ミラノのアペリティーヴォ!日常の幸せ再び!夕刻に飲んでつまんでしゃべりを楽しむイタリアの習慣「アペリティーヴォ」!!

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リキュールをプロセッコ=発酵ワイン、で割る流行のかくてる、スプリッツ!


ミラノのアペリティーヴォ!日常の幸せ再び!夕刻に飲んでつまんでしゃべりを楽しむイタリアの習慣「アペリティーヴォ」!!

 

新型コロナウイルスが飲食店に与えたダメージはイタリアでも大きく、

ミラノが属するロンバルディア州では、昨年から今年6月までの1年半で、

閉店あるいは休業を余儀なくされた飲食店は2万2千軒に登った。=同週の発表による

ワクチン摂取が進み感染者が減るなか、8月6日からは店内で飲食する際、

「グリーンパス」の提示が求められるようになった。

これは少なくとも1回目のワクチン接種や48時間以内の検査での陰性、コロナからの回復を記録したものだ。

さらに10月15日からは、すべての労働者に、職場でのグリーンパスを提示することが義務付けられた。

「これで安心してレストランに入れる」という観光客がいる一方で、

地方では「グリーンパスで管理されるのがおっくう」という声が多く聞かれ、

皮肉なことに野外に席がある店が盛況となっている。

一般に、野外での飲食を好まないミラノの人たちの驚くべき変化だ。

なかでも夕刻に軽く飲んでつまんでしゃべりを楽しむイタリアの習慣「アペリティーヴォ」の時間に人が集まる。

それに応えるように人気店も業態を変え、活路を見出している。

町の中心、ブレラ地区にある「フヒオライオ・ビアンキもその店の一つだ。

フヒオライオ・ビアンキが店の近くの広場に作ったテラス席!アペリティーヴォの時間には満席になる!

