建築設計で最も大事は住宅の設計監理!これが出来て一人前!住宅設計で力がつく!!

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これは我が家のデッキです!これがあるから狭い家でも十分に住める!

建築設計で最も大事は住宅の設計監理!これが出来て一人前!住宅設計で力がつく!!

 

私が設計した中で多くの事を学んだのが、市川邸です!

この建築が私の代表作の一つになったのは、工事を請け負ってくれた工事会社の本田工務店のおかげです。

本田工務店は私の作品の多くを手がけて頂いておりますが、中でもこの邸宅が、設計者と工事会社で一番息のあった作品になりました。

私の設計の意図をよく理解して頂き、それが建築の出来栄えに表れています。

本田社長は先にも紹介しましたが、一流の工事会社「石間工務店」で修行を積み重ねて独立された方です。

それもあって本田工務店の職方が素晴らしい方ばかりで、その職方の実力が工事の出来栄えに大きく影響しています。

私が設計監理を通じて感心させられる多くの点が、これらのことです。

同じ設計でも、建築の出来栄えは全く違うものができます、それだけ施工が大事と言う証。

本田工務店が、本工事に入る前の下準備がしっかり出来ているから成せる技だと思っています。

住宅の設計は設計の中で一番むづかしく、それが出来なければ一人前と言え得ない!

建築設計で最も大事なのは住宅の設計監理です!

これが出来て初めて一人前!

建築的には、屋根と外壁のデザインが特徴的です。

屋根は寄棟で、天然スレート葺で、デザイン的に見ても建物の主要部分で、これがしっかり出来ないと

出来栄えが悪くなりますが、職方がしっかりしていて、抑えるべき肝心部分をしっかりと施工しています。

しっかりした職方だからこそ、当然のように成し得た技です。

屋根は建物の中でも最も重要な部分であり、屋根がしっかり出来て初めて良い建築と言えます。

この屋根であれば、100-200年は十分に持つ、長持ちする施工です。

市川邸の正面、この部分のデザインがこの建物の顔で一番大事。

施工者の腕前が十分に伺える出来栄えです。

これが市川邸の正面のエレベーションで、このデザインが設計で重要なのポイント!

屋根がしっかり出来て初めて合格する重要な部分。

屋根同様に樋の施工も重要です。

雨の多いい日本の家屋は屋根同様に樋の役目が、重要でしっかりと作られなければなりません。

庭には樹木が多く植わっていますので、樋のメンテナンスは重要ですが、

会社の担当者がよく訪問して確認していますので心配はいりません。

次に外壁の施工について述べてゆきますが、レンガと吹き付けのデザインですが、

両職方ともに一流の職方が手掛けていて、申し分ない出来栄えでした。

この家は外壁の面積が多く、しっかりとした施工が一番求められる部分ですが—–良い出来栄えです。

特にレンガの目地詰めが、大事でデザインの良し悪しを左右しかねないからです。

これも左官の職方がしっかりとした知識を持って工事に当たっていますので、出来栄えは満足の行くものでした。

レンガと目地詰めは、設計者の意図するものがありますので、職方の腕前がその良し悪しを左右します。

その点も私の意図する出来栄えに満足しています。

一方内装工事では、どの職方もしっかりと、職種をわきまえていて良い出来栄えに結びついていますが、

これも工事管理の古橋さんの行き届いた配慮が出来栄えを大きく左右しています。

ここが玄関ですが、ドアーのデザインとペンダント照明が設計上うまく出来ました。

施工の良さがこの写真で見れます。

この玄関を見れば、施工の良さが見れます!

建築設備工事と電気工事ともに息のあった会社の繋がりが見て取れ、申し分ありません。

それが本田工務店の歴史が作り出した工事の全容です。

造園のデザインは私と気のあった、中谷耿一郎さんが造園設計を担当されましたが、

建築の意図を十分に汲んで頂き、出来栄えにそれがよく表れています。

造園工事を担当した暖壇の若林さんの工事には定評があり、その姿勢の良さが

ズット市川さんに好かれて、その後の樹木の手入れでも出入りしています。

庭のデザインは中谷耿一郎さんで評価の高い設計です。

外壁のレンガに見合った樹木。

庭の設計は住宅ではとても大事なポイントで、造園設計の力量が大事!

私は市川邸の設計を通じて大事なことを学ばさせて頂きました。

建築の設計は、多くの人達の繋がりが、とても大事でそれが十分に発揮された時、初めて設計監理の合格点に達するのです。

本田工務店の一流の職方と接して大事な点が見えてきたのです。

住宅の設計監理はそれだけ重要な仕事なのです。

それを学べたのが市川邸の設計監理でした。

建主の理解と多くの方の協力で成せる技が建築の設計監理です。

建主の市川さんは、全てを私に任せて頂きましたので、満足のゆく建物を引き渡すことができたのです。

これも偏に今わ亡き、市川さんの心の大きい人物像だと思っています。

 

 

これが市川邸の庭と住宅!住宅を設計すれば力がつきます!住宅には設計で大事なものが詰まっている!

住宅を設計すれば力がつきます!住宅には設計で大事なものが詰まっている!

 

住宅の設計とは、このように多くの方々の協力があって初めて成り立つのです。

設計時の細部への配慮が一気に出来栄えとして現れてくるのが、住宅設計です。

私が長い間設計に携わって来ましたが、この作品は言わば私の集大成とも言える作品です。

市川さんを通じ、本田さんを通じその大事さを充分に学ばせて頂き、ありがたいことです。

建築の設計とは、このように多くの方々に支えられ、初めて成り立つ重要な職業で、これを肝に命じて、これからも建築設計に励んでいきます。

同じ設計でも施工会社が良い工事をすれば、それだけ評価される住宅になります。

工事会社で出来栄えは全く違ったものになる—–この事実が建主にとっては、実に大事なことです!

それは、施工が如何に大事かと言うことです!

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。