香港の名士と意気投合の必然!そしてワインをこよなく愛するホーさん!
香港の名士と意気投合の必然!そしてワインをこよなく愛するホーさん。仲良くなるのに時間は必要なかった!香港はワイン王国!!
香港には父が経営していた半導体部品会社で働いている時から縁があった。
エノテカ立ち上げ前の26歳から38歳の時、年2~3回のペースで行っていた。
中国と英国の伝統、これを見事に融合しているのが香港。
非常に魅力的でエネルギッシュだった。
アジアのニューヨーク言えば、東京ではなく香港だった。
ただ、エノテカワインの輸入会社なので、まさか香港で仕事をするとは思っていなかった。
エノテカが日本で事業を始めた時、香港のワイン関税が80%と高かったため、多くの人が日本にワインを買いに来ていた。
ところが2008年に完全に撤廃されることになると、エノテカの東京・銀座店などの来ていた香港の人が消えた。
中国の人も日本ではなく香港に行くようになった。そこで香港に進出することを決めた。
現在海外にはコーナーショップを含めて35の店舗があるが、全ては1号店の成功があったから。
支えてくれたのが香港のクイーン=大物実業家、ジョージ・ホーさんだった。
「マカオのカジノ王」と呼ばれたスタンレー・ホーさんの親戚で、地元ラジオ会社を運営していたほか、

「マカオのカジノ王」と呼ばれたスタンレー・ホーさん!
高級ホテルのマンダリンオリエンタルなどを運営する複合企業ジャーディン・マセソンの取締役を務めていたホーさん。
出会いはホーさんからの一通のファックスがきっかけだった。
外国人の顧客も多かったこともあり、エノテカは英字新聞の広告を出しており、それを見たホーさんが連絡してきた。
そのことを「うちについに香港から引き合いがきたよ」と妻に話したら一言。
「私その人を知っている」。
彼女が学生時代に米国を訪れた際に、ホームステイ先の方がホーさんと大親友で、妻もホーさんと何度も食事に行ったという。
そしてワインをこよなく愛するホーさん。
仲良くなるのに時間は必要なかった。
エノテカに出資し、株主だったホーさん香港進出の時は様々な知見を与えてくれた。
店の立地や販促、賃料交渉でも力を貸してくれた。そしていつも「your life is just in front of you」と励ましてくれた。
14年に94歳で亡くなられたが、その言葉は今も私と共にある。
新型コロナの影響で1年半以上、香港を訪れることはできていない。
次に訪れたときも魅力的で活気のある香港であってほしいと、切に願う。

この方がエノテカ会長の廣瀬さん!
エノテカ会長 廣瀬恭久 日経新聞より。
以下は香港のワイン事情について記述します!

知っていた?香港はワインの宝庫!
知っていた?香港はワインの宝庫!香港最大級のワインショップ、ワトソンズワイン!!
[知っていた?香港はワインの宝庫]
ーヴをご覧になっているみなさん、初めまして香港在住ライターの七福ななです。
バックパッカーで海外を飛び周っているうちにワインに魅了され、世界のワイナリーを巡るようになりました。
現在の居住地である香港のワイン事情、以前住んでいたチリのワイナリー、旅行で訪れた世界のワイナリーについてご紹介させていただきたいと思います。
香港ではWSET(Wine & Spirits Education Trust)Level3を終え、Diploma にチャレンジしていこうと思っております。
[香港ワイン事情]
香港は国際貿易の中心地としてとても有名で、また、高級ワイン・オークションの中心地!
香港は国際貿易の中心地としてとても有名で、また、高級ワイン・オークションの中心地でもあります。
香港には、いたるところにワインショップがあり世界各国のワインを簡単に入手することができます。
特に、有名なシャトーや作り手の高級ワインの品揃えはレストラン、ワインショップ共に充実していて訪れるたびにびっくりさせられます。
香港最大級のワインショップ、ワトソンズワインを始め、日本でも知名度の高い「エノテカワインショップ」、
日本人オーナーでこだわりの生産者を取り揃えているワインショップ「PILLARIWINE」、
オーストラリアワインに特化した「Mywineman」他、いろいろな国に特化したワインショップがあります。
スーパーマーケットに行っても、ワインは幅広く売られております。
高級スーパーマーケットで有名なイギリスの「マークス&スペンサー(Marks&Spencer)」も
幅広くワインを取り扱っており、WSETのワイン協力店としても活躍しています。
どこに行ってもワインが簡単に手に入る香港。
おしゃれなお店やワインを扱っているお店も急激に増え続けております。
[香港のワインイベント] 香港にはたくさんのワインイベントがあります。
中でも国際的にも有名な2つをご紹介したいと思います。
最初に、毎年開催されている「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェア」。
世界各国からの出展、バイヤーが集まるとても大きなイベント。
最終日は一般の方でも入場できます。
年々拡大しており今後も香港におけるワイン市場はますます成長していきそうです。
次に、秋に行われる「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」も目玉の一つです。
香港で最も大きな野外飲食フェスティバルで、香港内外から集まった料理や
各国のワインをビクトリアハーバーの景色と共に味わえるとても豪華なイベントです。
マスターシェフによるワインと食のマリアージュや専門業者による
テイスティングレッスンなどいろいろなイベントが用意させております。
2015年は、来場者が4日間で144,000人、食事やワインは23か国も勢ぞろいしました。
今年は、2016年10月27日~30日に開催。日本からもツアーまで出ている程素晴らしい大きなイベント。
昼間からワインや食を楽しみ、夕暮れと共に変わっていく香港百万ドルの景色を堪能できる贅沢なイベントです。

