ボルドー・百点満点の功罪!ボルドーワインの評価を米国のジャーナリストが担った!

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ボルドーワインの評価を米国のジャーナリストが担った!

ボルドー・百点満点の功罪!ボルドーワインの評価を米国のジャーナリストが担った!

 

フランス・ボルドー。

いうまでもなく世界のワインマーケットの中心だ。

ボルドーのその年の価値が市場全体の傾向を決める。

世界の五大シャトーというのは、ボルドーの五大シャトーを指す。

ボルドーはフランスの伝統的な「良き街」という雰囲気を醸し出している。

中心部にジロンド川が流れており、左岸と右岸に分かれている。

左岸は大規模で伝統的なワイナリーが数多くある。

一方「サンテミリオン」や「ポムロール」などを擁する右岸は小規模な作り手が多い。

ボルドーといえば左岸をイメージすることが多く、5大シャトーも左岸にある。

ボルドーといえば左岸をイメージすることが多く、5大シャトーも左岸にある!

ただ、この20~30年で右岸の質も高まっている。

両方を見ることは楽しみの一つだ。

ボルドーに富が集まる。特に左岸は建物も荘厳で威圧感すら感じる。

世界の人たちが富の象徴としてボルドーに憧れる。

1980年代に入ると大手資本や富豪がシャトーを手に入れるように。

五大シャトーの一つ「シャトー・ラトゥール」は仏高級品大手ケリングの傘下に入った。

私としてもビジネスとして、ボルドーなしには語れない。

ただ思うことがある95年から2010年ごろまで、

ボルドーのワインの評価を米国のジャーナリストが担ってきた

フランスワインの品質分類!

ワインを100点満点で評価し、それを世界の人々が参考にした。

ボルドーは自国でない人に評価を委ねてしまったのだ。

すると米国ジャーナリストの好みに合わせて、味わいが非常に

濃いものに変わっていったような気がする。

濃くするため新樽を使い、より凝縮させる。

一部のワインは本来持っていたエレガントさが消えた。

ボルドーのビジネスには貢献したかもしれないが―――。

この5~6年は世界中がそのことを理解し始めたように思う。

日本の消費者も最初は判断が難しいこともあったが、

自分たちの味覚の基準を持つようになってきた。

周りに流されず「自分はこれが」「こちらの方がいい」という話を聞くことが多くなった。

ボルドーも変わって生きている。

作り手も本来の作り方にしないといけないと思い始めている。

また。一貫して自分たちのすらいるを貫き、その土地をしっかりと

表現してきた造り手にも注目が集まってきている。

ワイン造りは時間がかかる。ボルドーの変化をどう見るか。時が決める。   

日経新聞 エノテカ会長 廣瀬泰久。

 

次にこの件について詳しく検証してみます。

 

 

 

 

ボルドーで生産される、その筆頭であるエレガントな品種メルロ!

川が作ったテロワール! ボルドーで生産されるワインの90%以上は赤ワイン!その筆頭であるエレガントな品種メルロ!

 

[5分でわかるボルドーワイン]  

ボルドーはフランス最大のAOCワインの産地です。

それは素晴らしいことですが、いったいどこから手をつければよいのでしょう?

何を理解すればよいのでしょうか?その特徴は何でしょうか?

5分でボルドーワインのすべてをお教えしましょう…

[川が作ったテロワール]   

仏大西洋沿岸地方、ジロンド川の左右両岸に広がる、ボルドーのワイン産地はまさに

川の影響を受け、温暖な気候がヴィンテージを生み出すのに役立っています。

また変化に富んだ独特の土壌も、この地方のワインを素晴らしいものにしています。

ここではアペラシオン(呼称)の法律で定められた13のぶどう品種が生産されています。

そしてボルドーでは、すべてのワインはアサンブラージュによって造られています。

それぞれのぶどう品種の特徴が巧みに組み合わされて、

バランスの取れた長期熟成可能なワインができあがるのです。

[ボルドーと言えば、赤ワイン]  

ボルドーで生産されるワインの90%以上は赤ワインです。

その筆頭であるエレガントな品種メルロは、

ジロンド川の右岸(ポムロール、サン・テミリオン)の王様です。

一方カベルネ・ソーヴィニヨンは、

左岸のワイン(メドック、グラーヴ)に濃厚さと力強さをもたらします。

これがボルドーの各付け!!

