月・りゅうぐう結ぶ小惑星!中国の「嫦娥=じょうが 5号」も月からサンプルを持ち帰った!!

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月・りゅうぐう結ぶ小惑星!中国の「嫦娥=じょうが 5号」も月からサンプルを持ち帰った!

月・りゅうぐう結ぶ小惑星!中国の「嫦娥=じょうが 5号」も月からサンプルを持ち帰った!!

 

日本の探査機「はやぶさ2」が6日、小惑星「りゅうぐう」から無事に地球に帰還した。

17日には中国の「嫦娥=じょうが 5号」も月からサンプルを持ち帰った、二つの探査機の

目的地は遠く離れているが、同じ天体を起源とする物質がふくまれる可能性がある。

生命が進化したナゾを解明する手がかりにもなり、来年から始まる本格的な調査に注目が集まる。

 

 

これが「嫦娥=じょうが 5号」!日中探査機、共通起源の物質回収か!

日中探査機、共通起源の物質回収か!生命進化の解明に道!

 

はやぶさ2のカプセルの中には、真っ黒な小石や砂が入っていた。サンプルの量は目標の50倍以上の約5.4グラム。

炭素などからできている有機物を豊富に含む可能性が高く、「隕石に比べても黒い。いろいろなことがわかると思う」

とはやぶさ2プロジェクトサイエンティストの渡辺誠一郎名古屋大学教授は期待する。

嫦娥5号は約1.7キログラムのサンプルを回収した。

約50年前に米国がアポロ計画で400キログラム近い月の石を持ち帰っているが、

着陸場所の形成年代は約35億年前に集中。

嫦娥5号はこれにより大幅に新しい13億~19億年前に形成されたとも

成される場所からサンプルを持ち帰った点が注目される。

2機が持ち帰ったサンプルは、それぞれ太陽系の謎を解明する大きな手がかりになる。

それだけでなく生命の進化に関連する共通の起源も明らかになるかもしれない。

共通の起源とは火星と木星の間の小惑星を回る小惑星「オイラリア」だ。

オイラリアはりゅうぐうの元になった母天体の候補のひとつだ。

約8億年前にもとになる天体が衝突で破壊されてオイリアを中心とする小惑星のグループが形成された。

「オイラリア族」と呼ばれる。粉々になた破片の一部は再び集まって小惑星になり、小惑星帯を離れた軌道を回るようになった。

りゅうぐうはその一つではないかと考えられている。

一方、日本の月周回衛星「かぐや」のデータを分析し、月から大量の炭素イオンが流れ出していることがわかった。

これまで月の誕生を説明する主流のジャイアントインパクト説では、大量の炭素は月には存在しないと考えられてきた。

そうすると炭素はいつから大量に存在するのかが問題になる。

大阪大学の寺田健太郎教授らは今年、炭素が8億年前に月を襲った大量の隕石によってもたらされた、とする論文を発表した。

その隕石の起源がオイラリアだというのだ。

寺田教授らはかぐやの画像を元に月にある直径20キロメートル以上の大型クレーター59個を調べ、

8個から最大17個のクレーターができていた年代が8億年前に集中していたと確認。

その時期に月にクレーターができる原因となる大量の隕石をもたらす天体を探した。

そして3つの候補から絞ったのがオイラリアだ。

オイラリアは木星の重力が影響する共鳴軌道と呼ばれる位置にあり、

大量の破片が小惑星からはじき飛ばされるためだ。

「他に知られていない小惑星群があるかもしれないが、最も可能性が高い」と寺田教授は話す。

