満面の笑みで初めて釣り上げたサクラマス!
赤川サクラマス釣行・初日!念願の!初めて来た赤川で心が踊る!
[サクラマス①]サクラマスと言えば赤川と九頭竜川!サクラマス釣りの両横綱は、北の赤川、南の九頭竜川です!!
赤川は朝日山系を源流として、月山の裾を流れて酒田と鶴岡の間を日本海へ流れている川です。
かつては最上川の支流でしたが、度重なる洪水を回避するために、今の放水路を流れています。その赤川は巨大なサクラマスが釣れる川として、全国に知れ渡っています。
一方の九頭竜川は白山の懐にある九頭竜湖を水源として、福井市を流れて日本海に至る大きな川です。川幅も広く、釣れるポイントの多いい川です。
赤川が河口から第3堰堤までの1.8kmを最上ランクのサクラマスの生息地としているのに対し、九頭竜川は幼稚園前までの5kmと長い釣り場で、釣り場が多く、川幅も広い上に素晴しい景観美で、魅力に溢れています。
赤川は放水路として整備したために、直線的に日本海に流れ出すため、景観美に乏しいきらいがあります。
サクラマスの魚影はどちらも引けを取らない河川ですが、赤川は1.8kmと短く入渓ポイントが絞り易い利点があります。
一方の九頭竜川は各所に趣の違った魅力に溢れていて、何処に入ったら良いのか迷うほどです。
先ずは赤川釣行を記述してゆきます。


画像は 上が九頭竜川 下が赤川です。
[サクラマス②] サクラマスは幻の魚で、5年や10年では釣れません、20年たってもまだ釣れない!それがサクラマス!!
私の始めてのサクラマス釣は赤川です。その2年前に、大物釣り師本波幸一氏の赤川釣行をBSで見てからサクラマスにハマりました。
この時が、渓流釣りからルアーフィッシングへの転機になりました。
ロッドとリールを購入し、近場の宮ヶ瀬ダムでキャスティングの練習にあけくれる日々の始まりです。
本波さんの赤川釣行を何十回となく繰り返し見て、赤川のサクラマスの遡上ルートと河川の特徴を、頭に叩き込みました。
サクラマスにとって、一番大事なのがサクラマスの遡上するルートを知ることです。
何故かは前記したように、サクラマスは5年や10年で釣れる魚ではなく、幻の魚だからです!
これを肝に命ずるために、BSで本波さんを見続け訓練を重ねて、釣れるであろう場所と、サクラマスの遡上するルートを脳裏に描きました。
赤川釣行計画は、本波さんと全く同じ3月22日から28日までの一週間に絞り込み。
この時期は、第一陣のサクラマスが遡上する時期だそうで、でそれに合わせたのです。
画像は、愛用のロッドumfウエダのStinger Laxa 8ft2inと、リールはSHIMANOのステラ3000HGです。背景は九頭竜川。


私が使っているのはウエダのスティンガーディープとシマノのステラ3000HG.
本波幸一さんが、赤川のいつもの場所で釣り上げた巨大なサクラマスです。

本波幸一さんが釣り上げた巨大なだクラマス。
この場所が赤川No.1の遡上ルートで、ここに立てるかどうかが、私の夢で、釣れるかどうかにかかっています!

これが赤川第三堰堤で、ここで遡上のタイミングを見計らっているのです。
赤川で神様に出会えました!私を知っている人が!混み合う中・そこへ入れてくれました!
[サクラマス③] サクラマス
日曜日の深夜零時に横浜を出発し、赤川の河口に立ったのは午前8時。日曜日なので赤川は、人で溢れていて入る余地がありません。入漁券を購入していざ赤川へ!!
まずは河口でキャスティングの練習を繰り返し、10時頃には上流へ移動。
一番人気の右岸(昨日のブログで本波幸一さんが釣ったところ)は、人で溢れていて入る余地がありません!
やむを得ず左岸の第三堰堤下へ、だがここも人が多く入る余地が、全く見つかりません。
そうこうするうちに、釣り人の一人に声をかけられました。もうすぐ帰りますのでどうぞと譲ってくれました。

この真正面にサンスイの方がいて、そこに入れていただきました。左岸はここがNo. 1!
彼は渋谷のサンスイに以前勤めていて、私のことを知っていて、声を掛けてくれたのでした。
私は赤川で知人に会うとは夢にも思いませんでした。赤川の神様に出会ったような気分でした!!
彼曰く、先ほどここでアタリがありましたので釣れるかもしれません、と言い残して、東京に帰っていきました。
思いもよらずに赤川の一級ポイント第三堰堤下に立てました。憧れの赤川です、しかも第三堰堤下、夢心地の中—–無心で何度となくキャスティングを繰り返しました。

