ミラノと弘前・共に歩むジュエリー!古いものと新しいもの、暖かさとクールの掛け合わせが個性あるモダニティーを醸し出す!!

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2012年春、その中に一風変わったオマール海老の作品が加わった!


ミラノと弘前・共に歩むジュエリー!古いものと新しいもの、暖かさとクールの掛け合わせが個性あるモダニティーを醸し出す!!

 

古いシャンデリアに使われていたクルスタルとメタル製の花座、

靴のバックルとゴールドチェーン、クラシックな留め具と光ファイバー――-。

コスチュームジュエリーデザイナー、小川智子さんの作品は思いもよらない素材の組み合わせから生まれる。

素材の来歴を聞くのも楽しく、古いものと新しいもの、

暖かさとクールの掛け合わせが個性あるモダニティーを醸し出す。

2012年春、その中に一風変わったオマール海老の作品が加わった。

ちょっとクセのある配色で、よく見ると部位によって色の質感が違う。

青森県弘前市に住む津軽塗の第一人者、松山継道さんが樹脂に漆塗をほどこし、

小川さんがバロックパールを付けてジュエリーに仕上げた。

ブローチや帯留めに注文する人が多いが、イヤリングにした強者もいるそうだ。

イタリアのミラノで生まれ育った小川さんはもともとコンテンポラリーバレエの

踊り手で、ベネチアビエンナーレの国際舞踏祭に出席したこともある。

ミラノ在住の小川智子さんは年に2回ほど展示会のために日本を訪れる!

バレエの傍ら、コスチュームデザイナーである父・健一さんの工房を手伝っていた。

智子さんいわく「素材にマニアックにこだわる」父に同行し、

イタリア各地で素材を探すうちに、自分でも手を動かすようになる。

そして11年にオーダー制を中心とするブランド「TOMOKISSIMA=トモキシマ」の初のコレクションを発表。

コスチュームジュエリーの面白さは「組み合わせとデザインが、素材そのものの価値を上げる」ことだと語る。

日本のセレクトショップや百貨店などからも声がかかり、外商の顧客なども得て順調に歩んでいた小川さん。

3年前にあるプロジェクトを介して津軽塗の松山さんに出会ったことが、作風を広げる転機になった。

津軽塗は青森県下で唯一の、経産大臣指定の伝統工芸品だ。

江戸時代中期に弘前藩主の命を受けて江戸で修行した塗り師がその基礎を作った。

何層も漆を塗り重ねて研ぎ出す約50もの工程は、

愚直に手間をかけることから「津軽の馬鹿塗り」と敬意を込めて呼ばれている。

塗りの奥行きの深さから生まれる、堅牢で優美な雰囲気が特徴とされる。

だが、小川さんが引かれたのは「漆はどんな素材にも塗ることができる」と実に素朴なことだった。

「七宝のように色や模様を焼き付ける手法はありますが、熱を加えられる素材は限られる。

だから漆はすごいと思った」

ミラノから弘前の松山さんに素材を送り、漆を塗ったら送り返してもらって作品に仕立てる。

そのやりとりの中で、津軽塗りの様々な技法が生む質感にも魅せられた。

アメーバーのような複雑な模様が浮き出る唐塗、菜の花の種を蒔き付ける

七々子塗、もみ殻の炭粉を蒔き付ける紋紗塗りなどがある。

高名な職人にとって素材を塗るだけの仕事は単調すぎるようにも思えるが、

仕上がったジュエリーを初めて見たとき松山さんに「大したもんだ」と思ったという。

仕上がったジュエリーを初めて見たとき松山さんに「大したもんだ」と思ったという!

