
北海道一人旅!日記⑧!利尻島-手塩!予定を変更して利尻に来て本当に良かった!!
北海道一人旅!日記!⑧ 利尻島-手塩!予定を変更して利尻に来ました!
利尻島 鴛泊 7/1 金 曇り。
猿払でテントだけのキャンプをたたみ、4時、宗谷岬目指して出発。
霧に覆われたオホーツク沿道を、ゆっくりとエコ運転を楽しんで、日本の最北端の宗谷岬に立ったのは、早朝の5時。
岬は深い霧の中で何も見えず、カモメと海鳥の鳴き声だけだった!!
ここまでの走行距離はなんと3640km。
ずいぶん走ったものだ!
最北端を過ぎると不思議な事に、気持ちが行きから、帰りになっていたのが、とても不思議に思えた!!
ハードなキャンプの連続で、大きなストレスがかかり続けて、知らず知らずのうちに、
家に近づく喜びが湧いてきたのだろうか???
あまりにもユックリ走りすぎて、稚内には6:30発のフェリー発着ギリギリで、あたふたと手荷物をまとめて飛び乗った!
利尻行きのフェリーはこの時期満員で、寛げる場所をやっと確保し、船旅を楽しむ事に!
横に座った青年は偶然にも浦幌の出身者で、しかも歯医者さんだと!
浦幌で歯の治療をしたことや、温泉、茶路川、厚内、健康湯と、この旅一の多くの出来事で、話が尽きる事は無かった!
利尻島は深い霧に覆われていて、利尻富士は無論のこと、島影すら顔を出す事は無かった。
5号目から見上げる利尻富士は、嫋やかでもあり、猛々しくも見える勇姿で聳えていた。
下の写真が五合目から見上げた利尻富士です。
嫋やかに聳えていました!
8:10鴛泊港に到着。観光案内所で情報収集し、8:30発の島一週ツアーバスに飛び乗った。
バスはほぼ満席で姫沼、オシドマリ、利尻町立博物館、沓形-利尻富士5合目を廻り、鴛泊までのコース。


利尻はヒグマのように大型動物はおらずに、リスが居るだけです。
対馬暖流のおかげで気候は温暖で住み易く、多くの植生が生い茂る島で高山植物の宝庫!
特にこの時期豊富な山菜が採れるそうです。
キャンプでなくて残念!
利尻島をグルッと一周回ったが、天候があまり良くなくて、利尻富士は時々顔を見せるだけだった。
午後1時、今宵の宿「マルゼン」にチェックイン。すぐに利尻富士温泉「遊泳館」へ行く。

途中、村のおじさんにお祭りのビールを頂き—–ご機嫌で、足湯に浸かってから、楽しみな温泉へ。
ぬるめの露天風呂でゆっくりと腰湯に浸かる。
地元人の親子の進めで日本一と云う冷泉へ。
これが何とも冷たくて5秒と入れない。
上がっても足が痛くて居たたまれない!
なんとも強烈な冷たさは3°Cで、日本一いや世界一だろう!!
そしてその後のぬるめの露天風呂とで、それは両極の極みの体験でもありました!!
温泉の帰りに利尻神社で、残り少なくなった旅の安全祈願。
そう言えば今宵はその利尻神社の夏祭り—–鰊漁が盛況だった往時は盛大な祭りで賑わっていたが、
今はコジンマリとした祭りになってしまったと、島人は嘆いていた。
利尻島は現在、昆布漁の島となったが、以前は鰊漁が島全体を潤す鰊の島であったと—–
今も島の至る所に鰊漁の往時を忍ばせる、寂れた歴史が残されています!
今宵は祭り通りの脇の「喰処こぶし」でこの旅初の一人飲み会!!
6時開店のそのお店は、既に6時過ぎでほぼ満席。
店の熱気からいいトコロだと直感!カウンターに一人陣取り、良く冷えたジョッキにマグロのお通しの煮付け、これがなんとも旨い。
イカの一夜干しと、ホタテの刺身を注文。
この二品はボリュームがあってこれで充分、日本酒は宮城の浦霞。
それに料理の出てくるタイミングが、速すぎず遅すぎず絶妙に良くて、更にホタテの鮮度が素晴しく—–とろける旨さに、イカの柔らかさと旨味が濃くて、浦霞がぴったりとあう!
最後にシャケの茶漬けで〆。
居心地の良さとリーズナブルの料金3480円は、最高級の三つ星で「広光さんクラス」
(広光さんとは、私の友人で「安くて美味しいお店選び」の達人)利尻に来て本当に良かった。
これがあるから、あえて過酷な旅をするのだと、一人納得の夜でした!
ありがとうこぶし!
ありがとう鴛泊!
ありがとう利尻!
又来たいナー???

