カサフス・2010!スペイン最強赤ワイン!スペインの至宝「ウニコ」に匹敵!
[カサフス]
スペイン最強の赤ワイン 記憶に残るワイン②
カサフスは銘譲地リベラ・デル・ドゥエロの標高950mの超高地畑の、
樹齢90年以上のティンタ・デル・パイス(テンプラニーリョ)100%を使用。
フレンチオーク熟成の贅沢キュヴェ。
パーカー94点の激賞。
氏の曰く「このワインは実に個性的で、上質で、なんて豪華なワインなんだ」と。
スペインの至宝のあの「ベガシシリア・ウニコ」にも匹敵する良質で緻密なフィニッシュ!
私の評価では、第八代目の五ツ星を獲得しました。
スペインでは特に強豪がひしめく中—–スペイン最強です。
このワインはとても珍しく、フレーバーは渋味が凄くいいストラクチュアで、全てを物語っています。
渋味のストラクチュアは初めて体験しました。
渋味による評価のいいワインで、それはクオリティの高い証。
一口評:フレーバーが春のように爽やかで、上質でエレガント—–
黒いオルフェかハードボイルドか、かっこいいラベルが物語る!
スペイン リベラ・デル・ドゥエロ / 2010年パーカーポイント94点
葡萄:ティンタ・デル・パイス 100% ALC 14.5%
フルボディ 京橋ワイン 1980円(税抜) 送料 514円
「カサフス・ペンディミア・セレクシオナダ 2010」
これが私が試飲した中でスペイン最強と評価した「カサフス・ペンディミア・セレクシオナダ 2010」です。
私の第8代目の五つ星です!

リベラ・デル・ドゥエロ(D.O. Ribera del Duero)は、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州に所在するワイン産地。
スペインワインの原産地呼称制度であるデノミナシオン・デ・オリヘンでは、「原産地呼称」(DO)に指定されています。
ドゥエロ川の流域に沿っていて、世界的な高級ワイン産地と位置づけられており、
権威あるワイン・エンスージアスト(英語版)誌は
2012年の世界最優秀ワイン産地にリベラ・デル・ドゥエロを選出しました。
[テロワール]
カスティーリャ・イ・レオン州は標高約700mの広大なメセタの上にあり、
東から西に向かって州内をドゥエロ川が横断しています。
中央部に州都バリャドリッドがあり、
バリャドリッドからドゥエロ川を上流に遡った位置にリベラ・デル・ドゥエロがあります。
ブドウ畑の大部分は標高2,500フィート(762m)から3,000フィート(914m)の間に広がり、
主にドゥエロ川に面した段丘上にあります。
ドゥエロ川はリベラ・デル・ドゥエロを流れた後に、
トロを中心とするトロ (DO)(英語版)やルエダ(スペイン語版)
を中心とするルエダ (DO)(スペイン語版)を流れます。
国境を超えてポルトガル領に入るとドウロ川と名を変え、
ポート・ワインの産地であるポルトで大西洋に注いでいます。
気候:大西洋から遠く離れたメセタにあるため大陸性気候であり、
夏季は摂氏40度を超えるなど暑く乾燥し、冬季は摂氏マイナス18度を下回るなど厳しい寒さとなります。
年降水量は約500mmであり、夏季にドゥエロ川からブドウ畑の斜面に立ち上る霧で暑さや乾燥が緩和します。
春季には稀に早霜が訪れ、収量不足からブドウ価格が高騰することがあります。
年間日照量は約2,400時間です。
この地域は日較差が大きいことも特徴で、
昼間と夜間の気温差はブドウに糖度、バランス、骨格、個性などを与えます。
土壌:地質学的には、シルトや粘土質の砂の層と、石灰岩・泥灰土・白亜質の凝固物などが折り重なった、
第三紀の堆積物からなります。
ドゥエロ川の谷は中新世に形成され、標高911mから750mの範囲で緩やかな起伏を見せています。
これが「ベガ・シシリア・ウニコ」でスペインの至宝と呼ばれています。1929年に開催された万国博覧会において
金賞を獲得しベガ・シシリアの名声は一気に世に広がった。