そして「何にも塗ってあげるからたくさん送って。

おもしろいことをやろうよ」と呼びかけた。

その言葉に小川さんは背中を押された。

小川さんが素材を送ると、松山さんは8割を小川さんの希望通りに、残りの2割は自分の好きに塗って送り返す。

40年以上の経験の中で身につけた松山さんの伝統的な色彩感覚も、小川さんには新鮮に映る。

注文が多く着いたオマールの中には、松山さん自身のアイデアで塗ったものもある。

小川さんが今回、オマールをテーマにしたのには新型コロナウイルス渦も影響している。

その造形に魅せられて何年もアイデアを温めてはいたが、「こんな時こそ万人受けするするものではなく”おもしろいこと”をやってみよう。

松山さんとならきっとできる」と思ったのだ。

探し続けた理想的なフォルムの樹脂のオマールを見つけたのは、なんと日本のおもちゃ屋さんだった。

ジュエリーだけでは飽き足らず、小川さんはオブジェも制作した。

全長40cmほどの樹脂製の伊勢海老に、松山さんの手で津軽塗のさまざまな技法が惜しげなくほどこされている。

青森県弘前市の工房で漆を塗る松山さん!塗っては乾かしを繰り返し、一つを仕上げるのに1周間ほどかかる!

一つ約40万円と決して安くはないが2つ、3つと注文が入った。

津軽塗の魅力は年月が経つと色が鮮やかになり、触れる人の手の脂でつやが出ることにある。

初めは濁って見える赤が、しばらくすると、はっとするような鮮やかな赤に変わる。

「使ううちに100になるよう仕上げるのが職人の仕事」と松山さん。

新しいときが最も美しいときではないのだ。

コロナの流行後は高額なハイジュエリーの売れ行きが世界的に好調な一方で、

小さな工房の個性的な作品も人気があると語る宝飾品のバイヤーは多い。

小川さんも「この2年で売り上げが倍増した」といい、6月からオンラインでの販売も始める。

手の仕事を大切に、時間をかけて生み出されるミラノと弘前の共同作品は、

次にどんなおもしろいものを見せてくれるのだろう。  

太田亜矢子  遠藤宏撮影。    日経新聞。

 

ではこれに関する研究をします。

 

 

ファッションの最先端として脚光を浴びるミラノにて、デザインの歴史を知ることが出来る!

トリエンナーレ・デザインミュージアム!ファッションの最先端として脚光を浴びるミラノにて、デザインの歴史を知ることが出来る!!

 

ABLE & PARTNERS JAPAN DESIGN WEEK in Milano 2017 について

JAPAN DESIGN WEEKでは、日本の伝統と新しいデザインの考え方を融合させたデザインの祭典です。

今回、イタリアミラノ トリエンナーレ美術館にて、日本のモノづくり“匠”を

世界に発信する第一回目JAPAN DESIGN WEEK in Milanoを開催します。

日本の新しいクリエイティブの世界への発信として、青森県弘前市で開催した

HIROSAKI DESIGN WEEKで生まれた、伝統工芸 津軽塗の新しい

デザインプロジェクト作品のお披露目の場、HIROSAKI DESIGN WEEK。

2016年に日本6か所で開催した地方創生を目的としたDESIGN WEEKの様子を映像で見せるJAPAN DESIGN WEEK。

日本アートの原点 3人の絵師 伊藤若冲・写楽・北斎を現代の

トップアーティストがインスパイアした作品を展示する浮世絵インスパイア展。

インテリア・アクセサリー・フードなどに携わる日本に点在する

クリエイター・クリエイティブ企業”匠”の作品が集まった匠展。

日本を代表する女性書家”紫舟”による、書道を超えた世界に発信するアート個展「紫舟展」。

アーティスト西野亮廣の作品、絵本えんとつ町のプペルを光る絵画にし絵本を飛び出した

世界観を作り上げる「えんとつ町のプペル展」の6つのコンテンツを展開します。

[会場について]  

「ミラノ・トリエンナーレ」  

イタリアのミラノで開催される美術展覧会。

1923年にイタリアの都市モンツァでビエンナーレとして始まり、その後芸術、産業と社会との

関係を活性化させることを目的として隔年開催され、1933年から拠点をミラノに移し、ミラノトリエンナーレとなった。

それ以降80年以上にも渡り、インテリア、デザイン、ファッションなど

文化的にも経済的にも芸術と産業界の発展のための重要なエンジンとなっている。

「トリエンナーレ・デザインミュージアム」   

イタリアで最初のデザイン美術館として、デザインにおける多様な表現で訪問者を魅了している。

ファッションの最先端として脚光を浴びるミラノにて、デザインの歴史を知ることが出来る。

建物は、ムッソリーニ政権時にミラノトリエンナーレの会場として建てられたもので、

パラッツォ・デッラルテ(芸術の館)とも呼ばれ、周囲にはアートオブジェが置かれており

威風堂々とした佇まいで、ミラノサローネで最も格式の高い会場として知られている。

[HIROSAKI DESIGN WEEK]   

