世界のワインを知る楽しさ!主要7カ国の赤ワイン!ワイン界は変わりました!

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世界のワインを知る楽しさ!主要7カ国の赤ワイン!ワイン界は変わりました!!

 

今日は世界の赤ワインについて記述してゆきます。先ずは世界一を誇るフランスから始めましょう。

『フランスワイン』は生産量でイタリアに抜かれて世界第二位に後退しました。そのフランスには次のワイン産地があります。世界に君臨し続ける「ボルドーワイン」、世界で最も高価な「ブルゴーニュワイン」、地中海の太陽の恵みを受けた個性溢れる「ローヌワイン」、地中海に広がるコスパワインのラングドックワイン、最後に黒ワインを代表するの南西地方とフランスはバラエティに富んだワイン産地が広がっています。

[ボルドー]はジロンド川の左岸にあって、そこは五大シャトーで知られる地域です。五大シャトーとは、① シャトー・ラフィット・ロートシルト ② シャトー・ラトゥール ③ シャトー・マルゴー ④ シャトー・オーブリオン ⑤ シャトー・ムートン・ロートシルト以上。葡萄の品種はカベルネ・ソーヴィニヨンです。さらにジロンド川の右岸にはサンテミリオンとポムロールがありますが、葡萄の品種はメルロです。サンテミリオンは土壌が複雑で変化に富みます。ポムロールはもっとも高価なワインを熟成させる「シャトー・ペトリス村」があります。

これがボルドーの地図。

[ブルゴーニュ]は官能に満ちたエレガントなワインで、その味わいはこの地ならではのテロワールが作り出しています。葡萄の品種はピノ・ノワールでそれから熟成されるワインは世界一高価な「ロマネコンティ」です。

[ローヌワイン]は個性豊かで太陽の香り!ローヌ河沿の道が「太陽の道」と呼ばれるように、太陽の恵みを一杯に受けて赤ワインを熟成しています。「北部ローヌ」と「南部ローヌ」に別れていますが、出来るワインは大きく異なります。北部ローヌには「火あぶりの丘」と言われる男性的な赤ワイン「コート・ロティ」があります。一方南部ローヌには法王の城と言われる「シャトーヌフ・デュ・パブ」はあまりにも有名です。

これがローヌの地図で、シャトー・ヌフ・デュ・パブは南の中央です。

[ラングドックワイン]北部ラングドックと南部ラングドックとルーションに分類されます。ラングドックのiワインはフランスでは群を抜いて感動するような、美味いワインがあります。一時期の悪いイメージは完全に払拭して、才能のある醸造家を輩出して、新たな質のいいワインが目白押し。

これが地中海沿岸に広がるラングドックです。

[南西地方]中でもワイン愛好家注目なのが、南西2大赤ワイン、マディラン・カオールや、甘口白の銘醸地ジュランソンなどを擁するフランス南西地方。高い品質を備えたコスパワインの宝庫。特に黒ワインで知られるカオールのマルベックの葡萄があまりにも有名。

 

今、現在世界一の生産量はイタリアワイン!南北に広がる多様性が凄い!特に南・イタリアに注目!

 

『イタリアワイン』は北からピエモンテ、ヴェネット州、トスカーナ、プーリア州、シチリア以上。

[ピエモンテ]はイタリアの北西に位置する産地で、北はスイスの国境に、西はフランスの国境に接しています。トスカーナと並ぶイタリア屈指の高級赤ワインの産地で、「イタリアワインの王様」と呼ばれる「バローロ」と「イタリアワインの女王」「バルバレスコ」が特に有名。葡萄の品種はネッビオーロでバローロは3年以上熟成させた後に出荷が許されます。バルバレスコは熟成期間も短く15年程で飲み頃を迎えます。

[ヴェネット州]水の都ヴェネチアのあるこの州はイタリアでトップの生産量。赤ワインは「コルヴィーナ」「ロンディネッラ」「モリナーラ」などのブレンドワインで有名。また個性的で秀悦な赤ワインの製法に「アマローネ」があり、陰干しされて妖艶なフレーバーを醸し出しヴェネット州最大な赤ワインを作り出しています。

[トスカーナ]サンジョベーゼの葡萄で有名なこの地域には「キャンティ」「キャンティクラシコ」を中心に、南には「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と「ヴィノ・ノヴィレ・ディ・モンタルチーノ」があります。「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は100年熟成するイタリア最高峰の赤ワイン。

これが「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」で、100年熟成するイタリア最高峰の赤ワイン。

[プーリア州]のサレントは今、世界で注目の産地で、ジンファンデルのDNAをもつプリミティーヴォの葡萄は地中海の燦々と降り注ぐ太陽と冷涼な海風で絶妙な葡萄が育てられ、チカラ強い濃厚なワインを熟成させます。

