木星衛星に巨大クレーター!直径約1万5600キロのクレーター!神戸大が発見!!

Pocket

木星衛星に巨大クレーター!直径約1万5600キロのクレーター!

木星衛星に巨大クレーター!直径約1万5600キロのクレーター!神戸大発見!!

 

木星衛星に巨大クレーター 太陽系最大級、神戸大発見 !

木星最大の衛星ガニメデの表面に、太陽系で最大級となる直径約1万5600キロのクレーターを発見したと、

神戸大の平田直之助教らが28日までに米惑星科学誌イカルスに発表した。

米国の探査機ボイジャー1号、2号やガリレオが撮影した画像を解析し突き止めた。

40億年以上前に直径約300キロの氷の小惑星が衝突した痕とみられ、衛星形成の経緯を探る手がかりになるとしている。

2022年には欧州が主導し日本も参加する探査計画JUICE(ジュース)の探査機がガニメデに向かい、32年から観測を行う予定。

平田助教は「今回発見したクレーターやガニメデの構造など、詳細の判明を期待したい」と話した。

平田助教らは画像の解析で、ガニメデの表面にある多数の溝状の地形が同心円を描くように分布しており、

1周1万6千キロ余りのガニメデをほぼ覆うような巨大クレーターを形成していることを明らかにした。

さらに、大島商船高専(山口県)の末次竜講師がこの大きさのクレーターを作る衝撃の大きさを推定すると

直径約300キロの小惑星が衝突したとの計算になった。

46億年前に誕生した太陽系は当時まだ若く、周囲にまだ小惑星が数多く存在し、

衝突が今より頻繁に起きていたとみられる。〔共同〕   

日経新聞。

 

では木星の巨大クレーターについて更に詳しく調べてみます。

 

 

半径約150kmの小惑星が衝突した痕跡!

コンピューターシミュレーションにより!半径約150kmの小惑星が衝突した痕跡と考えられることを明らかにしまし!

 

[木星衛星ガニメデ表面に太陽系最大の巨大クレーターを発見]    

神戸大学大学院理学研究科惑星学専攻の平田直之助教、同大槻圭史教授、

大島商船高等専門学校の末次竜講師から成る研究グループは、ボイジャー1号・2号とガリレオ探査機の撮影した

画像を詳細に再解析し、木星衛星ガニメデに残る非常に古い溝状地形の方向の分布を調べました。

その結果、それらの地形の方向が、ある点を中心に、ほぼ衛星全体にわたって同心円状に分布していることを発見しました。

これは、この地形が衛星全体に及ぶ巨大な一つのクレーターの一部であることを示しています。

さらに国立天文台が運用する「計算サーバ」を用いたコンピューターシミュレーションにより、

この巨大クレーターは半径約150kmの小惑星が衝突した痕跡と考えられることを明らかにしました。

これは太陽系で最大規模の衝突の痕跡です。


これは太陽系で最大規模の衝突の痕跡です!

ガニメデはJAXA宇宙科学研究所も参加して推進されている木星氷衛星探査計画(JUICE計画)の探査目標であり、

探査により本研究の結果が検証でき、木星の衛星系の形成と進化の解明が進むと期待されます。

この論文は7月15日に米国の国際学術雑誌 Icarus にオンライン掲載されました。

クレジット:加藤恒彦,国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト

[ポイント]   

木星の衛星ガニメデにはファロウ(Furrow)と呼ばれる溝状の地形が多く見られることが知られている。

研究チームはNASAの惑星探査機ボイジャー1号・2号と、同じく

NASAの木星探査機ガリレオが撮影したガニメデ表面の画像データを詳細に再解析した。

その結果、ガニメデ表面に存在するほぼ全ての溝状地形は、ある同一地点を中心に同心円状をなしており、

衛星全体に及ぶような多重リング構造をした巨大クレーターの断片であったことを発見した。

多重リングの最大半径は7800 kmに及び、太陽系内でこれまで発見された天体衝突の痕跡としては最大規模。

天体衝突シミュレーションを実施した結果、半径150 kmの小惑星が秒速20 kmの速度でガニメデに

衝突したと考えれば、観測されている構造を説明し得ることがわかった。

[研究の背景]

