スペインの安くて美味しい赤ワイン産地群!スペインのコスパ軍団が続々と続きます!

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このワインも「スペインのコスパ軍団」です

スペインの安くて美味しい赤ワイン産地群!スペインのコスパ軍団が続々と続きます!

 

 

ボルドーのエリート軍団に対して—–スペインには安くて美味しい

ワイ産地群があり、スペイン全土に広がっています—–下記の地図を参照下さい。

今や世界のワイン産地は、フランスからスペインに移行しつつあります。

その第一弾が今日紹介する「スペインのコスパ軍団」です。

私が作ったスペインの銘醸地の地図です!

何故スペインかと言うと、スペインのほぼ全土に渡り標高の高い(600m〜1000m)産地で、

大陸性気候で昼間は暑く、夜寒い、この寒暖差が葡萄を凝縮させ、いい赤ワインを熟成させるのです。

そこで、まずスペインの先陣を切るのは「ドゥエロ」と「トロ」でドゥエロ川の沿岸の

標高1000m近くにあって、スペインの今を時めく二大巨頭です。

リベラ・デル・ドゥエロは今やスペインを代表する産地です。

ベガシシリアで有名なこの地域は、標高が1000mに迫る高地で、テンプラニーリョの葡萄が

長期熟成によりタンニンもまろやかになり大変素晴らしいワインに変化し—–ボルドーワインに比肩するワインと言われています。

今注目のリオハと並ぶ高品質ワインの産地。

ドゥエロ川沿岸の標高1000m近くの斜面に広がる葡萄畑がドゥエロとトロです。

「ドゥエロ」と「トロ」でドゥエロ川の沿岸のスペインの今を時めく二大巨頭です!

一方トロは2004年に突如出現したシンデレラワイン「テルマンシア2004」は

P.Pポイント100点満点を叩き出し世界的な注目を浴びる存在になりました。

トロもドゥエロ川の沿岸にあって、標高がドゥエロよりは低いため、夏の気温がさらに高くなり

ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)の葡萄の熟成が早く進むため、

ここで醸される「テルマンシア」は樹齢100年の古木の名を冠したものです。

これがシンデレラワイン「テルマンシア」です。

魅力的なボトルデザインに、ハズレはありません!

これがシンデレラワイン「テルマンシア」です。

この二大巨頭の次に来るのが「旨安」で有名になった、モンサンとフミーリャです。

今や「安くて美味しい赤ワイン」の一押しはこの二つです。

モンサンは地中海沿岸で、バルセロナの西になります。

ここでは高品質ワインが続々と生産されて、世界中が注目する「スペインワインの穴場」的存在で、

銘醸地プリーラートやモンサンやタラゴナが集中している産地群です。

モンサンはプリオラートを囲むように広がり「プリオラートのゴールデンリング」と称され、

高品質ワインが続々と生産され、正にコスパワインの穴場です。

私が作った下の地図がプリオラート、モンサン、タラゴナのワイン産地群です。

 

プリオラート、モンサン、タラゴナのワイン産地群!

一方フミーリアは地中海沿岸を南に下ったところに、

アリカンテ、イエクラ、フミーリア、アルマンサ、ブーリャス、バルデベーニャスとワイン産地の一大集中地帯です。

フミーリャは、スペインの南東部のアルマンチャ地方にあり。世界的に知られるコスパの産地。

そのフミーリャでは、モナストレルと言う葡萄が完熟すると—–風味に富む良い葡萄になり、

素晴らしいワインを熟成させ、モナストレルの偉大なポテンシャルに、今注目が集まっています。

モナストレルは赤ワインと言うよりは、むしろ黒ワイン。

濃厚でフルボディなのが特徴。

今特に注目の産地が、この二つです。

 

 

 

フミーリャ、イエクラ、ブーリャスのスペイン最大のワイン産地群!

イエクラとフミーリアも一押しの安くて美味しい産地です!

 

 

 

下の地図がフミーリャ、イエクラ、ブーリャスのスペイン最大のワイン産地群で、ここで大量の赤ワインが生産されています。

 

その他にもスペインでは、赤ワインの産地群が続々と控えています。

例えば、カラタユで、ここは標高が高く見渡す限り岩や石に覆われていて、

まさに不毛の大地—–この土地で育つものは何も無い、唯一育つ葡萄が「ガルナッチャ」。

標高500-1000mの大陸性気候では、日中と夜間の寒暖差が大きいため、葡萄がゆっくり熟成されます。

ロバートパーカー氏注目の90点越えの常連で、世界で話題が沸騰した赤ワインが多くあります。

近年特に注目されているのは「ビエルソ」で、カリスマ生産者が、進出してプリオラートに続く話題の生産地になろうとしています。

標高は450-1000mで、年間降雨量は600-800mmと比較的多くここで育つ

メンシア種の葡萄はスペインのピノ・ノアールと言われ、繊細でエレガントなワインを熟成させます。

その酸度が少ない葡萄がワインになると、フレッシュな酸味でアルコール度数14%にも到達することもあります。

次に控えているのは、前記したタラゴナで、プリオラートやモンサンの近くで、高いクオリティを保持するために、

ワインの貯蔵に冷蔵技術を導入したのはタラゴナに本拠を置くデ・ムジュル社。

この高貴な蔵元のワインは、世界ナンバーワンのレストラン「エル・フジ」や欧州で人気を誇るレストランにオン・リストされています。

タラゴナのトップ・ボデカとして、君臨し続ける格調高い生産者です。

スペインにはまだまだ期待される生産地が目白押しで、スペインから目が離せないのが現状です。

この投稿は2015年10月1日に投稿した「美味しいワイン産地の紹介」を、修正し編集し直したものです。



このワインも珍しい産地・ブーリャスのラビアで、パーカーポイント90点で980円の優れもので、私の評価は四つ星++





 

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。