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樹上で自然乾燥する葡萄のワイン!ゾッラ2017!樹上アパッシメント?!
今日は、先日投稿した樹上で自然乾燥する「葡萄・マルヴァッジアネーラ」を紹介しましたので、今度はそのワインを紹介します。
その名は「ゾッラ・マルヴァッジアネーラ2017」です。

ゾッラはサレントのワイン。
私は樹上で自然乾燥するブドウに大変興味があり、どうしてもそのワインを飲みたくなりました。
そしてそのワインを手に入れることができ、大変幸せです。
ではそれはどんなワインでしょうか?
高樹齢のマルヴァジア ネーラ100%。 集約された果実味が見事な1本。
畑は、タラントとブリンディシの2ヶ所に分かれています。
栽培農家は2軒で、合わせて20haです。
葡萄の仕立ては伝統的なアルベレッロ(株仕立て)、収穫は、9月の中旬に行います。
収量は、1ha当たり6〜7トンです。ここでもやはり、樹の上で自然に乾燥するようにしてから収穫しています。
除梗、破砕し、ステンレスタンクに入れます。
発酵は25〜28度に温度コントロールしながら8〜10日間、その間にポンピングオーバーを行います。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行い、1年使用したバリックで6ヶ月熟成させています。
大部分がフレンチオークですが、一部アメリカンオークを使用します。
マルヴァジア ネーラの畑を探している際、ファルネーゼ グループの社長ヴァレンティーノ。

ファルネーゼ・グループの製造責任者?とゾッラ。
この樹齢の高い畑を見るなり、誰よりも早く「この畑の農家と契約をするべきだ!」と主張しました。
この葡萄の持つ高いポテンシャルを一目で見抜いていたのです。
そして、通常では行わないマルヴァジア ネーラ100%でワインを造りました。
ヴィニエティ デル サレントのエノロゴ、テオ ダッポリート曰く、「樹齢の若い葡萄では、決してこのようなワインにはならない」。
葡萄の栽培農家の人々も、このワインの出来を見て非常に驚き、喜んでいます。
ゾッラは、土を掘り返した際に出てくる「粘土の塊」のことです。
商品コード I724 商品名 Zolla Malvasia Nera 生産者名 ヴィニエティ デル サレント ヴィンテージ 2017年
希望小売価格(税抜) 2,100円 容量 750ml 色 赤 飲み口 フルボディ 葡萄品種 マルヴァジア ネーラ
栓の仕様 NODATA アルコール度数 14 国 イタリア 生産地域1 プーリア 熟成 フレンチオークの樽(1年樽)で6ヶ月熟成
ヴィンテージ情報 「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2018」で96点 JANコード 4935919057240
商品説明 Zolla Salento Malvasia Nera 2017 Vigneti del Salento
【赤】【フルボディ】 等級 : Rosso I.G.P. Malvasia Nera Salento 葡萄品種:マルヴァジア ネーラ 100% 平均樹齢 : 40〜50年
熟成:バリック(フランスとアメリカ産で)6ヶ月 アルコール度数 : 13.0%

イタリアでも希少な葡萄!マルヴァッジア・ネーラ100%のゾッラ。
樹の上で自然乾燥させてから収穫!ゾッラとは土を掘り返した際に出てくる「粘土の塊」!
樹齢の古い素晴らしい葡萄樹の畑を見つけたため、100%マルヴァジア ネラで醸造することを決めたイタリアでも希少な赤ワイン。
通常はブレンドに使われることの多いマルヴァジア ネーラを単一で醸造しています。
樹齢の古い素晴らしい畑を見つけたため、100%マルヴァジア ネーラで造ることにしたそうです。

