テンプラニーリョ聞いた事がありますか!世界一のワインを熟成させる葡萄の品種!!

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これが世界一のワインを熟成させる「テンプラニーリョの葡萄」!


テンプラニーリョ聞いた事がありますか!世界一のワインを熟成させる葡萄の品種!!

 

[テンプラニーリョ]

聞いたことがありますか!世界一のワインを熟成させる葡萄です!

パリ万博の優勝者がテンプラニーリョ!

1925年のパリ万博で、スペインのリベラ・デル・ドゥエロのベガ・シシリア・ウニコが、優勝し、

一躍世界にスペイン高品質ワインを知らしめました。

その時のウニコの葡萄が、テンプラニーリョでした。

これがパリ万博で優勝したリベラ・デル・ドゥエロの「ベガ・シシリア・ウニコ」で、

葡萄はテンプラニーリョ=ティンタ・デル・パイスです。

パリ万博で優勝したリベラ・デル・ドゥエロの「ベガ・シシリア・ウニコ」!!

テンプラニーリョまたはテンプラニージョ (スペイン語: Tempranillo) は、主にイベリア半島で栽培されている黒ブドウ品種。

日本語では誤ってテンプラニーニョと表記されることもあります。

これがテンプラニーリョの葡萄です。

これがテンプラニーリョの黒ブドウ品種です。

スペインのリオハ地方が原産地だとされていて、スペインとポルトガルを代表する黒ブドウ品種です。

テンプラニーリョは厚い果皮を持つ黒ブドウです。

比較的高温でもっともよく育ち、暑すぎる気候にも耐えることができます。

ワイン評論家のオズ・クラーク氏はテンプラニーリョの栽培について以下のように語っています。

テンプラニーリョが優雅さと酸度を得るためには、涼しい気候が必要ですが、しかし、

ワインに深い色合いを与える厚い果皮や、高い糖度を得るためには、暖かい気候が必要です。

標高の高いリベラ・デル・ドゥエロとトロでは、この二つの相反する条件が大陸性気候で調和されています。

テンプラニーリョはスペインを代表する葡萄でその呼び名は、様々です。

ドゥエロではティンタ・デル・パイスと言われ、トロではティンタ・デ・トロ

マドリードとラマンチャではセンシベル

カステーリャ・イ・レオン州ではティント・フィノ

カタルーニャではウル・デ・リェブレと呼ばれています。

これが固有品種「ティンタ・デ・トロ」の葡萄。

固有品種「ティンタ・デ・トロ=テンプラニーリョ」の葡萄。

テンプラニーリョはドゥエロとトロではタイプの違う赤ワインを造り出します。

トロとは「闘牛・雄牛」の意味で、その名のとおり力強く、

ほぼ同じドゥエロ川の沿岸でありながらリベラ・デル・ドゥエロとは違うワインになるのです。

テンプラニーリョは非常に繊細で香り(カシスのアロマ)がよく、タンニンも酸度も豊かで長期熟成にたえられます。

スペインの高級赤ワインは、ほとんどこの品種です。

テンプラニーリョは「早熟」という意味で、収穫は9月中旬頃から行われる。

高地であるリオハ地区や冷涼なリベラ・デル・デュエロ地区でもよく育つ。

この種はフェニキア人の入植時からイベリア半島で栽培されていたとされる。

その後のローマ人の記述によるとスペイン全土でワイン用葡萄が栽培されていたことが分かっていますが、

テンプラニーリョの品種名は多くは記述されていません。

17世紀、スペインによる新大陸の植民地化の際に、この品種がアメリカ大陸に持ち込まれた可能性は高く、

またアルゼンチンに伝わる品種もテンプラニーリョと似た味わいがあるそうです。

栽培地は世界中に広がっており、ヨーロッパではポルトガルで栽培され、ポートワインのブレンドにも使われています。

それ以外ではカリフォルニアやワシントン、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、

オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、トルコなどで栽培されています。

 

 

トロとドゥエロがNo. 1!トロの右側がドゥエロです!

濃厚でフルボディ!繊細でカシスの香りが堪らない!トロとドゥエロがNo. 1!

 

この品種から造られるワインの色は深い赤で、紫色を帯びたガーネット色と言うよりは、黒ワインです。

味わいはフルボディのものが多く、繊細で香りが良く、比較的高い酸味が感じられて、タンニンは少なく、アルコール度数はやや高めです。

伝統的な古樽による「長い熟成」を経たものと、近年多くなってきた「瓶熟成」のものとで

熟成方法が分かれるますが、それぞれに色や香りの個性が全く異なります。

テンプラニーリョの味わいと香りについて。

この品種はカベルネ・ソーヴィニヨンなどに比べると香りの強さが、

さほど強くないため、オーク樽での発酵ではオークの香りを取り込み、

飲み頃となる出荷時には、中国茶、なめし革、森の下草、湿った土の香りが立つと言われ、

瓶内発酵のものは、華やかな香りが増し、ブルーベリー、ブラックベリー、

黒い果皮の果実、タバコ、シナモン、などの香りが立つと言われています。

いずれにしてもその味わいはフルボディのものが多く、繊細で香りが良く、比較的高い酸味が感じられます。

私はこのテンプラニーリョの葡萄のワインが特に好きで、トロとドゥエロのワインを探し回って購入していますが、

フルボディで優雅な色合いは黒ワインで、アロマは繊細なカシスの美味そうな香りが立つのが、好きな理由!

これがリベラ・デル・ドゥエロのワインで評価は五つ星!!

これがリベラ・デル・ドゥエロのワインで評価は8代の五つ星「カサフス・ペンディアム・セレクシオナダ2010」です!

これがトロの「ティンタ・デ・トロ」のワインで、私の評価では五つ星!!

これがトロの「ティンタ・デ・トロ」のワインで、私の評価では11代の五つ星の「イットウリア・トロ201」!

私がいつも言っているように、テンプラニーリョのワインが世界一で—–と言うことは銘醸地の

「トロとドゥエロの赤ワイン」が世界一のワインと言うことになります!!

トロのワインについては、8月9日に投稿—–「トロとは何でしょうか!

シンデレラワインが突如出現し銘醸地に!」を参考にして下さい。

今日の投稿は2015年10月31日にYahoo!ブログで投稿した「テンプラニーリョ!」を、

ワードプレス用に編集し直して投稿しました。

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。