サンテミリオンとは!複雑で変化に富む土壌で素晴らしいメルロの葡萄が作るワイン!

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サンテミリオンは、街並みが素晴らしいからワインも素晴らしい!


サンテミリオンとは!複雑で変化に富む土壌で素晴らしいメルロの葡萄が作るワイン!




 






サンテミリオンとは、テロワール=土壌が複雑で変化に富んでいて、素晴らしいメルロの葡萄で、

素晴らしい赤ワインを熟成させ、左岸のカベルネ・ソーヴィニヨンと対照的です!


ボルドーの葡萄は、ジロンド川の左岸がカベルネ・ソーヴィニヨンで右岸はメルロです。

左岸には五大シャトーが勢揃いし、一方の右岸にはサンテミリオンとポムロールがあります。

川が運ぶ堆積物の違いによって、右岸と左岸で異なる土壌が、

大きな特色になっているのは、6月30日のブログ(ボルドー①)で記述しています。

これがボルドーに地図で、ボルドーの東にサンテミリオンとポムロールがあります。

サンテミリオンはジロンド川の右岸で葡萄がメルロ!!

サンテミリオンの町は中世の聖地・スペインのサンチャゴ・デ・コンポラスへの巡礼の宿場町として栄えた町。

壮麗なシャトーが広大な葡萄畑に散在しているため、メドック等より親しみ易いようです。

欧州の古い中世の町が時間の流れを止めたように佇んでいて、1999年に世界遺産に登録されました。

サンテミリオンの世界遺産に登録された街に広がる葡萄畑。

サンテミリオンの世界遺産に登録された街に広がる葡萄畑が素晴らしい!

小さく愛らしい町の特徴は、畑の小ささとシャトーの密集ぶりにあります。


サンテミリオンのワインは、メルロ種が中心で一味違っています。

ボルドーのワインの中では、ブルゴーニュに最も似たタイプと言われていますが、

複雑で変化に富んだ土壌によって風味が微妙に異なります。

ボルドー右岸を代表するワイン産地です。




私の評価では五大シャトーのある左岸のカベルネ・ソーヴィニヨンの

赤ワインの評価は、低くその原因は左岸のテロワールにあると思います。

その証に、右岸のメルロの赤ワインは、評価が高いのです、

原因はやはりテロワールにあるとの結論です!!




左岸のテロワールは葡萄の土地としては、かなり厳しい土地柄で、

年によって出来不出来が顕著で、特に良い年をグレートヴィンテージとしています。


サンテミリオンはボルドーの北東35kmに位置し、

リブルヌとカスティヨン=ラ=バタイユの間に位置している。

平均の海抜は23メートル。

美しいサンテミリオンとメルロの葡萄畑。


美しいサンテミリオンの街並み!

サンテミリオンへ行くには、ボルドーから1日に数本出ている列車を使うか(所要時間1時間弱)、

リブルヌからタクシーを使うなどの手段があります。




フランス南西部のボルドー地方のワイン生産地。

サンテミリオンを中心とする地域で,どこまでもブドウ畑が続くボルドーワインの生産地として知られる。

サンテミリオンはボルドーワインのブランド名にもなっている。

中世以来ブドウ栽培やワイン醸造の盛んな地域で,丘陵地にひろがるブドウ畑に醸造所が点在している。




サンテミリオンの気候は、ボルドー全体と同じく温暖な海洋性気候で、やや内陸に位置するため、大陸性気候の特徴もあります。

ドルドーニュ川とその支流がもたらす水の恵みによって穏やかさが保たれていて、

前記しましたが、土壌は複雑で変化に富み、コートと呼ばれる石灰岩系の丘陵地帯と、

グラーヴと呼ばれる石灰質と砂や粘土の斜面の2つの地域から、特に良質のワインが生まれます。

前者はサンテミリオンの町を囲む中央部に位置し、後者はポムロールとの境界に近い北東部に位置しています。

いずれもが良質のメルローを育てるのに役立ち、良質でのキレがあるワインを生み出します。


使用品種はメルローが主体で、補足的に

カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、コット(マルベック)がブレンドされるようです。

 

 

右岸はメルロー!左岸はカベルネ・ソーヴィニヨン!


ジロンド川の左岸はカベルネ・ソーヴィニヨン!右岸はメルロー!


 

前記したように、畑によって風味が微妙に異なるものの、ボルドーワインでありながらブルゴーニュに似たタイプとも評される。

豊かなコクとまろやかさがあり、色調は紫味がほぼなく、タンニンは穏やか。

でキイチゴの香りのものが多いようです。

私がボルドーで一番気になっているのは、五大シャトーの人達がサンテミリオンの人達を農民呼ばわりする蔑んだ—–

人を見下す姿勢にやり切れなさを禁じえません!

これはイギリスのジャンシス女史がハッキリとサンテミリオンのシャトーを名指しで農民呼ばわりしていたからです!

ジャンシス女史は多方面において、事あるごとに五大シャトーだけを擁護していて、不愉快極まりません!!

この発言を見て、五代シャトーの時代はもう終わりだと実感しました!

ボルドーの左岸はカベルネ・ソーヴィニヨンで五大シャトーがあり、

一方右岸はメルロでサンテミリオンとポムロールがあると覚えて下さい。

これがサンテミリオンの葡萄の品種メルロ!!

これがサンテミリオンの葡萄の品種メルロ!


今日の投稿は2015年10月25日にYahoo!ブログで投稿した「サンテミリオンとは!」を、

ワードプレス用に編集し直して投稿しました。

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。