バブルの最中シャトーを買いにフランスへ!だが驚くべき事態に!

Pocket

バブルの最中シャトーを買いにフランスへ!だが驚くべき事態に!

シャトー—–ハリケーンが救ってくれました!
以前フランスのシャトーを買いに行った時—–最後にヒヤヒヤの事態になった、お話です。
バブルの時代でした—–ノルマンディーにあるシャトー(パリから車で2時間)を買うための調査に行きました。
ある夜、オーナーから、ノルマンディのシャトーを買いたいので、それの調査をしてほしい依頼があり、実は明日パリに行ってほしいが—–可能かどうかの問い合わせでした。たまたま予定がなく急遽行くことになったのです。
その概要は、フランスの郊外のノルマンディーのクーロンジュにシャトーがあって、ゴルフ場を付けて売り出しているが、ゴルフ場は9ホールで、それを18ホールに増設できるか、本当に可能なのかを、関連の役所で調査をしてほしい依頼でした。このような急な事態で、重要な内容になると必ず、私にお鉢が回ってきます。
翌日有り金を全て持って、出かけたがトラブル発生—–ファーストクラスの代金が116万円で、搭乗者が変わるので払い戻して再度購入してほしいとのことですが、その金額の持ち合わせがない。搭乗者を変更するだけの手続きに相当手間取り、出発の時間をかなり過ぎやっと許可が下りて、パリ行きは30分遅れで出発。
パリには現地在住の日本人が、通訳でついてくれました。他には丸紅のパリの支配人が、売主側の担当者として同行。早速現地に行ってシャトーを見学、17世紀に建てられたシャトーで少し改修すれば使えそう。シャトーは森の中にあって中世の美しさを保っている。
問題のゴルフコースは9ホール増設が可能かどうか、役所回りをしたがどこにも問題がなく、許可になりそうでした。
9ホールはシャトーの敷地に綺麗に収まっているが、9ホールの増設分は隣地の畑と林で、景観的にもそれほど問題はない。だがティーグランドが後ろに下がりすぎで、収まりがすごく悪い—–原因は7000mのコースにする依頼があって、それは間違いで、7000ヤードで良いので、無理やりティーグランドを下げなくて良いのです。
だが後日オーナー同行で契約調印の矢先—–猛烈なハリケーンが現地を襲い—–私たちの眼の前で、大切な樹齢数百年の森の大木のほぼ全てを倒壊し、美しい景観が一瞬にして失われ見るも無残な森になりました。
そのため契約にならず帰国—–神様がやめた方が良いとのお告げでした!その後日本は、バブルがはじけ、シャトーどころではありませんでした。
   あの日ハリケーンがなければ  シャトーを購入していたでしょう!
    あのハリケーンに感謝  シャトーを買わなくてすみました!
        神様が救ってくれたと  感謝しています!
         日本んはそう言うバブルの時代でした!
こんな素敵なシャトーでしたが!
 

以下は最近発売した電子書籍のリンク先と、最下段はブログランキングのリンク先です。
 
6月10日に販売した「最強のEPUB」iBooks版リンク先。

 
 

6月11日に販売した「最強のEPUB」Kindle版リンク先。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01GWKU2BIstyle=”font-size:1em;line-height:1.4;”>
「安くて美味しい赤ワイン2015新版」Kindle Pdf Mobi版 5/2に再出版しました。Windowsで快適に読めるようになりました。リンク先は。

Pocket

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。