ウルトラ重機5!ニューカレドニアのニッケル鉱山!流れ出すマグマは絶景だったが?!

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ウルトラ重機5!ニューカレドニアのニッケル鉱山!流れ出すマグマは絶景だったが?!

 

今日は、ウルトラ重機5の中でのニューカレドニアのゴロ・ニッケル鉱山のお話です。天国に一番近い国ニューカレドニアでニッケル鉱山の採掘現場で、1750℃のマグマを運ぶウルトラ重機!ウルトラ重機が運び出す高温のマグマは何と60トン。それを岩盤の斜面にウルトラ重機が運び、流すのだが—–あたり一面が空まで真っ赤に染まるマグマの噴火口のよう。

ここで凄いと思うのは、60トンを入れる巨大な容器!1520℃の高温で巨大な重さしかもマグマのようなニッケルの液体—–一体これはなんだろーか!流されたマグマで辺りはまさに噴火した火山のようなマグマが流れだすのである!それが不思議な絶景を見せるのがなんとも奇妙に見える!!

この液体を運ぶのは「スラグポットキャリア」と言うとても珍しい重機!それを日本のカメラが初めてとらえた!この現場へはヌメアから車で5時間、標高1000mの山の上。ここの面積は1100haで東京ドーム130個分。熱に強い素材ニッケル、その使用用途には計り知れない将来があります。

採掘で古代遺跡のような地形になった。

鉱石は電気炉で熱が加えられ「ドロドロの液体」となる。そこから金属の成分が取り出され、ニッケルと鉄の合成フェロニッケルとなる。このフェロニッケルはハイテク製品に使われる重要な資源。


 

「スラグポットキャリア」はお椀型のポットをつける重機。ポットは50トン直径4.3mで、運搬作業には大変危険がつきまとうと言う。ポットの中には赤黒い液体が!!その液体が高温のためここまで暑い!「スラグポットキャリア」はマグマのような「スラグ」と言う液体をプラントから運び出すための重機。

「スラグ」とは鉱石の中からフェロニッケルを取り出した残りで、フェロニッケルはわずか2.5%で残りはスラグ。なので殆どがスラグ。スラグは7ヶ月で冷えて再利用ができる。そのスラグは未来の資源として研究が続けられている!これを見て地球の大いなる生命力を感じた!!

 

 

先住民カナックと環境破壊で訴訟!開発権は日本企業!環境破壊は深刻な事態で中止すべき!

 

このゴロ・ニッケル鉱山は日系企業が開発権を取得していますが、先住民との間で環境破壊になると訴訟にまで発展してます。ニューカレドニアの美しい環境を開発工事で破壊してはいけません!そこでよく調べてみました。

●ゴロ・ニッケル鉱山の特性と日本との関連

日本は近年までニッケル鉱石の50%をニューカレドニアから輸入していましたが、独立問題で政情が不安定化し10%までシェアが減少しました。しかし最近の世界のメタル資源争奪戦で価格が高騰し、新たに日本企業(住友金属鉱山+三井物産)がゴロ鉱山の開発権を取得しています。29年間採掘予定ですが、含有量は少なく毎年500万トン採掘しても生産量はニッケル6万トン、コバルト4200トンと少ない。しかも鉱床が地表10-20メートルに広く浅く分布するラテライト型ニッケルで、広範囲にわたる自然破壊を余儀なくされる。

●大きな環境影響  鉱山開発は探査段階、採掘・操業段階で環境・生物多様性に多面的に大きな影響がある。この現場では、

1)森林破壊:採掘現場や工場予定地では固有種が90%という貴重な森林を広範囲にわたって破壊する。

2)精錬関連の影響:硫酸を大量に使用し、操業開始直後に硫酸流出事故が起きている。

3)廃棄物問題:廃硫酸含む廃棄物が年500万t以上。それを堆積させたテーリングダムの上澄み水を海に流す。

4)赤土問題:雨が降ると採掘場から海まで流出し、川や湿地、サンゴ礁を汚染する。  など多くの問題がある。

●先住民族の抗議

ニューカレドニア人口の44%を占める先住民カナックの人々は、「大地の目」というNGOを作って大切な自然を破壊されることへの抵抗運動をしています。パリの地方裁判所に工事の差し止めを求め、差し止めの仮処分決定が出たにも関わらず、工事は1日も止まらなかった。この処分の罰金は1年間払い続けても10数億円/年にしかならない。で、32億ドルの予算に比すと極めて軽いものだと。なお、仮処分決定は、4ヵ月後に、会社側の不服申し立てで撤回された。

採掘後は表土を戻し植林する予定ですが元の生態系が戻るとは考えられない。ニューカレドニアの研究機関の植物学者が工場予定地の固有種について調査したが、07年3月にレポートが完成した時には既に工事が進んでいた。

ニッケルを使う側として心が痛む話。どうしてもニッケル開発が必要として、もし谷口さんが任されたらどうするか、やはりここは手をつけるべきではないのか。

谷口:三回現地に行きつぶさに現地を見て文献も調べて、やはりこれはやるべきではないところだと思った。それでもやるなら、私なら徹底的に先住民と目線を同じくして話し合いをする。開発事業者は説明をするが協議はせず、どんどん既成事実を作り、裁判で差し止め判決が出ても無視して進めている。

Q4:これからはメーカーもサプライチェーンの先まで配慮した取り組みを求められる。ニッケルだけでなく多様な金属を使っていますが、それぞれの金属によって自然破壊度がどう違うか、影響が大きいものは代替材・技術を探すなど、そういう情報が欲しい。

谷口:非常に大きなテーマで簡単には答えられない。同じニッケルでも硫化鉱とラテライト系ではインパクトが全く違い、先住民の存在、植生など諸条件があります。他の金属でも、砂金やダイアモンドのように砂地にあるもの、金・銅・鉛・亜鉛など露天掘りで鉱脈を追いかけるもの、トンネルを掘って坑内堀を行うものなど、鉱床の形態・生産規模・植生・ロケーションなどによって異なります。鉱物の採掘は自然破壊そのものだ。ただしCOP10に向けて考えるべきなのは、それだけの破壊行為に対してプライシング=値決め、価格設定 が不適切だということだ。採掘・運搬・精錬の費用は価格に反映されていますが、生態系、生物多様性、固有種、先住民の文化伝統は市場メカニズムに入っていないのが根本的な問題です。

私はNHKの番組でウルトラ重機5を見てそれを調べてゆくうちに重大な問題に直面しました!このゴロ・ニッケル鉱山では、先住民との訴訟が決着していない!先住民カナックとの話し合いを、もっと丁寧に根気よく説明して理解が得られるまで—–工事を中止しなければなりません!先住民は環境破壊を心配しているのですから、環境破壊にならない調査を実行して、それを徹底的に先住民に説明を続ける必要がありが—–なんの手立てもしていないなど話になりません!情けない限りです!年10数億円の罰金を払えば良いと言うものでは有りません!

ニューカレドニアの素晴らしい環境を壊してまで金儲けをする姿勢は、許しがたいものがあります!!ウルトラ重機でニッケルを運び出す工事はすぐに中止して、先住民との話し合いを最優先させなければなりません!しかも日本企業がゴロ鉱山の開発権を取得しているのですから、事態はさらに深刻ですが、どうやら住友金属鉱山と三井物産共に、ニューカレドニアのニッケル事業から撤退したようです!それはどうあれ、ニッケルの採掘は即刻中止!ニューカレドニアの美しい自然と環境保護と先住民カナックへの配慮が最も大事なことです!!

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。