100年も熟成するワインがあるんです!ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!凄いワインです!
[100年も熟成するだろうか?] トスカーナの頂点に君臨 芳醇にして優雅!「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」はトスカーナの人がとっておきの時に飲むワイン —–「イタリアワインの女王」とも言われ、バローロと並んでイタリアを代表する赤ワインです。
そのブルネッロは、100 年の熟成にも耐えると言われる極めて長命な赤ワインで、しかも 5 年以上の熟成を経てリリースされるワインのためリリースの時点でも熟成感がすでに感じられ、ゆったりと広がる果実味とボリューム感と、どっしりとした落ち着きのある独特な個性が感じられます。すぐに飲むのも良し、熟成させてさらに楽しむこともできる極上の赤ワインです。
今や、イタリアのみならず、世界屈指の赤ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョベーゼ・グロッソ種の一種であり、ブルネッロで造られるワインは、サンジョベーゼに比べ色が濃く、がっしりとした骨組み。濃密で個性的な香りを放つ格調高く重厚なワインです。熟成にともなって、柔らかさが「エレガンスを抱いて表れる」とも言われています。トスカーナ州シェナ県南部に位置するコムーネ ( トスカーナ自治体の最小単位 )のその領域はおおむね四角形状。州都フイレンッェから南南東へ約 82km。コムーネでは年間 33 万ケースの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」が出荷されます。 この赤ワインは大変に高価で、8万円ぐらいはします。一度飲んでみたいと思いますが、まー無理とあきらめます。
これが63000円のブルネッロで、最低熟成期間は5年です。
これらがパーカーやスペクターが高得点をつけたブルネッロ・ディ・モンタルチーノで全部高価です。

イタリア三大銘酒としてバローロやバルバレスコと並び最も高貴なイタリアワインに数えられるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。北イタリアらしい荘厳で堅牢な印象のバローロやバルバレスコと異なり、繊細かつ優雅な香りと研ぎ澄まされた果実味を備えた美麗な味わいは「イタリアワインの女王」と讃えられ、世界中のワイン愛好家を虜にしています。
バローロやバルバレスコと並び、イタリア3大赤ワインとして賞賛を受ける。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは2006-2007年が特に当たり年で、飲みごろを迎えています。
イタリアン・ワインの大半を構成しているサンジョヴェーゼ種だが、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのぶどうはこの突然変異種にあたる。特に皮が厚く粒が大きいためサンジョベーゼ・グロッソ種、もしくはブルネッロ種と呼ばれて区別される。

タンニンも他のぶどうと比べ、きめ細かく力強い。グロッソ(太い)という名前の通り、フルボディワインにはぴったりのぶどうといえる。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗るワインは、100%このブルネッロ種を使用しなければならないと定められている。また、その味の濃さとタンニンの強さから、最低でも4年間という長い期間の熟成を要するのが特徴だ。そのうち2年間はオーク樽の中で熟成される。
[テロワール] ブルネッロ・モンタルチーノはイタリア・トスカーナ州のワイン産地だ。シエーナ県南部のグロッセートとの県境に位置する。ここがヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノなどとともに、DOCGの指定を受けたのは1980年のこと。これはバローロと並び、最古のDOCG指定である。モンタルチーノとはイタリア語で「トキワガシの山」という意味。気候は年中通して温暖で乾燥しており、雨が少ない。平均年間降雨量は700mm前後。土壌は石灰岩や粘土に、火山性の凝灰岩などが混じる。ぶどう畑はぶどうの完熟度を重要視するため標高600m以下でなくてはならないという規制があり、標高150-500mのところに展開している。畑の場所によりミクロクリマが繊細な影響を与えている。概ね北部の斜面に位置する畑ではぶどうは遅く熟し、すっきりとした印象のワインとなる。一方で、南部と西部の畑では、強い日差しと朝晩の冷風が影響し、より複雑でパワフルなワインが出来上がる。多くの生産者は優れたテロワールにいくつかの畑を持ち、理想的なバランスのワインをつくり上げています。

