住宅地の選び方は大変重要!危険を避けるにはこれを読んで、自分を守りましょう!!

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高台に住みましょう!


住宅地の選び方は大変重要!危険を避けるにはこれを読んで、自分を守りましょう!!

 

自分の住宅を建てようとしている方は必見です!

まず重要なのは何処の土地を選べば良いのかが重要!

危険や災害を避けるには、土地とその周辺を含めた、次の幾つかを必ずチェックしてから土地を購入しましょう!

① 低い土地は避けて、高台になっている土地を探す。

② 洪水の危険を避けるために、河川の近くの土地は避ける。

③ 津波の危険がある海に近い土地は避ける。

④ 山や崖の近くの土地は避ける。

⑤ 軟弱地盤の土地は避ける。

以上が土地選びの五箇条です。それぞれについて解説してゆきます。

 

① 低い土地は避けて、高台になっている土地を探す。

例えば近くの川の水面より低い土地があります。

江戸川区とか荒川区などは、水面から4mも低い土地がありますので、ここには絶対に住まない方が良いでしょう。

このような土地では、洪水の時に水没する恐れがありますので、絶対に避けなければなりません。

理想的には周辺より高台になっている土地を探す、ことをお勧めします。

高台は坂があって住みにくいという方がおられるでしょうが、

統計を見てみると坂のある町に住んでいる方は、長生きをする傾向があります。

私の住んでいる青葉区は坂の多い街で、男子の高齢者日本一です。

日頃の生活で坂道の登り下りで、足腰が丈夫な体になっているからです。

高台に家を作ると、周辺の眺めが良く、風通しの良い利点もあります。

私は高台の土地をまず第一にお勧めします。

高台の住宅地は安全だし眺めはいいし、足腰まで鍛えられて一石二鳥。

高台の住宅地は安全だし眺めはいいし、足腰まで鍛えられて一石二鳥!

② 洪水の危険を避けるために、河川の近くの土地は避ける。

私は高校二年生の時に、狩野川台風と言う台風史上最強の台風に襲われ大変怖い思いをしました。

故郷の我が家は、狩野川から離れていて、狩野川の氾濫には襲われませんでしたが、

支流の小川が氾濫し、家まで増水して水に浸かりました。

いわゆる、床下浸水です。この怖い経験から我が家の土地を探す時に、

自然と河川に近くなく高台の土地を探すようになっていました。

今住んでいる「しらとり台」は、恩田川の危険はなく「台」がついていつだけあって、高台の中間部で、坂の多いいところです。

③ 津波の危険がある海に近い土地は避ける。

誰もが覚えている2011年の東日本大震災の記憶がありますので、海に近く津波の心配のある土地は、避けると思いますが、

川を遡上してくる津波もありますので、十分考慮してください。

今、南海トラフで大きな津波の被害が出ると報じられていますが、そのような地域の土地は絶対に避けてください。

日頃、海を見て暮らしたいという方でも、津波に襲われる危険のない高台を選んでください。

前記したように高台に住めば、眺望と風通しがよく、生活の中で足腰が自然に鍛えられますのでオススメです。

これは南海トラフと共に今、特に注意しなければならない「千島海溝で起きる超巨大地震」

で起きる確率は7-40%ですごい確率です。

「M-9クラスの巨大地震のハザートマップ」です!

「千島海溝で起きる超巨大地震」マップ!

17世紀にはM8.8が根室沖-十勝沖で発生しています。

必ずここで超巨大地震が起こります!

これが由比ヶ浜-鎌倉の津波ハザードマップです。

これが由比ヶ浜-鎌倉の津波ハザードマップです!

④ 山や崖の近くの土地は避ける。

近年地震が多く発生していますので、もうお分かりでしょうが山崩れで家が押し潰されるような土地には住まないことです。

日本の住宅地はあまりにも無理しすぎて、山のキワまで、住宅地を増やしています。

これは、地域の市町村の責任でもありますので、このような土地を住宅地にする許可を出してはならないのです。

日本にはあまりにもこのように「目に見えて、危険な土地」があまりにも多すぎます。

これは行政の責任でもありますが、自分でも避けるようにしましょう。

更に、崖崩れの危険がある土地は絶対に避けましょう。

崖崩れの危険は、二つあります。

一つは上の崖が崩れて、押しつぶされる危険。

もう一つはその土地の崖が崩れて、家が壊れる危険です。

ですので、家の上の崖と、家の下の崖崩れの二つのチェックをしなければなりません。

この写真を見る限りここで被害に遭われた住宅は、おそらくこんな事に、なると思っていなかったと思われます。

これはがけ崩れというより土石流で被害にあった写真です。

これはがけ崩れというより土石流で被害にあった写真です。

 

⑤ 軟弱地盤の土地は避ける。

北海道の地震でお分かりのように、札幌のかなり広範囲で軟弱地盤で家がメチャクチャになったところがありました。

この地盤は地震で揺すられると、液状化現象で水が噴き出し地盤が緩む土地で、住宅地には向いていません。

地盤改良しても、杭を打っても効果はありませんので、このような土地には住めないと自覚してください!

これが一番怖い軟弱地盤で、液晶化現象が起きています。

このような地域には住めないと、思ってください!

北海道胆振地震での札幌市の被害。

これが液状化です!こんな地域には住めません!

これは液状化のはザートマップで宮城です。

これは液状化のはザートマップで宮城です!

ウィキペディアで調べてみると、軟弱地盤(なんじゃくじばん)とは、

泥や多量の水を含んだ常に柔らかい粘土、または未固結の軟らかい砂から成る地盤の総称である。

国土交通省「宅地防災マニュアル」では判定の目安として有機質土・有機質土(腐植土)・N値3以下の粘性土・N値5以下の砂質土を挙げている。

その性質上、土木・建築構造物の支持層には適さない。

圧縮性が高く剪断強度が低いため、地震時には、振幅の大きな揺れや砂質土の「液状化現象」などの被害が発生しやすい。

軟弱地盤の分布地域は、臨海部低地や氾濫原などの地形的凹所をなす低湿地に位置することが多いため、

しばしば洪水に襲われ、反乱水が長期にわたって湛水する地域でもあるとのことです。

 

 

 

行政のハザードマップを活用すると良いでしょう!


洪水・崖崩れ・津波・軟弱地盤!行政のハザードマップを活用する!

 

軟弱地盤については、行政のハザードマップを活用すると良いでしょう。

地震災害。液状化現象が発生する範囲、大規模な火災が発生する範囲など。

その他にも、ハザードマップ、あるいは被害予測地図とは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものである。

予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報が既存の地図上に図示されている。

以上はウィキペディア情報でした。

神奈川県の地震のハザートマップ。

これが神奈川県の地震のハザートマップ!

新しい土地を探している方は、以上五つの点を特に十分注意して、後悔しないような土地選びをして下さい。

良い家を建てる時の第一条件が、今日お伝えした「土地選び」で一番重要ですのでこれを参考にしてください。

土地が悪ければいくら良い家を建てても心配が付きまといますので、まずは良い土地探しから始めましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。