サイパンの紺碧の海は!世界一深い海の深さは、なんと10911m!そのマリアナ海溝の謎に迫る!
サイパンの太平洋沿岸は、世界一深いマリアナ海溝です。
私は以前サイパンのゴルフ場の仕事に携わっていましたが、このゴルフ場の沖合が、
マリアナ海溝で、その深くて紺碧色の海に大変興味があり、それを紹介します!
このマリアナ海溝について調べてみます。
マリアナ海溝は、北西太平洋のマリアナ諸島の東、北緯11度21分、東経142度12分に位置する、世界で最も深い海溝です。
太平洋プレートはこのマリアナ海溝においてフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいます。
北西端は伊豆・小笠原海溝、南西端はヤップ海溝に連なっています。
日本列島の真南にマリアナ海溝の最深部のチャレンジャー海淵があります。
マリアナ海溝の最深部はチャレンジャー海淵と呼ばれています。
その深さについてはいくつかの計測結果がありますが、
最新の計測では水面下10,911mとされ、地球上で最も深い海底凹地(海淵)です。
これは海面を基準にエベレストをひっくり返しても山頂が底につかないほどの深さで、地球の中心からは6,366.4km地点にあたります。
マリアナ海溝の最深部分における水圧は実に108.6MPa(1cm2に1,086kgの重さがかかる)にのぼる。
この環境に完全に適応した生物もおり、例えば真正細菌のハロモナス・サラリアは102MPa以下、
Moritella yayanosii は50MPa以下の圧力では増殖できない絶対好圧性細菌です。
世界一深い「マリアナ海溝」には様々な謎が溢れています。
ここではそんなに深いマリアナ海溝について、場所はどこにあるのか、深さはどれほどなのか、
深い海の底はどのような環境で、どのような生物が棲んでいるのか、を見つめたいと思います。
「マリアナ海溝」は世界一深い海溝として有名だと言いましたが、その世界一深いマリアナ海溝の底には多くの謎があります。
こちらではそんなマリアナ海溝がどのようにしてできたか、深海とはどのようなものなのか、
深い海の底にはどのような生物が生きているのかなど、マリアナ海溝の謎に迫っていきます。
深海に棲む魚の画像。
巨大ナマコを捕食している、巨大な捕食者がいるはずだと言われています。

深海の不思議すぎる生物!

