孤独のグルメ!一人しみじみ・好きな料理をこの上なく美味そうに食べる!姿に魅了された!松重豊さん魅力あるよ!
去年の暮れの大晦日に、娘が面白い番組の「孤独のグルメSP」があると言っていたので、
見たがそれは私の大好きな番組でした。
グルメの旅人は俳優・松重豊で、この人の独演が実に面白い。
嘗て2回程見ているが、その面白さにハマった一人です。
確か「静岡のおでん」で、一つずつシミジミと味わって食べる姿に惹かれたのでした。
番組での井の頭五郎さんは、食レポの達人だとさえ思った。
この番組の良さは、一つには一人=孤独 で食事をすることに—–その良さが出てくるのです。
大晦日のスペシャルでは、伊東四朗が一緒にと迫ったが、
それを断って「ホットした自分がいた」やはり井の頭さんは一人でしみじみと味わう姿に魅了されるのです。
更に凄いのが「食レポ」ひとつの料理にアレコレと味わう多くの時間をかけて、
伝える食事の美味さにこんなにも多くの表現ができるのかと驚かされる。
番組制作の久住昌之さんとの名コンビです。
私もワインの試飲評価をしているので、この食レポは参考になり、惹かれるのです。
まずは京都でのお店で「食レポ」の真髄に迫ります。
これが縄のれんの「梨門邸」のメニューです。
縄のれんの「梨門邸」という店の前を通りかかった。
入り口のメニューに「昼ごはん・うな重」の文字を見つけ、迷わず入る。
五郎がうな重を注文すると、なんと売り切れだという。
メニューにあるひつまぶしも終わっていて、がっくり。
しかし気を取り直して、「ぐじの土鍋ご飯」を注文。合わせて、
「もち豚ロース」と「トマトの炭火焼き」「牡蠣の塩焼き」「かぶら蒸し」を頼んだ。
お通しの「さばの南蛮漬け、豚バラと壬生菜のさっと煮山椒添え、
おぼろ豆腐のあんかけ」を堪能していると、
大将がトマトを丸ごと串にさして炭火で焼いているが目に入り、その大胆さに驚く。
やがて出てきたそれを食べる。酸味がある香ばしさがぐっときた。
胃袋の万歳三唱が始まった!
うなぎ無しで—–胃袋失神!
ぐじの土鍋ご飯とは甘鯛の炊き込みごはん。ぐじの土鍋ご飯—–この店はオモチロイ!
もち豚ロースと牡蠣二個とウーロン茶を頼み。
あと一品いっとくか!
かぶら蒸しを注文すると、お酒はと聞かれ—–下戸なんでと!!
サバの南蛮付けー美味しい!
鰺南蛮かと思ったらサバ南蛮ーーこの甘酸っぱさが食欲を前進させる!!
サバ南蛮、イケるイケる!東京では出会わなかったまさに京のおばんざい!
いい店にあたったかも!
おぼろ豆腐のあんかけ、こうすると豆腐もステージが一つ上がる。
お通しが全部おいしい、これで期待が高まる。
オー俺の豚が焼かれている。
迎え撃つ俺の心にも火がつくぜ!
牡蠣の炭火焼、塩加減が絶妙ーーたまんないなー!
ブタのもち豚ロース、見ただけでもうまい、
食ったら見た目の三倍はうまいーー大将の炭火使いだろー!
このネギとタレ最高、鋭いパンチがボディーに食い込んだ!
メシの援護が必要だぞー!土鍋ご飯はまだかー。
トマトの炭火焼=アツアツトマト酸味のある香ばしさが面白いなー。
かぶら蒸し、アツアツーでもうまい!
この味はどこから来るのかあ—–あーやさしい!
うまさが心にしみてくる!
ユリ根が、ギンナンが、いくつもの美味しさが、器の中で核融合を起こしているようだ!!
かぶら蒸しーーアインシュタインもビックリだ!!
これが「ぐじの土鍋ご飯」です。おー立ち上る香りだけでヨダレが出る!
