楽しさが推進力 天高く舞う?!はやぶさ2!空き缶サイズの人工衛星「カンサット」!

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楽しさが推進力という津田雄一さん!


楽しさが推進力 天高く舞う?!はやぶさ2!空き缶サイズの人工衛星「カンサット」!

 

小惑星探査機「はやぶさ2」が12月、地球に帰還する。

プロジェクトを率いる津田雄一さんはチームワークと冷静沈着な準備を武器に数々の「世界初」を成功させてきた。

「引き受けた仕事には自分の思いを吹き込む」と熱い想いわ胸に挑戦を続ける。

忘れられない出来事がある。

東京大学大学院だった1999年、米ネバダ州ブラックロック砂漠でのこと。

ここで主役は津田さんらが手作りした空き缶サイズの人工衛星「カンサット」。

高さ20kmまで小型ロケットで打ち上げた。

カンサットは、パラシュートを開いて、順調に地上に戻ってきた。

しかし無線で送られてくるはずの地球の撮影データーが届かない。

打ち上げ直前に改良した通信装置が動かなかったのが原因だった。

良かれと思い手を入れたが、時間がなくチェックをしないまま打ち上げてしまった。

「確かめずにやると痛い目に合うぞ」。

この時、そう心に刻んだ。

「ドラマを起こさない」はやぶさ2について津田さんはこう語る。

初代「はやぶさ」はエンジンの故障を始め、数々のトラブルを乗り越えて地球に帰還。

ドラマチックな展開が国民の関心を呼んだ。

2台目は淡々と、着実に任務を遂行するとの決意の表明だった。

 

 

スペースシャトルに続き!宇宙工学を志し東大へ!

スペースシャトルに続き!宇宙工学を志し東大へ!

 

宇宙に関心を持ったのは米国に住んでいた小学生の頃だった。

米フロリダ州のケネディ宇宙センターを訪れた際、

スペースシャトルを打ち上げる発射台組み立て棟の大きさに圧倒された。

多くの人々が働く様子を見学し、「一人の人間ではできないことをやっていることが印象的だった」。

究極の乗り物としての宇宙船に興味を持った。

大学を受験する際、宇宙工学ができる研究室を探して東大に決める。

ところが高校3年生だった94年秋、突然視力を失った。

朝起きると視野の一部がかけ、数日すると全く見えなくなった。

最初は「時間が経てばなんとかなる」と思っていた。

だが1週間経っても2週間経っても回復しない。

入院した北里大学病院でも原因は全くわからない。

受験どころか「これからの人生はどうなるんだろう」と絶望的な気持ちになった。

幸い2ヶ月すると原因はわからないものの次第に回復した。

無事に東大に合格した。

「学校から遠いい病院まで何度も足を運んでくれた教師や、

塾の講義を録音して届けてくれた友人たちに支えてもらった」。

「ハワイに行きたいやつはいないか」。

98年担当教官の中須賀真一元東京大学教授から学生らに、突然声がかかった。

津田さんは内容も聞かず「学校のお金でハワイにと」喜び手を挙げた。

行き先は日米の大学から宇宙工学の教官や学生が集まる「日米大学宇宙システム会議=USSS98」。

行き先は日米の大学から宇宙工学の教官や学生が集まる「日米大学宇宙システム会議=USSS98」!

現地で遊ぶどころではなく、二日間の会議では常に会場に缶詰め状態だ。

だが、衛星の政策や打ち上げなどについて熱心に交わされる議論は「新鮮で面白かった」。

帰国するとさっそく研究室の学生らで空き缶サイズの超小型衛星作りにとりかかる。

学会で米スタンフォード大学のロバート・トイッグス教授=当時 が呼びかけた、

学生の手で超小型衛星作って打ち上げ用とプロジェクトに参加するためだ。

今でこそ小型衛星のパイオニアとして知られる中須賀研究室だが、

当時はシミレーション研究が主流で、実際に衛星を作るのはその時が初めて。

研究室1期生の津田さんを中心に20人の学生が総出で取り組んだが、はんだ付けのやり方すらもわからない。

東京・秋葉原の電気店街に足しげく通うなどして回路を作った。

しかも空き缶サイズの人工衛星など作った人はいない。

通信機をどう作るか、電源をどうするかなどすべてゼロからのスタート。

宇宙航空研究開発機構=JAXA など専門家の教えを請いながら、「

新しい世界を自分たちで作る感じで興味の赴く=おもむく ままにやった」。

「仕事は面白くないといけない」。この時、今も胸にあるこの思いを強くした。

やりたいことだけでは仕事にならないが、与えられたものを処理するだけの「かたづけ仕事」はしない。

どんな仕事にも自分なりのこだわりや工夫を加えたうえで自分にしかできない仕事に仕上げる、と決めた。

 

 

「自律的に考える集団に」黒子に徹しチーム束ねる、津田雄一さん!

