
コハウチワカエデ!樹形が綺麗で! 私が大好きな樹木で!ついに家の庭に植えました!
[コハウチワカエデ]真紅に紅葉する、乗鞍岳の大カエデは実はコハウチワカエデです!
乗鞍岳には樹齢100年の大カエデがあって、乗鞍岳のシンボルになっています。
紅葉が見事で樹形が兎に角美しい。その大カエデは、私の大好きな[コハウチワカエデ]です。
このカエデは何故か真紅に紅葉します。
それには理由がありまして—–乗鞍岳からの吹下ろしで葉が、裏返りウラオモテ共に紅葉するのだそうです。
私が、コハウチワカエデを好きになったのは、私の代表作品のひとつ—–1982年に完成したホテルジャパン日光—–
その庭に造園家の中谷耿一郎さんが植えたカエデがコハウチワカエデで、ホテルのシンボルツリーになっています。
その樹形は素晴らしく、葉の大きさがカエデより小さく、
葉先が尖っていて綺麗な形で、見事に紅葉します、それでいっぺんに好きになりました。
私は樹木が特に好きで、趣味の渓流釣りの際には、渓流脇の樹木を見ては癒されています。
ほかには箱根の重鎮、ヒメシャラとヤマボウシも好きです。
我が家の狭い庭に窮屈に植わっています。
下の写真が、乗鞍岳のシンボルの大カエデ!!
実に見事なコハウチワカエデです!!


そこでコハウチワカエデについて詳しく調べて見ました。
コハウチワカエデとは・・・カエデ科カエデ属学名:
Acer sieboldianum Miquelイタヤメイゲツ、キバナハウチワカエデ 落葉樹/小高木。
天狗が持つという羽団扇に似た葉をつける樹木にハウチワカエデがあります。
葉がハウチワカエデよりも小さいため小羽団扇楓と呼ばれます。
ハウチワと名がつく樹木は3種類ほどありますが、コハウチワカエデの紅葉も大変きれいです。
また、ライム色した新緑の葉も清々しい色合いで、窓際に植栽すれば四季を通じて楽しめる庭木と言えます。
コハウチワカエデは本州、四国、九州の尾根筋に自生しています。
葉に大きな切れ込みが入るモミジに対し、切れ込みが大きくないカエデは洋風な庭にもよく似合います。
コハウチワカエデの植え付けは、日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
コハウチワカエデの植え付けに適しているのは、12月から3月までです。腐葉土をすきこんだ肥沃な土壌が適しています。
コハウチワカエデの樹形は自然と整うので強い剪定はあまり必要ありません。
赤い葉がコハウチワカエデの葉です。コミネカエデと並んで赤の代表です。
補足:「赤の代表」という表現ですが、誤解を避けるために補足しますが、
日陰の場合はもちろん色があせたり、橙や茶がかることがありますが、
コミネカエデと同様にほぼ鮮やかな赤色がメインという意味です。
つまり、多少の例外はありますが、「鮮やかな赤」が専売特許です。
好きなコハウチワカエデ!やっと庭に植えました!
しかし、イロハモミジ、オオモミジ、ハウチワカエデなどでは、
この木は鮮やかな赤、あの木は鮮やかな黄色の両方を示すことがあります。
オオモミジなどは、一本の木の中に高差に応じて、あるいは、日向から日陰の部分まで、黄色から赤まで見せてくれるのもあります。
コハウチワカエデはとても綺麗な紅葉を見せてくれます。
紅葉時の葉の色づきが変わっており、葉色の変化は半分が緑でもう半分が黄色・赤など変った紅葉を見せてくれます。
最終的には真っ赤に紅葉し落葉します。盆栽でも有名です。

このように見てくると、コハウチワカエデは、とても人気のある樹木で多くの人に愛され、庭木としても人気の樹木。
人気の理由は樹形の美しさと、その真紅の紅葉にあります。
山の中ではその樹形の巨大さと真っ赤に染まった紅葉のすごさで、人々を魅了しシンボルツリーとして存在します。
前記しましたが、私が注目したのは乗鞍岳の大カエデで、実は巨大なコハウチワカエデでした。
この樹木は周辺を支配する乗鞍岳までも支配する、そんな存在感を示しています。それが私が愛して止まないコハウチワカエデ!
今年はそのコハウチワカエデの樹木を庭に植えることが出来て、これからの成長が楽しみです!!
これが植えたばかりのコハウチワカエデ!

今日の投稿は2015年10月23日にYahoo!ブログで投稿した「コハウチワカエデ!」を、
2018年8月21日にワードプレス用に編集し直して投稿しました。
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