[ダム決壊!濁流地獄!狩野川台風!②]

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[ダム決壊!濁流地獄!狩野川台風!②]

前代未聞の被害  集落全部が濁流に飲み込まれる!
今日は、昨日に続き「史上最強の狩野川台風」の驚愕の物凄さの核心部を紹介します。
巨大台風の豪雨による濁流は、狩野川に掛かる修善寺橋の鉄橋に膨大な流木が詰まり、大きなダムとなり修善寺橋に襲いかかかっていた。
その流木と水流に修善寺橋は耐えられず鉄橋は決壊し—–すぐ直下の修善寺中学を直撃しヒト飲みで流し去り、下流の大仁の岩山に直撃、濁流は流れを変えて熊坂集落全部を襲い、一気に濁流の中に集落全部を飲み込んで、数多くの集落全部を流し去りました。数多くの人々は屋根の上で必死に助けを求めるが、願いは叶わなかった。
さらに下流の長岡橋は耐えたものの、多くのヒトが濁流の流れの屋根の上で助けを求め—–田方平野は川の海となって地獄の様相—–死者896人言う史上最悪の悲劇をもたらしたのです。
長岡橋の鉄橋を目前にして濁流の中、鉄橋をかわすため、つかまっていた流木を放し—–死を覚悟して濁流の中に潜り、あっという間に800M下流に流されて、かろうじて一命を取り留めた人の—–決死の話を聞くことができました。
狩野川の支流大見川のその又支流では、山が真っ二つに割れて残った山肌が、高く聳え豪雨の凄さを物語っていました。
私は今でもそのトラウマがあり、川の増水が怖く高台に住むと決めて、今は高台の中腹に家を構えました。狩野川の恐怖が自然とそうさせたのでしょう。
半世紀以上を過ぎた今でも台風の爪痕は、消えません。生態系が変わってしまったためです。いまは狩野川の美しい景観はありません—-護岸で固められた醜い川に成り果てています。
鮎もズガニも鰻もヤマメも曾ての面影はありません。尺ヤマメの棲息する小川はもうありません。
護岸と川底をコンクリートで固められた—–土建国家の象徴のような川に成り果てました。せめて川底だけでもコンクリートにしないで、自然石があれば、尺ヤマメとは行きませんが、ある程度は復活したでしょう。
災害後の河川の修復は大事な護岸工事です。自然が豊かでなければ、ヒトは生きてゆけないことを、今後働きかけてゆきます。
       豊かな自然がヒトを豊かにする!忘れるな日本!
         修復工事の中には  その心が必要です!
狩野川の氾濫で、田方平野は地獄の海に—–この中で多くの人が助けを求めています!
 

真っ二つに割れた山肌。
今は、このように清らかに見えますが。
 

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。