世界中を移動するホテル!70万時間=700000heures!伊根町の舟屋!!

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「70万時間」の伊根町の舟屋群!ここに目をつけるとは、ティエリー・テシェさんは凄い人!

世界中を移動するホテル!70万時間=700000heures!伊根町の舟屋!

 

「70万時間=700000heures は数カ月ごとに場所を変えて営業する世界でも類を見ない「移動するホテル」だ。

個人の邸宅などを改装して会員を宿泊客として迎え、その土地ならではの文化的体験を提供する。

名前の由来は人生を80年として時間に換算した数字だ。

2018年に創業し、イタリア、カンボジア、ブラジル、フランスと場を移してきた。

5箇所目は日本。

丹後半島の舟屋群で知られる京都府伊根町での営業を8月に終え、来年4月2日から11発1日までは

伊根町に加え、海外の顧客にも人気がある和歌山県高野山の2箇所で再開する。

オーナーはモロッコの高級ホテル「ダルアラム」を創設したフランス人実業家のティエリー・テシェさん。

「ダルアラム」を創設したフランス人実業家のティエリー・テシェさん!

02年に創業したダルアラムは、洗練された内装や食事ごとに変わる凝った演出で知られ、

コンデナスト・トラベラー誌をはじめ有名有名旅行メディアで「世界のベストホテル」に何度も選ばれている。

ダルアラムを終点に砂漠のコテージやテントを転々と滞在するプランが好評で、テシエさんは

「このアイデアを世界規模で拡大したい」と考え「70万時間」を企画した。

ダルアラムに魅せられ、昨年はカンボジアの「70万時間」を訪れたのは

京都祇園の京料理店「ささ木」の店主・佐々木浩さんだ。

「アンコールワット遺跡近くに2泊、トンレサップ湖に浮かぶコテージに2泊しました。

ドラマティックな演出のディナーがある一方で、あるランチでは田んぼに囲まれた中に

小型オートバイ付きの屋台が置かれ、ストリートフードのように食事を提供する。

楽しくて感激しました」と話す。

テシエさんが伊根町を選んだ理由は「作られたリゾートではなく、素朴でローカルな本物の生活がある」から。

江戸時代中期ごろに誕生した伊根町の舟屋は、湾に沿って舟の納屋が連なるこの地方独特の建物群だ。

国の重要伝統的県動物群保存地区に指定されており、今でも230軒ほどが残る。

「70万時間」は、1993年放映のNHK朝の連続小説「ええにょぼ」が撮影された、

舟屋を備えた元民宿の内部を改築して作られた。

舟屋が見える居間!これなら会員はすぐに増えるね!

「すでにある建物を利用するのは、地元の文化を尊重しつつ、古典的なホテルでもなく友人宅でもない、異なる視点をもたらしたいから。

舟屋で海を見ながらの食事はとてもくつろげますよ」とテシエさん。

舟屋の構造は生かして修繕のみを行い、ソファや燭台、

大きなダイニングテーブルを置いてラウンジ風にした。

舟屋の裏手に立つ母屋には、3つの客室と居間。

テシエさん自身がデザインしたフランス長の家具、アーティストの特注した

照明や装飾品が配され、日本の伝統建築との折衷が心地よい。

食事も地のものにこだわる。

目の前の伊根湾で取れる、カキやウニ、伊根町で養殖された伊根マグロといった海の幸に、

近隣の農家による無農薬、有機栽培中心の野菜や果物、岡山に牧場から取り寄せる乳製品などが彩りを添える。

夕食前に供される蒸してプリッとした食感に仕上たカキはウイスキーとの相性がことさらいい。

ドリンク類は生姜や果物を使った自家製。食事時やバータイムには、

京都で造られるクラフトジンや地元の蔵元の日本酒の飲み比べもできる。

ある日の朝食は居間、昼食は舟屋、食前酒は海に張り出したテラスや隠された離れなど、

食事の場所や演出が次々と変わり飽きることがない。

様々なアクティビティを含むプランでは、漁師が取ったばかりの

アワビやウニを船上で味わったり、農園で農家の人たちの手による料理を楽しんだり。

地元の味覚を生産者と交流しながら楽しめる。長めのいい山中でのピクニックや野点なども用意されている。

「日本には豊かな文化、自然美食、全てが備わっており、伊根のように素晴らしい地方がたくさんあるはずです。

文化を守りながら小規模なホテル業を活性化させるのが大切だと思います」とテシエさんは強調する。

祇園「ささ木」の佐々木さんは、「ティエリーは名プロヂューサー。その国の美点を見つけ、独特の魅力に変える力がある」と話す。

来年の高野山では三宝院の宿坊をホテルにしつらえ、

精進料理の枠を超えた食を供する。

 

来年の高野山では三宝院の宿坊をホテルにしつらえるという!