弘前津軽塗   

デザインプロジェクト   

津軽塗の再興を目指し、地元職人と一緒に取り組む商品開発プロジェクト。

海外での知名度の高い喜多俊之氏とデザイン商品を開発する事で、海外で売れること、認知度を高めることを狙う。

また、そのエコー効果を国内にフィードバックして需要を高め、販路を拡大していくことを目指す。 

出展:弘前市/青森県漆器共協同組合連合会  

職人:久保猶司、石岡健一、小林正和、増川泰治、福土武昭、天野琴音、秋元勝彦、土田瓦、沢田宏、小林漆器、今木地製作所、あじゃら工房

[HIROSAKI DESIGN WEEK  弘前津軽塗]

デザインプロジェクト  津軽塗の再興を目指し、地元職人と一緒に取り組む商品開発プロジェクト。

海外での知名度の高い喜多俊之氏とデザイン商品を開発する事で、海外で売れること、認知度を高めることを狙う。

また、そのエコー効果を国内にフィードバックして需要を高め、販路を拡大していくことを目指す。  

出展:弘前市/青森県漆器共協同組合連合会   

職人:久保猶司、石岡健一、小林正和、増川泰治、福土武昭、天野琴音、秋元勝彦、土田瓦、沢田宏、小林漆器、今木地製作所、あじゃら工房

 

 

かわいい「こぎん刺し」!


江戸時代、青森県津軽地方で麻の野良着を暖かく丈夫にするために、綿の糸で刺し子をしたことに始まる「こぎん刺し」!!

 

[CO-GIN STITCH]    

江戸時代、青森県津軽地方で麻の野良着を暖かく丈夫にするために、綿の糸で刺し子をしたことに始まる

「こぎん刺し」は、その手仕事の美しさから今も高く評価されています。

その技術とセンスを現代のファッションに生かすために、襟と袖のカフスが自由に

取り替えられるアイテムとして開発されたのが「CO-GIN STITCH」です。

接頭辞のCOは、「共に」「一緒に」作業を行い、一つにまとめることを言います。

「手仕事」と「ファッション」、「過去」と「未来」を共に創り上げます。  

職人:弘前こぎん研究所

2005年 matohuを立ち上げる ‘06年JFWに参加。以後東京コレクションで発表。

2008年 スペインサラゴサ万博日本館制服をデザイン。

2009年 毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞。

同年 アジアファッション連合会ベトナム・ハノイ大会で講演。

2011年 「matohu慶長の美」展を南青山スパイラルで開催。

7月 直営店表参道本店を開店。丸亀市猪熊弦一郎美術館杉本博司展でショーを開催。

10月 オペラシティアートギャラリー「感じる服 考える服」展に参加。

2012年 神戸ファッション美術館の同展に参加。

同年7月から11月まで金沢21世紀美術館にて「matohu 日本の眼ー日常にひそむ美を見つける」展を開催。

[こぎん刺しについて]   

こぎん刺しは、厳しい北国の自然の中で生きてきた農民の女性たちが、

保温と補強のために行った「刺しこ」から発展した。


こぎんは麻布に木綿糸で一定の規則に従った幾何学模様で造形され、

「東こぎん」「西こぎん」「三縞こぎん」の3種類がある。

[Tsugaru Bird Whistle]    

津軽焼の鳩笛。

吹いたらポーッと音が鳴ります。

弘前の地で育まれた津軽焼と鳩笛(下川原焼)の技術が融合し、新たな可愛らしい鳩笛に仕上がりました。

羽の模様は津軽焼の代表的なナマコ柄で表現しています。      

職人:阿保正志、小山陽久、佐藤学  +st / 辰野しずか

英国のキングストン大学プロダクト&家具科を卒業後、2011年「+st」を設立。

家具、生活用品、ファッション小物のデザインを中心に、企画から

ディレクション、グラフィックデザインなど様々な業務を手掛ける。

2016年 ELLE DECOR日本版 「Young Japanese Design Talents」を受賞。

[下川原焼土人形について]     

