友釣りの魅力はアタリの強さに尽きる!!
鮎の友釣の魅力はアタリ!だが最近何かオカシイので検証しました!すると・なんと!
今日はいつも気になっていた友釣りでアタリが弱い又は無い、について考察してます。
やっと友釣りの季節がやって来ました。
そこで最近の鮎はアタリが「何故弱いのか」又は、「
アタリが無い」がいつも気になっていたので、それを取り上げていきます。
友釣りの最大の魅力はアタリの強さです。
囮に鼻環をつけて急流に送り出し、その時「ガガーと前アタリ」がくる、
来たぞと思った瞬間今度は「ブルブルガーと強烈な本アタリ」が来て囮ごと急流に引き込まれる、
この瞬間が友釣りの極上の喜びの瞬間!
私はまだ僅か二年しか友釣りをしていませんが、このようなアタリに遭遇したのはわずか一回だけです。
大抵は柔らかな引き込みがあって、来たかな、ぐらいの時が断然多いい。
酷い時には気が付いた時には、鮎が掛かっていた—–ぐらいが殆どのです。
どうも最近の鮎は縄張り意識が弱い、又は無い、為に、縄張りに囮が入ってきても、
囮を追いかけない!追い払わない!
縄張りを守らないし、アタックもしない!
これでは友釣りにならない!
アタックしてこないアユなど少しも面白くな!
私の二年間では、囮にアタックしないで「なんとなく掛かったみたいなつまらない友釣り」
が多かったと言うか—–ほとんどです!
このように欲求不満の友釣りが続いています!
ただ一回だけあった「ガガガー」の前アタリの後強烈に引き込む「ブルブルガーン」がありません!
たまに前アタリがあっても「かすかなブルブル」ぐらいです!
いつもこの強い引き込みを夢見て竿出ししていますが、その時は訪れません!
こんなストレスがズーッと続いています!みなさん如何ですか??
前記したように、鮎が釣れた時を思い出してみましょう!
大体が、なんとなく釣れていた、時には、竿を仕舞おうか、としたら、鮎がくっ付いてきた。
こんな寂しい、つまらない釣りの連続は、最早友釣りとは言えない!
このような現象は私だけでしょうか!そんなことは無いと思います。
これが大体の多くの方の友釣りではないでしょうか!
それは、こんな意見を言う方が、おられないだけからかも知れません!
これは天然鮎に異変があり「縄張りを作らなくなった」からでしょう!!
これは一体何故でしょうか、どお言うことでしょうか??
検証しなければなりません!!!

ただ群れているだけの放流鮎!
放流鮎に問題がある?!琵琶湖の放流鮎に問題があった??琵琶湖の鮎が養殖混じりでした!
多くの河川で春先に稚鮎を放流しますが、その稚鮎に問題があるような気がします。
稚鮎は養殖場で餌をふんだんに与えられ、大事に大事に育てられます。
このふんだんに与えられる餌に「強いアタリが来ない」の原因があるのではないでしょうか!
多くの鮎は養殖場で育てられそれを放流する。
そこに大問題が潜んでいるのではないでしょうか。
ですが放流をあまりしていない天然鮎の遡上する河川が相模川です。
その相模川で二年間友釣りをしてきましたが、前記したように、
このような理想的なアタリがあったのは、だだ一回だけです。
桂川でも狩野川でもこんなアタリには遭遇しませんでした。
天然鮎でも縄張りを持たない、縄張り意識が弱いこれは一体、何でしょうか!
これはどのような事か仮説を立てました。
その仮説とは「養殖場で育てられた放流鮎が産卵し翌年その稚魚が遡上してきます」が、
この「鮎のDNAは養殖場の鮎」です。
これが何年も何年も繰り返されると、
天然遡上の相模川でもいつの間にか、養殖場の鮎に成り果てています。
天然遡上のアユと言っても祖先は、餌をふんだんに与えられていた養殖場の鮎です。
これがズットと続いてきたわけですので、天然遡上=養殖鮎 に成り果てているわけです。
これでは相模川のアユと言えども縄張りを、持たないかもしれません!
いや持た無いでしょう!

