダル・フルーリィを傘下に収め、これにより、当時、ヴィダル・フルーリィが所有していたラ・テュルクの畑も手に入れることになりました。
これがローヌの葡萄畑です。
1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手。
ちなみにこのシャトーの領主であったモジロン伯爵には金髪(ブロンド)と栗毛(ブルネット)の娘がおり、これが今日のコート・ロティを土壌的に隔てたふたつの丘、コート・ブロンドとコート・ブリュンヌの語源という言い伝えがあります。
シャトー・ダンピュイは7つの区画からなるコート・ロティで、まさしくコート・ブロンドとコート・ブリュンヌの両テロワールがブレンドされた、素晴らしく調和のとれたスタイルとなっています。さらに2001年にはジャン・ルイ・グリッパとド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収。
サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出しました。2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加したが、こちらは独立したブランドとして醸造、および販売。
今日ギガルはローヌ全体におよそ60haもの自社畑を所有しています。そしてメゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、醸造学のディプロマをもつ3代目のフィリップ。
先の三つ子のコート・ロティはじつに40ヶ月もの長期間にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となります。
その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガルはシャトー・ダンピュイに樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しているのです。とかく単一畑のコート・ロティやコンドリュー、エルミタージュの上級キュヴェばかりに目が向きがちなギガルだが、メゾン共通のラベルで統一された、ネゴシアンもののアイテムもすこぶる質が高い。
コート・ロティ・ブリュンヌ&ブロンドはムーリーヌやテュルクでなくともギガルの底力を知ることのできる精緻な造り。
コート・ロティの葡萄畑。ここでE・ギガルは作られています。
最もベーシックなコート・デュ・ローヌでさえ赤はシラー、白はヴィオニエを主体とするところに、北部ローヌの造り手としての矜持を感じざるを得ない。コストパフォーマンスはすこぶる高く、味わい的にも汎用性が高いため、ビストロの定番ワインにはうってつけです。
これが散歩の会「盛春会」の2016年の新年会です。写真は吉越洋男氏提供。
今日はローヌのE・ギガルを紹介してきましたが—–このワインとの再会は、散歩の会の新年会でした。2016年1月17日横浜のフランス料理店のル・ヴァンで、お昼を祝う新年会で、そこで再び出会ったのがE・ギガルでした。フランス料理とのマリアージュは実によくマッチしていて、出来過ぎの感がある程です。
これがフランス料理のル・ヴァンで横浜の栄区にあります。
この料理ですのでE・ギガルに合わない訳がありません!写真は吉越洋男氏提供。

14人の出席者でしたが、皆に喜ばれて幸せなE・ギガルがそこにありました。E・ギガルは手頃なお値段とその美味しさがお店に好かれていて、定番ワインにはうってつけで、あちこちのお店で見かけます。E・ギガルはグルナッシュとシラーのブレンドで、私のこだわりは、シラーが入っていれば美味しいが当たり前です。皆様もシラーのブレンドワイン試してみて下さい。きっとお気に召すはずです。
今日の投稿は2015年12月5日にYahoo!ブログで投稿した「E・ギガル!」を、全く新しい記事に編集し直して投稿しました。
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