天塩・鏡沼海浜公園キャンプ場!今宵はシジミ祭りと新沼謙治のコンサートで大賑わい!
天塩 鏡沼海浜公園キャンプ場 7/2 土 曇り。
早朝マルゼンの近くを40分散歩。海岸に降りてみると霧に覆われた小さな魚港があって、海鳥が盛んに鳴いていた。
6時開店のセイコーマートで特製のおにぎりを買い。
宿でゆっくりと食事をし、朝ドラの「おひさま」を見て、鴛泊港へ徒歩10分。
8:30発のフェリーで稚内へ。10:10着後「スーパー・あいざわ」で買出した後、
この旅一押しの利尻水道沿岸を走るドライブコース—–
風車群の中を30kmに渡り一直線の道、蝦夷カンゾウの群生する海沿いのサロベツ原野をひた走る!
インサイトを選んだドライバーとして、この瞬間が嬉しい限り。清々しい風を受けてのドライブを満喫!!!
そう云えば、この平坦の一直線の道で、多くの自転車の旅人を見た。
彼らはテントにシュラフと飯盒等、結構な荷物を積んで長旅をしているのだ。
これが正に究極のキャンプ旅だろう!!
私の親友、二郷さんの友人でIT関連に勤めていた人は、自転車旅にパソコンを携帯していて、3ヶ月に渡り北海道を旅したそうです。
私の旅がハードなキャンプ旅とは言えなくなりました!!
北海道では、このように自転車で長旅を楽しむ人たちに出会いましたが、それぞれの楽しみ方があるのだと、感心しきり!
天塩の鏡沼公園は、しじみ祭りと新沼謙治のコンサートがあって、大賑わい。
テント設営後、サロベツ湿原へもどりイトウ釣り、まず近くのオンネベツ川でキャスティングもアタリ無し、
その後パンケ沼を目指して走行するも、草むらで悪戦苦闘、インサイトは草まみれ。
40号線のとよとみのGSで、泥まみれになった愛車を洗車。
そして又サロベツ川でロッドを振るもアタリ無し。再びキャンプ場へ。
春日部から来たと云うキャンピングカーの昭和16年の同年生まれの夫婦と立ち話。
此処の港でなんと94cmのイトウを釣ってしまったとの事。
釣ってしまったとは、偶然にも掛かったの、意味です!
すぐにロッドを片手に、天塩川の流れ込むその港で、1時間キャスティング—–海は紺碧で巨大な天塩川が流れ込み静だった。
しかし何も起こらなかった!!
イトウの釣りの旅は、此処で全て終わった!
今日の食事は、牛タンカレーとトウモロコシに、サトウのご飯に水で乾杯。
食後の一時は、コンロで湧かした熱いコーヒーを啜りながらビスケットで〆。


一日の終わりは、高台にある夕陽が日本一と云う温泉へ。
これがあれば一番のシアワセ!!
8時半就寝も、祭りの当たりくじの発表が、
延々と続きうるさくて寝付けなかったが—–いつしか長旅の疲れで、夢の中へ!!
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