これは68000円のブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの研究!トスカーナの頂点に君臨・百年熟成します!
今日は、イタリア・トスカーナのブルネッロ・ディ・モンタルチーノの研究をします。
トスカーナにおいてはこのブルネッロ・ディ・モンタルチーノとスーパータスカンは最強です。
以下は私の著書「安くて美味しい赤ワイン2015新版」の51ページからの引用です。

これが私の著書「安くて美味しい赤ワイン」2015新版!
col❖ 100年熟成する
トスカーナの頂点に君臨/芳醇にして優雅
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは近代ワイン史に燦然と輝く名品!!
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはトスカーナの人がとっておきの時に飲むワイン。
「イタリアワインの女王」とも言われ、バローロと並んでイタリアを代表する赤ワインです。
そのブルネッロは、100年の熟成にも耐えると言われる極めて長命な赤ワイン。
しかも5年以上の熟成を経てリリースされるワインのためリリースの時点でも熟成感がすでに感じられて。
ゆったりと広がる果実味とボリューム感と、どっしりとした落ち着きのある独特な個性が感じられます。
すぐに飲むのも良し、熟成させてさらに楽しむこともできる極上の赤ワインです。
今や、イタリアのみならず、世界屈指の赤ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョベーゼ・グロッソ種の一種。
ブルネッロで造られるワインは、サンジョベーゼに比べ色が濃く、がっしりとした骨組み。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョベーゼ・グロッソ種の一種。
濃密で個性的な香りを放つ格調高く重厚なワインです。熟成にともなって、柔らかさが「エレガンスを抱いて表れる」とも言われています。
トスカーナ州シェナ県南部に位置するコムーネ(トスカーナ自治体の最小単位)のその領域はおおむね四角形状。州都フイレンッェから南南東へ約82km。
コムーネでは年間33万ケースの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」が出荷されます。 以上。
モンタルチーノ(Montalcino)は、イタリア共和国トスカーナ州シエーナ県にある、人口約5600人の基礎自治体(コムーネ)。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(英語版)というワインで有名。

モンタルチーノは、イタリア共和国トスカーナ州シエーナ県にある、人口約5600人のコムーネと言われる基礎自治体。
モンタルチーノでは、著名なワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(英語版)」の生産によって経済は成長している。
このワインは、コムーネで栽培されるsangiovese grosso種のブドウから生産される。
ワイン生産者の数は1960年代には11であったが、今日では200以上に増加しており、年間33万ケースの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」が出荷されている。
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、保証つき統制原産地呼称(DOCG)の指定を受けた最初のワインであった。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは5年間の熟成を要する。
これに加えて6年を要するリゼルヴァワイン。
sangiovese grossoでつくられ1年寝かせた「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」(Rosso di Montalcino, DOC)。
そのほかさまざまなトスカーナ・ワインが生産されている。

これがある日突然!サンジョベーゼ種の突然変異種として発見された。
ある日突然!サンジョベーゼ種の突然変異種として発見!その後・製品化された!
[ワインの特徴] イタリアン・ワインの大半を構成しているサンジョヴェーゼ種だが、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのぶどうはこの突然変異種にあたる。
特に皮が厚く粒が大きいためサンジョベーゼ・グロッソ種、もしくはブルネッロ種と呼ばれて区別される。
タンニンも他のぶどうと比べ、きめ細かく力強い。グロッソ(太い)という名前の通り、フルボディワインにはぴったりのぶどうといえる。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗るワインは、100%このブルネッロ種を使用しなければならないと定められている。

モンタルチーノの葡萄畑はこんなに美しい所。
また、その味の濃さとタンニンの強さから、最低でも4年間という長い期間の熟成を要するのが特徴だ。そのうち2年間はオーク樽の中で熟成される。
ガーネット色の外観、ベリーの香りにバニラとスパイスのニュアンスが踊るエレガントな印象が特徴的だ。
熟成に耐えうる力強さを持ち、抜栓についても、他のワインと違い、ヴィンテージであればあるほど早めに栓を抜いておかなければならない。
古いワインの教科書では「飲む8時間前に抜栓すべし」と書かれたものもあるほどだ。
その味わいは世界で認められており、バローロやバルバレスコとともにイタリア3大ワインのひとつに数えられる。
[一押しのワイナリー/当たり年] トスカーナ州 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者のうち、各方面にて高い評価を得ている作り手は以下。
ポッジョ・ディ・ソット、アンジェロ・ガヤ、ペルティマリ、イル・ポッジョーネ、コスタンティ、カナリッキオ、カサノヴァ・ディ・ネリ、ビオンディ・サンティなどが挙げられる。
トスカーナのワインは、2008年、2007年、2006年、2005年、2001年、2000年、1999年、1997年の出来が良いと評価されている。
トスカーナ州で最も格の高いワインに位置付けられるブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、当たり年は特に高い価格・値段となることが多い。

実に美しいデザインのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!
[気候・風土] ブルネッロ・モンタルチーノはイタリア・トスカーナ州のワイン産地だ。シエーナ県南部のグロッセートとの県境に位置する。
ここがヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノなどとともに、DOCGの指定を受けたのは1980年のこと。これはバローロと並び、最古のDOCG指定である。
モンタルチーノとはイタリア語で「トキワガシの山」という意味。気候は年中通して温暖で乾燥しており、雨が少ない。平均年間降雨量は700mm前後。
土壌は石灰岩や粘土に、火山性の凝灰岩などが混じる。
ぶどう畑はぶどうの完熟度を重要視するため標高600m以下でなくてはならないという規制があり、標高150-500mのところに展開している。

モンタルチーノの葡萄畑は標高150-500mの所に展開しています。
畑の場所によりミクロクリマが繊細な影響を与えている。概ね北部の斜面に位置する畑ではぶどうは遅く熟し、すっきりとした印象のワインとなる。
一方で、南部と西部の畑では、強い日差しと朝晩の冷風が影響し、より複雑でパワフルなワインが出来上がる。
多くの生産者は優れたテロワールにいくつかの畑を持ち、理想的なバランスのワインをつくり上げている。
[エピソード] ブルネッロ・ディ・モンタルチーノでのワインづくりの歴史は、14世紀にまでさかのぼる。
しかし、1870年代までは現在のサンジョヴェーゼ100%を用いたワインではなかった。
現在のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの原料となるブルネッロ種。
19世紀のある日、地元のワイン生産家であるビオンディ・サンティ家の庭にてサンジョヴェーゼ種の突然変異種として発見された。
その後改良に改良を重ね、この突然変異種をなんとか製品化することに成功したビオンディ家のワインはたいへんな賞賛を受けた。
それに追随する形で、他のモンタルチーノのワイン生産家もブルネッロ種を用いたワインをつくり始め、今ではイタリアを代表するフルボディワインの産地となった。
今日はイタリアワインの女王と言われているトスカーナの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を考察しました。
100年熟成するワインで大変高価なワインです。
このブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、19世紀にある日突然、サンジョベーゼの変種として発見された曰く付きの葡萄です。
100年熟成しますが、すぐに飲むのも良し、熟成させてさらに楽しむこともできる極上の赤ワインです。
私も一度嗜んでみたいと思っていますが、願いは叶うでしょうか???
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