フィヨルドの謎に迫ります!ノルウエーの代表的な五つのフィヨルド!海峡の渦潮!
今日は私が大好きなフィヨルドの紹介で—–ノルウェーの代表的な五つのフィヨルドの謎と、
海峡にできる世界最大の流速を誇る渦潮に迫ります。
フィヨルドとは、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のこと。
ノルウェー語による通俗語を元とした地理学用語である。湾の入り口から奥まで、
湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾を形成する。
フィヨルドとはこういうことです。
フィヨルドが集中するノルウェーの地図。
「フィヨルド」とは、氷河の浸食で削られた場所が、
海面上昇や陸地の沈降により沈水して形成された地形を指す地理学用語です。
「フィヨルド」の特徴は、湾口から湾奥まで湾の幅がほとんど変わらず、
海岸線が断崖絶壁の場所が多く、海底の地形はU字型をしています。
ノルウェーやスウェーデンにフィヨルドがあり、
それはスカンディナビア半島の北極海側をはじめ、おもに寒帯の地域に多くみられる地形です。
前記しましたが、フィヨルドとはノルウェー語でフィヨルドは「入り江」という意味で、
氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江のことです。
日本の三陸海岸に代表されるリアス式海岸との違いは、
山地・河谷が沈み谷の下流部が海水に覆われて形成されるのに対し、
フィヨルドは氷河が海側に移動する際に底の部分がU字型に削り取られ、その部分に後から海水が入り込んでできた地形であることです。
そのためフィヨルドはノルウェーなど高緯度帯で見られることが多いのです。
フィヨルドで最長とされる「ソグネフィヨルド」は、内陸に200キロ以上も入り込み、水深が1300メートルに達するところもあります。
フィヨルドで最長とされる「ソグネフィヨルド」は、
内陸に200キロ以上も入り込み、水深が1300メートルに達するところもあります。
海の深さはさまざまで、海辺の町のすぐ目の前が水深100メートルもあるかと思えば、
本土から離れたロフォーテン諸島周辺のように、どこまでいっても数メートルの浅い海もあるようです。
代表的な5つのフィヨルドは、
ソグネフィヨルド、ガイランゲルフィヨルド、ハダンゲルフィヨルド、リーセフィヨルド、ノールフィヨルドの5つです。
代表的な五つのフィヨルドの地図。
「ソグネフィヨルド」海岸線から深く入り込んだ入江の全長は204km。
周囲には標高1,700mを超える山々が連なり、最深部の水深が1,308mにも及ぶ世界最大スケールのフィヨルド。
山岳鉄道やフェリーを乗り継ぐ変化に富んだ旅が楽しめることから、一番の人気を誇っています。
ソグネ・フィヨルドは、ノルウェー西部にあるフィヨルドである。
ノルウェー最大のフィヨルドであり、グリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ世界で2番目に大きいフィヨルドです。
入口はベルゲンから約72km北のソグン・オ・フィヨーラネ県にあり、
内陸に203km離れた Skjolden の町辺りまで伸びています。
これがソグネフィヨルドで水深が1308mに及ぶ世界最大スケールのフィヨルドです。

ソグネフィヨルドに掛かる豪快なヒョースの滝です。

「ガイランゲルフィヨルド」ガイランゲルフィヨルドはこれぞフィヨルドというような
穏やかなブルーの入り江と1500m級の山々が左右に連なるフィヨルド。
海岸線からは120kmも奥まった場所にあり、未だ手付かずの自然が多く残されています。
その美しい景観は「フィヨルドの真珠」とも評され、
2005年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。
これがフィヨルドの真珠と称されるガイランゲルフィヨルドで、1500m級の山々が美しい。

「ハダンゲルフィヨルド」
他の有名なフィヨルドに比べて穏やかな山々が連なるハダンゲルフィヨルドは、
最も女性的な美しさをもつフィヨルドです。
山の斜面にはリンゴやサクランボなどの果樹園が続き、毎年5月になると一斉に花を咲かせ、
海の青と新緑に中に柔らかな色でフィヨルドを彩ります。
「ハダンゲルフィヨルド」はリンゴや桜の花が続き、フィヨルドの美しさは女性的。
「リーセフィヨルド」リーセフィヨルドのハイライトは「教会の説教壇」という異名をとる
プレーケストーレンに凝縮されているといっても過言ではありません。
まるで海に突き出す断崖絶壁の一枚岩は、平らになった頂上から下を覗き込むと、
自然の驚異と造形美、そして恐怖が同時に感じられることでしょう。
この一枚岩が「教会の説教壇」という異名をとるプレーケストーレン(演説台)です。
「ノールフィヨルド」
オーレスンとベルゲンを結ぶ道の途中に位置するノールフィヨルドは一見地味ではありますが、
近くにはノールフィヨルド最大の見どころ、
ヨーロッパ最大の氷河ヨステダール氷河の支流、ブリクスダール氷河があります。
フィヨルドと氷河の両方が楽しめる場所、それがノールフィヨルドです。
フィヨルドと氷河の両方が楽しめる場所、それがノールフィヨルドです。


世界最大の渦潮は、バイキングの故郷ノルウェーの海峡にあります!!
海峡の狭さ発する唸り、巨大な渦から発する唸りは不気味な音となって海峡に轟く!!!

サルトストラウメン海峡!世界最速の渦潮!巻き込まれたら出られない恐怖の渦潮!
世界最大の渦潮で知られるのは、バイキングのふるさと、ノルウェー。
西海岸には、独特の細長い入り江、フィヨルドが連なっている。
その北部、北極圏内にある「サルトストラウメン海峡」では、世界で最も速い渦潮が発生する。
潮の速さは、時には時速50キロ近く。鳴門のうず潮が時速20kmなのでそれよりずっと速い。
フィヨルドを巡るツアーがあるが、一つ間違えば渦潮の飲み込まれる危険があるほどです!
Saltstraumen海峡は地図の中央部にあります。Straumenと出ています。
潮の速さは、時には時速50キロ近く。
命懸けのツアーです。


世界の渦潮ランキングでは、日本の鳴門海峡、北米西海岸のバンクーバー島のセイモア海峡、
イタリア半島のシシリー島のメッシーナ海峡が有名ですが、
このサルトストラウメンは、渦の大きさ(直径)では鳴門(30m)に次いで2位(10m)、
潮流の平均速度では、世界最速(30-37km/h)です。特に、短い秋9月下旬の大潮の時には、
日中の平地でも10℃で荒れた天候が続くようになり、普段にも増して激しく大きな潮が逆巻く。
6時間毎に海水の動きがとりわけ大きくなり、巨大な渦から発する唸(うな)りは不気味な音となって海峡に轟(とどろ)く。
昼下がり13時頃には渦の直径が10mまで成長し、潮の速さは、時には40-50km/h近くに。夕方16時頃以降に凪(なぎ)の静寂が訪れる。
スカンジナビア半島の氷河に削られて形成された海峡は、
極端に狭く、広い内海と外洋(大西洋/ノルウェー海)の水位差が極めて大きいからです。
海峡の狭さ発する唸り、巨大な渦から発する唸(うな)りは不気味な音となって海峡に轟(とどろ)く。
今日はノルウェーの代表的なフィヨルドを紹介してきましたが、
フィヨルドの不思議な魅力と絶景に感動し—–
全長204kmの世界最大のフィヨルドと美しいフィヨルドの真珠や教会の説教壇のような絶景があって、
又世界最大の流速を誇る渦潮などなどノルウェーの不思議な数々を紹介しました!
是非一度訪れてください!
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