★ [試飲マトリックス]試飲ノートを分析すれば、「安くて美味しい赤ワイン」の隠れた事実が浮かび上がってくるはずです。
試飲ノートの分析!
昨日投稿した[ボルドーは何故美味しくないのか?]3/21投稿[ボルドーワインは美味しくない]の分析データを投稿します。
試飲ノートを分析すれば、「安くて美味しい赤ワイン」の隠れた事実が浮かび上がってくるはずです。
試飲ノートの分析は、ワイン評価の新しい手法として、重要だと思っています。
建築家視点によるアプローチです。
150種の試飲をしましたが、初期には二ツ星や三ツ星も多くありました。
最近ではあまり出会わなくなり、ほとんど四ツ星以上です。
明らかに赤ワインを見分ける力が付いたことと、ネット環境からの情報が役立っているからでしょう。
コツコツと重ねたこれまでの努力が、実を結びつつあるわけです。
そのことを感じ始めたのは、2013年の後半ぐらいから—–約二年かかっていた事になります。
読者の皆さんも、努力を惜しまなければ、二年もかからないかも知れません。本誌を役立て下さい。
ワイン界の動きが、分るようになることも重要な要素です。
何度も触れましたが、2014年の年初から、スペイン旋風が吹きまくり「安くて美味しい赤ワイン」は今や「スペイン最強」の時代です。
特に意識している訳ではありませんが、スペイン情報の多さも半端ではありません。
スペインは国土のほぼ全域が、赤ワイン適地ですから、知らない産地からも新しいワインが次々と登場してくる—–そのほとんどが「安くて美味しい赤ワイン」。
しかも、嬉しい事に「感動するワイン」が極めて多く—–値段・品質に加えて「魅力」を兼ね備えているからなのです。
それは「造り手」の熱意が伝わると言うことでもあります。
その点ボルドーワインには、感動するワインがありません。
ボルドーは伝統と言う見えない壁に守られていて、その構図が「安くて美味しい」の感動を、もたらさないのでしょうか?
「新世界」ではワインの技術革新が著しく、その新しい技術によって、長期熟成を待たずとも美味しいワインを早くから楽しめる時代になっています。
ボルドーも重い腰をしぶしぶあげて、やっと技術革新に取りかかったとも聞いています。
ワイン愛好家と、投資目的の中国等一部の人たちに支えられている—–それがボルドーの現況ではないのか。やがてこの構図は崩れて、新時代が到来することでしょう。
★ 検証を、下記に《試飲マトリックス》データで!
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