その後はカナダのケベックやイタリアのコモ湖に移る予定だ。

コロナ禍で旅がままならない時代、移動という贅沢はひときは輝いてみえる。     

日経新聞 ライター 安田薫子。 井上昭義撮影。

オーナーのティエリー・テシエさん。

「会員制ホテルにしたのは価値観を共有するコミュニティを顧客が希望したから。

70万時間はホテルではなく旅のアイデアなのです」と話す。

舟屋に並ぶ入り江を眺め、波の音を聞きながら昼食を取る。

近隣の農家が手がける野菜がふんだんに使われる

夕食のアペリティフの時間には、食前酒とともに伊根産岩カキのウイスキー添えが供される。

朝食は舟屋の裏手の母屋に作られた居間で、味噌ツボに花を生けるなど、インテリアにも創意工夫が光る。

次にこの件について詳しく検証してみます。

 

 

舟屋は伊根湾にせり出して!1階に船揚場、があり、2階が居室!

伊根湾(伊根浦)沿い立ち並ぶ民家!舟屋は伊根湾にせり出して!1階に船揚場、があり、2階が居室!

 

[伊根の舟屋(いねのふなや)』

は、京都府与謝郡伊根町の伊根地区で伊根湾(伊根浦)沿い立ち並ぶ民家で、

船の収納庫の上に住居を備えた、この地区独特の伝統的建造物である。

伊根の集落は重要伝統的建造物群保存地区として

選定されているために国内外にも知られ、毎年30万人近い観光客が訪れる。

[概要]   

舟屋は伊根湾の海面にせり出して建築されていて、1階に船揚場、物置、作業場があり、2階が居室となっている。

切妻造の妻面を海に向けて建てられたものが全体の約90%で、1階部分の床は船を引き上げるために傾斜している。

1階の作業場は出漁の準備、漁船や漁具の手入れ、魚干物の乾場や農産物の置き場などに利用される。

土台や柱は椎の木を用い、梁は松の原木を使用している。

湾を取り囲むように立ち並ぶ舟屋を総じて「舟屋群」とも言う。

海から見る舟屋群の景観や、民宿として営業している舟屋から見る海の景観は、伊根町の代表的な観光資源とされている。

また、近年では伊根町内での映画やドラマのロケ地として

(『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『釣りバカ日誌5』『連続テレビ小説 ええにょぼ』など)、全国に知られている。

時間貸しで舟屋滞在やそこからの漁業が見学・体験ができるツアー、

舟屋の内部見学や歴史解説などを含んだサイクリングツアーも行われている。

舟屋は江戸時代中期頃から存在しているものと見られ、2000年現在、238棟が確認されている。

当地区は「伊根町伊根浦伝統的建造物群保存地区」の名称で、

漁村集落としては全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。

ウイキペディア記事より。

 

伊根の舟屋 初めてなのにどこか懐かしい風景の漁師町!


どこか懐かしい風景の町!海上に浮かぶように建つ舟屋がぐるりと海を囲む様子!!

 

[伊根の舟屋 初めてなのにどこか懐かしい風景の町]   

京都府北部、「海の京都」と呼ばれるエリアでもひときわ人気が高い観光スポットが、ここ「伊根(いね)の舟屋」。

海上に浮かぶように建つ舟屋がぐるりと海を囲む様子は、ここでしか見られない景色。

高台から、町中から、船の上から…。

どこか懐かしい雰囲気が漂う町を、ふらりと歩いて来ました。

[一階は「船のガレージ」穏やかな海の漁師町の景色]  

一階は「船のガレージ」穏やかな海の漁師町の景色!

京都府北部にある伊根町。日本三景に数えられる名勝・天橋立(あまのはしだて)から車で20分ほどの距離にあります。

「伊根の舟屋」として知られるこの地域の家屋は直接海に接していて、1階は船を収蔵するためのガレージ、2階が居住スペースになっています。

地域独特の建造物が並ぶこの町並は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

町を訪れる前に立ち寄った「舟屋の里公園」。舟屋の町並を見下ろす高台にある絶景のビュースポットです。

展望台のほか、レストランやお土産店もあります。伊根湾に浮かんでいるのは様々な魚の生け簀です。

伊根湾にはブリや真鯛などの養殖が盛んにおこなわれていて、四角や丸の生け簀がたくさん浮かんでいます。

高台からの景色を堪能したら、さっそく町へと降りていきましょう!