[エピソード] ブルネッロ・ディ・モンタルチーノでのワインづくりの歴史は、14世紀にまでさかのぼる。しかし、1870年代までは現在のサンジョヴェーゼ100%を用いたワインではなかった。現在のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの原料となるブルネッロ種は、19世紀のある日、地元のワイン生産家であるビオンディ・サンティ家の庭にてサンジョヴェーゼ種の突然変異種として発見された。その後改良に改良を重ね、この突然変異種をなんとか製品化することに成功したビオンディ家のワインはたいへんな賞賛を受けた。それに追随する形で、他のモンタルチーノのワイン生産家もブルネッロ種を用いたワインをつくり始め、今ではイタリアを代表するフルボディワインの産地となりました。
これがブルネッロ・ディ・モンタルチーノの葡萄畑です。
[テロワールの違いを楽しむ] モンタルチーノの生産エリアは2万4000ヘクタールと広く、うちブルネッロ・ディ・モンタルチーノは2100ヘクタールにもなります。 バローロなどに比べるとあまり語られてこなかったブルネッロのテロワールですが、実は様々な土壌、地形、気候などが複雑にまざったモザイク状のテロワールを有しています。北部には、カナリッキオ地区とモントーソリ地区などがあり、古くからブルネッロを造っていた歴史的産地です。ビオンディ・サンティを始め、1967年のブルネッロ協会発足当時の創設メンバーの殆どがこの地区の生産者です。 土壌はそれぞれの地区で異なり、カナリッキオは粘土質を多く含み、モントソーリは石が多く混ざるガレストロ土壌です。
これがモンタルチーノの生産エリアです。
北側の斜面に多くのワイナリーが集中しており、モンタルチーノの中では気候が冷涼です。ワインには酸がしっかりとのり、フレッシュで繊細なアロマが形成され、古典的なブルネッロが生まれます。 一方南部は、サンタンジェロ・イン・コッレ地区やカステルヌオーヴォ・デッラバーテ地区などがあり、日当たりのよい地区です。ワインは果実味豊かで、香り高く、濃厚でパワフルな味わいのブルネッロが生まれます。
ブルネロ・ディ・モンタルチーノには弟分がいて!その名はロッソ・ディ・モンタルチーノ!最低熟成期間が違う!
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノには、弟分があってその名はロッソ・ディ・モンタルチーノです。ブルネッロに比べて熟成期間を短くして、価格を抑えていますので、手に入りやすさがあります。16世紀初頭からヴェネトにおいて名声を築き、2016年にはイタリアを代表する評価誌、「ガンベロ・ロッソ」においてイタリア最高のワイナリーと評価された名門、アレグリーニ。彼らが2007年に取得したワイナリーこそがサン・ポーロです。
これがロッソ・ディ・モンタルチーノで、最低熟成期間は一年です。
サン・ポーロが造るブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、デカンタ誌(2015年12月号)で行われた99本に及ぶブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2010年の比較試飲において、最高得点である95点を獲得。ビオンディ・サンティやバンフィなど、名立たる名門を抑え、トップ5に選出されました。権威あるイタリアワイン評価誌ガンベロ・ロッソ誌にて、歴代で最も多くの最高評価を獲得している「イタリアワインの帝王」ガヤ。国外でも数え切れないほどの高評価を獲得し、その実力は世界の生産者の中でもトップクラスです。近年では、ピエモンテを拠点に、トスカーナのモンタルチーノやマレンマ地区にも進出しており、一切の妥協を許さないワイン造りに対する真摯な姿勢で常に最高の評価を獲得しています。
こちらのワインは、天候が厳しく、2つの単一畑のブルネッロ・ディモンタルチーノが造られなかった2005年に初リリースされたワインです。通常の生産者ならば、格を落としてロッソを手掛けるところ、ガヤは「ロッソ・ディ・モンタルチーノは造らない」と公言。一番下のキュヴェにあたるこのワインも、 あえて手間の掛かる製法で仕立てています。
下にスペックを記述しましたので比較してみてください。■ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ■ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは製法が確立されて130年という短期間で一気に現在のレベルまで到達。バローロと共に、イタリアで最も厳しい規定であるDOCGに初めて認定されたという稀有なワインです。【ブドウ品種】サンジョヴェーゼ・グロッソ(=ブルネッロ)を100%使用【熟成期間】 最低5年熟成(うち24ヵ月は木樽熟成) 【栽培条件】 高品質なブドウを得るために標高250m〜600mで栽培
■ロッソ・ディ・モンタルチーノ■ ロッソ・ディ・モンタルチーノはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの弟分的存在。熟成期間が最低1年以上(うち6ヵ月は木樽熟成)とブルネッロよりも短いため、フレッシュでフルーティな味わいに仕上がります。【ブドウ品種】サンジョヴェーゼ・グロッソ(=ブルネッロ)を100%使用【熟成期間】 最低1年熟成(うち6ヵ月は木樽熟成)
これが弟分のロッソ・ディ・モンタルチーノです。手に入りやすい価格設定です。
これがそのロッソ・ディ・モンタルチーノに広がる葡萄畑です。

今日はブルネッロ・ディモンタルチーノを紹介してきましたが、100年も熟成するとは凄いことです。葡萄の品種がサンジョベーゼのクロッソで特に皮が厚く粒が大きいために、タンニンも他の葡萄と比べ、きめ細かく力強い、グロッソ(太い)で、100年の熟成に耐えられるのです。ブネッロ・ディ・モンタルチーノ凄いワインです!!
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