アポロ計画で持ち帰った月の石には隕石の衝突で溶けた石や、

冷えて固まってできたガラスが含まれている。

採取された場所や成分は違うができた時期は8億年前がピークだ。

寺田教授らがクレーターから推定した隕石の衝突時期と一致する。

ただアポロが持ち帰った月の石には大量の炭素は含まれていない。

そこで期待がかかるのが嫦娥5号が持ち帰ったサンプルだ

。嫦娥5号が着陸した場所には8億年前にできた大きなクレーターはない。

しかしクレーターが飛び散った破片が作ったと見られる2次クレーターは存在する。

8億年前にできたクレーターから飛んできたと考えられる分布をしている」と

月に詳しい宇宙航空開発機構=JAXA の春山純一助教授は期待する。

はやぶさ2と嫦娥5号が持ち帰ったサンプルから起源が共通する炭素が見つかれば8億年前に

オイリラを起源に持つ有機物に含んだ隕石が大量に月や地球に降り注いだ証拠になる。

隕石は有機物だけではなく大量のリンを地球にもたらす。

8億年前に地球上のリンが急に増えたことがわかっていて、これが生命の多様化を促したとする研究もある。

「現在海水に溶けている量の10倍のリンが降った可能性がる」と寺田教授は指摘する。

はやぶさ2と嫦娥5号が持ち帰ったサンプルの分析は来年から本格化する。

炭素を始め共通するオイラリア起源の物質が見つかるのか、注目される。   

日経新聞 編集委員 小玉祥司。

 

 

りゅうぐう地下物質か、1センチ近い小石も カプセル開封進む!

りゅうぐう地下物質か、1センチ近い小石も カプセル開封進む!!

 

[りゅうぐう地下物質か、1センチ近い小石も カプセル開封進む―はやぶさ2]   

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で採取した

試料を収めたカプセルから、大きさ1センチ近い小石が見つかったと発表した。

2019年7月の着陸で採取した試料を収める区画から見つかっており、

りゅうぐうの地下物質の可能性があるという。

小惑星の砂、5.4グラム以上 目標大幅上回る―はやぶさ2

カプセル内の試料を収めた容器「サンプルキャッチャー」は3区画に分かれており、

A室には19年2月の着陸時に、C室には同7月の着陸時に採取した砂や石が格納されており、

C室には人工クレーター作成時に噴出した地下物質が入っているとみられる。

JAXAは15日にA室を開封し、作業が順調に進んだため、予定を早めて21日にC室とB室を開封した。

A室には直径数ミリ程度の砂が入っていたが、C室には5ミリから1センチ近い小石が複数見つかった。

これらの砂や小石は予想よりも硬く、計量などのために拾い上げても崩れることはなかった。

B室からは2回の着陸の間に実施した接近観測などの際に入ったとみられる黒い砂粒が見つかったという。

分析を担当するJAXAの臼井寛裕教授はC室の試料について、

「着陸地点の岩盤が固く、大きな粒子が入りやすかった可能性がある」と説明。

地下物質かどうかを確定するには、より詳細な分析が必要だとした。

C室にはアルミ箔(はく)とみられる人工物も入っていたが、

採取装置の一部とみられ、分析には影響しないという。    

JIJI.COM より。

 

 

火星や地球など、太陽系の内側にある惑星は「地球型惑星(岩石惑星)」!

火星や地球など、太陽系の内側にある惑星は「地球型惑星(岩石惑星)」!!

 

[小惑星リュウグウ]   