[伊根町の情報発信基地「伊根町観光協会」へ]   

まずは情報収集も兼ねて「伊根町観光協会」を訪れました。

以前は、先ほど紹介した「舟屋の里公園」に設置されていたのですが、より町に近い場所で

情報発信や観光客へのフォローをしたいと、2018年4月に町の玄関口のこの場所に移転しました。

▲協会内の様子。

オリジナルグッズの販売も町役場の書庫を改装した建物は、

オシャレなデザインと古い町家の雰囲気が融合したとても素敵な空間になっています。

今回、取材に対応してくれたのは、観光協会の吉田さん。

初めて訪れた伊根の町の見所を案内してくれることになりました!

▲昭和な空気が漂う町のよろず屋さん。

なんとも言えない味があります、まずは、吉田さんと共に町の西側、西平田地区へと歩きます。

このエリアは観光協会や駐車場からも近く、訪れた観光客の多くが町歩きを楽しむエリアだそうです。

明治期~昭和初期の建物なども多く残る町は、タイムスリップしたような不思議な雰囲気です。

▲家と家の間の路地からは海が。

ここにしかない風景がそこかしこに海に接している舟屋は、

先ほど述べたように舟のガレージが主な機能。

なので、道路を挟んだ向かい側には、住居用の母屋があるのが主流です。

こちらが表通りで、伊根裏重要伝統的建造物保存地区です!

ただ、漁の後に作業をしたり、翌朝の漁に備えたりすることがあるため、

舟屋でも居住できるような機能が加わったのが、現在の舟屋の姿なのです。

歩みを進めると、大きな屋敷が見えてきました。

こちらは伊根町で唯一の酒蔵「向井酒造」。創業は宝暦4(1754)年という老舗の酒蔵です。

▲代表的な銘柄の「伊根満開」。

古代米で醸したお酒はピンク色で、ロゼワインのような味わい

こちらの蔵は、全国でも珍しい女性杜氏がお酒を醸しています。

優しくフルーティなお酒が主流で、日本酒が苦手な人でも飲みやすいと評判。

この日も多くの観光客がお土産に日本酒を買い求めていました。

また、舟屋の並びにある酒蔵は海に面していて、設置された浮桟橋は直接舟をつけられるようになっています。

ヨットやカヤックなどで舟をつけてお酒を買いに来る人もいるというから驚きですね。

蔵ではお酒やへしこなどのおつまみ、酒スイーツなども販売しているので、

天気の良い日はこの浮桟橋でプチ宴会を楽しむこともできます。

▲浮桟橋からみた舟屋の町並。漁の後に網を手入れするおばあさんがいたり、町の暮らしが垣間見えます

▲今回特別に見学させてもらった舟屋のガレージ内

観光協会では、町の歴史や文化の解説を聞きながら町を巡ることが出来るガイドツアーも実施しています。

通常は入れない舟屋の中の案内もあるので、初めて伊根を訪れる際はオススメです。

[「伊根湾めぐり遊覧船」で舟屋の町並を海から見る]  

町歩きの後は、観光協会から車で約5分の場所に乗船所がある「伊根湾めぐり遊覧船」に乗船しました。

舟屋の歴史や見所の解説を聞きながら伊根湾をぐるりと一周できる観光船です。

2階はオープンエアーになっていて、海風が心地よかったです!

船には、カモメやトンビがたくさん群がって来ます。

港や船ではエサになるスナック菓子が販売されていて、鳥たちへのエサやりも楽しめます。

カモメはホバリングしながらエサを口で獲りますが、トンビは鋭い爪でバッと持っていくので注意が必要。

取材時も、トンビの爪が指にあたって結構ビックリしました。

▲エサを求めて飛んできたカモメ。

かなりの数が来るのでシャッターチャンスもいっぱい

想像以上に沢山の鳥が飛んできてテンションが上がってしまい、夢中でエサやりしていたら、あっという間に船は港に到着。

おかげで舟屋の景色や解説はあまり楽しむことができず…残念!