「自律的に考える集団に」黒子に徹しチーム束ねる!!

 

はやぶさ2もそうだ。

初代はやぶさで実証された技術を生かし、小惑星「りゅうぐう」に着陸し、

岩石の破片などのサンプルを地球に持ち帰れば合格点。

だが津田さんらはりゅうぐうの表面に金属弾を撃ち込んで人工クレーターを作り、

内部のサンプルを採取するなど新たな試みをいくつも加えた。

「メンバーが楽しみながら仕事ができ、はやぶさ2の魅力が増やせる変わり種をふんだんに盛り込んだ」。

人工クレーターや内部サンプルのほか、小型ロボットによる

小天体の移動探査など、達成した世界初の試みは7つにも及ぶ。

リーダーとして先頭に立ってけんいんするタイプではない。

「仲間が何をやりたいと考えているのかが大事だと思っている」。

メンバーがそれぞれ経験を積むことで全体がうまくいくと考え、

若手には「いかにいい失敗をさせるか」に気を配った。

「指示を待つ集団ではなく、自律的に考えて失敗を乗り越える集団にしたかった」。

はやぶさ2はりゅうぐうの地形が険しく着陸方法を急きょ変更した。

はやぶさ2はりゅうぐうの地形が険しく着陸方法を急きょ変更した!

当初は半径50mの精度を想定していたが、着陸の誘導方法を改良するなどして60cmの精度での着陸に成功した。

メンバーは短期間にいくつものアイデアの可能性を慎重に確かめ、当初の計画とは全く違ったプランを練り上げた。

「僕が思いつかないことをいっぱい考えてくれてうれしかった。

芸術作品を見ているようだった」。

年末にははやぶさ2がりゅうぐうから持ちかえった、

小石などを収めたカプセルを、オーストラリアのウーメラ砂漠に降下させる。

途中で燃え尽きないよう精密な誘導が不可欠。

りゅうぐう着陸に並ぶプロジェクトの山場だ。

ドラマを起こさずに無事地球に帰還できるか。

はやぶさ2の最後の大仕事を見守っている。

小玉祥司 井上昭義撮影  日経新聞。

 

 

はやぶさ2のJAXAチームメンバー!


My Charge!無類の肉好き!焼き方の追求!家族に振る舞う!!

 

