シチリアへの思い 家族の絆で!5年前LuBAR=ルーバールと言うシチリア料理のカフェレストランがオープン!雰囲気がよい!

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5年前LuBAR=ルーバールと言うシチリア料理のカフェレストランがオープン!

シチリアへの思い 家族の絆で!5年前LuBAR=ルーバールと言うシチリア料理のカフェレストランがオープン!雰囲気がよい!

 

ミラノ私立近代美術館は、18世紀に造られ、かつてはナポレオンの住まいにも充てられた新古典主義の美しい建物である。

その一翼を改修して、5年前、「LuBAR=ルーバール」と言うシチリア料理のカフェレストランがオープンした。

大きなアーチ型の扉を入ると、大理石を使った市松模様の床に、育ちつつある椰子の鉢をが置かれ、ゆったりとした雰囲気が心地よい。

店を経営するのは、ファッションデザイナー、ルイザ・ベッカリアさんの家族だ。

オーナーは長男のルドヴィッコさんと次女のルクレッチアさん。

店の運営とインテリアはルクレッチアさんが担い、料理と広報はルドヴィッコさん、店員の制服デザインは長女のルチッラさんが担当する

母親のルイザさんは全般的なアドバイザーの役割を果たす。

ファッションデザイナー、ルイザ・ベッカリアさんの家族だ!

ルイザさんは1980年代に自らの名を冠したブランドを立ち上げた。

柔らかなテキスタイルと色彩の、フェミニンでロマンチックなロングドレスに特徴があり、

顧客リストにはニコール・キッドマンやケイト・ウインストレット、マドンナなどの有名人が名を連ねる。

企業買収の波にも飲まれず、創業以来一貫して独立した経営を守ってきた。

ファッションブランドがその世界を表現するために、レストランやホテルを手掛けたことは珍しいことではない。

だがルーバールが特別なのは、完全なる家族経営であり、家族のルーツであるシチリアへの思いを体現していることだ。

メニューに並ぶのはライスコロッケのアランチーニ、ナスとミッドソースを重ね焼きした。

バルミジャーナ、シチリア産のリコッタチーズ入りのラヴォリ、茹でたオマールエビと

たっぷりと日を浴びた甘いトマト入りのカタラーナサラダ、カボチャのクリームソース、

リコッタチーズがたっぷりと巻き込まれた伝統菓子カンリーノなど、ほとんどがシチリア料理だ!