下川原焼土人形は、江戸時代の後半に、陶芸家が日用品を

焼くかたわら、冬に人形玩具を焼いたのが始まりである。

赤土と砂を調合した粘土を石膏の型枠にはめて形を整え、約800度の

高温で数時間窯焼きし、最後に色つけをして出来上がる。

鳩笛や干支人形が有名で、素朴な形と穏やかな表情には、淡い郷愁がかきたてられる。

[津軽焼について]    

津軽焼きの源流は、平清水焼、大沢焼、下川原焼、悪戸焼である。

大正末期頃に窯は一度廃絶したが、現在の津軽焼を昭和11年に再興、「天目釉」や

りんごの木灰を材料とする「りんご釉」などによって、素朴で独特な焼きものに仕上げられる。

[Tomokissima]    

”TOMOKISSIMA”(トモキッスィマ) デザイナー、小川智子は二十歳の時、

バレエの先生にそう呼ばれていた。イタリア語でTOMOKOの最上級を意味する。

その愛称は周囲にも広がり、いつしかTOMOKOはTOMOKISSIMAとなった。

小川智子が、コスチューム・ジュエリーのブランドを立ち上げた時、この名を選んだのは

ジュエリーを身につけてくれる方々もまた自分らしく最上級であって欲しいという

願いもこめて。自己の感性を大事にして、最高のものを創る。

おもしろいと思った素材を世界中から集め、独自に考案した技法でジュエリーを創造する。

そうやってミラノのアトリエから生み出されたものは、商品ではなく作品だ、と小川智子は語る。

TOMOKISSIMAは、すべてMADE IN MILAN。   

文 直木賞作家/ 坂東眞砂子   

OGAWA TOMOKO   

1986 イタリア、ミラノに生まれる    

2002 ACCADEMIA TEATRO CARCANO バレエ プロ養成コースに入学    

2007 アカデミー修了後、様々な振付家の舞台を踊る

2010 ヴェネツィア・ビエンナーレ芸術祭で世界中の振付家の舞台を踊る   

2011 コスチュームジュエリーブランド、TOMOKISSIMAを立ち上げる   

2012 ファーストコレクションを発表   

2013 光文社の雑誌 「HERS」 6月号にTOMOKISSIMAのシャドゥネックレスが表紙になる

2014 フランスの雑誌 「PLEASE MAGAZINE」から

パリ、ロンドン、NY、ミラノで今をときめくジュエリーデザイナーの8人に選ばれる   

2015 PITTI IMMAGINE 主催する SUPER にてミラノで初めてコレクションを発表    

『EXPOSE 184 CREATIVI PER MILANO 』写真展にてクリエイターの一人として選ばれる   

2016 高島屋 Nippon ものがたりにて TOMOKISSIMA x 津軽塗 コレクションを発表

 

 

津軽塗の椀は漆を”研いで”模様を出す!


日本の感性資源を活用し、47都道府県を舞台にDESIGN WEEKを開催!平面から解放するアーティスト紫舟!!

 

[JAPAN DESIGN WEEK ブース]    

日本の感性資源を活用し、47都道府県を舞台にDESIGN WEEKを開催。

地方行政・企業・学校メディアが一体となりコンソーシアムを創り、

地方からモノ・コト・ヒトを発信するプロジェクト。

イベントを通じて地域オリジナルのコンテンツを生み出し、

郷土愛と人材を育むクリエイティブの力で地方創生を目指します。

[平面から解放するアーティスト紫舟]     