肉、特に牛肉が好き。

分厚いステーキや焼肉が好きで、ストレスを発散したいとき、

時間があれば自分で肉を焼いて家族に振る舞う。

はやぶさ2が小惑星「りゅうぐう」に2度の着陸を成功させた2019年は、忙しくて肉を焼く暇はなかった。

肉といえばプロジェクトの仲間たちと店にトンカツを食べに行ったくらい。

はやぶさ2が地球へ帰還へ向かっている今年になって、

ようやく自分で肉を焼く時間が取れるようになった。

牛肉をいかに美味しく焼くことができるか。

以前から試行錯誤してきたが、「最近編み出した方法があるんですよ」と打ち明ける。

3cmぐらいの厚い肉をまずオーブンを使って低温でじっくり火を通す。

それから表面をフライパンでさっと焼き、シンプルなソースをさっとかける。

「スーパーで買った肉でも美味しく焼けます。

試してみてください」。

あまりにも美味しかったので、夢にまで出てきて2度美味しい思いができたと笑う。

ただ、夫人は肉よりも野菜が好きだそうだ。

自分の手を動かす「DIY」も活力源になっている。

休みの日には家具などを作る手に熱が入る。

本棚や子供の机などを手がけてきたが、一旦作業を始めると細かいところまでこだわってしまう。

これまで作って一番楽しかったのは本棚だ。

まず家の間取りを調べて細かな壁の凹凸まで確認し、壁にぴったり収まるよう設計する。

設計に従って木材に細かな削りまで入れて、組み立てる。

本棚は構想から完成するまで2年もかかった。

その間、ずっと木材が自宅に置きっぱなしだったため、「家族には怒られた。

だが完成し、ぴったりと壁に収まったときの達成感は大きかった。

学生時代は実際に自分たちの手を動かして衛星を手作りしたが、

JAXAでの探査機の製造はメーカーに任せる。

はやぶさ2などは打ち上げてしまうと手が届かず、歯がゆい思いをすることも少なくない。

自分で手を下せないことがストレスに感じることもあり、

自分の手を動かして何かを作ることで、ストレス解消につなげる。

最近は同僚と立ち寄った文具店で目にしたアニメ「機動戦士ガンダム」の

プアモデルを購入し、組み立て理ことに熱中している。

次にこの件について詳しく検証してみます。

 

 

地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求!

小惑星イトカワ・S型・C型を探査!地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求!

 

[小惑星探査機「はやぶさ2」]

「はやぶさ」後継機として小惑星サンプルリターンを行う小惑星探査機。

「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワ(S型)とは別の種類の小惑星(C型)を探査することで、

惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求する。

「はやぶさ2」は、基本的には「はやぶさ」で行ったサンプルリターン方式を踏襲します。

ただし、より確実にミッションを行えるよう、信頼性を高める様々な改良が加えられています。

またその一方で、小惑星表面に人工的なクレーターを作り、地下のサンプルを持ち帰るといった、

新しい技術を使ったミッションにも挑戦していきます。

太陽系天体探査技術を向上させることも、「はやぶさ2」の重要な目的です。

「はやぶさ2」が目指す小惑星は、(162173)リュウグウです。

リュウグウはC型の小惑星ですが、太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の

水や有機物が、今でも残されていると考えられています。

地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか。

そのような疑問を解くのが「はやぶさ2」の目的です。

はやぶさ2の使命は「生命の起源を探れ」!

また、最初にできたと考えられる微惑星の衝突・破壊・合体を通して、

惑星がどのように生まれたのかを調べることも「はやぶさ2」の目的です。

つまり、「はやぶさ2」は、太陽系の誕生と生命誕生の秘密に迫るミッションなのです。

JAXA 記事より。

JAXA はやぶさ2プロジェクト

[目的]

太陽系には小惑星と呼ばれる小さな天体が多数存在しています。

大きなものでは直径が1000kmくらいの小惑星もありますが、より小さなものが多く、

最近では大きさが数mの小惑星も見つかるようになりました。

このような小さな天体を探査する理由は、どこにあるでしょうか。

それは、意外にも我々自身、我々が住む地球を理解することに繋がっているのです。

[小惑星を探査し、地球を理解する]

地球などの惑星は、元は小さな天体が集まってできたと考えられています。

しかし、惑星が誕生する過程でいったんどろどろに溶けてから固まっているため、

惑星をつくった元の物質についての情報は失われています。

いっぽう、小惑星や彗星はあまり進化していない天体ですから、

太陽系が誕生した頃やその後の進化についての情報を持っていると考えられています。

これらの天体は、「始原天体」とも呼ばれています。

このような天体を調べることにより、太陽系がどのように生まれ、どのように進化してきたのか、

また私たちのような生命をつくる元になった材料がどのようなものであったのかについて、

重要な手がかりが得られる可能性があります。

そして、このような知識は、太陽系だけでなく、その他の惑星系の誕生や進化を比べる上でも不可欠です。

小天体の探査目的は、科学だけではありません。

小惑星や彗星は、過去に何度も地球に衝突しており、そのたびに当時の地球環境に大小様々な影響を与えてきました。

6550万年前の恐竜絶滅の原因とされる天体衝突から、最近ではロシアに落下して被害を与えた隕石もありました。

「宇宙からの天災」は今後も発生するであろうと容易に推測されます。

こうした天体の地球衝突に備える「スペースガード」活動の一環としても、地球に近づく小天体の探査は重要なテーマです。

また、地球に接近する軌道を持つ小天体は、月に続く近未来の有人探査のターゲットとして近年大きな注目を集めています。

さらに遠い将来、人類が深宇宙空間に進出した暁には、月や火星のような重力の大きな天体ではなく、

重力の小さな小天体の資源を利用するほうが効率的だと考えられます。

このような利用方法を探る上でも、小惑星探査は重要なのです。

 

 

はやぶさ2!JAXAで開発された小惑星探査機!