縄張りに入ってきた囮を追い払う野鮎!これで友つりになる!
これは相模川だけの問題でしょうか!
それが私には分かりません!
四万十川での名人二人の釣りを見ましたが、大きな尺アユだけが取り上げられていて、
アタリの来かたや、強さや縄張りについての事には触れられていませんので、どうにもわかりません!
そこで私の疑問[放流鮎は縄張りを持たない]で検索したところ、
凄い意見「放流用鮎苗について」が寄せられていました。
[最近の鮎に想うこと]
琵琶湖の放流用稚鮎の出荷量はものすごく増えました。
いえ増えた河川が在りました、鮎の産卵用の人工河川です。
これは鮎苗の増産のため琵琶湖の水をポンプアップして何百メーターかの、
こしらえた川に流すものです、秋になると琵琶湖から沢山の鮎が遡上して産卵します。
だけどこの鮎は琵琶湖から来るのです、
決して琵琶湖に注ぐ川の上流から産卵に下って来た鮎では有りません!!
これに問題があります!!
琵琶湖で一生を送るコアユです。
これは私の独断と偏見ですので、何の裏づけもありませんが、
琵琶湖から出荷される放流用鮎苗の80%はこの鮎が混じっているのでは無いでしょうか。
昔は川に簗(やな)を作って遡上して来る稚鮎を取って出荷していたはずです。
今は湖内でエリや網で取って「蓄養した物を出荷」している様です。
出荷する前に成長して大鮎になる稚鮎とコアユになる稚鮎の選別が出来るのでしょうか!

これが琵琶湖の小鮎で、これに重大な問題がある!!
こう考えると放流河川の漁協の放流量の発表が沢山の量なのに、
鮎が釣れないし、川に鮎が見えないと言う、話の説明がつくのではないでしょうか。
どこの川にも解禁前に状況を見に行くと、
川の浅くて水流の穏やかな所で小さな鮎が沢山群れているのが、あちこちに見受けられます。
本来なら川に散らばって「縄張り争いをしながら成長していなければならない鮎」です。
この鮎は盆前になっても群れのままで大きさも12-3cmのままです。おそらく琵琶湖のコアユだと思われます。
鮎釣りブーム以前には川でこんな群れを見たことが有りません!
[1999年 夏 鮎に想うより引用]からでした。

ただ群れているだけの稚鮎、本来ならば川に散らばって「縄張り争いをしなければならない」のにそうならないのが大問題!!
[アユを絶やさないための生態研究 井 口 恵一朗]
琵琶湖産アユや継代人工アユ を用いる旧態依然の種苗放流では、
効果の期待できる範囲は限定される。
それどころか、不適格種苗を使い続けると、
再生産助長の役に立たないばかりか、悪くすると 在来アユの絶滅確率を上昇させかねない。
井 口 恵一朗さんはこのように危惧しています。
今日は、私が友釣りでとても気になっている、
鮎の強い当たりが無いことへの疑問を記述しました。
その疑問に答えるかのように、
琵琶湖の鮎が本来琵琶湖に流れこむ河川からの天然鮎の稚鮎の放流用として出荷していないようです。
これでは天然稚鮎とは言えません!
琵琶湖の鮎のほとんどが、養殖飼育している鮎の稚魚が全国に出荷されていて、
琵琶湖に注ぐ川の上流から産卵に下って来た鮎では有りません。
放流直後の鮎は、川の浅くて水流の穏やかな所で小さな鮎が沢山群れているのが、あちこちに見受けられます。
本来なら川に散らばって「縄張り争いをしながら成長していなければならない鮎」です。

これが本来の縄張り意識のある鮎です!
私の疑問「鮎が縄張りを持たない」ですが、これでは、
当然の如く縄張りがなく、縄張りに入ってきた鮎を追い払うことはありません!
これが事実だとすると大変な事態です!!!
日本全国が縄張りを持たない鮎の河川に、世界に成り果てていたのです!
縄張りがあるから「友釣り」でしたが、縄張りがないなら、友釣りは成り立ちません!!
この事態の重要さを理解して、
本来あるべき姿をいち早く、取り戻さなければなりません!
琵琶湖の稚鮎は、全てが琵琶湖に流れ込む川を下ってきた鮎から産卵すべきです!!
私のような友釣り初心者が、言うべきことではありませんが—–ことの重要性を理解していただき、
本来の姿にいち早く取り組むべきです!!
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