1979年にボイジャー1号が、1980年にボイジャー2号が木星衛星ガニメデに接近し、その地表面の詳細な画像を取得しました。

また1995年から2003年にかけて探査機ガリレオが木星を周回し、ガニメデの数多くの画像データを取得しました。

ガニメデは太陽系最大の衛星で、冥王星や水星よりも大きな衛星です。

その誕生や進化は、木星系の誕生と進化、そして太陽系の誕生と進化にも大きな関わりがあります。

木星系の誕生と進化、そして太陽系の誕生と進化!

このため現在稼働中のNASAのJUNO探査機を始め、2030年前後にかけて、

衛星エウロパに向かう予定のEuropa Clipperや日本も参加しているJUICEなどが計画・推進されています。

本研究では木星の衛星系の誕生や進化の一端を明らかにすることを目的とするとともに

これらの探査への貢献も目指して、ガニメデの画像データを再解析しました。

特に私たちが注目したのは、ファロウ(Furrow)と呼ばれる溝状の地形です。

これらはガニメデで最も古い地形であると考えられてきました。私たちはこの地形を解析することで、

ガニメデの初期の歴史を復元できるのではないかと考えました。

暗い領域(Dark Terrain)と明るい領域(Bright Terrain)が認められ、そのうち暗い領域に平行な溝状の構造(Furrow)が存在している。/NASA提供

[研究の内容] 

南緯20度、西経180度を中心とする、正距方位図法でみたガニメデ表面の

暗い領域(Dark Terrain)とファロウ(黄色線で示している)

北緯20度、西経0度を中心とする正距方位図法でみたガニメデ表面。上図の反対側の半球を示している。

白塗りの領域は明るい領域(Bright Terrain)を示している。/NASA提供

ガニメデの表面は暗い領域(Dark Terrain)と明るい領域(Bright Terrain)に分類することができます。

暗い領域は非常に古い地面で多くのクレーターが残っています。溝状地形があるのもこの地域です(図1)。

しかし暗い領域はガニメデ表面全体の3分の1ほどしか残っていません。明るい領域は比較的新しい地面で、クレーターはほとんどありません。

これらの2種類の地域はまとまって存在しているのではなくガニメデ全体に分散しています。

溝状地形は暗い領域にしかなく、さらにその上に多くの衝突クレーター※1が後から形成されていることから、

溝状地形はガニメデで最も古い地形であると考えられてきました。

本研究では、この溝状地形の分布をガニメデ全体にわたって再解析し、

これらがある一点を中心に同心円状に分布していることを初めて明らかにしました(図2)。

これは溝状地形がガニメデ全体に及ぶ巨大な多重リングであることを示しています。

このことから、表面に明るい領域が形成される以前のガニメデに、衛星表面全体に及ぶ規模の多重リングクレーター

※2が存在していたことが推測されました。

類似の構造が、同じく木星の衛星であるカリストの表面に残っており、ヴァルハラクレーターとして知られています。

しかしこれまで太陽系最大の多重リングクレーターとされてきたヴァルハラクレーターの半径は約1900 kmに過ぎず、

今回新たに発見した半径7800 kmに及ぶガニメデ表面の巨大クレーターは、太陽系最大規模の衝突クレーターです。

私たちは、この巨大クレーターを形成した衝突の規模を推定するために、天体衝突シミュレーションを行いました。

シミュレーションは国立天文台が運用する「計算サーバ」を利用して実施しました。

その結果、半径150 kmほどの小惑星が秒速20 kmという速度で衝突したと考えれば、観測されている構造を説明し得ることがわかりました(図3)。

そのような衝突はおそらく40億年以上前の出来事だろうと考えられます。

恐竜を絶滅させた小惑星の大きさは15 kmほどだったと推定されているので、

ユカタン半島に衝突した隕石で恐竜が絶滅した!小惑星の大きさは15 km!