夕暮れと共に変わっていく香港百万ドルの景色!
[中華とワインのマリアージュ]
香港と言えば中華ですよね。
日本でも有名な香港広東料理レストラン福臨門を始め、様々なレストランでワインと中華のマリアージュ(wine paring)が行われております。
以前行った福臨門ではイタリアワインでも有名なGAJA(ガヤ)や、スペインの
最高峰Vega Sicilia unico(ベガシシリアウニコ)とのマリアージュなど
豪華ワインと中華のマリアージュが楽しめるのもやはり香港の特徴なのかもしれません。
香港に来る際には、ぜひ中華とのマリアージュも堪能していただければと思います。
CQVe より。
“食の街”と言われる香港!ワインも進化を続けています!
“食の街”と言われる香港は、ワインシーンも進化をし続けています!!!
[香港在住CAがおすすめする、とっておきワインアドレス]
今回からスタートする新企画「空飛ぶソムリエールのワイン・ダイアリー」。
各国エアラインのソムリエ資格を持つキャビンアテンダントたちが、ご当地ワイン事情をレポート!
まずは香港を拠点とするキャセイパシフィック航空のKaoriさんが、進化めまぐるしい香港のワインアドレスをご紹介。
こんにちは、Kaoriです。“食の街”と言われる香港は、ワインシーンも進化をし続けています。
以前は、アルコール度数30%以下の飲み物に関して80%の税金がかかっていたのですが、
2008年から完全撤廃によりワインの価格も下がり、オークションなどのワインブームが到来。
最近は日本のウイスキーの人気からウイスキーバーが流行っていますが、レストランやバーでのワインも負けてはいません。
そこで、わたくしkaoriがおすすめする、2つのワインバーをご紹介したいと思います。
まずは、しっとり大人のワインタイムを楽しめる店「Nocturne(ノクターン)」。
こちらはセントラルのソーホーエリアにあるひっそり佇むワイン&ウイスキーバー。
Hollywood Road(ハリウッド ロード)までエスカレーターで上がり、上環方面に少し歩くと、
Peer Street(ピール ストリート)という小道が見えてきます。
通りを少し下ると「Nocturne」があります。
ピアノが好きなオーナーが、ショパンの名曲「ノクターン」からこのお店の名前にしたそう。
初めはピアノも置たかったのですが、そちらはかなわなかったそうで、残念。
さて中に入ってみると……。
店内は、幻想的な雰囲気が広がっています。
バーカウンターのほかテーブル席があり、一番広いテーブルでも5人ほどで、こじんまりしています。
奥の階段を上がるとワインセラーがあり、実際ボトルを見てワインを選ぶことも可能。
ワイン好きにはたまらない演出です。