リコッタチーズがたっぷりと巻き込まれた伝統菓子カンリーノなど。

ほとんどがシチリア料理だ。

素材の多くはルイザさんの夫でシチリア貴族のルーチョ・ボナコルシさんが経営する農場からやってくる。

オリーブオイルやワインも自家製で、シチリア名物のアーモンドも同様。店で買うこともできる。

上質が基本な料理は口コミで噂が広がり、コロナ前の平日の数は平均800人、休日には1200人を超えていたと言う。

普段はミラノで暮らす一家は、ルーチョさんの故郷で過ごす時間の中で、シチリアへの思いを育んだ。

復活祭、夏のバカンス、クリスマスと1年のうち3ヶ月はシチリアで過ごすと言う。

多忙なルイザさんも年に2回はシチリアへ。ルックレアさんは話す。

「母は5人の子供を育てながら自分のブランドの仕事を続けています。

そんな母からは独立心と自由そして愛情の大切さを、父からは自然との関わり方を教わりました」

ルーバールを開く前、ルドヴィッコさんとルクレッツアさんは、シチリアの食を

広めたいとミラノの街中で屋台を引き、アランチーニを売り歩いていた。

しゃれたパッケージに包まれたシチリアのファーストフードは目新しく、1日に5000個を売るまでに成長した。

ふたりは今も夏の終わりから秋にかけてシチリアの農園を訪れ、アーモンドやオリーブオイル、ブドウ収穫に立ち合う。

昨年の9月ミラのファッションウイークで、ルイザ・ベッカリアさんはシチリアで撮影したブランドのムービーを発表し話題を呼んだ。

一般向けにも上映しイタリアの有力紙に大きく取り上げられた。

ミラノの美意識とシチリアの伝統が融合した一家の日常の風景を10分ほどの作品にまとめあげたのは、

ニューヨーク在住のアーチスト、ローラ・シュナベールさんである。

シチリアを愛し、家を持つシュナベールさんは、コロナのロックダウン下の

6ヶ月を、現地に滞在していた一家と交流しながら過ごした。

ファッションウイーク用のムービーをここで撮ろうとルイーザさんが提案、

シュナベールさんはわずか1週間で準備と撮影をしたという。

「夫妻と5人の子供たち、90歳になるルイザさんのお母さんそして友人たちが

ルイザの品の良い服に身を包み、オリーブを摘み美しいセッティングの食卓を囲む。

一家の私的な暮らしを通して、タイムレスな彼女のコレクションと

古代ギリシャが生き続けるシチリア、両者の永遠性を表現しました」

ミラノが属するロンバルディ州では、飲食店は夕方の6時までに制限付きで営業が許可されていた。

それが3月15日から再び営業禁止となり、持ち帰りとデリバリーのみ可能である。

ルーバールも、つい最近までの賑わいは跡形もなく、配達用の自電車だけがひっそりと店の前に並んでいる。

再会をミラノの人々は待ち焦がれている。   

ジャーナリスト 矢島みゆき 天江尚之撮影。 日経新聞。

 

ではこれから「シチリアへの思い 家族の絆で」について研究してゆきます。

 

 

イタリアに嫁いでわかったこと~家族の絆は、長寿の秘訣~!


イタリアに嫁いでわかったこと~家族の絆は、長寿の秘訣~!「うわ、マザコン」は「うわ、イタリア人」に!

 

[イタリアに嫁いでわかったこと~家族の絆は、長寿の秘訣~]    

