
時が経っても旨いワインは、いいワイン!
すぐ飲み干してくださいはウソ!ワインは次の日が旨い!ワイン界にはウソがあります!時が経っても旨いワインは、いいワイン!
ワインは次の日が旨い!
ワイン界には「ウソ」が結構あります!今日はその「ウソのひとつ」を紹介します。
私は一本のワインを三回か四回に分けて飲んでいます。
更に飲むのが一日おきですので、全部飲み終えるのに五日ないし七日かかる—–そこに大事な発見がありました!
飲まない間静かに熟成していたワインは、ボトルの栓を空けると熟成から目覚めて葡萄のアロマが放たれてブーケが表れ、
同時に風味がユックリと開き、旨味成分となって表れ—–熟成が、一気に放たれるのではなく、ゆっくりゆっくり開き放たれるのです。
だから、次の日が旨いのでしょうか?それはワインの不思議の始まりです。
時が経っても旨いワインは、いいワイン。
ストラクチュアがしっかりしているもので、特に「酸味の強さが分かれ目」!
それが私流の分析の基準です。如何でしょう—- 皆さんもお試しください!

● ワインは栓を空けたら「不味くならないうちに、すぐに飲み干してください」は、ウソです!!
若いワインは1-2週間は、問題なく旨い。それだけではなく、時が経てば更に旨くなるワインがあります。
しっかりと栓をして冷蔵庫で保管して、体験してみて下さい。
その傾向は 、若いフルボディの、ストラクチュアがしっかりしていて、酸味の強いワインに 多く見られます。
ライトボディの軽めのワインは、次の日も旨味や香りにあまり変化はないようです。
なお五年物のヴィンテージワインでも、同様な傾向で次の日の方が旨かったようですが、十五年以上の高価なヴィンテージワインには記録がないので分かりません。
果たしてどうなのでしょうか—– 高価なヴィンテージ物は温度管理や酸化などの関係もあってきっと開栓後に 、すぐに飲み干した方が良いのかも知れませんネ?
● 「次の日が旨い」の代表は、スペイン、バルデベーニャスのバルデモンテレッドです。
このワインは、とても安くてしかもフルボディ、さらに五日目ぐらいが一番旨いようです。
次の日が旨いワインはいいワインの証です。
貴方も一度試してみて下さい—-自分で試してゆくうちに本当の力がついてゆきます!
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