もとは1974年開業のミラノ随一のファッショナブル高級青果店だった。

2004年に創業者が退き、元支配人のルネ・サンティーニさんが、

著名なレストランからシェフを引き抜いてカフェレストランを併設しした。

生花店時代からの裕福な顧客に、近隣にオフィースを構える金融、

建築、

デザイン、

美術関係者なども加わり、店はたちまち流行の社交場となった。

朝、出勤前にコーヒーを飲みに来る客から、ランチ、ディナーと常に満席で、にぎやかなことこの上なかった。

だが、コロナの影響で昨年は10カ月もの間、店を閉じることになった。

今年1月に再開したもののディナー客は春になっても戻らない。

それならばと「5月に店の外に小さなテラス席を5つ作ったところ、アペリティーヴォに人がすぐに集まったのです」=サンティーニさん。

席を取れなかった人々は店の外で立ったまま飲み、グラスを手に近くの広場のベンチに移動する人もいた。

そこで広場にも。

パラソルと椅子を置いて客席を増やしたところ、すぐにいっぱいになった。

ていねいに作られるおつまみも人気の理由だ。

切るだけで出せるハムやチーズなどで済ます店が多い中、ネム=春巻き 

やパイなど温かい料理を必ず数点用意し、メニューも毎日変える。

アペリティーヴォの代名詞ともいえるカクテル「スプリッツ」の

リキュールにはアペロールを使う店が多いが、この店は

オリジナルレシピに忠実にベネチア産の「セレクト」を選ぶ。

ほぼ毎日通うお客が多いため、顔見知り程度でも話が弾む。

ロックダウン中に買い始めた犬を連れてくる人たちは、犬を介して親しくなる。

「ジムに行けずに体重が増えたから、夜は早い時間に済ませたい」とアペリティーヴォを夕食がわりにする人もいる。

だが多くの人が口をそろえるのは「人の気配を感じて過ごしたい」ということ。

15年のミラノ万博以来、高級レストランで美食するのがステータスだった

ミラノの人たちが、外の席に座り軽いおつまみで幸せそうに談笑する光景は新鮮だ。

客の平均年齢が40代後半だった店には20代の若い世代も増え、

アペリティーヴォに集まる客はコロナ前に比べて3割増だという。

同じブレラ地区にあるワインバー「ノンブラ・デ・ヴァン」でも同様の光景が見られる。

サン・マルコ教会の修道僧の食堂を改装して約50年に始まったワインショップに、ワインバーを併設した人気店だ。

コロナ前には店に入れない人が路上で飲むのは毎晩のこと。

週1回のライブの夜は老若男女が

真夜中まで歌ったり踊ったり、警備員が出るほどの賑わいだった。

今は、約60席ある野外の席をさらに40席ほど増やし、定評のある

ハム類を出して野外でのアプリティーヴォに力を入れる。

「今年上半期の売り上げはコロナ前に戻った」と

オーナーのクリスチャーノ・コッラさんは安堵の表情を見せる。

「人は外の空気を渇望しているようです」と話すのは、

不動産業を営むクリスティーナ・ノエさんだ。

「テラス付きの家の価格はここ1年で60%も上昇した」と言う。

9月に開催されたミラノサローネ=国際家具見本市 でも、室内外兼用で使えるソファーやイス、キッチン設備が多く出店されていた。

飲食店においては、国の方針で年末までは店の外の公道や広場に席を用意することが無条件で許可されているが、ミラノの冬は寒く雪も降る。

野外で毛布にくるまってアペリティーヴォを楽しむ人々はいるだろうか。

「来年のことは未定です。

先行きが読めない」と、フヒオライオ・ビアンキのサンティーにさんは言う。

これがミラノのバールやレストランの正念場だ。   

ジャーナリスト 矢島みゆき  

天江尚之撮影 日経新聞。

 

 

アペリティーヴォのすすめ!


アペリティーヴォとは何!!

 

食前酒(しょくぜんしゅ)とは、食事の前に飲む酒のこと。

フランス語からアペリティフ(Apéritif)ともいう。

ラテン語の「aperire(開く)」を語源とする。

18世紀の後半にイタリアのトリノから始まったもので、

イタリア語ではアペリティーヴォと言い、食欲を増進させたり、

出席者の会話を弾ませるきっかけに飲む酒をいう。

飲む場の性格からして、その後の食事の邪魔にならぬよう、

少量の酒を1、2杯程度飲む。

欧米では、ショートカクテルやシェリー酒など、

かなり強めの酒を(特に男性は)飲むことが多いが、

日本では、白ワインなどをベースにした軽いカクテルが用いられることが多く、

アルコール度数が高いものは用いられることはない。  

ウイキペディア。

 


 

ミラノに来たら夜遊びも忘れないで!アペリティーボを楽しめるバールとピッツェリア!!

 

[スペインだけじゃない!ミラノのアペリティーボも実は楽しい!]    

ミラノだけにある特筆すべきバール文化をご存知でしょうか?それは『アペリティーボ』という文化。

アペリティーボとは、ディナー前に軽めの食事と食前酒を楽しむ習慣のことです。

カナッペなどのちょっとしたおつまみを、ワインやカクテルと

一緒に楽しむのが一般的なアペリティーボとされています。

しかし!ミラノのアペリティーボはひと味違います。

特にナヴィリオ地区ではドリンクを一杯頼むとビュッフェが付いてくるというスタイルがほとんど。

つまり、生ハムやチーズだけでなくパスタ料理や肉料理、ドルチェなど、

がっつりメニューまでセットになっていることが多いんです!

ある意味ミラノのアペリティーボは「ディナー前の食前酒と軽食を楽しむ時間」

という枠を超えて「ディナーの時間そのもの」。

しっかりたっぷり食べて飲む!というスタイルなんです。

ミラノに来たらぜひミラノ流のアペリティーボを楽しんでもらいたい!そこで、おすすめのお店を探してきました。

[おすすめバール:SPRITZ(スピリッツ)]    

ナヴィリオ運河沿いは、ビュッフェ付きアペリティーボのお店がずらりと並ぶバールスポット。

その中でも、ビュッフェの種類が豊富なお店を、頼み方と一緒に紹介していこうと思います!