「中野生まれの私がイタリアに嫁いで最初に驚いたこと」     

ローマ人の主人と結婚して15年。ミラノで暮らしているヴィランテイ牧野祝子です。

東京・中野で生まれ育ち、ファッションやコスメの仕事をしていましたが、

イタリア人と結婚し、数年ローマに住んだ後は上海に10年。

4年前にイタリアに戻りました。現在はミラノに家族で住み、

パルマ近くのフィデンツァヴィレッジというアウトレットで仕事をしています。

今ではすっかりイタリアの生活に慣れた私ですが、

イタリアに来てから今まで毎日のように感じていることがあります。

それが家族の仲の良さ。 

結婚してすぐの頃。当時妊娠していた私に気を遣ってか、10分離れたところに

住んでいる義母は私に毎日のように会いに来てくれました。

それも手作りのお料理を持って。

お腹の子供の栄養、もしくは自分の息子の食事を心配していたのか、実のところはわかりませんが、

イタリア語があまり分からなかった私は、戸惑うような、嬉しいような。

今考えてみると、家族という単位を大切にするイタリア人の義母は「当然の事」をしてくれていたのだと思います。 

知り合いの家に行くと、テイーンエイジャーの男の子がお母さんやおじいちゃんにべったり、

なんていう姿を見て、以前はびっくりしましたが、最近ではそれが当然だと思うようになってきました。 慣れとは怖いものです。 

言い争いや喧嘩がたまにあっても、なんだかんだ言って仲の良いイタリアの家族。

バケーションは家族と過ごすのも、いつの間にか当然の事となり、今年もまた例年のようにシチリアで休みを過ごしました。 

シチリアでは、毎日ほとんど何もしない毎日。お婆ちゃんと娘と一緒にお食事の用意。

主人のご兄弟の家族も一緒です。決まっているわけでも無いのに、誰かが買い物に行って、誰かが料理をして。

ただ、決まっているのは、お婆ちゃんがメニューを決め、みんなでテーブルにつくということ。

「「うわ、マザコン」は「うわ、イタリア人」に」   

知り合ったばかりの時は、週に一度必ず両親に電話をする主人をみて、「うわ、マザコン」と思ったのですが、

彼の周りの友人は一日数回お母様に電話をすると聞いて、びっくりしました。

今は、大きくなった娘が毎日のように義母に電話をしているのを

見て「うわ、イタリア人」と思ってしまいます。

どうやら家族が大切な理由は、これが社会の中で生きて行く中で、

家族が一番コアになる、団体の「単位」であるからのようです。

家族が安定しないと、社会も安定しない。仕事もうまく行かないし、

全ての人間関係がうまく行かない、というのが考え方の根底にあるよう。

実際に家族の中で重要な夫婦関係を見ても、離婚率はイタリアでは1000人中0.91人。

日本では、1.77人。

フランス、イギリスなどの他のヨーロッパの国々は 2人程度で、アメリカではなんと 3.6人のようです。

美味しい食事と楽しい会話そして夫婦の中の良さ。適度に仕事をして、人生を楽しんで。

長寿のイタリアの長生きの秘訣は家族の絆にあるのかもしれません。    

ITALIANITY より。

 

 

家族と一緒にご飯を食べることはとても日常的で、そしてとても大切なことだ!

家族と一緒にご飯を食べることはとても日常的で、そしてとても大切なことだ!おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん、そのまたおばさんのおじさんの…そんな遠縁まで頻繁にやってくる!!

 

[かんきつブログ]    

家族を大切にするイタリア人の中でも、シチリアの人々は群を抜いている、と思う。

シチリアというとマフィアを思い浮かべる人が多いが、マフィアはシチリア独特の家族関係、強い、

いや強すぎる家族の絆が育んだものではないかと、暮らしてみて実感した。

シチリアの家族制度は、古い日本の家族制度に重なる点が多い。

随分進歩的になったとはいえ、パレルモではつい数年まで

「離婚」がその地域一番のスキャンダルだったそうだ。

バールで、道端で、家々の食堂のテーブルで「まあ、聞いた?あそこの○○家は離婚ですって!」

「マンマ・ミ-ア!」

(マンマ・ミーアは「おやまあ、大変!」と言った

感嘆詞で頻繁に使われる)、そんな会話があちこちで花盛りだったろう。

友達やそのお母さんにシチリアの家族がどのように

作られていくのか、その成り立ちをいろいろと聞いてみた。

13、14歳くらいからそろそろと夜友達同士だけで夜、外出するようになる。

(お母さんたちの年齢だともう2~3年遅くなる)彼氏彼女の関係、つまり、

つきあうようになると、双方とも互いの家族に紹介する。

家族の方もごく当たり前に迎え、一緒にご飯を食べる。この時期はかなり早い。

つきあってすぐ、あるいは付き合う前の友達の段階から、昼・夜、家族といっしょにご飯を食べるのだ。

家族と一緒にご飯を食べることはとても日常的で、そしてとても大切なことだ。

家族と一緒にご飯を食べて初めて、「人間関係の第一歩」が構築される。

食事に呼ばれない人間は…多分嫌われている。

(但し、ミラノやシエナではよっぽど親密にならないと、家の食事に呼んでもらえない。

彼らによれば、人をすぐ家に招きたがるのは南の人間がすることだと言う)