日本の芸術は、筆を用いた「白と黒の表現=”書”」に影響を受けている。

ゴッホが憧れた浮世絵も、”書の線”の芸術である。

一見平面に見えるそれら。

しかし、木版を刷り重ねることで現れる浮世絵の線は、版木から浮き上がった凸部のものである。

同様に、”書”に書かれる文字は、誕生当初、骨に彫り刻まれた立体であった。

紫舟は”書”を、伝統から解き放つ。 そのベクトルを持った墨蹟は、平面から開放され宙を自由に舞う    

紫舟   

日本を代表する女性書家。

文字をイメージ表現・表情・感情をつけ情報としての文字に意思を吹き込む。

伝統的な書を世界に通用する「意思を表現する」手段として世界に新しい文化を発信。 

書家 紫舟(ししゅう)の公式WEBSITEへ

[西野亮廣 えんとつ町のプペル 光る絵本展]

STORY   

4000メートルの崖にかこまれ、そとの世界を知らない町がありました。

町はえんとつだらけ。そこかしこから煙があがり、あたまの上はモックモク。朝から晩までモックモク。

えんとつの町に住む人は、くろい煙にとじこめられて、あおい空を知りません。輝く星を知りません。

―そんな町で生まれたゴミ人間とえんとつ掃除屋の少年が起こした、奇蹟の物語。

2016 年 10 月刊行。最新作。現在、日本のベストセラー。30万部のヒット。

33人のイラストレーターと完全分業制で、4 年半をかけて作る。

この絵本のために、2 回のクラウドファンディングで、計 9550 人が、5650 万円超出資。 

西野亮廣

1980 年、日本生まれ。芸人として、ライブ活動、テレビ出演するほか、舞台や映像の脚本や演出、執筆活動も行う。

2009 年に、0.03mm モノクロのペン 1 本で書き綴った絵本『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家としてデビュー。

その後、『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』を刊行。

最新作『えんとつ町のプペル』は、イラストレーター33 人と完全分業制での制作。現在日本で 27万部。

次回作も制作中。タイトルは『ぼくらは時計台で恋をする』。 

えんとつ町のプペル 公式WEBサイト

[匠展]    

“日本から世界へ”   

日本に点在する「匠」が日本のこれからのクリエイティブの支柱になっていきます。

家具、ファッション、プロダクト、食まで、日本のモノづくりの考え方や技術が詰まった匠の作品が並びます。

[浮世絵インスパイア展]    

日本アートの原点 浮世絵。過去と現代のクリエイターを結ぶ企画展として誕生したインスパイア展は、

2012年伊藤若冲、2014年北斎漫画、2016年は写楽を取り上げました。

国内トップクリエイターが日本の匠としてアート作品を展示。

出展者:浅葉克己、OHGUSHI、菊池敦己、

切り師『長屋 明』、佐野研二郎、ジュン オソン、

su、高橋キンタロー、津村耕佑、永井一史、長谷川喜美、服部一成、廣村正彰     

匠=TAKUMI   

JAPANN DEZAINN WEEKU in mirano より。

 

 

〈松山漆工房〉の松山継道さん!


古今東西 かしゆか商店【津軽塗の椀】!津軽塗は江戸時代中期、弘前藩のもとで発達した伝統工芸!!

 

[古今東西 かしゆか商店【津軽塗の椀】]    

日常を少し贅沢にするもの。日本の風土が感じられるもの。

そんな手仕事を探して全国を巡り続ける、店主・かしゆか。

今回訪ねたのは、青森を代表する伝統工芸「津軽塗」の工房。

漆を塗る・研ぐ・磨く…を繰り返す美しい手仕事に出会った。 

最近、漆が気になっています。

きっかけは漆で器を修繕する“金継ぎ”を習い始めたこと。

漆の奥深さや艶やかな美しさに興味が湧いたんです。

漆は温度と湿度を一定に保った「ムロ」で乾燥!

そんな時、着物の小紋柄のような細かいドット柄の漆椀を見て、「この模様はどうやって生まれたの?」とびっくり。

それが青森の津軽塗だと聞いて、どうしても見てみたくなりました。

「津軽塗は江戸時代中期、弘前藩のもとで発達した伝統工芸。

最初は刀剣の鞘を飾るために使われ、やがてお膳やお椀にも用いられるようになりました。

漆を何層にも塗り重ねた表面を、平らに研ぎ出して模様を表すのが基本です」と話すのは、

〈松山漆工房〉の松山継道さん。

お椀ひとつ完成させるために48の工程が必要と言われるほど

手間のかかる工法は、300年以上変わっていないそうです。 

さて、伝統的な塗り方にも種類がある中、工程を見せていただいたのは、ドット柄が可憐な「七々子塗」。

ナナコは魚の卵のことなんですって。

七戸塗りは漆を塗った上に菜種を蒔き乾いたのちに剥がすと凸凹の跡がつく!