マリアナ海溝は、地球で一番地球の中心に近いのがこの海溝です。
研究者達の間ではマリアナ海溝ができたのは今から5000万年前と言われています。
何故5000万年前とわかったかと言うと、マリアナ海溝には約5000年前の年代の岩石が見られるからです。
そしてこの5000年前の年代の岩石は日本においても小笠原海溝にも見ることができます。
マリアナ海溝は世界一深い海溝ですが、
その海溝のプレートは日本列島の近くまで続いている太平洋プレートの一部だということがわかります。
地球上にはいくつもの海洋プレートがありますが、海の底で—–世界はつながっているのだと感じます。
世界一高い山がある場所を聞かれれば、ほとんどの人はその場所や国を知っていますが、
世界一深いマリアナ海溝はどこにあるかと聞かれると、その場所を知らないという人も少なくないでしょう。
前記したように、マリアナ海溝の場所は、北西太平洋のマリアナ諸島の東、北緯11度21分、東経142度12分の場所に位置します。
マリアナ諸島はその名の通り小さな島々が点在するエリアの事を指しています。
一応全域がアメリカ合衆国の領地ということになっています。
マリアナ海溝はフィリピンプレートに太平洋プレートが沈み込む場所に存在しています。
マリアナ海溝はまるで三日月の様な形になっています。
その長さは2550km以上、幅は69kmにもなります。
それでは世界一深いマリアナ海溝の深さは一体どれほどの物なのでしょうか。
前記したように、世界一高い山はヒマラヤ山脈にあるエベレストです。
国により様々な呼び方がありますが、標高は8848メートルです。
そして世界一深いマリアナ海溝の中で一番深いといわれている
「チャレンジャー海淵」の深さは水面下10911メートルと言われています。
何故「言われています」としたかと言うと、世界一の深さを誇るマリアナ海溝ですが、
まだまだ謎が多く、深さに関しても、今まで様々な国の調査隊が様々な検索調査を行なっており、
最新の調査で深さが10911mと発表されたからです。
この10911mという深さは、先ほど述べた、エベレストがすっぽり入ってしまうほどの深さです。
海の深さは、なんと10911m!水温は1-4℃で・水圧は1トン/㎠!
では世界一深いマリアナ海溝の海底はどのような場所なのでしょうか。
様々な観点からご説明しましょう。
まずは光についてです。
マリアナ諸島はリゾート地が多く、それらのリゾート地の海は驚くほど澄み切っています。
しかしながら水深が1000メートルもあれば太陽の光は一切届きません。
海底10000メートルともなると、そこには漆黒の世界です。そして光が一切届かないということは、
地上で例えると24時間365日夜であるのと同じです。
つまりとても寒いです。マリアナ海溝の海底の水温は1度から4度ほどです。
水温1度から4度といえば、水が氷に代わる一歩手前の水温です。
これは海の中に生きる生物にとっても大変過酷な世界です。生身の人間では到達できる場所ではありません。
さらに世界一深いマリアナ海溝の水の中では、普段の人間の生活ではあまり気にしたことのない物理的な環境もあります。
それが水圧で、マリアナ海溝の中でも一番深いチャレンジャー海淵では「1平方cmあたりにかかる力が1トン以上」になります。
つまり「小指の先に1トンの重り」を乗せる感覚です。
カップめんの入れ物に水圧がかかると水深2500メートルでも半分以下の大きさになってしまいます。
マリアナ海溝に棲息する魚達で、シンカイクサウオの仲間達。
こんなに巨大な怪物のような魚がいるのでしょうか!
クジラを捕食する超巨大ザメ、メガドロン画像!

世界一深いマリアナ海溝は、海底10000mの漆黒の世界ですそんな規定を想像すると音も無音のように思えるでしょうが、
どうやらそうでも無いようです。
マリアナ海溝の改定では奇妙な音がしばしば観測されます。例えば2014年に録音された3秒ほどの音はとてもミステリアスなものでした。
研究者たちがその周波数を調べると、周波数は38ヘルツの低い、唸り声のような音と、7.5キロヘルツの金属の音のような音からなっていました。
この音はクジラが発した音であると推測されていますが、
まだまだ謎の多い深海ですので、このようなミステリアスなニュースはとても興味深いです。
サイパンのキングフィッシャーゴルフリンクスが完成し、海沿いのコースでスライスを打って、
ボールが海に沈めば、10000mのマリアナ海溝で、ボールはどうなるのだろうかと—–議論した記憶が蘇ります。
多分今では、数知れのほど多くのボールが、チャレンジャー海淵に沈んでいることでしょう!!
これがキングフィッシャーGLのゴルフコースで,設計者はグラハム・マーシュさんです。海沿いのコースでのスライスボールは右側の10000mの深さのチャレンジャー海淵に沈みます。
このコースは当初は、もっと海沿いでしたが台風に洗われてここまで下げました!

これが私が設計した、キングフィッシャーGLのクラブハウス。
向こうに微かに見える海がマリアナ海溝です。

日本列島の真南に位置するのがマリアナ海溝で、
そこは、まだまだ謎に包まれていて、マリアナ海溝の興味は尽きません!
>クジラを捕食する超巨大ザメ、メガドロン画像
え、サメぇえぇぇぇぇ
そうですマリアナ海溝にはクジラを捕食する「巨大ザメが」いるんです!世界一深い海ですから、こんな巨大ザメがいるんですね!!
コメント有難うございました!!