つきあう二人の関係が順調だと、互いの家族を訪問する回数は増える一方だ。

とにかく一緒にいたがるので、昼・夜を必ずどちらかの家で食べる、というカップルは少なくない。

それが普通といっていいだろう。

双方の家のお母さんは、食事の度に彼女・あるいは彼がやってきても嫌な顔をしない。

もしかしたら家族の一員になる人なんだから…と思っているのからなのか、とても大切にもてなす。

日本人の感覚だと、女性が将来お姑さんになるかもしれない彼のお母さんのところで、

ほぼ毎日食事を頂くのは結構気を使うことだと思うのだが、どうも彼女たちは平気そうだ。

食べるだけ食べて、その後すぐ彼氏と夜遊びに出かけたりする。

シチリアでは親戚関係もまだまだ濃厚だ。おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん、

そのまたおばさんのおじさんの…そんな遠縁まで頻繁にやってくる。

どうやら日本の「本家」みたいなものがあるらしい。

その家は、いつ行っても家族以外の親戚がいたりして、それが普通になっている。 

付き合っている間に当然親戚も紹介されて、親戚の家に遊びに行って…。

結婚する前に双方の親戚ン十人とつきあうのは、ごく普通のことだ。

私たちの両親や、その上のおじいさんおばあさんあたりだと、

やはり「産めよ増やせよ」の時代だったのか、兄弟姉妹の数も多い。

 ※1999~2000年、私がシチリアに住んでいた時の話です。    

Ameba より。

 

 

 

海産物も豊富なパレルモ!


シチリア島のパレルモを舞台にしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!シチリアーノ 裏切りの美学!!

 

[シチリア島のパレルモを舞台にしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』が3月12日から公開!]    

イタリアで大ヒットしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』が2021年3月12日(金)より公開になります。

上映は、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショーです。

物語が繰り広げられるイタリア・シチリア島のパレルモとともに紹介します。

主人公パオロと妻のアガタ!

[ワン・モア・ライフ!]   

『ローマ法王になる日まで』のダニエーレ・ルケッティ監督が贈る本作『ワン・モア・ライフ!』。

パレルモの美しい町並みを舞台に、天国へ旅立つまでの92分をリアルタイムで

進行させる演出で、本国イタリアで大ヒットを記録しました。

思いがけず人生のロスタイムを手に入れたダメおやじの主人公パオロ。

幸せとは何か? 

そして家族とは? 

愛と感謝と懺悔のイタリアン疾走コメディです。

「●ストーリー」  

中年男のパオロは、いつもの交差点で交通事故に遭ってしまいます。

死の瞬間、脳裏によぎったのは愛する妻と子供のこと……ではなく、恋人に告げられた

深すぎるひと言や、客待ちタクシーの列の謎など、取るに足らないことばかり。

しかし、そんなことよりも予想外に短い寿命に納得できないパオロは天国の入口で猛抗議をします。

すると、前代未聞の計算ミスが発覚! 

92分間だけ寿命が延長され、地上に戻れることになしました。

傷心のパオロは、それまで勝手気ままに生きてきた自分を戒め、家族の絆を取り戻すと一念発起。

92分一本勝負の人生やり直しが始まります!

[シチリア島のパレルモ] 

パレルモの街並み!   

本作にも登場する、ルキーノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』でも舞台になったシチリア島のパレルモ。

2020年にヒットした『シチリアーノ 裏切りの美学』でも描かれたように、

パレルモは1990年代までは犯罪組織コーザ・ノストラが牛耳る町でした。

しかし現在では、インスタ映えする旧市街や透明なビーチ、目の前の地中海でとれた

シーフードが自慢のリストランテで話題の人気リゾート地に生まれ変わりました。

プレトーリア広場 ©iStock

劇中では、パオロが不倫相手とデートするシチリア州立美術館や、待ち合わせの名所プレトーリア広場、

パレルモの胃袋的存在のカーポ市場、町と海を一望できる

モンテ・ペッレグリーノなど、人気の観光スポットが次々と登場します。

生まれ変わった新生パレルモの今を見せてくれる作品です。

海産物も豊富なパレルモ ©iStock

なかなか海外旅行に行くことができない状況ですが、映画の中で美しい

パレルモの名所を巡って旅行気分を味わいましょう。    

地球の歩き方 より。

 

 

シチリア!シチリア!故郷シチリアを舞台に、家族の愛と絆を描く心揺さぶる感動巨編!

シチリア!シチリア!故郷シチリアを舞台に、家族の愛と絆を描く心揺さぶる感動巨編!!!

 

[シチリア!シチリア!]    

