ワインの知識アレコレ!若いワインと熟成したワインの違い!熟成すると船旅で・旅疲れをすることも!

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ワインの知識アレコレ!若いワインと熟成したワインの違い!熟成すると船旅で・旅疲れをすることも!

 

若い作りたてのワインと熟成したワインには違いがあります。熟成したワインは何と、長旅の船旅をすると旅疲れをするそうです。ワインは海上輸送の様な長旅をさせると、ある期間品質が低下するが、旅が終わりしばらく置いておくと、品質的に回復するそうです。つまりワインが旅疲れをするということですが、議論が分かれるところですが、若いワインは旅でも疲れませんが古くなったワインは旅疲れをするということです。ワインも人間のように歳をとると長旅で疲れるようです。

若いワインと熟成したワインの違い!

その原因を想定してみると、旅疲れの原因は、温度上昇と振動です。考えうるにワイン側の変化は、水分子やエタノール分子の構造破壊、酸化反応、還元反応の三種類が考えられますが、結論は温度上昇による酸化反応で一時的に、品質低下が起こるのです。従ってワインを飲む前に抜栓すると回復するというわけです。若いワインが旅疲れしないのはもともと酸化還元電位が高いためだそうです。

 

キャップはスクリューが優れている!

ワインにコルク栓はいらない!一時的に必要なだけなので・スクリューがいい!オーガニックワイン決して美味しいとは言えない!

 

コルク栓が必須かですが、答えはnoでいりません。ワインが熟成する過程においては、ある程度の酸素を必要とするので、通気性のあるコルク栓がベストですが、ところが塾生の結果、品質のピークに達した後は、酸素は品質を劣化させる原因となるだけです。最も長くピークを保てるのは、ビールの王冠、次いでスクリューキャップの順で、コルクの栓は最も短い。我が国のように流通期間が長い場合は、コルクよりスクリューキャップの方が良いのです。

ワインのキャップはコルクかスクリューか!

コルクの栓はカシの一種で、コルクガシの樹皮で、ポルトガルに良質な樹皮が多くあり、それがほとんど使われています。この樹皮の第一層=バージンコルク を剥ぎ、9-10年後に再生してくる層を剥ぎます。この二階の層はコルク栓に適さないので、他に使われて、3回目の9-10年後の層=アマディア を収穫してコルク栓にします。この後も同様にコルク栓として用いられ、一本の樹から150年ぐらいの間に10-15回が栓用のコルク層を収穫できます。

ワインをグラスに少量注いでいるのは、コルク臭の有無を確かめる儀式。

レストランでワインを注文する時、ソムリエがお客の中にホストと思われる客のグラスに少量注ぎ、テイスティングする儀式がありますが、ワインに問題がなければ、全員のグラスにワインを注いでくれます。そもそもこの儀式は何のためにあるのでしょうかと言うと、ワインにコルク臭が付いているかどうかを検査するのが主な目的です。コルク臭があれば別のワインと交換してもらえますが、テイスティングしたワインが気に入らないと、文句をつける人を時々見かけますが、これは渡世の仁義に反した行為です。

コルク臭の本体は、二つありますが、一つはある種のカビに汚染されている事と、コルクに塩素が残留する事です。

ワインの香りには、アロマとブーケの二種類があります。アロマは葡萄本来の香りで、ブーケは発酵や熟成で出てくる香りです。ワインの製造に際しては、葡萄のアロマの発酵と熟成によるブーケをうまくコントロールするすることが重要。

[有機ワインとは] 有機ワインは有機栽培による葡萄のみを原料としたワイン。有機ワインはこのように、有機栽培による葡萄のみを原料としたワインです。更に有機栽培葡萄100%を使って、特定の認証団体が認めたワイナリーで、その認証団体が規定するガイドラインに沿って作られた場合に初めて有機ワインなどの呼称が認められるようです。

オーガニックワインは決して美味しいとは思いませんが、十分に意義があると思います。

有機ワインは美味しいでしょうか?答えは二つに集約されます。A.有機ワインは香味の点からは、通常のワインに勝ることはない。 B.有機栽培葡萄を使用したことによって、香味が良くなる事はない。

有機ワインは決して通常のワインと比べて、決して美味しいのではありません。私の有機ワインのテイスティング記録でも、美味しいという評価はありませんでした。ですが有機ワインは十分に意義のあるワインと考えています。

[飲む前の抜栓、デカンティングは必要か]抜栓の主たる目的は、不快臭をなくしたり、香りを再び立ち登らせるために必要です。抜栓の有効性が高いのは、瓶詰め後二年以上を経たワインに有効です。実際はもっと古いワインの方が有効です。

デキャンタにはオリを取り除くことと、空気に触れさせてまろやかにすることです。

次にデキャンティングですが、第一は底に溜まっているオリを取り除く事。第二は空気に触れさせることによって、ワインの味をまろやかにすることです。空気に触れさせることによってまろやかになるワインは若いワインに限ります。

今日はワインの知識あれこれについて記述しました。普段何気なく行っているワインの習慣がありますが、その意義に触れることは重要です。ワインも年を取ると長旅で疲れ、人間と同じです。

コルク栓は古くなるとボロボロになり、困り果てることがあります。その点スクリューキャップにはそんなことはありません。

ワインに何気なくコルク栓がありますが、スクリューキャップの方がいいとは、そう思う点が多いい様な気がします。古くなったワインのコルク栓は抜く時にボロボロになって困り果てることがありますので、スクリューキャップの方が、いいと思います。更に人工のコルク栓は古くなっても、ボロボロにならず酸化もしにくいので良いのではないでしょうか!ワインにはこのように間違った記事が多く見られ、それはワインの科学的根拠の無いものが、ほとんどです。ワインは栓を抜いたらすぐに飲んでくださいは、熟成ワインの話だけで若いワインは反対に美味くなります。ワイン界にはこのような嘘でまみれています。注意しないとその嘘が見破れません!

 

 

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私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。