じっくり舟屋の景色を楽しみたい方は、エサやりはほどほどにするようにご注意ください。

[町並を一望できる2階席で伊根の海の幸を味わう「舟屋食堂」]  

遊覧船から降りたら、もうお昼すぎ。お腹が空いてきたので、

観光協会の建物の2階にあるレストラン「舟屋食堂」でランチを頂きました。

これは舟屋日和ですが、このように改装すれば素晴らしい宿になります!手すりがないのがいい!!

こちらは観光協会と同じく2018年4月にオープンしたばかり。

木々の若々しい香りがイイ感じの内装です。

大きくとられた窓からは、舟屋の町の景色を楽しむことができます。

ランチメニューは、海鮮丼やお刺身定食など、伊根湾や近海の新鮮な海の幸を使ったものが中心。

今回は海鮮丼(税込1,500円)をチョイスしました。

運ばれてきた丼の上には、伊根のブランド魚である「伊根サーモン」や、ヒラマサ、サワラ、スズキなど新鮮な魚介がたっぷり。

ネタは季節ごとに変わり、その時期旬の魚が7~8種類ほどのるそうです。

それではさっそくいただきます!

ん~うまい!

どの魚も新鮮で身が締まっていますね。

ただ新鮮なだけじゃなく、切り身の大きさなどもちょうどよく、とても食べやすかったです。

ランチのあとは、料理長特製季節のデザート(税込400円)を頂きました。この日は3色ムース。

リンゴとイチゴの酸味と、ほんのり香る抹茶の風味がナイスなマッチングでした。

ランチ以外に朝食やカフェメニューもあるので、旅のスケジュールに合わせて利用してみてください。

[海から近づく舟屋の景色「海上タクシー」]  

▲マリネ号の船長・下岡さん。

地元伊根町出身の若手イケメン船長だ海の上から舟屋の景色を見るには、

先ほどの遊覧船のほかに「海上タクシー」もおススメ。

地元の船長さんたちが自前の船で海の上をガイド付きで案内してくれます。

▲観光協会から歩いてすぐの船着き場から乗船。

オレンジの救命胴衣を着たら出発です

船を走らせること数分。船長オススメのポイントに到着。

いかがでしょう?ポスターなどの観光写真にもよく使用されるポイントだそうです。

舟屋のガレージがはっきり見えますね。

これが舟屋のガレージです!

穏やかな波に揺られ、しばしこの不思議な景色に見入ってしまいました。

丹後半島と、さらにそこから半島状に突起した亀島に囲まれた海が伊根湾です。

「山が直接海に入り込んだような地形になっているでしょ?

なので、プランクトンのエサになる豊富な栄養分が伊根湾に流れ込むから、いい魚が育つんです」と下岡船長。

「それに、地形的に常に波が穏やかな伊根湾は、過去も津波などの被害にあったことはありません。

この地で暮らす人々が、いつしか海にせりだしたような家を建てるようなったんです」。

なるほど、そうやってこのフォトジェニックな景色が生まれたんですね!

「岩牡蠣の養殖の生け簀で作業してますね、ちょっと見てみましょうか?」と同乗していた観光協会の吉田さん。

「ちょっと見せてもらえますか~?」と声をかけるとOKのサイン。

船を寄せて見せてもらうことになりました。

▲岩牡蠣養殖の作業の様子

「今揚げているのはだいたい2年目ぐらいですね」と漁師さん。

出荷するサイズになるまで3年かかるそうです。

伊根の岩牡蠣はきれいな水の中で育てるためまったく臭みもなく、大きいものだと500gを超えるものもあるんだそう。

▲驚きのサイズ感!夏が旬の伊根産岩牡蠣、時期が合えばマストで味わいたい逸品

決まったルートがない海上タクシー、船長さんの思いつきで、サプライズな場所に連れていってくれるかも。

時には「こんな景色がみたい!」といったリクエストにも応えてくれるので、自由度の高い海のお散歩が楽しめます。

伊根町には、紹介したマリネ号以外にも数件の海上タクシーがあります。

乗船の希望は観光協会まで問い合わせてください。

[一棟貸切で利用できる舟屋の宿「まるいち」]  

