これが日の出岬キャンプ場です!
北海道一人旅!日記⑦!日の出岬-猿払!1mはある・巨大イトウに遭遇しました!
日の出岬キャンプ場 6/28 火 曇り。
今日は210km先の日の出岬へ旅立つ日。
昨夜のサクラマスを雑炊にして、それを食べてキャンプを後に、5時半出発。
今日は一日中オホーツク沿岸を走る事になる。
334号+244号+238号と、斜里を過ぎ、網走を過ぎると、
サロマ湖沿岸を延々と走る—–サロマ湖は巨大でまるで海だ!
そしてオホーツク、あの流氷の凍てつく寒さとは全く違った、
穏やかな海原が優しく迎えてくれた!!!
湧別で5回目の給油。
13:30 日の出岬に到着。
ウトロから猿払までは遠すぎるので ここを中継キャンプ地とする。
日の出岬のキャンプ場は巨大なオホーツクに向かって広がる斜面にあって、
そこは重たい鉛色の雲に覆われた—–恐ろしさを秘めたような静けさで不気味ですらあった!
これが日の出岬のキャンプ場で、オホーツク海に向かって広大に広がるキャンプ場です。

ここで一人キャンプでした!
海に向かって緩やかなスロープで広がる—–此処のキャンプ場は樹木が無く広大な芝生がとても印象的。
受付では、子供を迎えに行っている、お母さんが帰るのを待って受付を済ませ—–
広大な芝生のド真ん中に、タープを広げずにテントだけを設営。
雨さえ無ければこの方が、設営と撤収が簡単で素早い。
キャンパーは遠くに一人いるだけで寂しい限りだ。
夕刻までの空き時間、岬の南のサーフでメタルジグを付けてキャスティング。
何のアタリもなし!
今日は炊事を省いて夕食へ、ディナーは街道筋にある「レストラン・ひまわり」
ここは先ほど受付で情報を得ていて、コジンマリとした洒落たお店で既に数人の先客があり—–
入ってすぐに、この店は美味しいぞ、の予感がピーンと閃いた!
海鮮料理二品を注文し、1300+490円。予感的中!とても旨く居心地も良かった。
食後はキャンプ場の上にある、日の出岬ホテルの温泉へ、立派で豪華な温泉で、
疲れを取るためにゆっくりと寛ぐ—–明日はイトウが待つ猿払だ!!
6/29-30 猿払公園キャンプ場 6/29 水 曇り。
4時半キャンプをたたみ135km先の猿払目指して出発。
朝食は途中、いつものコンビニ「セイコーマート」でおにぎりを購入。
雄武、幌内、枝幸、北見神威岬、頓別とオホーツクの一番厳しい冬場を思いながら、
穏やかに雲で覆われた海原を横目にひた走った!!
9時ポロ沼着。
ここポロ沼で何回かキャスティングしたが、広過ぎて釣りには向かないと判断し、
すぐに猿払川上流へ移動。猿払川にかかる橋を渡って右折し、
デコボコ道を延々と走り、駐車できるスペースを見つけて駐車。

これが猿払公園キャンプ場です!
猿払川で!
巨大イトウを掛けたが!
巨大イトウの巨大ジャンプを目撃!
そこには室蘭から来たと云う釣り人がいて、そのおじさんは今朝4時に来て3投目で巨大なアタリがあったが、
どうしても寄せきれずにバラしたと残念がっていた!
嘗て此処で97cmの巨大イトウを釣った実績のあるポイントだと教えてくれた。
私と同年代の彼は、家が近くにもあって猿払川の主であり、イトウ釣りの名人でもある。
私は直感的に此処が絶好のポイントだと閃き、
彼の下流に入りumfの名品ラックスのロッドを振り続けた。
やがて彼は11月3日が此処の年間のベストだと行って室蘭へ帰って行った。
ここで突然1mの巨大イトウがルアーに襲いかかってきました。

