前20州で造られる個性豊かなワイン「イタリアワイン」!
イタリア・ワインの研究!イタリア半島の南北に長い特徴が、多様なぶどうの品種をうみそれが豊かなワイン造りに繋がっています!
今日はイタリアワインの研究をします!
今はイタリアワインが全盛時代だと思いその研究をしてゆきます!
イタリアは南北に長く、それぞれの地域で特徴のある良いワインを世に送り出しています!
北にはピエモンテがあってネッビオーロと言う素晴らしい葡萄からワインの王や女王というワインを熟成させます。
少し南下するとヴェネット州で素晴らしいワインを造り出しています。
ヴェネットのはあの陰干葡萄から造る最高峰の「アマローネ」があります!
アマローネ以外にも優れた陰干ぶどうの「アパッシメント」や「リソッパ」があり実に優れた産地です!
さらに南下するとあのトスカーナに至りブルネッロディ・モンタルチーノの長期熟成の本格派のワインが手にできます。
トスカーナをさらに南下するとイタリアのかかとにあたるプーリア州にはネグロアマーロやプリミティーヴォなどの優れた品種があります!
さらに南下してシチリアにはシチリアにはネッロダヴォーロやネレッロ・マスカレーゼなどの非常に人気の品種があります!
イタリア半島は前記したようにに南北に長い特徴が、多様なぶどうの品種をうみそれが豊かなワイン造りにつながっています!

イタリア土着品種研究会!
土着品種の宝庫!イタリアワインにもっと詳しくなる!タリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境!!
[土着品種の宝庫!イタリアワインにもっと詳しくなる!]
アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、
ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました。
その国土は海と山に囲まれて変化に富み各地方の気候が異なるため、
造られるワインの種類は非常に多く、わかりにくい印象もあるのではないでしょうか。
そこで、今回はイタリアワインを語る上で欠かすことのできない土着品種について解説いたします。
[イタリアにはなぜ土着品種が多いのか?]
土着品種とはその土地で育った固有の遺伝子型をもつブドウ品種のことで、
イタリアには500種を超える土着品種が存在すると言われています。

