ワインは三日目になると何故・美味いのか!栓を抜いたらすぐ飲み干せはウソです!

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デキャンタからワインを注いでいますが、これもワインを美味しくする方法です!

ワインは三日目になると何故・美味いのか!栓を抜いたらすぐ・飲み干せはウソです!

 

ワインは三日目になると何故美味くなっているのか、栓を抜いたらすぐに飲み干せは、なんなのか!私は以前からお酒は一日置きにしか飲みません。ですのでワインを開けても次に飲むのは三日目、五日目になります。そこで大発見がありました。私が飲んでいたワインの大半が、三日目、五日目の方が美味くなっていました。最初は何故か時が経つと美味くなるのが不思議でした。「ボーグルジンファンデル」は三日目になると妖艶なフェロモンが漂い始め、シングルモルトウイスキーをさえ彷彿とさせる五つ星の高評価になったほどでした。二代目の五つ星「バルデモンテレッド」は三日目になると永い眠りから覚める様に良い香りが漂いながら、程よいタンニンも目覚めて、旨味が現れて、まさにその時、赤ワインの素晴しいフレーバーが発揮されます。今飲んでいる南イタリアの「アーマミ・ネグロアマーロ2016」は三日目になるとネグロアマーロの葡萄本来の力量が発揮されて四つ星++から五つ星の美味さに評価を上げました。南イタリアの五つ星は全部で、五つありますが全部が、三日目に美味くなっていました!!

これが三日目になると、妖艶なフェロモンが漂い始めシングルモルトウイスキーを彷彿させる五つ星になった凄い奴「ボーグル・ジンファンデル」!

この「バルデモンテ」は三日目になると長い眠りから覚めて五つ星の美味さに!

これはプーリアの「アーマミ・ネグロアマーロ」ですが三日目になると評価が上がり四つ星++から五つ星になりました!

赤ワインは栓を抜いたらすぐに飲み干さないでください、必ず二日目、三日目には美味くなって行く傾向があるからです。これも私の新しい美味しいワインの方程式の一つです。

以前は飲み残したワインを空気を抜くグッズで空気抜きをしていましたが、今はその必要が無く一切普通に、冷蔵庫で保存していて味は落ちませんし、それどころか美味くなっています。半月とか一ヶ月保存するような場合は、空気を吹いて冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。三日目、五日目で飲み干す場合はそんなにデリケートにならずとも美味しく頂けます。デキャンタをするのはこれと同じで、空気に触れさせるためですが、デキャンタより美味しくなるのが、三日目です!

これがデキャンタですが、これより美味しくなるのが三日目!

もしかするとボルドーのワインは特に左岸のワインは、三日目に美味しくならないかもしれません。ボルドーのポイヤックでしかもアタリ年の2000年を試飲しましたが、三日目に美味しくなっていませんでした。ボルドーワインには感動するようなワインがありませんので、試飲する機会がなくなりました。最近は見た目で美味しいワインを判断するようになりましたので、残念ながら今は、ボルドーワインが目に止まることはありません!

これがボルドーのポイヤックでしかもアタリ年の2000年ですが、三日目に美味しくなっていませんでした!

私が試飲したワインで五つ星の評価をしたワインは全部で、20品種になりますが、この全てが三日目に美味しくなっています。この事からしてもワインの評価は三日目にした方が正解かもしれません。アタックで即満点の五つ星ならばともかく、三日目に一つ上に昇格したワインは数限りなくあります。

九代目の五つ星「ムルべ・ロブレ2011」三日目に評価を伸ばし五つ星にこぎ着けた「トロの妥協なき一本」でした。またリオハの「アサーニャ・リオハ・トラデシオン2011」は酸味の強いストラクチュアで、アタックでの評価はそれほどではありませんでしたが、なんと三日目、五日目、七日目、九日目と評価を伸ばし続けた不思議なワインでした。又、スペインのシガレスの「オヴィディオ・ガルシア・エセンシア2009」は六日目は真夏の暑さで冷蔵庫から取り出して試飲すると五つ星に迫る美味さに!

三日目に美味しくなるワインの傾向は、酸味がしっかりしていること、フレーバーが力強いこと、渋みが潜んでいること、ここが重要なチェックポイント。

 

美味いワインとまずいワインの違い!三日目でその違いが分かります!

 

美味しいワイン程三日目に美味くなりますが何故でしょうか。「ワインは三日目が一番美味しい」渡辺良平著がAmazonから出ています。私と同じ評価をしているのが「渡辺良平」さんです。又「ワインの科学」の著者清水健一さんは、ワインは開栓したらしたら飲みきらなければならないは、大部分はウソです。以上は参考まで。

渡辺良平さんも私と同じことを言っています!

先ずは良いワインと美味くないワインについて考えます。良いワインは三日目に美味しくなる傾向があります。若いワインはむしろ酸化した方が美味くなります。特にタンニンのしっかりとした若いワインは、特にその傾向が顕著です。私が多く試飲しているスペインの若いワインは力強さがあって、間違いなく三日目に美味くなっています。したがって私が多く試飲している「安くて美味しい赤ワイン」は三日目が一番美味しくなっているのです。

私の感想ですが三日目に美味しくならないワインは「美味しいワインとは言えない」そんな記録が残っています。

そこで最近試飲したワインで三日目に美味しくなったワインは「マリウス・シングルヴィンヤード・ガルナッチャ・ティントレラ2015」です。このワインはスペイン・アルマンサの地場品種ガルナッチャ・ティントレラでしかもオーガニックで、ベルリーナ・ワイン・トロフィー金賞の実力派。三日目になるとガルナッチャの底力が発揮されて、更に美味しくなっていました。オーガニックで初めて美味しいワインに出会いました。評価は★★★★++の高評価。

これが最近試飲したスペイン・アルマンサの「マリウス・シングルヴィンヤード・ガルナッチャ・ティントレラ2015」で、三日目に美味くなっていました!

このようにワインは、すぐ飲んで下さいは嘘で、三日目に美味しくならないワイン=まずいワイン は、試飲記録を分析してみるとその多くが評価の低い、クオリティの低いワインと見受けました。まずいワインは三日目になっても美味くならないワインと思ってください。ボルドーワインで三日目に美味しくなっていたワインは唯一評価の高かった「シャトー・グランジュ・ドルレアン2011」だけでそれ以外で三日目に美味しくなった記録はありませんでした。結論、おいしいワインは三日目に美味しくなるが、まずいワインは三日目になっても美味しくならないと、私の試飲記録がそのように語っています。記録をつけているとこのように重要なことが、わかってくるので、試飲記録は必ずつけて、更にそれの評価解析までして下さい。記録は嘘をつかない、これが大事です!!

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。