生産者:リベラ・デル・ドゥエロでもっとも著名な生産者はベガ・シシリア社で、
1981年にセント・ポール大聖堂で行われたチャールズ皇太子とダイアナの結婚祝賀パーティでは
ベガ・シシリア社のワインが使用されました。
ペスケラ・デ・ドゥエロの町はアレハンドロ・フェルナンデスが設立したペスケラ社で知られています。
国際的なワイン評論家のロバート・パーカーはペスケラ社を「スペインのペトリュス」と称しています。
スコットランド人サッカー指導者のアレックス・ファーガソンはペスケラ社のワインを愛好しており、
「果実味あふれる魅力的な赤」と評しています。
ラ・オラの町はその安定した品質のために地元で尊敬されており、
ラ・オラに拠点を置くビニャ・サストレ社はこの地域で尊敬されている生産者のひとつです。
デンマーク出身のピーター・シセックが1991年に設立したドミニオ・デ・ピングス社は、
1995年に出した「ピングス」の初ヴィンテージがスペイン初のパーカーポイント(PP)100点を記録したことで話題となりました。
リベラ・デル・ドゥエロでは圧倒的に黒ブドウ品種が多く栽培されています。
主要品種はリオハ (DOC)と同じくテンプラニーリョ種であり、
リベラ・デル・ドゥエロでは一般的にティント・フィノ種=ティンタ・デル・パイス種 と呼ばれています。
ティント・フィノ種はスペインの他の黒ブドウよりも数週間早く成熟する早生品種で、
成熟期が100日を超えることはないため、秋季に降水量が多いリベラ・デル・ドゥエロに適しているとされます。
この品種はリオハ、ペネデス (DO)、ナバーラ (DO)など、スペイン北部の高品質ワイン産地に欠かせない品種です。

リベラ・デル・ドゥエロ!2012年に世界最優秀・産地に選ばれた!その葡萄はティンタ・デル・パイス!
リベラ・デル・ドゥエロのワインについて:スペイン内陸部、
やや北西に拡がるカスティーリャ・レオン地方の屈指の高級ワイン産地、
リベラ・デル・ドゥエロ。
赤ワインとロゼワインを産出している地域です。
前記したように、スペインワインの頂点とも言われる「ウニコ」を有するトップワイナリー、
「ボデガス・ベガ・シシリア」が世界的に高い評価を受けたことによって、
現在ではリオハに比肩するほど高品質なワインを産み出す注目の産地。
海抜700-900mという標高の高さと気温差によって、
力強さとエレガンスを兼ね備えた素晴らしいワインが造られています。
スペインの高品質ワイン産地のリーダーはリベラ・デル・ドゥエロです。
リベラ・デル・ドゥエロの高原地帯に広がる、ティンタ・デル・パイスの葡萄畑。
これがリベラ・デル・ドゥエロの葡萄ティンタ・デル・パイスです。
私はこの葡萄が世界一だと評価しています。

以前からスペイン最高のワイン、ベガ・シシリアの産地として知られていたリベラ・デル・ドゥエロですが、
1980年代前半のペスケーラの国際的な大成功によって、この産地名が内外で知られるようになりました。
1980年代後半以降、この地域への関心がさらに高まり、
外部から実業家や異業種の企業がリベラ・デル・ドゥエロに進出し始めました。
現在もその動きはとどまることを知らず、品質を重視したぶどう畑の開墾や拡大、
近代機器を導入した醸造所が次々に建てられています。
この結果、リベラ・デル・ドゥエロは産地全体の品質の高さを認知され、
欧米諸国への輸出も盛んになり、その名声は世界中へと広がり、
今やリオハと並びスペインの高品質ワイン産地のリーダーとなっています。
このように、「カサフス・ペンディミア・セレクシオナダ 2010」はスペイン最強の赤ワインで、
スペインの至宝「ウニコ」に匹敵しますので紹介しましたが、
今では、残念ながら京橋ワインでの取り扱いがないようです。
今日の投稿は2015年11月28日にYahoo!ブログで投稿した「カサフス!」を、
2018年11月20日に全く新しい記事に編集し直して投稿しました。
コメントを残す