それよりもはるかに巨大な衝突であったはずです。

半径150 kmの小惑星が秒速20 kmでガニメデに衝突したという仮定で実施された天体衝突シミュレーションの様子

激しい衝突であったことが推測される。

ここで12000秒で距離0kmの位置で物質が垂直に切り立っている部分は計算の境界条件によるものであり、

本研究の結論には影響しないことが検証で明らかになっている。

[今後の展開]   

このような大規模な衝突の痕跡がガニメデに残っていることは、ガニメデの形成過程や進化において重要な意味を持ちます。

例えば、同じく木星の衛星でガニメデとほぼ同じ大きさのカリストの内部は分化した層構造をもっていないと考えられる一方、

ガニメデ内部は岩石と鉄と氷が分化した層構造をもっていると考えられています。

このような分化を起こすには大量の熱が必要ですが、上に述べた大規模な衝突がその熱源となった可能性があります。

また本研究の発見は、今から約10年後に予定されているガニメデの探査計画においても重要な意味があると考えられます。

ガリレオやボイジャーが得た画像データはどれも衛星表面のうち部分的なものでしかありません。

今後の探査によってこの多重リング構造の全容の解明を進めるとともに大規模な衝突の痕跡について

さらに詳細な調査を行うことにより本研究の結果を検証でき、ガニメデの起源と進化について、

さらには木星の衛星系の起源についてさらに理解を深め得ると期待されます。 

以上は神戸大学記事より。

 

 

惑星探査機「ボイジャー」の画像分析で!直径およそ300kmの天体が衝突した!

直径およそ300kmの天体が衝突した!惑星探査機「ボイジャー」の画像分析で!!

 

[木星の衛星ガニメデに太陽系最大規模の巨大な衝突クレーターを発見か]   

平田直之氏(神戸大学)らの研究グループは、惑星探査機「ボイジャー」1号・2号や

木星探査機「ガリレオ」によって撮影された木星の衛星ガニメデの画像を分析した結果、

直径およそ300kmの天体が衝突したことで生じたとみられる太陽系最大規模の巨大な衝突クレーターが見つかったと発表しました。

[■衝突によって形成された多重リング構造の直径は最大1万5600km]  

ガニメデは火星に次ぐ5268kmの直径を持つ水星よりも大きな衛星で、その表面は比較的新しく明るい領域と古く暗い領域に分かれています。

暗い領域にある「ファロウ(Furrow)」と呼ばれる溝状の地形に注目した研究グループがその分布状況を分析したところ、

ガニメデ表面のある一点を中心に同心円状に分布していることが判明しました。

このような分布は、ファロウが天体衝突によって形成された巨大な多重リング構造である可能性を示唆するといいます。

研究グループが国立天文台の設備を使用してシミュレーションを行った結果、

直径およそ300kmの天体が秒速20kmでガニメデに衝突したと仮定すれば、

多重リング構造の形成を説明できることが示されたといいます。

このような多重リング構造は木星の別の衛星カリストのヴァルハラ・クレーター

(多重リング構造の最大直径3800km)にも残されているものの、今回ガニメデで見つかった

多重リング構造は最大直径1万5600kmに達する巨大なものであり、

研究グループではこれまでに太陽系で見つかった衝突クレーターとしては最大規模だとしています。

なお、衝突が起きたのは今から40億年以上前だったと考えられています。

ガニメデの内部は氷・岩石・鉄が分化した層状の構造を成していると考えられているいっぽう、

ガニメデと同程度のサイズがあるカリストの内部は分化していないとみられています。

研究グループは、内部が分化するには大量の熱が必要とされることに触れた上で、

今回見つかった巨大なクレーターを残した衝突がエネルギー源になったことで、ガニメデの内部が分化した可能性に言及しています。

また、2022年に打ち上げが予定されている木星氷衛星探査計画「JUICE」の探査機によってガニメデの観測が行われることで、

多重リング構造の解明が進み、木星の衛星の起源についての理解が深まることにも研究グループは期待を寄せています。    

Sorae 記事より。

 

 

ガニメデとは!太陽系に存在する衛星の中で半径、質量ともに最大!