小惑星は、太陽の光を反射して輝いていますが、小惑星からの光の

スペクトルを調べると、いくつかのグループに分類できることがわかります。

「はやぶさ」が探査した「イトカワ」は、主な材料が岩石質と推定される「S型小惑星」に

分類されます(Sは石質を意味する英語のStonyまたはケイ素質を意味するSilicaceousに由来します)。

これに対して、「はやぶさ2」が目指しているのは、表面の岩石の中に有機物などを

多く含むと考えられている「C型小惑星」である

リュウグウです(Cは炭素質を意味するCarbonaceousに由来します)。

C型小惑星はS型小惑星よりも「始原的(太陽系初期の情報を多く保っている)」とされています。

小惑星の多くは、火星と木星の間の「小惑星帯」とよばれる部分に存在しています。

その中でも太陽からの距離が近いところにはS型小惑星が多く分布しており、

小惑星帯の中程にはC型小惑星が多く分布しています。

さらにより遠くの木星の軌道に近いあたりには、C型よりもさらに

始原的な天体と考えられるP型やD型小惑星という天体が存在しています。

火星や地球など、太陽系の内側にある惑星は「地球型惑星(岩石惑星)」と呼ばれています。

「S型小惑星」を探査することによって、これら岩石質の惑星たちの原材料の手がかりが得られます。

これまで、S 型小惑星は、地球上で最もたくさん発見されている隕石である「普通コンドライト」の

ふるさとではないかと予想されていましたが、それを立証する手立てはありませんでした。

2005年、小惑星探査機「はやぶさ」はS型小惑星「イトカワ」に到着し、その観測データからこの予想が正しいことを示しました。

さらに、2010年、「はやぶさ」はイトカワの物質を地球に持ち帰ることに成功しました。

その物質を分析したところ、S型小惑星が普通コンドライトの母天体であることが完全に証明されたのです。

これに対して、「C 型小惑星」は、「炭素質コンドライト」と呼ばれる隕石のふるさとであると予想されています。

「はやぶさ2」が向かうリュウグウは、有機物(炭素を含む化合物)や水を多く含む天体と考えられています。

炭素と水は、我々人類を含む地球上の生物の最も基本的な要素であり、地球生命の原材料とも言えるでしょう。

[地球からの観測によるリュウグウの情報]   

小惑星リュウグウは、1999年5月10日に米国のLINEARチームがSocorroの観測施設にて発見しました。

仮符号は1999 JU3でしたが、その後の観測によって162173という確定番号が付与されました。

そして、2015年7月から8月にかけて命名キャンペーンが行われて、同年9月に「リュウグウ(Ryugu)」と名付けられました。

地球からの観測によって、次のようなことが分かっていました。

大きさ:約900 m       

形:ほぼ球形     

自転周期 :約7時間38分     

自転軸の向き:黄経(λ) 325±15°  黄緯(β)-40±15°     

反射率 :0.05 (黒っぽい)     

タイプ:C型(水・有機物を含む物質があると推定される)

軌道半径:約1億8千万km    

公転周期:約1.3年    

今後、「はやぶさ2」の探査によってより正確で詳しい情報が分かってくることになります。    

JAXA はやぶさ2プロジェクト より。

 

 

リュウグウは壊れた天体の破片が集まってできた可能性がある!

リュウグウは壊れた天体の破片が集まってできた可能性がある!!!

 

[【探査機はやぶさ2】小惑星リュウグウ、天体の破片が集まってできた可能性 チームが探査状況を発表]   

小惑星「リュウグウ」に先月到着した探査機「はやぶさ2」の探査状況を宇宙航空研究開発機構(JAXA)の

チームが19日発表し、リュウグウは壊れた天体の破片が集まってできた可能性があるとの見方を明らかにした。

はやぶさ2は先月27日にリュウグウに到着後、高度約20キロの位置からカメラなどで観測を継続。

今月21日ごろには詳細な観測のため高度約6キロまで接近する計画で、既に降下を始めているという。

リュウグウはそろばんの玉のような形状で、直径は地上からの予測とほぼ同じ900メートル程度。

赤道付近に200メートル以上とみられる大きなクレーターがある。

表面に大きな岩が多数あることから、科学研究を統括する渡辺誠一郎名古屋大教授は会見で

「より大きな天体が破壊され、その破片が集まってできたのではないか」と述べた。

大きな岩は多い場所と少ない場所の偏りがある。

地表の温度は最高100度程度とみられ、南北で温度差があり、季節があることが分かった。

来月1日には観測や物質採取の予行演習のため、高度約5キロに降下。7日には重力の計測のため約1キロまで降下する。

吉川真ミッションマネージャは「興味深い観測結果がたくさん出ると期待している。

岩の塊が多いが、高度を下げた観測により着地できる場所を探したい」と話した。

探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウで最大1センチ近くの石も採取していたことが分かった。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が24日、発表した。

地下の物質採取に挑んだ2回目の着地時の試料を確認して判明した。

2回目の着地で採取した試料を入れる容器を21日、開封したところ、1センチ近い黒い石が大量に入っていた。

既に判明している1回目の着地時の試料が数ミリだったのと比べ、明らかに大きいという。

2回目の着地では、地下の物質を露出させるため人工クレーターを作製した。

画像の分析から、作製した場所の岩盤は硬かったとみられ、そのため大きな破片が生じた可能性があるとみている。

採取した試料が地下の物質かどうかは今後、詳しく分析する。

試料容器には、アルミニウムの金属片のような人工物とみられる物質も混ざっていた。

着地時や試料採取時に、機体から外れるなどした部品の可能性があり、想定の範囲内で試料への影響はないとみている。

探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウで最大1センチ近くの石も採取していたことが分かった。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が24日、発表した。