ぐじの土鍋ご飯、いかなるや、グジご飯ーーあーーおいしい!
雅な風情漂うこの紅色!
おー立ち上る香りだけでヨダレが出る!
グジをよくほぐして、グジを多めによそって、オーオーこれはまたうまいなー!
グジ旨し!
土鍋で銀シャリと炊かれると今や無敵のうまさ!
この世にはまだこんなにうまいめしがあったのかーーーオレの口が感動に打ち震えている!
ハシが止まらん!胃袋がもっとよこせと叫んでいる!
アット言う間に一杯が消えた!
お代わりできてよかった、無かったら、胃袋が暴動を起こしていただろー!
カキを乗せて、グジカキご飯!イヤいや申し訳ないこれは美味しすぎた!
繊細さと大胆さの融合は、家で焼いても絶対この味にはならないだろー!
カブラ蒸しで京都の夜を堪能しているオレ!
年の瀬の京都炭火で独りジックリ、ホッコリかたまらないなあー!!
そしてうまい料理と向き合える時間は代え難きシヤワセ!食べ終わるのが名残惜しい!!
今年もどんずまりに来て素晴らしいおいしさに出会えた!
京都の長い歴史が、ここには温かく引き継がれている!
感謝の気持ちしかない!
あーいい晩飯だった!
店を出たばかりなのに、もーグジご飯を恋しくなった!
京都では「ぐじの土鍋ご飯」を食べ!名古屋ではモーニングの「あんトースト」と「台湾ラーメン」に出くわして、柴又でやっと念願の「うな重」を食べられた!
そして京都から名古屋へ、朝食はカラスで、コーヒー一杯の値段で
トーストと卵がついてくるモーニングに惹かれつつ、名古屋名物の「あんトースト」を食べることに!
これがカラスのモーニングの「あんトースト」です。
その後、無事に仕事を終えると、奥村が「台湾ラーメン」を食べないかと誘ってきた。
それは台湾にはなく名古屋にしかない、名古屋のソウルフードみたいなものだのだという。
台湾ラーメンを聞いたことがなかった五郎は惹かれつつも、
いよいようなぎが食べたくて仕方がなく、誘いを上手くかわすとうなぎ屋探しに旅立った。
うなぎを思い出したら、ガクンと腹が減った。ひつまぶしだーー京都の仇を名古屋で打つ!
この腹のざわめきはなんだ。
だが仕事の人のオススメの「台湾ラーメン」光陽に出くわしてしまった。
ひつまぶしはいつでも食える、台湾ラーメンはここを逃したら二度と出会えない。
これが光陽の「台湾ラーメン中辛」です。
台湾ラーメン中辛とピリ辛ニンニクチャーハンと酢鳥/半分を注文。
どうしても辛さの奥地に踏み込みたくなってしまう。
辛いモノ好きの好奇心と冒険心!
酢鳥がきた、酢豚みたいなトロミがない!
あーいいじゃないか、酸っぱうまい、ちゃんと酢鳥だ!
ネギだけってのも悪くない。
酸っぱい鳥辛凄くいい、惚れた!
酸っぱさの中で鶏肉とニンニクがいい仕事をしている。
チャーハンと台湾ラーメンが来た。コレかコレかわあー真っ赤これが台湾ラーメンか!
おーこれは未知なる味!なんだろーこの人!
今まで付き合ったことのないタイプ!
でもムチャクチャ辛旨い!
中辛の台湾ラーメン中辛を啜る五郎さん。
このひき肉はタンメンのとは違う、これが絶妙な味わい!
あー辛、辛さの時間差攻撃だ!
こいつにハマる気持ちがよくわかる!
だがこの辛さをあまく見チャーいけない!
いかん調子に乗っているとむせるやつだ!
ここは慎重に!
食べ進めるほどに頭がスーッと涼しくなる—–この感じ始めてか!
鼻を通りこして頭に抜けるこの辛さ!