この場所でキャスティング、すると強烈なアタリが!!
昼食のパンをかじった直後の12時過ぎ、
突然umfのロッドが唸った。僅か5-6m先で巨大なアタリ—–すぐにリールを巻くと、
いきなりドラグを鳴らし、強烈に引込んだ!!
こんな強い引きは、嘗て経験が無い引き込みだ!!
この僅かな瞬間に——この引きには耐えられない!!
ドラグを緩めなければラインが切れる。
そう思ってステラのリールのドラグに手をかけたその瞬間—–物凄い引込みに耐えられず、
バリバスゲームの12pdのラインは物の見事にブチ切れた!!!
思いもよらず、まさか食ってくるとは—–幻のイトウが、シュガーディープ2/3ピンクのミノーにガブついたのだ。
手に残るあの強烈な引き込みに—–イトウに出会えた驚きと嬉しさで—–
相手に呑まれ、我を忘れ、怖気付いた—–私がいた!!
イトウは目撃できなかったが、おそらく室蘭の彼が橋の上から目撃した1mのイトウだろう。
猿払川にはまだこんな、巨大なイトウが棲息していたのかと!!
ラインを切られたのは残念だけど—–何故か幻のイトウに出会えた嬉しで—–足の震えが止まらなかった!
ありがとう猿払川!
ありがとうイトウ!
二度とくるコトがないダロー猿払川に、感謝!
猿払公園キャンプ場は、猿払川の北10kmで、道の駅に併設するキャンプ場。
温泉有り、レストラン有りと便利だ。
キャンプ場は、オホーツク沿岸で238号線を挟んだ、広大な原野にあって、芝生があるだけの殺風景なところです。
そこにテントのみ設営し、近場の沿道を4回目のマラソン。
なんの変哲も無い荒涼とした原野で、オホーツクから吹き抜ける強風がきつい40分の走りとなった。
猿払温泉は野球部の子供達の予約で込み合っていたので、あとで来ることにして、
残った赤ワインで今日の強烈なやりとりを思い出しながら、一人乾杯をして、
5時にレストランへ行き、ホタテ料理840円のディナーを頂く。
これが猿払公園キャンプ場で、近くには温泉がありゆっくりと寛ぐことができました。
しかもあの猿払川まで20分ぐらいで着ける—-絶好のキャンプ場。

独り占めできる猿払公園キャンプ場!
そして猿払温泉へ、まだ子供達の熱気の残っていて、
あのイトウの強烈な引き込みの感触を思い出しながら、疲れを癒す一時だった。
今宵のオホーツク沿岸は強風が吹いていて、
小さなテントが大きく揺れて、とても安眠出来ぬ一夜になった!
6/30 木 薄曇り。
あの巨大なイトウに会いたくて、早朝の4時から昨日と同じ場所でロッドを何百回と振った。
岸辺を上から下までまんべんなくキャスティング。
だがアタリ無し、上流の橋の下には、二人の釣り師の姿があった。
室蘭の彼が橋から写した、巨大イトウの写真を思い出していた。
その橋の下流に入って驚いた、
巨大イトウが浅瀬の柱脚の周りで猛烈なジャンプ—–おそらく20回は繰り返していた!
だが、ルアーを食ってくることは無かった!
この橋の柱脚の周りで巨大イトウの大ジャンプを目撃しました。
私のルアーと室蘭の彼のルアーを口から外すための大ジャンプだと思います!

あの柱脚の足元で巨大ジャンプを目撃!
猿払川にはまだこの時期好物のウドが自生していて、今宵の食材を確保し、
ポロ沼の岸辺にある風車の景色を眺めながらキャンプに戻る。
携帯で安全報告の連絡を入れながらテントで一休み。そして今日の炊事に取りかかる。
これで炊事は何回目になるだろうか、コンロをダンボールで囲み強風を防ぐ、ウドの天ぷらと、
ウトロで焦がして以来、飯盒飯はうまく炊けず、サトウのご飯を温めて、
水で乾杯をして、21回目となる温泉でくつろぐ。
明日は宗谷岬、稚内、利尻島行きでなので早起。
昨日とうって変わって、静かなテントに入り就寝、まだ8時です。
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