セラーの中はきちんと温度管理がなされており、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュと地域ごとにワインが陳列されています!
セラーの中はきちんと温度管理がなされており、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュと地域ごとにワインが陳列されています。
名前の知れた有名どころのワインがたくさん置いてあり、とくにフランス産のワインはバリエーション豊富。
今後はイタリアワインの品揃えも増やしていくそうで、何が入ってくるのか非常に楽しみです。
セラーに入ってすぐのガラス棚には、グラス類が所狭しと並べられており、注文したワインに合わせた
グラスで出してくれるので、味わいや香りを十分に楽しめる環境が整っています。
グラスワインに関しては、レギュラーメニューはなく、仕入状況によってなど定期的に変わります。
イタリアのピノグリッジョやオーストラリアのセミヨンなど、フランス以外のワインも取り揃えてあり、
価格は100~300香港ドルで、カジュアルに楽しめるワインから少し高級なものまで白、赤、シャンパンとラインナップ。
今回は、「ルロワ」の「ブルゴーニュの白」(180香港ドル、サービス料別)を頂きました。
価格だけを見るとむむむ、ちょっと高いと感じるかもしれませんが、その分しっかり量(150ml)が入っています。
セントラル界隈では1杯100ml前後がほとんどなので、それを踏まえるとお得かも。
日本人ソムリエールであるユウコさん、香港人でイギリスでソムリエの勉強をした日本語が少しできる
カルロスの二人が、好みのワインを選ぶときに、親身に相談にのってくれます。
ちょっとしたハムやチーズなどのおつまみもあり。
ジャズや時にはボサノバなどBGMの大人の空間で、デートやビジネスディナーの後で来る方が多いそう。
ユウコさんのお話によると、お客様は西洋人4割、香港人4割、日本人は1割ほどで、
ウイスキー・バーとしても人気なため、男性客も多いとか。
日本のバーに近い雰囲気もあり、まったりと居心地のいい時間が過ごせるはずです。
>>次は、ワイワイとカジュアルに楽しめる新店「Myhouse」へ!
「Nocturne」とは打って変わり、ワイワイと飲んで食べてというカジュアルな雰囲気が魅力のお店をご紹介。
ワンチャイに10月初めにオープンしたばかりの「Myhouse」は、レストラン・ワインバー。
ワンチャイは再開発地区の一つで、おしゃれなワインバーやレストランがどんどん出来ているエリア。
場所は、ワンチャイ駅A3出口を出て、トラムの走っているJohnston Road(ジョンストン ロード)を渡り、
アドミラリティー方面に1ブロック歩くと(香港の1ブロックはニューヨークと違い非常にコンパクトなので、近いです!笑)、
Spring Garden Lane(スプリング ガーデン レーン)が見つかります。
その通りを入り、道なりに歩いていくとQueen’s Road East Road(クイーンズ ロード イースト ロード)を正面に右手のコーナーにあります。
「QRE Plaza」というビルの25階に、「Myhouse」はあります。駅から歩いて約5分ほど。
「Myhouse」は名前の通り、自分の家にいるようなくつろいだ空間で食事やワイン、音楽を楽しめる店。
レストラン、バー、クラブと、時間によってさまざまな表情を見せてくれるエキサイティングなスポットです。
テーブル席76席と、バーカウンター24席で、カウンターは予約なしでも気軽に入れるそう。
こちらの店は、セントラルにあるワインバー・ビストロ「La Cabane(ラ カバンヌ)」の姉妹店。

「La Cabane」がフランスのビストロメニューを出している!
「La Cabane」がフランスのビストロメニューを出しているのに対して、
「Myhouse」ではワインに合わせやすいイタリアンベースの料理です。
「La Cabane」同様に、カジュアルなオーガニックワインがグラスとボトルで楽しめるほか、
イタリアやオーストラリア、ハンガリーなどの家族経営の小規模ワイナリーのワインや、オーナー兼マネージャー、
ソムリエールでもあるアリソンさんが働いていたワイナリーのワインなど、この店ならではのセレクトがおもしろい。
私が取材時にいただいたのは、ロワール地方シュヴェルニー産のオーガニック栽培のガメイとピノ・ノワールでできたロゼ(グラス、80香港ドル)。
オーガニックのワインはブドウの持つ力が強く、ワインになった時にミネラルをより感じ、
ぶどう品種の特徴がワインによく反映されているのが味わえます。
このワインはコクもあり、食前食中と楽しめるワインでした。
オーガニックだから亜硫酸の添加も少ないので、飲み疲れも少ないワインだと思います。でも、飲みすぎは禁物ですよ!
この店のグラスワインの価格はどれも70~180香港ドルで、ボトルでも300~800香港ドル。
白、赤、ロゼ、スパークリングと豊富なバリエーションで、香港のなかでは、料理もワインも良心的なプライス設定だと思います。
11月中旬からは、ブランチとランチを始めるそう。
23時まではレストラン・ワインバーとしてわいわい楽しめ、水曜から土曜の23時以降は、
ハウス系ミュージックのDJが入り、クラブへがらりとイメチェン。
開店以来、国内外のワインラバーたちでいつも賑わっています。
ちなみに、「La Cabane」のワインショップが、姉妹店でもあるセントラルの
ワインビストロ「La Cabane Wine Bistro」の近くにあるので、
気に入ったワインをショップで購入することもできますよ!
さて、今日はワインをどんな気分で楽しもうかしら?
ELLE より。