この第三堰堤下が絶好のポイントです。左岸右岸共によく釣れます。
頭の中は、嬉しさのあまり空っぽ状態—–。上の画像の一番右側に入れてもらいました。
[サクラマス④] サクラマスは、願いが強ければ強いほど釣れる!私のサクラマス釣りの方程式です!
頭の中は嬉しさのあまり空っぽ状態——そんな中、一瞬強いアタリ——ウソでしょう、こんなことはあり得ない!
でもラインの先には何かがいる—–喰ってきたのです、ウソのような本当の話です!
頭が真っ白になって虚ろな私がステラのリールを巻き上げていました。
とてもとても長い時間をかけて引寄せた気がしますが、実際にはほんの僅かでしょうか!
寄せに入りましたが—–まだサクラマスかどうか分かりません、強烈な引きが続きやがて白銀に光る魚体が見え隠れ—–サクラだサクラだ!!
さらに慎重に引寄せタモ網にゲット。嬉しさのあまり何がなんだか良く分かりません。
そうです初めての赤川釣行の初日第20投ぐらいで、しとめたサクラマス—–銀色に輝き宝石のようです。
やがて漁協の方が来て、おめでとうと言ってから、計量。53cm1.8kgのとても立派なサクラマスがそこにありました。

私が最初に釣り上げたのがこのサクラマス。
思いもよらず、私の知らない人から声をかけられて、場所を譲ってもらい一時間足らずで、サクラを掛けた、ウソのような本当の話です。
サクラマスは幻の魚、釣れたのは腕前ではなく、願いが余りにも強く—–それで釣れたのです。
「サクラマスは、願えば釣れる」—–私の教訓であり方程式です。 使用したスプーン—–「SHIMANOサクラマスSP22gオレンジ」の画像

このサクラマスを最終日に釣り上げた!右岸です。
赤川釣行最終日!念願の・本波さんの位置に立てました!ここが赤川・No. 1の釣り場!
[サクラマス⑤] 夢の続きは あるのでしょうか? この話は、前回(12/3 のサクラマス④)の続きです。
月曜日から連日の雨で、赤川は濁りが入って釣りにならない日が続きました。
釣行最終日の金曜日、前日から本波さんが見えていて既に一尾掛けていました。流石赤川を知り尽くした—–本波幸一さんです!
私は憧れの右岸で本波さんが、サクラマスを釣った同じ場所(ビデオで何回見て確認した—–石を敷き詰めたこの場所を)、この石畳に立つために二時半に、ここに来ていました。
この早さでは周りには、まだ誰もいません!本波さん達は、三時に来ましたので場所を譲りましたが、そこはあなたがと言って、すぐ私の上に入りました。
流石はプロの釣り師、釣りのマナーが備わっています。
私の読みは、サクラマスは同じルートを遡上してくるので、この場所でキャスティングすれば、釣れる確率が上がると読んでいたのです。
暗闇の中、明るくなるのをジーと待って、暗闇の中で時間を過ごすのはいかに大変かわかりました。
だが待ち切れずに、薄明かりの中リールをロッドにセット!
五時を過ぎた頃、憧れていた——石畳の上に立つ、第一投をやや上流にキャスト——念願の赤川でしかも「第一級ポイント第三堰堤下右岸の石畳」——この石畳に立つために赤川に来たのだ!!

本波幸一さんが居たから、サクラマスと会えた上に釣ることが出来たのです!感謝感謝です。
そしてここに立てたのです!!あのビデをで何度も見た石畳の上に、今私が居ます!
赤川の水温は3℃、本波さんが言うには5℃以上はほしいと言っていたので、まずサクラマスが口を使ってこないであろう—–コンディション。二投三投と川の中央めがけてキャスティング、思い切り投げても川のセンターには届かない。
さてどうでしょうか??

上の写真は、私がキャスティングした場所です。河口から1.8kmです。
[サクラマス⑥] 赤川釣行最終日 二尾目があるのか?
川の中央めがけて二投三投とキャスティング、思い切り投げても川のセンターには届かない。
目で川幅を見るとセンター付近で向こう側の人とラインが絡みそうに見えますが、決して交錯すろことはありません。
第五投目ぐらいにアタリが、だが魚信がない——サクラではなく流木を掛けたと思って、引寄せるが重すぎて寄ってこない。
渾身の力でさらに寄せる——大きな流木を掛けたと思っているので、喜びはない。
さらに寄せてくると、やがて魚信らしき響きがラインから伝わってきた——これはもしやサクラではないのか——-ロッドのしなりを見た近くの釣り人が廻りを囲む——–やがて白銀の輝きが水面を叩いた、信じられないことにラインの先には、サクラが踊る!!
やがて隣人がタモ網をセット、難なく二尾目のサクラをゲットしました。

この立派な体格のサクラマスが釣れたのです。
白銀色に輝く宝石のように綺麗なサクラマスでした。渾身の力で引き寄せたので口に掛かった、スプーンでサクラマスの口が切れていて—–ハズレる寸前!!
本波幸一さんが、おめでとうと言って私が釣ったサクラマスを計測してくれました、55cmで2.2kgでした。
赤川釣行の初日に一尾と最終日に二尾目、そんなことがあるんですね!
これは何度も述べますが願いが強よいから釣れたと思っています!!で無いとサクラマスはそんな簡単には釣れません!!
今日の投稿は、2015年11月30日サクラマス①、2015年12月1日サクラマス②、2015年12月2日サクラマス③、2015年12月3日サクラマス④、2016年1月30日サクラマス⑤、2016年1月31日サクラマス⑥、の各記事をまとめて、2019年8月16日に改めて新規投稿しました。2018年7月5の記事「初めての赤川サクラマス釣行!赤川には神様がいました」と一部重複しています。
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