そしてカベルネ・フランが相補的に用いられ、美しい色合いと強いアロマをもたらします。

[白だって、知っておきたい]  

生産地ソーテルヌでは、貴腐という魔法によって白ワイン

品種セミヨンを極上のデザートワインに生まれ変わらせます。

一方ドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれたアントル・ドゥー・メールは、

爽やかで表情豊かなソーヴィニヨン・ブランがよく育ちます。

そしてペサック・レオニャンでは、これら2品種がオーク樽で

醸造されて、長期間寝かしておける白ワインになります。

[地元の貴重品、クレレ] 

注記:クラレット(Claret)とは、主にイギリスにおけるボルドーワインを指す通称です。

同じ意味として、クレレ(Clairet)とも呼ばれます。 

クレレは、特殊な醸造法によって生まれる、歴史に根ざしたユニークなワインです。

よく熟したメルロが主体で、赤とロゼの中間の淡い色合いと喉ごしのよさを保つために、

ごく短期間マセラシオン(漬け込み)が行われます。

[ボルドーワインは、グラン・クリュのみにあらず]  

オー・ブリオン、ラトゥール、マルゴー、ムートン・ロートシルト、ペトリュス、イケム…。

ボルドーの五大シャトーは左岸にある!

よく耳にする高級品ですが、実は生産量は全体の5%以下に過ぎません。

ボルドーでは、手の届きやすい価格帯のシャトーが大半を占めています。

[スタイリッシュになったボルドーのワイナリー]  

数年前からボルドーのシャトーは、他との差別化を図ったり、ワインツーリズムを

発展させるためにためらうことなく慣習を打ち破っています。

著名な建築家たちが、周囲の景観に完全に溶け込み、ワインファンも

文化人も同様に魅了するアバンギャルドな趣の醸造庫を手がけています。

[是非とも訪れたい、「シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)」]  

大胆な建築に盛りだくさんのプログラム、楽しい展示に開放的な雰囲気。

「シテ・デュ・ヴァン」(ワイン文明博物館)は必見。

この新世代ミュージアムは、世界中のワイン文化について

自由に知ることができる、生き生きとした場所です。

[オーク樽で育てられた有名なカヌレ]  

外はカリッと黄金色で中はふっくら柔らかいこの

小さなケーキは、ワインの醸造と密接に結びついています。

「コラージュ(清澄作業)」と呼ばれるワイン醸造の一工程で、

ワインを安定化させるために、樽の中に卵白が入れられていました。

そして使用されなかった卵黄がカヌレのレシピに用いられたのです。

[さらに詳しく知るためには…]  

ワインテイスティング入門:「ボルドーワインスクール(École des vins de Bordeaux)」    

ワインにまつわる素敵なギフトを見つけるには:「シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)」のショップ

是非とも訪れたい魅力的な村:サン・テミリオン      

熟読すべき本:『Élixirs, premiers grands crus classés 1855』、ジェーン・アンソン、La Martinière刊      

Explore France 記事より。

 

 

メルローというブドウ品種の重要な特徴は、早熟!

メルローのふるさと、原産国はフランスのボルドー地方!メルローというブドウ品種の重要な特徴は、早熟!!

 

[品種のおはなし その4 メルローとは]   

問題 ワイン大国フランスにて、一番広く栽培されているブドウは何でしょう? 

ボルドーで有名なカベルネ・ソーヴィニヨンでもなく、ブルゴーニュで有名な

ピノ・ノワールでもなく、一番ポピュラーなブドウは、実はメルローなのです! 

ちょっと意外?

普段からワインを飲む方でも、「メルローってどんなワイン?」と

聞かれてハッキリ答えられる方は少ないのでは? 

実際、「私はブドウの中ならメルローが好き」という方には、

お客様の中にも知人の中にも少ないと感じます。

批判を恐れずに述べるなら、メルローはカベルネ・ソーヴィニヨンの弟分です。 

共にフランス、ボルドー地方の主要なブドウであり、適した気候も似ています。

それもあってか、味わいはそっくりと言わないまでも、そう遠くはありません。

ブラインドテイスティングにて、メルローとカベルネの違いを自信をもって感じ取れたら、

あなたはソムリエ試験合格レベルのテイスティング能力を持っているかも!

[メルローってどんなブドウ?]  

メルローで作られたワインの特徴は?  

どのメルロー飲んだらいいの? 