ガニメデとは!太陽系に存在する衛星の中で半径、質量ともに最大!半径は太陽系内の全ての天体の中で9番目!

 

[半径は7800キロ 太陽系最大の衛星に巨大クレーター]  

木星の周りを回る太陽系最大の衛星「ガニメデ」に

半径7800キロメートルにも及ぶ巨大なクレーターがあることが分かりました。

木星の衛星「ガニメデ」は直径が約5270キロと地球の40%ほどある太陽系最大の衛星です。

神戸大学の平田直之助教授らの研究チームは、このファロウについて過去のガニメデの探査画像から再解析し、

ファロウのしわが同心円状に広がっていることを発見しました。

こうしたことから、ガニメデの表面に半径7800キロメートル、太陽系最大級のクレーターの跡が残っていることが分かりました。

このクレーターは、40億年以上前に半径150キロメートルの小惑星が秒速20キロメートルで衝突したことでできた可能性があるということです。

研究チームはこの小惑星が衝突後、ガニメデに与えた影響を調べていきたいとしています。

提供:加藤恒彦、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト   

テレ朝 news 記事より。

 

ガニメデとは何?

ガニメデ は、木星の第3衛星である。

太陽系に存在する衛星の中で半径、質量ともに最大であり、半径は太陽系内の全ての天体の中で9番目に大きい。

直径は 5,268 km であり惑星である水星よりも 8% 大きいが、質量は水星の 45% にとどまる。

ウィキペディア

 

 

太陽系で最大級のヴァルハラクレーターの半径は約1900km!


衛星ガニメデの表面に、太陽系で最大級!ヴァルハラクレーターの半径は約1900 kmに過ぎず!

 

今日のまとめ。

木星衛星に巨大クレーター 太陽系最大級、神戸大発見 !

木星最大の衛星ガニメデの表面に、太陽系で最大級となる直径約1万5600キロのクレーターを発見したと、

神戸大の平田直之助教らが28日までに米惑星科学誌イカルスに発表した。

米国の探査機ボイジャー1号、2号やガリレオが撮影した画像を解析し突き止めた。

40億年以上前に直径約300キロの氷の小惑星が衝突した痕とみられ、衛星形成の経緯を探る手がかりになるとしている。

平田助教らは画像の解析で、ガニメデの表面にある多数の溝状の地形が同心円を描くように分布しており、

1周1万6千キロ余りのガニメデをほぼ覆うような巨大クレーターを形成していることを明らかにした

コンピューターシミュレーションにより、この巨大クレーターは

半径約150kmの小惑星が衝突した痕跡と考えられることを明らかにしました。

これは太陽系で最大規模の衝突の痕跡です。

木星の衛星ガニメデにはファロウ(Furrow)と呼ばれる溝状の地形が多く見られることが知られている。

結果、ガニメデ表面に存在するほぼ全ての溝状地形は、ある同一地点を中心に同心円状をなしており

衛星全体に及ぶような多重リング構造をした巨大クレーターの断片であったことを発見した。

類似の構造が、同じく木星の衛星であるカリストの表面に残っており、ヴァルハラクレーターとして知られています。

しかしこれまで太陽系最大の多重リングクレーターとされてきたヴァルハラクレーターの半径は約1900 kmに過ぎず、

今回新たに発見した半径7800 kmに及ぶガニメデ表面の巨大クレーターは、太陽系最大規模の衝突クレーターです。

研究チームはこの小惑星が衝突後、ガニメデに与えた影響を調べていきたいとしています。

Pocket

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。