世界中を涙で包んだ「ニュー・シネマ・パラダイス」の 名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、

故郷シチリアを舞台に、家族の愛と絆を描く心揺さぶる感動巨編。

[トルナトーレ監督自身の半生を描きだした人生讃歌!]   

アカデミー賞最優秀外国語映画賞に輝いた『ニュー・シネマ・パラダイス』で、

全世界を感動の涙で包んだジュゼッペ・トルナトーレ監督。

故郷シチリアを舞台に、映画館で出会った老人と少年の友情を通して、人生に大切なことは

何かを描いたこの作品は、日本でも今も語り継がれる奇跡的な大ヒットを記録した。

その後も、『明日を夢見て』を始め、『海の上のピアニスト』『マレーナ』など

数々の感動作を世に送り続けたトルナトーレ監督は、今では世界中の人々がその新作を待ちわびる名匠の一人となった。

待望のトルナトーレ監督の最新作は、彼の人生の大いなる転機から生まれた。

晴れて回復したのち、あらためて生きる喜びを実感したトルナトーレ監督が、

今一度シチリアを舞台に人生の素晴らしさを描ききったのが、『シチリア!シチリア!』である。

さらに、“ペッピーノ”はジュゼッペの愛称なのだが、自分と同じ名前の少年を主人公に

していることからも分かるように、これはトルナトーレ監督自身の半生、そして彼の父親の人生をも投影した物語なのだ。

ついにトルナトーレ監督が、自らの原点であるシチリアに帰ってきたのだ──!

[シチリアを愛し、シチリアに愛され、激動の時代を生き抜いた家族の物語]    

豊かな自然にあふれたシチリアの町バーリアで、たくましく生きる牛飼いの一家。

次男のペッピーノは、幼い頃から大人たちに交じって働き、学校に行く暇もなかったが、毎日が冒険だった。

やがて時代は第二次世界大戦に突入し、ペッピーノはそのつぶらな瞳で、激変する時代を見つめる。

戦争は終わり、成長したペッピーノは、今度は自らの激動の人生へと分け入っていく。

希望に輝く瞳が美しいマンニーナとの許されぬ恋と駆け落ち、正義感に燃えて入った政治の世界、

そこで見た世の中の闇、マフィアと結びついた権力との闘い、老いてゆく父との絆、

子供たちへの愛──幸せな時も悲しみの日も、いつも抱きしめてくれるのは家族だった──。

1930年代から80年代までの世界のトピックを活き活きと織り交ぜながら、ある家族の愛と絆、

彼らを取り巻く様々な人々の人生模様を描き切った『シチリア!シチリア!』。

どんな時も前を向いて生きようとする彼らに、胸を熱くせずにはいられない。

彼らの人生は、時代を越え、国境を越えて、困難な時代に生きる私たちに、ありったけの勇気を手渡してくれるのだ。

[名匠が魂をこめた一大叙事詩を飾るために、イタリアの才能が集結!]    

トルナトーレ監督が全身全霊をこめた一大叙事詩を成功させるべく、イタリアの素晴らしい才能が集まった。

心を揺さぶるドラマティックな音楽は、『ニュー・シネマ・パラダイス』

で世界的にその名を知られるエンニオ・モリコーネ。

2007年にはアカデミー賞名誉賞を贈られた、映画音楽界の巨匠だ。

出演は、イタリアの輝ける宝石、『マレーナ』のモニカ・ベルッチ。

ペッピーノにはイタリア期待の俳優、フランチェスコ・シャンナ。

彼が恋におちるマンニーナには、シチリア出身でヨーロッパから南アフリカまで、

ワールドワイドに活躍するトップ・モデル、マルガレット・マデ。

ドルチェ&ガッバーナが本作にインスパイアされ、今年のコレクションをデザインしたというファッションも見逃せない。

ヴェネチア映画祭のオープニングを飾り、世界中で大ヒットを記録した一大叙事詩。

この冬、トルナトーレ監督が、再び日本を感動の涙で包む──!