昔の人のネーミングセンスが、何だかかわいい。 

まずは挽き物職人がつくった木地に刷毛で漆を塗り、漆が濡れているうちに菜種を蒔きつけます。

シャラシャラシャラ、乾いた音が耳に気持ちよく響いてくる。 

「漆を乾かした後で、ヘラを使って菜種を剥ぎ落とすと、クレーターが残るんです。

ここに黒漆や朱漆を重ね塗りして研ぎ出すことで、輪っか状の模様が現れます」 

なるほど、津軽塗の模様は、地道な“研ぎ”によって生まれるんですね。

最初は華やかに思えましたが、よく見ると奥ゆかしいのはそのせいなのかもしれません。

「たとえば輪島塗では、漆の上に模様を描きます。

でも津軽塗は、“漆の下”に模様をつける。

この模様がうまく出てくるかどうかは、表面を研ぎ出して初めてわかるんです。

いったん研ぎ始めたら一切修正ができないので、まったく気を抜けない。

毎回ドキドキです」  

同じように塗って研ぎ出しても、ひとつひとつ見ると全部違う。

だからつくりがいがあるし、買う側にとっても選びがいがあるのでしょう。

そんなわけで、今回の買い付けは、七々子塗の汁椀に決定。

リンゴを思わせる丸い形にかわいいドット。

「何度も塗り重ねてあるから丈夫で壊れにくい」という点にも惹かれました。

こんなお椀があったら、具だくさんのお味噌汁が一層おいしく味わえるだろうな、と想像が膨らみます。  

七々子塗の椀 作/松山継道

七々子塗の椀 作/松山継道!

上/ふくよかな形の七々子塗汁椀。

菜種を剥がしてオレンジがかった

朱漆を塗った上に、錫粉をまぜた漆で、ふわっとしたぼた雪の模様をつけた。

25,000円。下/紋紗塗の縁起箸。竹に白漆で紋紗塗を施した繊細な箸。

3,000円。松山漆工房 TEL 0172 87 7553。

かしゆか   

テクノポップユニットPerfumeのメンバー。

全52曲を収録した初のベストアルバム『Perfume The Best “P Cubed”』が好評発売中。

新曲「再生」は2019年11月29日よりデジタル配信がスタートする。

抹茶好き。

現代作家の抹茶碗にも興味あり。www.perfume-web.jp    

Casa より。

 

 

「漆黒の盆」だ。漆で加工された盆の表面は何かに歪められたかの如く、うねり模様が全面にほどこされている!

伝統を守り、新な挑戦をし続ける 松山継道の世界!「漆黒の盆」だ。漆で加工された盆の表面は何かに歪められたかの如く、うねり模様が全面にほどこされている!!

 

[伝統を守り、新な挑戦をし続ける 松山継道の世界 ]    

青森県を代表する漆器 2014.7.24   

「伝統工芸品」と聞いて思い浮かぶものと尋ねられ、「器」を想像する人も少なくないだろう。

しかしこの「器」というものに込められる意味合いは、ただ単に何かを入れるものだけでは留まらない。

昔から受け継がれてきた工芸品として、また、器に触れてきた人たちとの意識が相互に重なりあい、現代も器が愛されつづけているのだ。 

青森県弘前市に伝統工芸品である「津軽塗」を取り扱う店がある。 

名前は「与志む良」。 

江戸時代から続く伝統あるこの店には、数多くの工芸品が並ぶ。

1つ1つ丁寧に作り上げられた工芸品の美しさについ心が奪われてしまう。

これらは全て、与志む良 代表 吉村務氏 が選び抜いたものだ。 

特にその中でも異彩を放つ一角が存在する。 

「漆黒の盆」だ。

漆で加工された盆の表面は何かに歪められたかの如く、うねり模様が全面にほどこされている。

まっさらな平面でありながら立体的な模様は、今でもなお蠢くかのような錯覚に陥る。 

この技術を津軽漆器の中では「紋紗塗」の部類に入り、本来の紋紗塗とは大きく異なるのだ。

[紋紗塗]    