今回はメルローの味わいを、カベルネ・ソーヴィニヨンと対比するようにしてご案内します。

[メルローの特徴]  

メルローのふるさと、原産国はフランスのボルドー地方。

カベルネ・フランを父、「マドレーヌ・ノワール・デ・シャラント」というブドウを

母として生まれたのだろうと、DNA解析により推測されています。

メルローは比較的病気に強いため、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールよりも栽培自体は簡単。

それがフランスにてより広く栽培されている理由の一つでしょう。

世界中では27万ha、カベルネ・ソーヴィニヨン、サルタナに続いて第3位の栽培面積を誇ります。

メルローの主要な栽培国はこちら。

フランスではボルドー地方の他、ボルドーからドルドーニュ川をさかのぼっていった

辺りの南西地方にて主に栽培されています。

メルローというブドウ品種の重要な特徴は、早熟であること。

メルローというブドウ品種の重要な特徴は、早熟であること!!

カベルネ・ソーヴィニヨンよりもおよそ2週間程度早く収穫することができます。

これがどうして重要なのでしょうか。

ボルドー地方では、カベルネ・ソーヴィニヨンしか

植えていないというシャトー、生産者はまずいません。

メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドといった

ブドウもともに栽培しており、それをブレンドして赤ワインをつくります。

というのもボルドーは海洋性気候の影響により比較的雨が多い地域で、

収穫期に雨が降ってしまうことが多々あります。

この時期の雨によりブドウの味わいは凝縮度が下がり、

時には水膨れにより果皮が破れてしまうこともあります。

病気の原因にもなります。

この場合、ブドウの品質は下がり、卓越したワインはなかなかできません。

晩熟、収穫時期が遅いカベルネ・ソーヴィニヨンは非常にその影響を受けやすい。

そんなとき、2週間の差がメルローを救うこともあるのです。

え?じゃあメルローだけ栽培すれば?

実はそういうわけにもいかず、メルローは収穫時期が早い分、発芽の時期も早いのです。

冬から春にかけてが暖かく、早くに発芽を迎えたような年。

その後急に冷え込み、新芽が凍り付いて死んでしまうことがあります。

これを霜害といいます。

霜害が起こると、ブドウの樹はまた新しい芽をつけますが、生育は遅れて収穫量が減ります。

とれるブドウの質も下がるようです。

これまた数週間の差で、メルローは霜害にやられても、

カベルネは発芽前で助かったという年もあるそうです。

最近では2017年の4月21日と27日、ボルドー右岸を遅霜がおりました。

このときの遅霜は1991年以来の大規模なもので、

前年と比べて収穫量が40%も減ってしまったと言います。

カベルネとメルローは、広大な面積でブドウを栽培するにあたっての

リスクヘッジの役割を、互いに担っているということです。

カベルネ・ソーヴィニヨンに加えて、メルローやほかの

品種をその出来栄えに応じた比率でブレンドする。

その技術をもって、ボルドーは安定した品質のワインを何万本、

何十万本と供給し続けることができるのです。

[メルローの味わいはどんなもの?]  

端的に言えば、プルーンやブラックベリーなどのよく熟した風味で、果実味豊かなワインです。

酸味や渋みはカベルネ・ソーヴィニヨンほど強くありませんが、多くはフルボディのワインです。

おそらく、他の文献のメルローに関する記述にも、同じようなことが書かれていると思います。

ソムリエになるための試験には、ブラインドテイスティングがあります。

赤ワインのブドウ品種を選択肢の中から選ぶという問題もあります。

そして多くのソムリエ志願者がつまずくのが、このカベルネとメルローの違い。

「メルローは果実味豊かなワイン」というのは概ねOKなのですが、

メルローは果実味豊かなワイン!

「果実味豊かだからメルロー」とは言えないのです。

渋味や酸味がしっかり感じられるメルローもあれば、

ブルーベリージャムのようなよく熟した風味を持つカベルネもあるのです。

私も赤ワインのブラインドテイスティングがなかなか上達せず、悩んでいたころがありました。

そんな折、勉強にと訪れたとあるワインバーのマスターにこう教わりました。

ワインを口に含んで、すぐに飲み込まず咀嚼、つまりカミカミします。

するとタンニンの作用によって、歯茎がぎゅっと引っ張られるような刺激を感じます。

それを特に強く感じる位置が、カベルネは前歯のあたりで、メルローは奥歯のあたりなのです。

カベルネ、メルロー単一品種のワインがあればすぐ試せるので、ぜひやってみてください!