今、最も注目のプーリア州サレントのプリティーヴォの葡萄から熟成された「マッソ・アンティコ」で、私の最新の五つ星。

[シチリア]多くの葡萄の品種でシチリア独特の赤ワインを作り出しています。

『スペインワイン』は22の生産地から安くて美味しい赤ワインを世界に向けて配信し続けています。私は「リベラ・デル・_ドゥエロ」と「トロ」の赤ワインは世界一だと思っています。葡萄の品種はテンプラニーリョの固有品種で、ティンタ・デル・パイス」と「ティンタ・デ・トロ」と呼ばれています。又、グルナッシュ・ティントレラとモナストレルで作られる赤ワインも世界水準の高品質赤ワイン。スペインワインが世界一だと言われる所以はこの葡萄達が最強だからです。ドゥエロとトロ以外の銘醸地は、リオハ、プリオラート、アルマンサ、イエクラ、フミーリャ、モンサンと次々と新しい銘醸地が出現しています。スペインワインの幕開けは、パーカーポイント100点満点をつけた「テレマンシア2004」が突如トロから出現し銘醸地として世界を驚愕させました。古くは1929年の万国博覧会で「ベガ・シシリア・ウニコ」が金賞を獲得し<リベラ・デル・ドゥエロ>を世に送り出した経歴があります。曽てロバートパーカーが「ワインの時代」はフランスからスペインに移りつつあると発言して世界を驚かせました。次々に現れる銘醸地と名ワインがそう言わせたのです。

スペインには22の産地が広がっていて、「リベラ・デル・_ドゥエロ」と「トロ」を始めとして銘醸地が次々に現れて、世界一のワイン王国を築きました。

『カリフォルニアワイン』は北から南までバラエティに富んだテロワールが特徴で、葡萄の糖度が充分に上がりボリューム感たっっぷりの赤ワインを熟成。そこは五つの産地に分けられています。「ノースコースト」「セントラルコースト」「南カルフォルニア」「シェラネヴァダ」「セントラルヴァレー」以上。セントラルコーストのジンファンデルはカリフォルニアを代表する葡萄で、妖艶で魅惑的なフレーバーを放ち、全米を熱狂させる。その代表がサンフランシスコで開かれるジンファンデル祭り。私のワインへの原点がなんとジンファンデルです。

これがカリフォルニアの五つの産地。

『チリワイン&アルゼンチンワイン』チリはコスパワインの宝庫で「チリカベ」で特に有名で、ボルドーを凌ぐカベルネ・ソーヴィニヨンです。中でも有名なのが「インドミタ・グランレゼルバ・カベルネ・ソーヴィニヨン2010」はワイン評価誌「デキャンター」で世界一に輝いた、980円のコスパワインです。本場ボルドーに匹敵すると言われた驚愕のワインです。アルゼンチンワインはレベルが高く、葡萄の品種はマルベックでカオールを上回る黒ワインです。特に名を馳せたワインが数多くあります。チリはカベルネ・ソーヴィニヨン、アルゼンチンはマルベックと覚えて下さい。

これが世界一に輝いたチリカベ「インドミタ・グランレゼルバ・カベルネ・ソーヴィニヨン」です。チリカベを世界に広めた張本人。


 

『オーストラリアワイン』は特にレベルが高い国です。偉大なオーストラリアワインを作り出したのが「ベンフールズ」です。更に天才醸造家「ベン・グレツアー」が作り出した「アモンラ」の存在です。更にウルトラ級の「極安旨」980円で最優秀に輝いた英国王室御用達ワイナリー「セークレッド・ヒル」の存在です。これらの正体の謎はシラーズと言う葡萄の品種にあります。シラーズ恐るべし!!

この素晴らしいデザインの赤ワインは「ベン・グレツアー」が作った「アモンラ」です。オーストラリアワイン恐るべし!

今日は世界のワインを案内してきましたが、フランス一強の時代は既に終わりを告げていて、スペインワイン最強時代と共にイタリアワイン最強の時代とも言えます。何故イタリアかと言うと、葡萄の品種の多さからくるアロマやフレーバーの多様性にあるようです。北のピエモンテと南のプーリア州では、全く違った味わいに大きな魅力に感動します。今注目の南イタリアの赤ワインは太陽の恵みを生かした力強い味わいに妖艶な魅力すら感じます。南イタリアの「アマローネ」製法に、何故かジンファンデルの妖艶な魅力が見え隠れするのは、なぜでしょうか!世界のワインをこのように見てくると、ボトルに詰まった甘い夢のようなアロマが溶け出して来そうです!!

 

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私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。