これが「マルヴァジア・ネーラ」の葡萄で、このように樹上で自然乾燥してから収穫する。

畑は、タラントとブリンディシの2か所に分かれていて、葡萄の仕立ては伝統的なアルベレッロ(株仕立)です。
平均樹齢は40〜50年。収穫は、9月の中旬に行います。
収量は、1ha当たり6〜7トン。除梗、破砕し、ステンレスタンクに入れます。
発酵は、25〜28℃に温度コントロールしながら8〜10日間行います。その間、ポンピングオーバーを行います。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行っています。
紫色を帯びたルビー色。アマレーナ(黒サクランボウ)やラベンダー、チョコレート、カカオ、タバコなどの香り。
味わいは果実味が豊かでフレッシュさと軽くミネラル感もあり。
-ワイン誌評価– 2017VT ビベンダ2019 3グラッポリ ルカマローニ ベストワイン年鑑2019 95点
2016VT:ビベンダ2018 3グラッポリ 2015VT:ルカマローニ ベストワイン年鑑2018 96点 2014VT:ビベンダ2017 3グラッポリ
ルカマローニ ベストワイン年鑑2017 93点 相性の良い料理:サラミ盛り など
VIGNETI DEL SALENTO 住所 : Via G. L. Marugi, 66 – 74010 Manduria (Taranto)
設立 : 2013年 オーナー : Gruppo Farnese エノロゴ : Dennis Verdecchia アグロノモ : Orlando Galasso
年間生産量 : 6,000,000本 所有ブドウ畑 : 150ha
ファルネーゼ グループがプーリアで展開する新たなプロジェクトです。

ファルネーゼグループのオーナーヴァレンティーノ氏。
畑は大部分はマンドゥーリアとサーヴァの町にあり。
何年にも渡ってファルネーゼ グループのエノロゴ フィリッポと一緒に仕事をしてきた農家が所有しているものです。
平坦な土地で、周りに湖はなく、山もないため雪解け水が畑にもたらされることもありません。
畑の土は赤色をしていますが、これは鉄分を多く含んでいるためです。
赤土のほかに粘土質の土壌があります。また、下層土は石がたくさん詰まっていいて、土地は痩せています。

ゾッラとは粘土の塊の意味です。
そのため、葡萄は地中に水分や栄養分を求めて、深く根をはります。
日中は大変暑く、6月から収穫の時期までの約3ヶ月は40度にもなります。
しかし、夜は北東のアドリア海から南のイオニア海に向けて冷たい風が畑の中を吹き抜けるため、昼夜の寒暖差がもたらされ、畑が暑くなりすぎるのを防いでいます。
栽培は、葡萄を育てたことのない季節労働者ではなく、知識も経験も積んだ人々に任せるのが一番と考え。
古い葡萄の樹を持っている栽培農家と長期に渡る契約を結んでいます。
ゾッラのラインは全て少し遅摘みにして乾燥させています。
これは、プーリアの中では自然のやり方です。
「ゾッラ・マルヴァッジアネーラ2017」の試飲記録 2019-09-24-27-29
ゾッラは樹上で葡萄が自然乾燥してから収穫する、言わば樹上アパッシメントです。

これは樹上でしぼんでいく葡萄の「ネレッロ・マスカレーゼ」です。
このワインが楽しみでした。
ゾッラの風貌が好きで購入したからです。
外観:グラスに注いだ瞬間、ルビーレッドの綺麗な色合いでしたが、やがてグラスを満たすと濃いガーネットに落ち着いた。
アロマ:このマルヴァッジ・ネーラの葡萄のアロマもカシスの香りが立った。
ボディ:飲み応え充分のフルボディ。
アタック:口に含んだ時、マルヴァッジのフレーバーだろうか、不思議さが口の中に漂った。
まさにそれがマルヴァッジだろー!
評価は高く四つ星++。
ストラクチュア:このワインはタンニンの強いワインだ、これもマルヴァッジだろー!
口に含んだ瞬間の酸味がストラクチュアの凄さを物語っていて、素晴らしいストラクチュア。
一口評:樹上で自然乾燥する葡萄と、アルベロベッロ仕立てが、楽しみでした。
樹上アパッシメント—–そう来たか!
これはマルヴァッジの味わいのワインだ!
これもファルネーゼ独特のもので、トゥルッリとは一線を画すフレーバーが独特で不思議に思えた!!
ゾッラの「粘土の塊」とはナンダロー??
このワインも又三日目と五日目に若さが和らぎ、更に美味しくなっていました。
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