さあーチャーハン行ってみよう。
れあーこれ強烈鼻と口からニンニクが、容赦なくなだれ込んでくる。
おー一瞬にして鼻腔を占拠されてしまった。
台湾ラーメンの辛さにピリ辛チャーハンの追い打ちで、とんでも無いことになってきた!
すごい旨い強烈に辛いニンニクパンチの連打に、コナーに追い込まれて棒立ちだ。
でもやめられない、そこに真紅の台湾スープのからさと刺激!
真夏のごとく水が進む!
オレは今、完全にガーリックハイなのか!
ヤー本当にたまげた名古屋にはまだ、こう言う図抜けたメニューがあったのか!
一度食ったらやめられない!
病みつきになる旨さ!
これは禁断のチャーハンだ!
そして唯一無二の旨辛台湾ラーメンこの名古屋のソウルフード知ることができたのは、2018年最後の大収穫だ!
そして俺は初顔合わせで完全にこの素晴らしき世界の虜になってしまった!
名古屋独自の進化を遂げた中華料理がしっかりと土地に根付いている!!
主演の松重豊さんです。
「孤独のグルメ」は久住昌之作・谷口ジロー画による同名コミックが原作。
テレビドラマ版は松重主演で現在シーズン7(2018年放送)まで制作されたほか、単発スぺシャルドラマも好評を博している。
大みそかの夜の放送は2017年に引き続き2年目で、
生放送パートの制作も2017年「大晦日スぺシャル」に続き2度目。
今回は京都と名古屋、そして大みそかの東京・柴又を舞台に五郎が絶品料理を堪能した。
年内最後の商談のため東京・柴又を訪れた五郎。どうしてもうなぎが食べたいが、目当ての店は改装工事中。
商談相手の前田に「年越しそばならぬ年越しうなぎ!?変わってるねぇ」
と言われながら別のうなぎ店を教えられ、大晦日の柴又を足早に駆け抜けた。
“生ドラマ”となったのは、うなぎ・ゑびす家でのシーン。
これが念願のうなぎ・ゑびす家の「うな重」です
店が開いていることにホッとした五郎は、すぐさまうな重を注文した。
そして圧巻は放送ラスト8秒間。カメラと放送終了までのカウントダウンを刻むスタッフが映り込む中、
絶妙なタイミングでうな重を食べ終え「ごちそうさま」と箸を置いた五郎は
「すいません、草団子とお茶のおかわりお願いします」と“お約束”の追加注文。
ラスト3秒で前田が「え、まだ食うの?
ま、デカいもんな」のツッコミを放つまでがきっちり収まったところで
、画面は次番組の「東急ジルベスターコンサート」へと切り替わった。
しかも、水原恵理アナの「うなぎ美味しそうでしたね!」
という“孤独のグルメ受け”のおまけつき。
きれいに決まったラスト8秒に、リアルタイムで見ていた視聴者からは
「五郎さんさすが!時間内に完食」
「まさに時間との闘い!
うなぎ一気食いは大変だったと思う」「伊東さんの『まだ食うの?デカいもんな』うまいことハマった!」
「最後のオチまで間に合わせた!
さすが芸達者なお2人」といった松重、伊東、スタッフ陣への喝采の声が上がった。
そんな現在進行形の年の瀬に、「大みそかの夜にうな重。
これ以上ない1年の締めくくりだ」とほくそ笑みながら五郎はひたすらうまい飯を食う。
メニューを隅々まで楽しみ、目の前の一皿に真っ向から向き合い、
いただきますとごちそうさまをきちんと言い、ひと口ひと口をしっかりと味わう。
“生ドラマ”というチャレンジとテレ東らしいウィットをスパイスに、
そんな“ブレることのない日常”を描く同シリーズの魅力が詰まった
「孤独のグルメ 大晦日スぺシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!」。
本作を含む「孤独のグルメ」全シーズンはParaviで視聴でるようです。
今日は松重豊さん主演の「孤独のグルメ」を紹介しましたが、
私の大好きな番組ですので、これからも楽しみに見ていきます!
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