せっかく伊根町を訪れたなら、外から眺めるだけでなく、舟屋の中に入って過ごしてみたいですよね。

というわけで、最後は「舟屋の宿」をご紹介。

2018年5月現在、伊根町には舟屋を改装した宿泊施設が13軒あり、多くの人が宿泊を楽しんでいます。

今回訪れたのは、こだわりの調度品とオシャレな雰囲気の「まるいち」。

舟屋をまるまる一棟貸してくれるスタイルで、若い人やカップルにも人気の宿です。

扉を開けて中に入ると、1階は大きな木のテーブルが置かれたリビングです。

窓の外はすぐ海、そして船や他の舟屋が並ぶ景色を見ることができます。

ここは1階なので、もともとは船のガレージだったスペース。

外へ出てぐるりと回りこめば、かつての名残を感じることができます。

2階はベッドルーム。

ツインベッドも広く、照明も雰囲気があってイイ感じ。

これはステキな夜が過ごせそうです。

窓際は伊根湾を望むくつろぎスペースになっています。

ゆらゆら揺れる海面に浮かぶ船、

ゆるやかで穏やかな時間の流れを感じながらのんびり過ごしてください。

▲目の前の海では、日中釣りも楽しめます

▲笑顔が素敵な女将さんと生まれたばかりの娘さん

2018年5月現在は、食事なしの素泊まりのみ。

食事は持ち込みか、先に紹介した舟屋食堂などの飲食店を利用してくださいね。

予約が必要なお店もあるので、事前に観光協会に問い合わせるのがベターです。

海に浮かぶ舟屋の不思議な風景、昔ながらの暮らしのリズム…。

どこにもないのに、どこか懐かしさを感じる伊根の町。

忙しい日々に疲れたら、ちょっと足を延ばしてのんびり過ごしてみてはいかがですか。   

旅ぐるたび 記事より。

 

 

私はこの伊根の舟屋をイタリアの街が一つの宿になる「アルベルゴ・ディフィーゾ」をここに作る構想を持っています!


作られたリゾートではなく、素朴でローカルな舟屋!イタリアの街が一つの宿「アルベルゴ・ディフィーゾ」の構想に!

 

今日のまとめ。

「移動するホテル」とは、個人の邸宅などを改装して会員を宿泊客として迎え、その土地ならではの文化的体験を提供する。

オーナーはモロッコの高級ホテル「ダルアラム」を創設したフランス人実業家のティエリー・テシェさん。

ダルアラムは、洗練された内装や食事ごとに変わる凝った演出で知られ、コンデナスト・トラベラー誌をはじめ

有名有名旅行メディアで「世界のベストホテル」に何度も選ばれている。

ダルアラムを終点に砂漠のコテージやテントを転々と滞在するプランが好評で、テシエさんは「このアイデアを世界規模で拡大したい」と考え「70万時間」を企画した。

テシエさんが伊根町を選んだ理由は「作られたリゾートではなく、素朴でローカルな本物の生活がある」から。

江戸時代中期ごろに誕生した伊根町の舟屋は、湾に沿って舟の納屋が連なるこの地方独特の建物群だ。

国の重要伝統的県動物群保存地区に指定されており、今でも230軒ほどが残る。

「すでにある建物を利用するのは、地元の文化を尊重しつつ、

古典的なホテルでもなく友人宅でもない、異なる視点をもたらしたいから。

舟屋で海を見ながらの食事はとてもくつろげますよ」とテシエさん。

舟屋の構造は生かして修繕のみを行い、ソファや燭台、大きなダイニングテーブルを置いてラウンジ風にした。

舟屋の裏手に立つ母屋には、3つの客室と居間。

食事も地のものにこだわる。

目の前の伊根湾で取れる、カキやウニのお食事を提供する!

目の前の伊根湾で取れる、カキやウニ、伊根町で養殖された伊根マグロといった海の幸に、

近隣の農家による無農薬、有機栽培中心の野菜や果物、岡山に牧場から取り寄せる乳製品などが彩りを添える。

ある日の朝食は居間、昼食は舟屋、食前酒は海に張り出したテラスや隠された離れなど、食事の場所や演出が次々と変わり飽きることがない。

「日本には豊かな文化、自然美食、全てが備わっており、伊根のように素晴らしい地方がたくさんあるはずです。

文化を守りながら小規模なホテル業を活性化させるのが大切だと思います」とテシエさんは強調する。

私はテシエさんが伊根の舟屋を選んだのには感心させられました。

流石に世界のベストホテルに何度も選ばれただけの実績があるからです。

私はこの伊根の舟屋をイタリアの街が一つの宿になるの「アルベルゴ・ディフィーゾ」が出来ればと思っています!!

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。