世界の赤ワイン消費量、中国がフランスを抜いて第1位!
世界のワインは中国を目指す!中国も香港も近年著しいワインの伸びを見せているマーケット!!
[世界のワインは中国を目指すーその実態と実情【Part 1】
【香港】 2010年6月1日
近年世界のワイン関係者の間で、中国のことが話題にならないことはないと言っていいほど、
世界のワイン界が中国市場に関心を寄せているのは確かです。
そんな中、2010年5月25日から27日までの3日間、香港で
Vinexpo Asia-Pacific(ヴィネクスポ アジア-パシフィク)が開催されました。
そこでは話題の中心である『中国』『香港』のマーケットを中心に、アジア全体のマーケットを
見据えた世界のワイン界各社各様のさまざまな思惑が見てとれ、非常に興味深いイベントでありました。
『中国』と『香港』のワインマーケットはその中身と背景はかなり違う
実際には中国とひとくちに言っても、『中国本土』と『香港』とでは、
ワイン市場も体制もかなり違い、ほとんど別物としてみる必要があるようです。
【中国編】
中国も香港も近年著しいワインの伸びを見せているマーケットです。
ワインの輸入量の増加はどちらも急増していて、世界のワイン界が注目するのは当然です。
しかし中身を見てみると、マーケットの中身や伸びの背景はかなり違うものがあるようです。
中国本土の人たちにとって、ワインというのはきわめて新しい、西洋のトレンディな飲み物です。
急速に成長した富裕層や、今では一部の中間層の人たちにとって、ワインを飲むというのは、
ひとつの時代の先端であり、ステータスのような感覚があるようです。
中国本土では、圧倒的にボルドーワインの知名度が高く、とりわけ
シャトーラフィットのネームバリューは圧倒的だと言います(脚注1)。
興味深いのは、彼らははじめから赤ワインを好んでいることで、それがボルドーという
知名度で飲んでいるのか、本当に赤ワインの味が好きで飲んでいるのか、今一歩確信が持てません。
シャトーラフィットとシャトーマルゴーとシャトーペトリュスの3本が並んでいたら、彼らは間違いなくラフィットを選ぶそうです。
ワイン関係者の指摘によれば、ボトルの中身が500円のワインであれ、10,000円であれ、100,000円であれ、
ラフィットのラベルが貼ってあればそのワインを買う、それほどラフィットのブランドイメージは高いのだそうです。
このことは、言い換えるとワインの中身はどうであってもかまわないということになり、実際中国での成功は、
ワインの導入期である現在では、いかにブランドイメージを定着させるかにかかっていると言っていいようです。
こういう指摘を聞くと、いかにも中国のレベルが低いと見下すような見方が多くなるわけですが、
私はこうした現象は世界中多かれ少なかれ同じで、ほかのワイン消費先進国といわれる
国の消費者も、実のところ似たり寄ったりではないのかと思っています。
世界のワイン関係者は一様に、中国のマーケット関係者と消費者教育の重要性を挙げており、
これが行われない限り、ワインの面での広がりは難しいとの指摘もあがっています。
今後中国が更なる経済成長を遂げて行けば、全体的な所得水準も上がり、ワインに限らずさまざまな
消費財に中国の人たちの食指が伸びるのは当然の流れのように思います。
中国でのワインビジネスは現状では未知の世界とも言え、これからのマーケットの
舵取り次第で大きくその行方が変わりそうだともいえるのではないでしょうか。

