
このワインが2004年に突然トロに出現したシンデレラワイン「テレマンシア2004」です!
トロとは何でしょうか!シンデレラワイン・テレマンシア2004が突如出現し銘醸地!
[トロ]とはスペインに彗星のごとくあらわれた銘醸地「トロ」です!
2004年、スペインに突如現れた新たな銘醸地トロは、
ポルトガルの国境近くを流れるドゥエロ川の南斜面で、標高800mの高地の傾斜地にあります。
葡萄畑は肥沃な沖積土に覆われ、北部は石灰岩と砂質の多い土壌、
大陸性の気候で、昼夜の寒暖差が大きく素晴らしい葡萄が栽培されます。
テンプラニーリョと同種の黒葡萄はトロで栽培されるうちに、
独自の個性を持つようになり「ティンタ・デ・トロ」と呼ばれています。
これがトロの葡萄「ティンタ・デ・トロ」です。

このブドウが「ティンタ・デ・トロ」です。
その葡萄で造られた「テレマンシア2004」がパーカーポイント100点満点を獲得。
シンデレラワインとして一躍世界のトップレベルに君臨したのが、つい最近の2004年です。
これがシンデレラワイン「テレマンシア」です。

このワインがシンデレラワイン「テレマンシア2004」です。
スペインの至宝「ウニコ」より高い評価を受けました。
トロとドゥエロ隣り合う同じ斜面にあって、今や、スペイン一の、いや世界一の銘醸地。
銘醸地トロの「ティンタ・デ・トロ」の葡萄畑。

これがトロの「ティンタ・デ・トロ=テンプラニーリョ」の葡萄畑。
国際ブドウ・ブドウ酒機構(OIV)が発表した2010年の統計によると。
スペインのブドウ栽培面積は108.2万ヘクタールで、フランスの81.8万ヘクタール、
イタリアの79.5万ヘクタールを上回って世界第1位です。
スペイン固有のブドウ品種は豊富でして、スペイン全土で400種以上のブドウ品種が栽培されていますが、
ワイン生産量の80%はわずか20種から生産されるだけです。
この中には黒ブドウのテンプラニーリョ種やガルナッチャ種やモナストレル種が主体です。
現在でもスペイン産ワインは赤ワインが中心です。
比較的涼しい気候での白ワイン、カバなどのスパークリングワイン、シェリーなどの酒精強化ワイン、
サングリアなどのフレーバードワインと、様々なタイプのワインが製造されています。
20世紀末時点の生産比率は、赤ワインが35%、白ワインが31%、ロゼワインが15%であり、残りは酒精強化ワインや工業用蒸留用ワインなどです。
ワイン生産にはテロワール(地勢・気候・土壌などの土地固有の諸条件)が大きく影響します。
スペインにおけるブドウ栽培の地理的影響のひとつに、スペイン中央部を覆っている
「メセタ」と呼ばれる標高500-800m前後の広大な高原があります。
メセタからは何本かの主要な河川が地中海や大西洋に向かって流れており、
それらの河川の流域はスペイン産ワイン生産地域の中心地となっています。
東の地中海に向かって流れるエブロ川には、リオハがあります。
メセタから西の大西洋に向かって流れるドゥエロ川は
リベラ・デル・ドゥエロとトロがワインの世界的な銘醸地となっています。

私が作った地図です。
世界一の銘醸地はリベラ・デル・ドゥエロとトロ!ボルドーの時代は終わった!
トロのワインはなかなか手に入りませんが、
私が試飲したのは美味しい二本で私の大切な貯蔵品にしています。
「ムルヴェ・ロブレ」私の評価では最高評価の五つ星で1058円と格安。
これが「ムルヴェ・ロブレ2011」で、私が試飲した200本のトップワイン!

これが私の9代目の五つ星「ムルヴェ・ロブレ2011」です。
銘醸地トロのパーカー90点がそれです。
葡萄はトロの固有品種ティンタ・デ・トロ(テンプラニーニョ)の樹齢25年以上。
アメリカンオーク樽80%とフレンチオーク樽20%によって4〜6ヶ月の熟成後、
さらにボトル内で6ヶ月の熟成を経て造られた妥協なき一本。
輸入元が「終売」になるそうで、今回は大特価とか。
銘醸地トロのワインはそうそう出回りません。「ムルヴェ・ ロブレ 2011」!!
外観:ティンタ・デ・トロの独特な濃いガーネット。アロマ:カシスの旨そうで甘い香りが立つ。ボディ:コクがあって飲み応えのあるフルボディに近い。
アタック:甘みと酸味のフレーバーが口中を満たし、即四つ星++の高評価。
ストラクチュア:酸味、渋味ともにバランスしていてクオリティが高い。
一口評:ティンタ・デ・トロの甘いアロマが独特で、ストラクチュアのクオリティの高さと相まって、予想通りの素晴しい赤ワイン。
この赤ワインはクオリティの高さから言っても、私に評価は最高で9代目の★★★★★です。
私が試飲した200本の中でこの「ムルヴェ」が一番美味しいと思っています。
次のトロは「モンテ・イニエスタ」で四つ星++の準最高評価で1339円と格安。
1990年代にまだ無名だったドゥエロ川下流の産地トロが、一躍注目の産地に登り詰めたからです。
畑は、幾重にも重なった丸石が土壌を覆い、理想的な葡萄の生産地を実現。徹底した管理の基に、
フランスのアリエ産、ヌーベル産、ハンガリー産の3種のオーク樽によって10ヶ月熟成され、高品質なワインが生産されます。
その「2012」は、パーカーポイント92点を獲得した—–
まるでテルマンシア2004みたいな赤と称される程凄い!「モンテ・ イニエスタ 2010」!
これが「モンテ・ イニエスタ 2010」で、フレーバーが独特で、力強いストラクチュア!

これが「モンテ・ イニエスタ 2010」です。私の評価は★★★★++の高評価!!
外観:ティンタ・デ・トロの濃いガーネットか、むしろ黒ワイン。
アロマ:カシスのピュアで強い香りが立つ、口に含むとかなり強い甘味につられ旨味が口中に広がり、
即四ツ星++の期待通りの高評価。酸味と渋みは共にしっかりしていて、まだまだ旨くなります。
ボディ:コクがあって飲み応え十分のフルボディ。甘口を伴うが実は辛口赤ワイン。
一口評:夜半まで続く余韻と、さらにフレーバーが独特でストラクチュアの力強い極旨。
前期しましたが、トロのワインは市場に出回っていない為、手に入りにくい貴重で且つ凄いワインです。
今日の投稿は2015年10月19日「トロ!」と2016年2月20日「トロの妥協なき一本」をYahoo!ブログで投稿した記事を、
2018年8月9日にワードプレス用に編集し直して投稿しました。
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