まずは、お店の雰囲気やインテリアも素敵なスピリッツ。

席に着くとまずドリンクメニューを貰えるので、その中から好きなものを選んで頼みます。

ドリンクが運ばれてきたら、その時にその場でドリンク代を支払います。

お会計が終わったらビュッフェタイム。前菜からドルチェまで好きなものをお腹いっぱい食べましょう!

注意点として、ドリンクは一杯ごとに料金がかかること。つまり単純に「飲み放題ではないけれど一杯頼めば永遠に食べ放題」と考えるとわかりやすいかも。お酒の量をあまり飲まない人はかなりお得ですね(笑)。

[おすすめバール:PRINCI(プリンチ)]  

これがおすすめバール「PRINCI(プリンチ)」!

プリンチは、本来のアペリティーボを楽しめるシックなお店。

カクテルやワインを注文すると、店自慢のフォカッチャや小さめピッツァがおつまみとして付いてきます。

ディナーで行きたいお店を決めている方は、こちらのスタイルを活用しましょう。

ミラノっ子はけっこう食いしん坊です。

「え!?

ちゃんとした食事前にこんなに!?」というほど食べます(笑)。

このお店では「これを食べたあとにまた食事に行くんだな」と思いながら、

その食べっぷりを眺めるという楽しみ方もおすすめです。

[おすすめピッツェリア:DA ZERO(ダ ゼロ)] 

 おすすめピッツェリア:DA ZERO(ダ ゼロ)!  

アペリティーボの定番スポットとしてピッツェリアもよく利用されます。

ピッツェリアの場合、この後また食事に行く、というよりは、

そのままディナーも兼ねた食事時間になることが多いです。

ピッツァの種類が豊富で、英語が通じるウエイターが

揃っているのが観光客にもおすすめなポイント。

超がつくほどの人気店です!必ず予約をしてから訪問してくださいね。

室内はカジュアルでイタリアが初めてでも居づらさを感じにくいと思います。

厚みがちょうどよく、日本人の女子にも食べやすいと思います!

おすすめピッツェリア:SPONTINI(スポンティーニ)

日本上陸もしているミラノ発祥ピッツェリア。

「スポンティーニのピッツァを食べなければミラノに来たとはいえない!」

といわれるほど地元に愛されているピッツェリアです。

ドゥオモ周辺やコルソ・ブエノスアイレスなど複数店舗があるので、観光客に行きやすいことも魅力です。

厚みのあるフォカッチャ生地に、アンチョビの風味が効いたトマトソースとたっぷりの

モッツァレラチーズがのったシンプルなピッツァが特徴です。

日本ではめったに見ないフォカッチャ生地、ぜひお試しを!

[お気に入りのバール&ピッツェリアを楽しむコツ]    

せっかくのイタリア旅行、おいしいレストランで食べたいですよね。

ミラノっ子も、おいしいものが大好き。

イタリア人で賑わっている&混雑しているバールやピッツェリアは間違いなく「当たり」なので、目を凝らして通りを歩きましょう!

運河沿いにバールが並ぶナヴィリオ地区

イタリア人のディナー開始時間は、日本よりも遅くだいたい夜8時過ぎです。

夜7時~8時前頃までは人気や評判の高いバールもピッツェリアも空いています。

行きたいお店の目星がついたら、ぜひその時間帯を狙って訪問するのがおすすめです。

イタリアのお店の営業時間はとってもアバウトです。

事前に確認するなどご注意くださいね。

また、ミラノに限らずですが、夜遊びする時は帰り道の安全にも十分にお気をつけくださいね!    

旅 Pocket より。

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。