イタリアには500種を超える土着品種が存在すると言われています!
イタリアにはなぜこれほどまでに多くの土着品種が存在するのでしょうか?
その理由はいくつか挙げられます。
まず、変化に富んだ国土と多様な気候が関係します。
様々な土地があり、気候も土壌も異なるので当然、育まれるブドウもその栽培方法も異なります。
このような気候風土に加わり、1861年までイタリアは統一国家でなかったため、それぞれの地方の歴史、文化が異なります。
このような背景から土着品種が多く存在すると言われます。
さらに、イタリア人の地産地消に対する意識の高さも大きな要因です。
スローフード運動(注1)発祥の地が北イタリアの都市ブラでもあるように、
地域の伝統食や調理法を守り、食事をゆっくりと楽しむ文化が昔からイタリアにはあります。
そのため、世界的にカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといった国際品種の人気が高まった時代においても、
その土地でのみ栽培されているブドウ品種を大切に守ってきたのです。
[覚えておきたい土着品種]
イタリアワインを代表する土着品種といえば、キャンティの原料として有名なサンジョベーゼでしょう。
サンジョベーゼはトスカーナ地方で主に栽培されている黒ブドウで、イタリア国内において圧倒的な生産量を誇ります。
そのほかにも黒ブドウならモンテプルチアーノやバルベラ、白ブドウならトレッビアーノやガルガーネガなど、
有名なイタリアワインはほぼ土着品種から造られていると言っても過言ではありません。
そこで、今覚えておきたい土着品種を3種ピックアップしましたので紹介いたします。
「トレッビアーノ」
耐性が非常に強い白ブドウ品種で、あらゆる土壌で多くの量が収穫できることからイタリア中部を中心にイタリア全土に広まりました。
トスカーナ地方で栽培されているトレッビアーノはトレッビアーノ・トスカーノ、ラツィオ州では
「黄色」を意味するトレッビアーノ・ジャッロ、他にトレッビアーノ・ロマニョーロ、
トレッビアーノ・ダブルッツォ、トレッビアーノ・ディ・ソアヴェなど、トレッビアーノ種には多くの系列品種が存在します。
つまり、この品種は何世紀もかけて各地方の風土にブドウ自体を順応させてきたのです。
ワインは淡い麦わら色から金色をおびた黄金色で、酸のしっかりしたフレッシュでフルーティなワインに仕上がることが多いため、長期熟成には向きません。
なお、フランスではユニ・ブランと呼ばれ、混醸用のブドウとして使用される他に、コニャックなどのブランデーの原料としても使われます。
また、ブドウの絞り汁を煮詰めて作るバルサミコ酢の原料にもなります。
「アリアニコ」
イタリア南部で栽培されている黒ブドウ品種。このブドウはギリシャから持ち込まれましたが、現在ギリシャでは消滅しています。
アリアニコは晩熟なブドウのため、日照時間が長く乾燥した土地での栽培が適しており、特に火山性の土壌を好む品種です。
また、果皮が分厚いので、できあがるワインも色調が濃く、濃厚で力強いフレーヴァーになります。
若いうちは酸とタンニンが強く全体的に硬い印象のワインとなりますが、熟成させると一変し、
複雑な香りと凝縮感のある果実味が生まれ、タンニンが柔らかく溶け込んだエレガントなワインとなります。
カンパーニャ地方のタウラージ地区は高品質なアリアニコのワインを産出することで有名です。
「ネレッロマスカレーゼ」
シチリア島の北東部にある活火山エトナの麓で栽培されている黒ブドウ品種。
ネロ・ダヴォラとともにシチリア島を代表する土着品種です。
温暖なシチリア島ですが、昼夜の寒暖差が大きい冷涼な高地で栽培されているため、しっかりとした酸を持つブドウになります。
造られるワインはネロ・ダヴォラほど濃厚ではなく、色合いはちょうどピノ・ノワールのワインに
似た明るいルビー色で、豊富な酸味とタンニンが特徴でネッビオーロに近い味わいと言われています。
ピノ・ノワールとネッビオーロのちょうど間のような味わいが特徴の、今注目のブドウ品種です。
[まとめ]
イタリアでも国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロを使ったワインが数多く生産されており、高い評価を得ています。
しかし、イタリアワインを知るなら、まずは土着品種のワインを飲んでみることをおすすめします。
できればワインが造られた地方でよく食べられている料理も一緒に試してみると覚えやすいでしょう。
ワインと料理の相性に驚くはずです。
ENOTECA onnline より。

イタリアのワイナリー最上の24蔵!
「イタリアワインの特徴」イタリアワインの特徴は、一言でいうと「多様性」です!!!
[イタリアワインの基礎徹底ガイド|イタリア産のブドウ品種や産地も紹介!]
uon giorno!
今回はイタリアのワインについてお伝えします。
フランスと並ぶワイン大国、イタリア!
実はワイン生産量においては、イタリアが世界一の生産量を誇ります。
イタリアワインの歴史は紀元前までさかのぼり、イタリア人の生活の一部として発展してきました。
日本本土が南北にのび、その土地によって個性があるように、南北にのびているイタリアもその土地独自の個性とワインがあります。
今回はそのイタリアワインの基礎知識を紹介していきます。
INDEX
イタリアワインの基礎知識
イタリアワインの特徴
気候特性
D.O.C/D.O.C.G/V.d.Tについて
イタリアワインの有名なブドウ品種
北部 中部 南部
イタリアワインの代表的産地の特徴
ヴェネト州
ロンバルディア州
ピエモンテ州
トスカーナ州
シチリア州(シチリア島)
イタリア全土の魅力を体感できる、多種多様なイタリアワイン
[イタリアワインの基礎知識]
「イタリアワインの特徴」
イタリアワインの特徴は、一言でいうと「多様性」です。
南北に伸びるブーツのような地形であるイタリアは温暖な気候で太陽の光も存分に浴びられるため、全土がワイン造りに適した土地となっています。