はやぶさ2!JAXAで開発された小惑星探査機!!

 

[はやぶさ2は、小惑星探査機「はやぶさ」

(第20号科学衛星MUSES-C)の後継機として

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) で開発された小惑星探査機である。

地球近傍小惑星 「リュウグウ」への着陸およびサンプルリターンが計画されている。

「はやぶさ2」という名称は探査機を用いる小惑星探査プロジェクト名にも使われている。

2014年12月3日に種子島宇宙センター大型ロケット発射場からH-IIAロケット26号機で打ち上げられた。

[外部リンク特徴]  

世界で初めて小惑星の物質を持ち帰ることに成功した探査機「はやぶさ」の後継機で、

初号機が小惑星往復に初めて挑んだ「実験機」だったのに対し、有機物や水のある小惑星を探査して

生命誕生の謎を解明するという科学的成果を上げるための初の「実用機」として開発された。

基本設計は初代「はやぶさ」と同一だが、「はやぶさ」の運用を通じて明らかになった問題点を解決した改良機となっている。

サンプル採取方式は「はやぶさ」と同じく「タッチダウン」方式であるが、事前に爆発によって

衝突体を突入させて直径数メートルのクレーターを作ることにより、深部の試料を採取できるようにした。

採取した物質は耐熱カプセルに収納して、地球に持ち帰る予定である。

着陸用小型ローバーの「ミネルバ2」(2-1A, 2-1B, 2-2の計3基)、

およびドイツとフランスが開発した小型着陸機「マスコット」も搭載した。

[はやぶさからの変更点] 

[小惑星探査機「はやぶさ」の着陸想像図]

筑波宇宙センターで展示されているはやぶさ2の実物大モデル

先代が航行途中に多数のトラブルに見舞われたため、安定航行を目的として様々な変更がなされた。

「はやぶさ」のようなパラボラアンテナに代わり、

「あかつき」と同様の高利得平面アンテナ(スロットアレイアンテナ)を使用し、破損があった

化学燃料スラスタ配管の再検討や姿勢制御装置であるリアクションホイールの信頼性向上などの改良が行われた。

イオンエンジンはμ10の推力を 8 mN から 10 mN へと向上させた改良型を搭載した。

また、試料を取るための方法も大幅に改良された。

まず新機能として、小惑星表面だけでなく小惑星内部の

砂礫の採取のための衝突装置 (SCI:Small Carry-on Impactor) を搭載した。

SCIは成形炸薬を内蔵しており、探査機本体から切り離された後本体が小惑星の陰に隠れる約40分後に起爆し、

重さ 2 kg の純銅製衝突体を爆圧によって変形させつつ目標天体に衝突させ、クレーターを作る。

このクレーター内または周辺で試料を採取することにより小惑星内部の調査が可能となる。

JAXAとしてこのような構造を持つ探査機は初めて[要出典]。

JAXAとしてこのような構造を持つ探査機は初めて!