 

 

シチリアの町で、激動の時代を力強く生きる少年ペッピーノ!

シチリアの町で、激動の時代を力強く生きる少年ペッピーノ。やがて成長した彼は許されぬ恋を貫き、愛と夢を全うしようとするが──。家族の絆と人生の素晴らしさを描く感動の物語!!

 

[シチリアの町で、激動の時代を力強く生きる少年ペッピーノ。

やがて成長した彼は許されぬ恋を貫き、愛と夢を全うしようとするが──。

家族の絆と人生の素晴らしさを描く感動の物語。]    

太陽が眩しく輝き、風が荒々しく通りを吹き抜けていく、ここはシチリアの町バーリア。

この町に暮らす牛飼いのトッレヌオヴァ家は貧しかったが、家族みんなで力を合わせて、毎日を力強く生きていた。

まだ幼い次男のペッピーノも、他の兄弟と同じように、大人たちに連れられて、農場や牧場で働いている。

オリーブ畑でも、子供だからと大目に見てもらえることもなく、収穫数が足りないと、容赦なく賃金をカットされた。

あるとき、チーズ3つと引き換えに出稼ぎに行った牧場では、1冊しかない教科書をヤギに食べられてしまう。

ペッピーノはがっかりするが、その地方に伝わる伝説を聞き、たちまち胸を躍らせる。

3つの岩山の頂に、ひとつの石を連続してぶつけることが出来たら、黄金の詰まった洞窟の扉が開くというものだ。

ペッピーノは仕事の合間に、何度も挑戦するのだった。

また、時たま父親に連れて行かれる映画館で、無声映画を見ることは、彼にとってかけがえのない時間だった。

こうして、ペッピーノの少年時代は、シチリアの他の少年たちと同じように、

笑いと涙が詰まった、たくさんの思い出に彩られて過ぎていった。

世界中を巻き込んだ戦争が終わり、シチリアにもひと時の平和が訪れていた。

正義感あふれる、たくましい青年に成長したペッピーノ(フランチェスコ・シャンナ)は、

世の中を良くしたいという理想に燃え、政治の世界に足を踏み入れる。

そんななか、ペッピーノは長い黒髪と大きな瞳が美しいマンニーナ

(マルガレット・マデ)と運命的に出会い、ひと目で心を奪われる。

マンニーナもまた、ペッピーノの真っ直ぐな情熱に惹きつけられ、二人は激しい恋におちる。

だが、マンニーナの両親は、貧しいペッピーノとの結婚に反対、

金持ちだがパッとしない男との婚約を勝手に決めてしまう。

許されぬ恋ながら、愛し合う二人は想いを貫くために

駆け落ちし、ついに教会で永遠の愛を誓い合うのだった。

愛する人と新しい人生に踏み出したペッピーノ。

しかし、幸せに満ちたペッピーノを待っていたのは、世の中の矛盾、家族の死、そして……。

やがて時代は不穏な空気をはらみ始める。

そんな中で、ペッピーノは今一度、あの岩山の伝説を試そうと、石を投げてみるのだが──。

 

 

すべてを捧げないと追いつけないほどの巨大なプロジェクトでした!


17歳になるまでにシチリアを出なければ、シチリア人の欠点が身に染み付いて取れなくなってしまう!!

 

[ジュゼッペ・トルナトーレ監督は語る]    

私はシチリア州のバーリア(※)で生まれ育ち、28歳までをその地で過ごした。

ルキノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』に登場するドン・ファブリツィオは、

「17歳になるまでにシチリアを出なければ、シチリア人の欠点が身に染み付いて取れなくなってしまう」

と言っていたが、まさにこの私がそうである。

しかし、実は私はそんな、世界中のどこに行ってもシチリア人であり続ける自分に誇りを持っているのだ。

シチリアを出てから20年以上の歳月が流れたが、一瞬たりとも故郷の風を忘れたことはない。

いつか自分の子供時代を、そしてシチリアのすべてを映画にして、その素晴らしさを世界中に伝えたいと願い続けてきた。

ついに、その想いを遂げたのが、本作『シチリア!シチリア!』である。

私のシチリアへの深い愛から生まれた、唯一無二の作品だ。本作をご覧いただければ、わかるだろう。

バーリアの小さな通りには、宇宙に匹敵する広がりがある。

世界中を歩きまわっても学べないものを発見することができるのだ。

私にとっては、まさにここが「世界」そのものなのだ。

[ひとつの時代から別の時代へとジャンプできるセット作り]    

