ヤマガラは人を惹きつける魅力がある!美しい鳴き声と!人になつき・芸達者にも魅了されました!
私の少年時代の大切な思い出の一つですが、ヤマガラを飼っていた事です。ヤマガラには美しい鳴き声があります。その鳴き声とは「ツッツピー!ツッツピー!ツウツウ!」と高い声でゆっくり囀り、その鳴き声は山を渡り遠くまで響きます。私は口笛で山を歩くとヤマガラがその鳴き声を聞いて、鳴き返してきます。ヤマガラとは鳴き声を通じて友達になれます。
ヤマガラには多彩な芸があります。鳥籠を縦長なものにして中にブランコをつけます。縦長にするには訳があります。こうすると籠の中で宙返りをして遊び始めるのです。だからヤマガラの籠は縦長にするのです。人に懐く小鳥なので、山奥のデッキなどでは、時々人の手から餌を食べに来ます。

私はヤマガラの餌は「しきび」の実です。「樒=しきび」とはお墓にその枝を飾るので、お墓には沢山の「樒=しきび」があり、秋にはその実を集めて、ムシロの上で天日干すると、実が「はじき」それを集めてヤマガラの餌にしていました。これがヤマガラの大好物です。ヤマガラの餌の食べ方に最大の特徴があります、「しきび」の実を両足で挟んで、くちばしで強烈に叩き、中の実を丁寧にほじくって綺麗に食べます。この食べる姿に多くの人が惹きつけられます。遠くにいてもくちばしで叩く音が響くので、ヤマガラが来たとすぐにわかります。
これが「樒=しきび」の実で、これを天日に干しすと実が「はじき」それを集めてヤマガラの餌にする—–これがヤマガラの大好物。
こうしてヤマガラに接しているとヤマガラは人に懐いてくる、そんな魅力的な小鳥で、それに惹きつけられます。
ヤマガラは山奥に棲んでいます。鳥籠に囮のヤマガラを入れて「とりもち」を持って山奥に入って、口笛で呼び寄せるとすぐに集まってきます。ヤマガラの好みの樹木の枝に、囮のヤマガラの鳥かごを吊るし、籠の上には「とりもち」を仕掛けるのですが—–この時が心臓の鼓動が高鳴り「ドキドキ」して最高の瞬間!ヤマガラは枝から枝に飛び移って、やがて囮のヤマガラに近づいてきます。この間合いが堪らない一瞬!この「ドキドキ」や間合いの時間があるから—–鳥籠を下げてまで山奥に入っていけるのです。
「とりもち」は桑の木の枝が最適、何故かと言うと桑の枝は、扱い易くて、剥がしやすくて、丁度具合が良いのです。ヤマガラを多く捕獲した時には、鳥籠で慣らしてから友達に分けていました。
現在は野生の鳥を捕獲することは禁止行為で、ヤマガラの捕獲は「しない」ようにしましょう。
ヤマガラとは口笛で友達になれました!餌は「樒=しきび」で両足で挟んで、くちばしで強烈に叩く!この姿がヤマガラ!
ヤマガラは低山帯の樹林にすみ、とくに常緑広葉樹のシイやカシの林を好みます。樹木の枝や小枝、葉の間を活発に動き回って餌(えさ)を探す。夏は昆虫も食べるが、秋冬には果実や種子を餌としますが好物は樒=しきびです。松の球果から種子を抜いては、枝の上で足指で押さえてつつく。とくにどんぐりやハシバミの実を好み、くわえて運んだ堅い枝の上で、キツツキのような大きい打撃音をたててつつき、たたき割って食べる。秋には大量の種子を木の幹や大枝に隠す習性がある。冬は単独、つがい、小群で過ごし、他種との混群に入っていることが多い。繁殖期には強い縄張り性を示し、雄はゆっくりしたテンポでさえずる。樹洞やキツツキの古巣に巣をつくり、巣箱をよく利用します。人間によくなれ、木の実で容易に飼えるので、古来より飼われています。簡単な芸を仕込むこともでき、神社の前でおみくじを引く芸をみせる鳥は本種です。

ヤマガラ(山雀、学名:Parus varius)は、スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類。全長13-15センチメートル。頭部は黒い羽毛で被われ、額から頬、後頸部にかけて明色斑が入る。下嘴基部(腮)から胸部にかけて黒い帯模様が入る。尾羽の色彩は黒褐色。初列風切や次列風切の色彩は黒褐色で、羽毛の外縁(羽縁)は青みがかった灰色。雨覆や三列風切の色彩は青みがかった灰色。嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は青みがかった灰色。卵は白い殻で覆われ、淡褐色や青みがかった灰色の斑点が入る。
標高1,500メートル以下にある常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に生息すしています。和名は山に生息する事に由来するが、山地から平地にかけて生息します。標高1,000m以上の場所に生息する個体は、冬季になると標高の低い場所へ移動します。同科他種と混群を形成する事もあるようです。
前記しましたが、食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べる。主に樹上で採食し夏季は主に動物質を、冬季は主に果実を食べる。堅い果実は後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べる。また樹皮などに果実を蓄える事(貯食)もあります。
繁殖形態は卵生。樹洞にコケなどを組み合わせた内部に獣毛などを敷いた[要出典]皿状の巣を作り、3-6月に3-8個の卵を産みます。メスが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから18-20日で巣立ちます。

国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けています。 開発による生息地の破壊などにより生息数は減少しています。
木の実をつかむ器用な脚と、人なれする性格。前職はおみくじ引き。全長14cm。背・翼の上面は灰色、腹は褐色。頭は黒色と白っぽい淡い褐色の模様です。体の大きさに比較し頭でっかちで、尾は短め。主に日本に生息し、中国の一部、朝鮮半島、済州島、台湾などでも繁殖しています。日本では小笠原諸島を除き、ほぼ全国に分布し、留鳥として繁殖しています。広葉樹林、殊に常緑広葉樹林の林を好み、東・北日本よりも西・南日本に個体数は多い。伊豆諸島や南西諸島にすむものには、色彩の変異があります。巣は、コゲラがあけた穴や小さな樹洞などにつくるのが普通ですが、人工の巣箱もよく利用します。
ヒナに与えるのは昆虫類やその幼虫ですが、堅い木の実も食べます。ことにエゴノキの実を好み、秋にはくちばしでたたいて穴をあけ、中身を食べている姿をよく見かけます。この実をたたく姿が愛らしいとして、かつては「おみくじ引き」「釣瓶引き」などをさせて見世物にしていたことがあります。地鳴きは「ビィービィービィー」と鼻にかかった声。さえずりは「ツツピーン ツツピーン」とゆっくりした鳴き方。日本産カラ類の中では最もゆっくりしたさえずりをしています。

今日は私の少年時代の思い出で、ヤマガラを記述しましたが、ヤマガラには人に懐く習性があって、それが可愛らしくてそれに惹かれていました。前述した鳴き声が遠くまでよく響くさえずりで、仲間同士で会話を交わしているようですし、私とも口笛で交流できました。また餌を食べる仕草がとても特徴的で、可愛らしさが倍増します。そんな少年時代に帰ることが出来れば、今直ぐにでも帰りたいものです!
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