SCI 全体の質量が 18 kg、爆薬の質量は 4.7 kgある。

銅板の質量は 2.5 kg だが、発射時に一部がちぎれて弾丸としては約 2 kg になる[要出典]。

衝突体の衝突時には本体は小惑星の裏側へ退避するため、

衝突の様子を撮影するためにDCAM3と名付けた分離カメラを装備した。

初代はやぶさのように試料採取用の筒(サンプラーホーン)を小惑星の表面に当て、内部でプロジェクタイルと

呼ばれる弾丸を打ち出し、それを小惑星表面に当てることで舞い上がった砂礫を採取する。

プロジェクタイルの形状は「はやぶさ」の弾丸型から円錐型へと変更される。

頂点の角度は90度に設定されており、プロジェクタイルが3 g以上の

質量を持つ場合には弾丸型よりも効率的な試料採取が可能となる。

もし初号機と同じように弾丸が発射されなくてもサンプルを引っ掛けて持ち上げられる仕組みも追加された他、

サンプルから発生したガスも採取できるように改良されている。

2014年11月には、NASAのオサイリス・レックスが小惑星で採取したサンプルと

はやぶさ2が採取するサンプルを相互に提供し合うことで合意した。

はやぶさ2には、サンプラホーンの先端を撮るカメラCAM-Cも搭載されており、これはJAXAへの寄付金で作られた。

満身創痍での運用となった初代と比べ、確実に運用する為の改良が行われた。

たとえば、初代はやぶさにおいてイトカワに着地させることが出来なかった「ミネルバ」

(着地探査ローバー)の搭載数は、1基から3基に増加、ドイツ航空宇宙センターと

フランス国立宇宙研究センターが共同開発した着陸ローバー「マスコット」

(MASCOT, Mobile Asteroid Surface Scout)と併せて運用される。

また初代では信頼性強化のために施した改造が裏目に出て3基中2基が運用不能となったリアクションホイールについては、

3基から4基へと増備され、なおかつ最後の1基はなるべく着陸時までは温存するため、

はやぶさ帰還時の運用経験を活かし可能な限り1基のリアクション・ホイールと太陽光圧を利用した運用を行っている。

はやぶさ帰還時の運用経験を活かし可能な限り1基のリアクション・ホイールと太陽光圧を利用した運用を行っている!

また、新たにKaバンド(32 GHz帯)の高速通信が可能な平面アンテナを従来の

Xバンド(8 GHz)アンテナに追加したことで、全般的な高速通信速度が可能な中で、

極限時の指令運用(完全自律判断によるタッチダウンと比べた場合指令誘導とすると極端な高速化ができる)

をより速やかに図ることができるようになった

(従来のパラボラアンテナを小型軽量の平面アンテナに変えて同一面に2枚のアンテナを配置できた)。

さらに、目標小惑星であるリュウグウが、事前には自転速度7時間半長径920mのほぼ球形と推測され、

何より自転軸が黄道面に対して横倒しに近く、それが垂直であったイトカワが12時間の自転毎に

天体全面を観察できた事と比べて極めて効率が悪いため、

イトカワでの3か月に比べて6倍にあたる1年半を費やして調査することにした。

[探査計画]  リュウグウの軌道

「はやぶさ」がS型小惑星である (25143) イトカワを探査したのに続いて「はやぶさ2」では

C型小惑星であるアポロ群の (162173) リュウグウを探査対象とした。

リュウグウは、現在軌道が判明している46万個の小惑星のうちスペクトル型が判明している

3000個の物の中から、はやぶさクラスの推進力で探査可能でスペクトルがC型であり、

タッチダウン運用が可能な自転6時間以上の対象としてほぼ唯一の候補に挙げられたためである。

なお、2014年はリュウグウへ到達するために極めて望ましい打上げウィンドウ(打上げ期間)であった。

次回のリュウグウへの打上げウインドウは10年後まで訪れない。

はやぶさ2計画には新たな生命の起源についての新たな知見をもたらす可能性がある。

アミノ酸は探査機スターダストで以前にも彗星の尾から採取されているが、はやぶさ2が目指す

リュウグウはC型小惑星と呼ばれる炭素を多く含む炭素質コンドライト隕石と似た

物質で出来ていると考えられる小惑星で、一部の炭素質コンドライトと同様に有機物を含有する可能性がある。

地球近傍に存在する小惑星が有機物を含むことが実証されれば、

これらが隕石として地球に落ち生命の起源に寄与したという仮説が成立することとなる。

ウイキペディア。

 

 

新しい世界を自分たちで作る感じで興味の赴くままにやった!

新しい世界を自分たちで作る感じで興味の赴くままにやった!!

 

今日のまとめ!

