
ボルドー①!世界一のブレンド赤ワインの産地!フランス政府が17世紀に国策で作った!
[ボルドー①] 今日は、2015年9月28日に投稿した、ボルドーのお話をします。
ボルドーはフランスの南西部にあって、世界一のブレンド赤ワインの産地です。
その赤ワインは、しっかりしていて芳醇な味わいが魅力的。
世界を代表する赤ワインで—–最も大きな特徴は、葡萄のカベルネソーヴィニヨンとメルロのブレンド赤ワインです。
ボルドーのキーワードは、ジロンド川を挟んで左岸と右岸に分かれていること—–下流に向かって左が左岸、右が右岸です。
川が運ぶ堆積物の違いによって、左岸と右岸で異なる土壌が、大きな特色を生み出しました。
そのため左岸と右岸では、主役になる葡萄の品種が違い、ワインの特色ある個性が醸し出されました。
左岸はカベルネソーヴィニヨンに適したテロワールと言えます。
いわゆる「五大シャトー」はシャトー・オーブリオンを除き、すべて左岸のオーメドックにあります。
シャトー・オーブリオンはオーメドックの外側に位置しています。

ボルドーの五大シャトー
ボルドー・メドックの格付け第一級の称号
ボルドー五大シャトーとは、1885年のパリ万国博覧会において、フランスメドック地区の格付けで
第一級の称号を与えられた四つのシャトーと、1973年に昇格したシャトー・ムートン・ロートシルトをさします。
① シャトー・ラフィット・ロートシルトはメドック地区ポイヤック村にあり、著名なボルドーワインのシャトー名称。
現在メドックに四つある第一級ワインの格付けワインの中で、筆頭にあげられます。
② シャトー・ラトウールはメドックのポイヤック南東端に位置し、その境界はサン・ジュリアンに接しています。
③ シャトー・マルゴーはメドック地区の中でも、最も女性的とされるワイン。
ヘミングウエイがこよなく愛したことでも知られ、小説「失楽園」で有名になりました。
④ シャトー・オーブリオンはボルドー近くのペザックの、グラーブ地区に位置します。
唯一メドック地区以外から選ばれたシャトーです。
ボディは厚くタイトでポテンシャルが十分に発揮されるまでに、長期熟成を要する伝統的な造りが特徴です。
⑤ シャトー・ムートン・ロートシルトはメドックのポイヤックにあります。
もともとはシャトー・プラン・ムートンと言う名で知られていましたが、1853年に今の名前に改名されました。

一方右岸の特徴は、ドルドーニュ川右岸にサンテミリオンとポムロール地区があると言う点—–
ドルドーニュ川が運んだ土壌は粘土質で、主にメルロが栽培され、高品質と希少性で絶大な人気を得ています。
詳しくは、Amazonで発売した本誌を見て下さい。
「安くて美味しい赤ワイン2015 新版」https://www.amazon.co.jp/dp/B016PVX55Y

前記したように、ボルドーの五大シャトーと右岸にあるサンテミリオンとポムロールを
飲み比べてみると明らかにサンテミリオンとポムロールに軍配が上がります。
ジャンシスロビンソン女子が言ってましたが、サンテミリオンやポムロールの農民が作るワインと
見下した発言をしていましたが、私が思うには本当に美味しい赤ワインは、
五大シャトーではなく、サンテミリオンやポムロールだと思っています。
果たしてボルドーワインは世界一高いが!美味しいでしょうか・疑問です?
世界の人達も、五大シャトーが圧倒的に価値観があり高価で、美味しいのだと信じ切っていますが—–
本当に美味しいのは農民呼ばわりされている、サンテミリオンやポムロールの赤ワインです。
ボルドーワインは17世紀にフランス政府の国策による、手厚い後ろ盾があって、
世界にボルドーを知らしめて世界一のボルドーだと宣言してきた歴史があります。
フランス政府の国策があって、今の五大シャトーがあるのです。
しかし本当に五大シャトーの赤ワインが世界一美味しいのでしょうか?
その疑問は消えませんが、何故消えないのでしょうか?
この世界一の、ボルドーワインとカリフォルニアのワインが「目隠し対決」をしました!
さて勝ったのどっちでしょうか?

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