「これは想像を超えた映画です。

すべてを捧げないと追いつけないほどの巨大なプロジェクトでした」

と美術監督のマウリツィオ・サバティーニは語る。

1930年代のシーンを撮影したかと思うと、次の日には60年代のシーンを撮影しなければならないからだ。

時代を超えるセットを作ること、それが美術班最大の難題だった。

2カ月の準備期間を経て、3カ月かけてチュニジアにセットが組まれた。

「チュニジアは最良の選択でした。

シチリアの当時の雰囲気を現在にまだ残していたからです」とサバティーニは語る。

最初のセットはチュニス郊外にある廃工場に、二つ目はハンマメットに建てられた。

[20世紀初頭を巡る〈旅〉のような作品にふさわしい音楽]    

本作の音楽はもちろん、『ニュー・シネマ・パラダイス』以来すべての

トルナトーレ作品を担当しているエンニオ・モリコーネに依頼された。

「今回の仕事は複雑で細かい注意が必要な作品になると感じました。

トルナトーレはこの作品を、自分の故郷、そして自分の家族への贈り物として

製作しようとしていたのです」とモリコーネは振り返る。

彼がまず取り組んだのは、作品にふさわしいトーンを探すことだった。

彼はラフカットを見る前に、映画の軸となるテーマ曲を作り、トルナトーレはすぐにその曲を気に入った。

二人が目指していた方向性は、初めから同じだったのだ。

「これは時間を止めることが出来る映画です。

洗練された芸術作品の終着点ともいえる作品なのです」とモリコーネは語っている。    

intoro より。

 

 

イタリアの中でもシチリアワインは、どちらかと言えば異端児でそれが良いのです!


 シチリアの家族の絆は世界一強い糸で結ばれている!シチリアの赤ワインはよく試飲しています!!

 

今日のまとめ。

シチリアへの思い 家族の絆で!

5年前、「LuBAR=ルーバール」と言うシチリア料理のカフェレストランがオープン! 

イタリアに嫁いでわかったこと~家族の絆は、長寿の秘訣~!

「うわ、マザコン」は「うわ、イタリア人」に!

 家族と一緒にご飯を食べることはとても日常的で、そしてとても大切なことだ!

おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん、そのまたおばさんのおじさんの…そんな遠縁まで頻繁にやってくる! 

シチリア島のパレルモを舞台にしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!シチリアーノ 裏切りの美学! 

シチリア!シチリア!

故郷シチリアを舞台に、家族の愛と絆を描く心揺さぶる感動巨編!

シチリアの町で、激動の時代を力強く生きる少年ペッピーノ。

やがて成長した彼は許されぬ恋を貫き、愛と夢を全うしようとするが──。

家族の絆と人生の素晴らしさを描く感動の物語!

今日はシチリアについて研究してきました! シチリアの思い・家族の絆で! 

17歳になるまでにシチリアを出なければ、シチリア人の欠点が身に染み付いて取れなくなってしまう!

シチリアの家族の絆は世界一強い糸で結ばれている! それがこの記事を通じてよくわかりました! 

シチリアに行ったはことがありませんが、シチリアの赤ワインはよく試飲しています。

イタリアの中でもシチリアワインは、どちらかと言えば異端児でそれが良いのです!

そんな赤ワインが多いように思いました! 

やはり独立した島の中にあって葡萄もそのように生育しているからでしょう!!

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私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。