地下の物質採取に挑んだ2回目の着地時の試料を確認して判明した。

2回目の着地で採取した試料を入れる容器を21日、開封したところ、1センチ近い黒い石が大量に入っていた。

既に判明している1回目の着地時の試料が数ミリだったのと比べ、明らかに大きいという。

2回目の着地では、地下の物質を露出させるため人工クレーターを作製した。

画像の分析から、作製した場所の岩盤は硬かったとみられ、そのため大きな破片が生じた可能性があるとみている。

採取した試料が地下の物質かどうかは今後、詳しく分析する。

試料容器には、アルミニウムの金属片のような人工物とみられる物質も混ざっていた。

着地時や試料採取時に、機体から外れるなどした部品の可能性があり、想定の範囲内で試料への影響はないとみている。

THE SANKEI NEWS より。

 

 

中国が持ち帰った、小惑星「オイラリア」だ!

中国の「嫦娥=じょうが 5号」も月からサンプルを持ち帰った!小惑星「オイラリア」だ!!!

 

今日のまとめ。

探査機「はやぶさ2」が6日、小惑星「りゅうぐう」から無事に地球に帰還した。

17日には中国の「嫦娥=じょうが 5号」も月からサンプルを持ち帰った、二つの探査機の目的地は

遠く離れているが、同じ天体を起源とする物質がふくまれる可能性がある。

生命が進化したナゾを解明する手がかりにもなり、来年から始まる本格的な調査に注目が集まる。

はやぶさ2のカプセルの中には、真っ黒な小石や砂が入っていた。サンプルの量は目標の50倍以上の約5.4グラム。

炭素などからできている有機物を豊富に含む可能性が高く、「隕石に比べても黒い。

いろいろなことがわかると思う」とはやぶさ2プロジェクトサイエンティストの渡辺誠一郎名古屋大学教授は期待する。

2機が持ち帰ったサンプルは、それぞれ太陽系の謎を解明する大きな手がかりになる。

それだけでなく生命の進化に関連する共通の起源も明らかになるかもしれない。

共通の起源とは火星と木星の間の小惑星を回る小惑星「オイラリア」だ。

オイラリアはりゅうぐうの元になった母天体の候補のひとつだ。

約8億年前にもとになる天体が衝突で破壊されてオイリアを中心とする小惑星のグループが形成された。

「オイラリア族」と呼ばれる。粉々になた破片の一部は再び集まって

小惑星になり、小惑星帯を離れた軌道を回るようになった。

りゅうぐうはその一つではないかと考えられている。

大阪大学の寺田健太郎教授らは今年、炭素が8億年前に月を襲った

大量の隕石によってもたらされた、とする論文を発表した。

その隕石の起源がオイラリアだというのだ。

オイラリアは木星の重力が影響する共鳴軌道と呼ばれる位置にあり、

大量の破片が小惑星からはじき飛ばされるためだ。

「他に知られていない小惑星群があるかもしれないが、最も可能性が高い」と寺田教授は話す。

そこで期待がかかるのが嫦娥5号が持ち帰ったサンプルだ。

嫦娥5号が着陸した場所には8億年前にできた大きなクレーターはない。

しかしクレーターが飛び散った破片が作ったと見られる2次クレーターは存在する。

「8億年前にできたクレーターから飛んできたと考えられる分布をしている」と

月に詳しい宇宙航空開発機構=JAXA の春山純一助教授は期待する。

探査機はやぶさ2がもたらした可能性は、果てしない期待があって今後の調査に注目が集まっています。

しかも小惑星オイラリアはリュウグウの元になった天体の候補のひとつだそうだ。

その粉々になった破片が再び集まり小惑星になり軌道を回るとは、まさに宇宙の不思議そのものです!!

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私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。