実際香港のワインの小売店頭価格を見てみると、全般的に日本より少し安いのは確かです!
【香港編】
中国本土のワインマーケットに対し、香港のワインマーケットは、
同じように高い伸びを示していながら、かなり事情が違うようです。
香港のワインの急増は、2008年2月から実施された(脚注2)関税の撤廃の影響が大きいことは明らかです。
これによりワインの店頭価格は下がり、消費増に貢献しているのは確かです。
実際香港のワインの小売店頭価格を見てみると、全般的に日本より少し安いのは確かです。
中には20パーセントから30パーセント程度安いワインも散見され、
日本からのワインファンには掘り出し物もありそうです。
現に関税撤廃以降、香港では新しいワインショップのオープンが続いているといいます。
さて香港でのワインビジネスを見る上で非常に重要な点は、香港が明らかにアジアにおける
ワインの流通の拠点、いわゆるワインのハブになりつつあるということです。
香港に世界から流入するワインは急増しているわけですが、それらすべてが香港で消費されているわけではありません。
それらのワインの多くは、周辺の国々に再販売されるケースが多くなっているようです。
Vinexpoの会場では、多くの国の方々とお目にかかりましたが、
シンガポール、マレーシア、インドネシア、韓国、台湾などの方々は、
香港のワイン業者から混載でワインを輸入できるのはとても便利だと言っていました。
【日本への影響】
日本のワインのインポーターも、直接ワインをワイナリーから輸入しているところばかりではありません。
ですから、彼らにとっても香港からワインを調達できることは、わざわざヨーロッパのワイン業者から
輸入しなくても良いと考えれば、朗報ととらえているところもあるかもしれません。
ただ現状では、ワインの輸送・保管といった品質管理面と価格の問題で、どちらにメリットがあるのか必ずしも明らかではないのかもしれません。
しかし、たとえば日本の小売業やレストラン・バーなどへの香港の業者からの直接輸入の道
(ワイナリーからの直接輸入という意味ではありません)が従来より容易に開かれることになるかもしれません。
香港政府のとったワイン関税撤廃策は、アジア全域でのワイン消費の増加を見込んだ、アジアでの
ワインビジネスの拠点を獲得するという大きな経済戦略であるといえるでしょう。
ヨーロッパの大量ワイン消費国のワイン消費は減少する一方です。
現状は、ヨーロッパ以外の世界市場の拡大が、その減少分を補っています。
もし中国が本格的にワインを飲み出すことが現実化すれば、
世界のワイン生産者にとってこの上ない朗報といえるでしょう。
しかし果たして本当にそんなにうまく物事が進むのかどうか。
今後の中国と世界のワイン界の動きを注視していきたいと思います。
最後になりましたが、Vinexpoの会場では各国のワイン生産者達から熱心に日本の市場について聞かれました。
彼らは日本にはワインをきちんと理解する優れた消費者がたくさん存在するということを知っています。
しかし同時に自分の(自社の)ワインがなかなかその消費者に届かないという現実も知っているようです。
中国のワイン消費が増加したとしても、それ自体が日本に直接影響を及ぼすことはあまりないように思います。
しかし日本のワインマーケットはかなり硬直化していて、いわゆるガラパゴス化をしているようにも思います。
是非世界の優れたワインが、日本の消費者に届くようになるといいと思います。
(伊藤嘉浩)
WORLD FINE WINES on line より。

香港がワイン王国だというのを初めて知りました!
香港がワイン王国だというのを初めて知りました!まさかと思いましたが「香港のワイン事情」を検索し良かった!!
今日のまとめ。
エノテカ立ち上げ前の26歳から38歳の時、年2~3回のペースで行っていた。
中国と英国の伝統、これを見事に融合しているのが香港。
非常に魅力的でエネルギッシュだった。アジアのニューヨーク言えば、東京ではなく香港だった。
現在海外にはコーナーショップを含めて35の店舗があるが、全ては1号店の成功があったから。
支えてくれたのが香港のクイーン=大物実業家、ジョージ・ホーさんだった。
「マカオのカジノ王」と呼ばれたスタンレー・ホーさんの親戚で、高級ホテルの
マンダリンオリエンタルなどを運営する複合企業ジャーディン・マセソンの取締役を務めていたホーさん。
エノテカは英字新聞の広告を出しており、それを見たホーさんが連絡してきた。
そのことを「うちについに香港から引き合いがきたよ」と妻に話したら一言。
「私その人を知っている」。
彼女が学生時代に米国を訪れた際に、ホームステイ先の方がホーさんと大親友で、妻もホーさんと何度も食事に行ったという。
そしてワインをこよなく愛するホーさん。仲良くなるのに時間は必要なかった。
エノテカに出資し、株主だったホーさん香港進出の時は様々な知見を与えてくれた。
店の立地や販促、賃料交渉でも力を貸してくれた。
そしていつも「your life is just in front of you」と励ましてくれた。
14年に94歳で亡くなられたが、その言葉は今も私と共にある。
香港がワイン王国だというのを初めて知りました!エノテカの広瀬さんとホーさんとは不思議な縁で繋がっていたのですね!
人の縁の大事さを改めて、思わせるのがこの広瀬さんの記事でした。
これからは香港のワイン事情を知った以上は、注目しなくてはいけません!
まさかと思いましたが「香港のワイン事情」を検索し良かったと思っています!!
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