紋紗とは、黒漆の模様(多くは線描を主にした総模様)に紗

(津軽地方ではもみ殻のことを紗と呼ぶ)の炭粉を蒔き、 研ぎ出して磨き仕上げされたものを呼ぶ。

今日まで明治維新以後の作例は少なく、現在では一般製品としてはあまり見かけられない。

紋紗塗という名称の意義や発祥の経緯も適確に掴むことは出来なかったのだが、

紋紗塗の一つの原則として、 炭粉と黒漆を主体にした一種の変わり塗りで、

固定された技法ではなく、もっと変化自在の多様性を持っていたとされる。

また、紋紗塗は研ぎ出し技法の中で最も独特なもので、津軽塗ならではの塗が特徴だ。

だが、この一角に並ぶ紋紗塗の漆器のほとんどは、綺麗に整えた表面を

何者かに無理やり歪められたような模様がほどこされている。

与志む良 代表 吉村務氏は言う。   

この商品は、日本工芸会正会員弘前市在住の漆工芸家

「松山継道(まつやま つぐみち)」が手掛けたものである。 

松山継道は、’91年日本伝統工芸店(日本橋三越)初入選後現在まで連続入選するほどの職人であり、

津軽塗の伝統を守りつつ より高度な技術を駆使し、あらゆる漆器を作り上げている。

これら作品は日本全国でここ「与志む良」でしか取り扱っていないのだ。

彼自身はお客が使って楽しい作品を紹介しているようだが、

それだけでは決して留まらない、特別な作品ばかりである。

説明の通り、彼の造る漆器からは伝統に基づいた作りに合わせ、

彼独自の考えや手法から新たな漆器の可能性を見出すことができる。

このひねり模様の紋紗漆器も今では彼ならではの手法と言えるだろう。 

他にも、代表的なものとして、漆が施されているワイングラスが挙げられる。

誰もが本来ならば共存することすら想像もしなかった「漆とガラス」。

しかし、不思議と彼は2つを融合させ形にしていくのだ。

さらに、彼が得意とするのはひねり模様の紋紗だけではない。

 

 

あらかじめ貝殻をつなぎ合わせ仕込みをしておき、研きの作業を行うことによって、下に隠れていた七色に輝く貝殻が現れる!

螺鈿細工!「螺鈿」というものを皆さんはご存じだろうか!あらかじめ貝殻をつなぎ合わせ仕込みをしておき、研きの作業を行うことによって、下に隠れていた七色に輝く貝殻が現れる!

 

[螺鈿細工]   

「螺鈿」というものを皆さんはご存じだろうか。 

あらかじめ貝殻をつなぎ合わせ仕込みをしておき、研きの作業を行うことによって、下に隠れていた七色に輝く貝殻が現れる。

本来ならば漆器というものは落ち着きがあり、黒を基調としたものが多い。

その中に一閃施された螺鈿の存在感は宝石に価する。

この作品を手に取った誰もがはじめは「貝殻」とは想像もつかなかったであろう。

[松山継道の世界]   