この方法で、ニューワールドとオールドワールドのカベルネの違いも分かると言います。

このマスター以外からこの方法を聞いたこともなければ、

ワインの書籍などで見かけたことも私はまだありません。

なのでどうしてこの違いが表れるのかというのもわからなければ、

どんなメルロー、カベルネにも共通しているのかも検証できていません。

「そんなの気のせいじゃないの?俺は感じないよ?」と言われてしまえば、

私にはそれを否定する根拠をもちませんが、試してみる価値は絶対ありますよ!

※舌の上ではあまり渋さを感じなくても、

カミカミすると急に渋く感じてビックリすることもあるのでご注意を。

[最高のメルローはどんなワイン?]  

ボルドーの中でも、特にメルローのワインが有名なのがポムロール地区。

いわゆる「右岸」と呼ばれる地域。

ポムロール地区はメルロー100%のワインも少なくないのが特徴です。

というのも、この地域の土壌には粘土が多く含まれています。

粘土が多いと水はけが悪くなり、

これが特にカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培には適していません。

逆にメルローは、砂利質などのカベルネが適した水はけがよすぎる

土地では、水分ストレスが大きすぎて良くないと言います。

一般に粘土はワインの味わいに力強さをもたらすと言われますが、

ポムロールのテロワールがメルローにはぴったりだったのです。

ポムロール地区にはとびぬけて評価が高く、お値段も高いワインが2つあります。

一つはシャトー・ペトリュス。もう一つは当店取り扱いの最高峰メルロー、シャトー・ル・パン。

葡萄畑ココス  シャトー ル・パン 1979 フランス ボルドー ポムロール | 葡萄畑ココス

シャトー ル・パン 1979 フランス ボルドー ポムロール 産地で選ぶ 葡萄畑ココス

とんでもない価格のわけはその希少性。

ボルドー左岸の有名ワインが、年間10万本以上作られるのに対し、

シャトー・ル・パンは1.9haの畑から7000本程度しか作られません。

この価格はオールドヴィンテージによる希少性も加わってはいるものの、

新しいヴィンテージでも流通価格は30万円ほど。

1979年がファーストヴィンテージと、まだまだ生まれたてのワイナリー。

しかしながら、1982年のヴィンテージにロバート・パーカーが100点をつけたことで一躍有名に。

典型的なシンデレラワインです。

私も残念ながらまだ飲んだことがありません。

ワインショップで見かけることすら稀な、超レアワイン。

その情報を検索しても、味わいについてはほとんど書かれていません!

どんな味わいなのでしょうか。    

ブドウの畑 こぼれ話 記事より。

 

 

 

 


グレートヴィンテージでしたたか儲ける構図を作ってしまったフランス!

グレートヴィンテージを逆手に取り!したたか儲ける構図を作ってしまったフランス!大いに疑問が残る!

 

今日のまとめ。

フランス・ボルドー。いうまでもなく世界のワインマーケットの中心だ。

ボルドーのその年の価値が市場全体の傾向を決める。

世界の五大シャトーというのは、ボルドーの五大シャトーを指す。

中心部にジロンド川が流れており、左岸と右岸に分かれている。

左岸は大規模で伝統的なワイナリーが数多くある。

一方「サンテミリオン」や「ポムロール」などを

擁する右岸は小規模な作り手が多い。

ボルドーといえば左岸をイメージすることが多く、5大シャトーも左岸にある。

ただ、この20~30年で右岸の質も高まっている。

世界の人たちが富の象徴としてボルドーに憧れる。

95年から2010年ごろまで、ボルドーのワインの

評価を米国のジャーナリストが担ってきた。

ワインを100点満点で評価し、それを世界の人々が参考にした。

ボルドーは自国でない人に評価を委ねてしまったのだ。

すると米国ジャーナリストの好みに合わせて、

味わいが非常に濃いものに変わっていったような気がする。

一部のワインは本来持っていたエレガントさが消えた。

ボルドーのビジネスには貢献したかもしれないが―――。

ワイン造りは時間がかかる。

ボルドーの変化をどう見るか。時が決める。 

ボルドーワインには、その年によって品種にムラがある。

フランス政府は、良い年をグレートヴィンテージといって五大シャトーの価値観を高めてきた。

その結果世界の富豪が五大シャトーのグレートヴィンテージに群がり、さらに価値観を高めてしまった。


 

フランス政府はその価値観を逆手に取り、

グレートヴィンテージでしたたか儲ける構図を作ってしまったとも言える!

果たしてこれで良いのか大きな疑問が残ります!!!

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。