小惑星探査機「はやぶさ2」が12月、地球に帰還する。

プロジェクトを率いる津田雄一さんはチームワークと

冷静沈着な準備を武器に数々の「世界初」を成功させてきた。

東京大学大学院だった1999年、米ネバダ州ブラックロック砂漠でのこと。

ここで主役は津田さんらが手作りした空き缶サイズの人工衛星「カンサット」。

高さ20kmまで小型ロケットで打ち上げた。

カンサットは、パラシュートを開いて、順調に地上に戻ってきた。

しかし無線で送られてくるはずの地球の撮影データーが届かない。

打ち上げ直前に改良した通信装置が動かなかったのが原因だった。

初代「はやぶさ」はエンジンの故障を始め、数々のトラブルを乗り越えて地球に帰還。

宇宙に関心を持ったのは米国に住んでいた小学生の頃だった。

米フロリダ州のケネディ宇宙センターを訪れた際、

スペースシャトルを打ち上げる発射台組み立て棟の大きさに圧倒された。

多くの人々が働く様子を見学し、「一人の人間ではできないことをやっていることが印象的だった」。

究極の乗り物としての宇宙船に興味を持った。

行き先は日米の大学から宇宙工学の教官や学生が集まる「日米大学宇宙システム会議=USSS98」。

現地で遊ぶどころではなく、二日間の会議では常に会場に缶詰め状態だ。

だが、衛星の政策や打ち上げなどについて熱心に交わされる議論は「新鮮で面白かった」。

帰国するとさっそく研究室の学生らで空き缶サイズの超小型衛星作りにとりかかる。

学会で米スタンフォード大学のロバート・トイッグス教授=当時 が呼びかけた、

学生の手で超小型衛星作って打ち上げ用とプロジェクトに参加するためだ。

しかも空き缶サイズの人工衛星など作った人はいない。

通信機をどう作るか、電源をどうするかなどすべてゼロからのスタート。

宇宙航空研究開発機構=JAXA など専門家の教えを請いながら、

「新しい世界を自分たちで作る感じで興味の赴く=おもむく ままにやった」。

新しい世界を自分たちで作る感じで興味の赴く=おもむく ままにやった!

「仕事は面白くないといけない」。

この時、今も胸にあるこの思いを強くした。

やりたいことだけでは仕事にならないが、与えられたものを処理するだけの「かたづけ仕事」はしない。

どんな仕事にも自分なりのこだわりや工夫を加えたうえで自分にしかできない仕事に仕上げる、と決めた。

今日は津田さんのはやぶさ2について記述しました。

津田さんはJAXAなどの専門家の教えを請いながら、

新しい世界を自分たちで作る興味の赴くままにやり通す姿が目に焼き付いた。

仕事とはこういうものだと突きつけられた想いを知り、大変勉強になりました。

津田さんの教えを胸にし、これからの自分の仕事の参考になればと思います。

津田さんが下さった教えはこれからも大事にしたい思いです!

 

尚、今日の日経新聞で「はやぶさ2」次の小惑星へ、新たな目的地が決まる!

宇宙開発機構=JAXA は15日、小惑星探査機「はやぶさ2」が12月に地球にカプセルを届けた後に

向かう新たな目的地が小惑星「198KY26」に決まったと発表した。

地球と火星の間を回る小型の小惑星で、到着は2031年7月の見通しだ。

目的地に選んだ小惑星は平均直径が約30m。

はやぶさ2が探査した小惑星「りゅうぐう」の約900mより小さい。

炭素が豊富なりゅうぐうと同タイプの可能性がある。

約10分という短い周期で自転しており、これまで探査されたことのない天体という。

着陸はせず、上空からカメラで観測する計画だ。

地球に衝突する恐れのある小型の小惑星の構造などを調べる機会にもなる。

 

“追記” 2020年9月22日日経新聞

母星に違うタイプの星衝突「りゅうぐう」誕生か!!

宇宙航空開発研究機構=JAXA や東京大学などは、探査機「はやぶさ2」が試料を採取した

小惑星「りゅうぐう」の成り立ちを最新の解析から突き止めた。

数億年前、母体になる天体に異なるタイプの小惑星が衝突してりゅうぐうが誕生したという。

成果は英科学誌「ネイチャー・アストロノミー」に22日掲載される。

りゅうぐうは豊富にある炭素のため黒色に見える「C型」と呼ばれるタイプの小惑星。

はやぶさ2の観測で地表に明るい色の岩塊が多く見つかり、色を詳しく調べると

一部はケイ素を含む鉱物でりゅうぐうの主成分と異なることが分かった。

数億年前にC型の天体にケイ素を多く含む「S型」の小惑星が衝突し、

砕けた破片が集まってりゅうぐうが誕生したと考えられる。

はやぶさ2は12月、りゅうぐうの石や砂が入ったカプセルを地球に届ける予定だ。

東大の杉田精司教授は「理論的に予想されていた出来事を具体的な証拠で確認できた。

持ち帰った試料の分析も楽しみだ」と話す。

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。