「実際に松山氏にお会いすることができた。 職人は決まって無口で気難しい。

そんなイメージとは裏腹に、とても気さくで、屈託のない笑顔で出迎えてくださった。

前回紹介した錫工芸師の中村圭一氏もそうであったように、

我々が思い描く「職人」のイメージを改める必要があるかもしれない。

案内された工房は、備品や作業道具でいっぱいになった大きな

棚で囲まれ、隅に作業版があるだけの小さな部屋である。

あの素晴らしい作品の数々を全てこの場所で最初から最後までを作り上げているというから驚きだ。

漆器制作について松山氏はこう語る。 

「作品を一つ作ることに対しての工程の数は、皆様が想像している以上にあります。

しかし、一番の肝になるのが最初の工程です。この時点で我々はある程度完成された姿を想像しています。

皆さんから観たら同じことを何度も繰り返しているかのように見えるかもしれませんが、

我々にとっては一つの工程ごとに、想像していたものに近づいているという認識があるのです。

ただ、最初の工程を疎かにした場合の結果が、面白いことに最後の工程で判明するようにできています。

今まで苦労して作り上げてきたものが全て無駄になるのです。だから最初の工程を慎重すぎるほど慎重に行うのです。

最初が肝心とは良く言ったものです。」実際に最初の工程を「中塗」行いながら語る松山氏は、

声だけを聴けば笑っているかのようだが、その眼差しは真剣と言うよりも

、職人としてのプライドであろう、「厳しさ」を感じた。

「自分が使いたいものを作ります。この漆塗りのグラスもそう、

自分がビールを飲むのにちょうどいいグラスを作っただけ。

壊れたり、割れたりしたらまた作ればいいだけです。」と聞き、

不思議とつい時間を忘れてしまうほど「松山継道の世界」の虜になっていた。

最後に「器に込められる意味合いは、ただ単に何かを入れるものだけでは留まらない。」

と松山氏は屈託のない表情で笑った。 

きっと今を生きる人々は「器」に対して期待以上の喜びを感じているに違いない。   

Sake Sennin より。

 

 

伝統工芸とはこのようなものでないと、世界は認めない!

津軽塗の魅力から目が離せません!伝統工芸とはこのようなものでないと、世界は認めない!!!

 

今日のまとめ。 

2012年春、その中に一風変わったオマール海老の作品が加わった。ちょっとクセのある配色で、よく見ると部位によって色の質感が違う。

青森県弘前市に住む津軽塗の第一人者、松山継道さんが樹脂に漆塗をほどこし、小川さんがバロックパールを付けてジュエリーに仕上げた。

津軽塗は青森県下で唯一の、経産大臣指定の伝統工芸品だ。江戸時代中期に弘前藩主の命を受けて江戸で修行した塗り師がその基礎を作った。

何層も漆を塗り重ねて研ぎ出す約50もの工程は、愚直に手間をかけることから「津軽の馬鹿塗り」と敬意を込めて呼ばれている。

「漆はどんな素材にも塗ることができる」と実に素朴なことだった。

「七宝のように色や模様を焼き付ける手法はありますが、熱を加えられる素材は限られる。

だから漆はすごいと思った」 津軽塗の魅力は年月が経つと色が鮮やかになり、触れる人の手の脂でつやが出ることにある。

初めは濁って見える赤が、しばらくすると、はっとするような鮮やかな赤に変わる。 

トリエンナーレ・デザインミュージアム!ファッションの最先端として脚光を浴びるミラノにて、デザインの歴史を知ることが出来る! 

江戸時代、青森県津軽地方で麻の野良着を暖かく丈夫にするために、綿の糸で刺し子をしたことに始まる「こぎん刺し」!! 

日本の感性資源を活用し、47都道府県を舞台にDESIGN WEEKを開催!平面から解放するアーティスト紫舟! 

古今東西 かしゆか商店【津軽塗の椀】!津軽塗は江戸時代中期、弘前藩のもとで発達した伝統工芸! 

伝統を守り、新な挑戦をし続ける 松山継道の世界! 

「漆黒の盆」だ。

伝統を守り、新な挑戦をし続ける 松山継道の世界!「漆黒の盆」だ!

漆で加工された盆の表面は何かに歪められたかの如く、うねり模様が全面にほどこされている! 

螺鈿細工!「螺鈿」というものを皆さんはご存じだろうか!

あらかじめ貝殻をつなぎ合わせ仕込みをしておき、研きの作業を行うことによって、下に隠れていた七色に輝く貝殻が現れる!

今日はミラノと弘前の伝統工芸について研究してきました! 

松山継道さんのオマール海老の作品は部位によって色の質感が違う、それが独特のデザインで人々を惹きつける!

津軽塗は伝統工芸品で江戸で修行下塗りしがその基礎を作ったそうだ!

何層の塗り重ねでは研ぎ出すその工程を「津軽の馬鹿塗り」と呼ばれている!

津軽塗の魅力から目が離せません!

伝統工芸とはこのようなものでないと、世界は認めない!

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私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。