イタリアは温暖な気候で太陽の光も存分に浴びられるため、全土がワイン造りに適した土地となっています!
今から遡ること4,000年以上、紀元前2,000年前からイタリアにはワイン造りの歴史があり、
古代ギリシャ人が「エノトリア・テルス(ワインの大地)」と呼ぶほどのワイン造りの理想的な土地でした。
そして1861年にイタリア国家が統一されるまで、各地の土壌や料理に合わせて独自にワイン造りが発展してきたことで、イタリアワインの多様性は生まれたのです。
「気候特性」
イタリアはワインベルト(ワインの生産に適している地帯)の北緯35度~47度に位置しています。
北はアルプス山脈から南はアフリカ大陸近くまで伸びており、冬は寒く夏は適度な湿気があるアルプス気候や、
四季のはっきりとした大陸性気候、1年中日射量が多く暑い夏となる地中海性気候など様々な気候があります。
北部~中部に位置するミラノやヴェネチア、フィレンツェなどは大陸性気候、南部で地中海に面する
ナポリやシチリアは地中海性気候となり、それぞれの気候にあったブドウ品種が栽培されています。
「D.O.C/D.O.C.G/V.d.Tについて」
D.O.C、D.O.C.G、V.d.Tは共にイタリアワインの格付けの名称です。
フランスではAOCとして制定されています。イタリアワインの格付けが正式に
制定されたのは1963年のDOC法が最初であり、実は最近の話なのです。
ワイン造りの歴史こそフランスより長いですが、ワインに権威をつけることを行わなかったため、
イタリアワインで最高級ワインが誕生するには後発的になったといわれています。
D.O.Cは「統制原産地呼称」といわれ、生産地や品種、収穫量や熟成方法が規定の必要条件を満たしていた場合に格付けされます。
一方、D.O.C.Gは「統制保証原産地呼称」といわれ、D.O.Cよりさらに限られたエリアで造られたワインのみ名乗ることができる最上クラスです。
申請前にはD.O.Cに最低5年属していなければならず、また収穫量や熟成規定がより厳しい場合があります。
現在D.O.C.Gに認定されているワインは74個のみです(2020年5月時点)
この格付けされたワインのエチケットラベルでの表記は、地名での付け方(例:Barolo, Chianti classico)と、
品種+di+土地(例:Barbera d’Asti, Brunello di Montalcino)の2通りで表記されます。
V.d.TはVino da Tavolaの略であり、テーブルワインと呼ばれています。
最低基準以外の規定はなく、品種、生産地などの表記義務もありません(赤・白などの色の表記のみ)。
規定に縛られないことで、高品質のワインが生産されることもあります。
そして2009年からはEUでの新ワイン法が制定され、D.O.C / D.O.C.GはまとめてD.O.P(保護原産地呼称ワイン)に、
I.G.TはI.G.P(保護地理表示ワイン)に、V.d.TはVino(地理表示なし)と
3カテゴリーで表記されるようになりましたが、従来のD.O.C / D.O.C.Gの表示も認められています。
そのため従来の表記と新しいものの両方が混在しているため、
まずはD.O.C / D.O.C.GはD.O.Pと把握しておくとわかりやすいです。

イタリアワインの品種を知ることこそ「イタリアワインを知ること」!
イタリアワインの有名なブドウ品種!ネッビオーロ・サンジョヴェーゼ・モンテプルチアーノ・ネグロアマーロ・ネロ・ダヴォラ!!
[イタリアワインの有名なブドウ品種]
「北部」
■ネッビオーロ(赤)
ピエモンテ州を代表する黒ブドウ品種です。DOCGに制定されている最高級ワイン、
バローロやバルバレスコに使用されています。

ピエモンテ州を代表する黒ブドウ品種です。DOCGに制定されている最高級ワイン「バローロとバルバレスコ」です!
長期熟成に適しており、ガーネット色をしたその味は豊富なタンニンと
しっかりした酸があり、芳醇な香りと相まって高貴な味と表現されます。
■バルベーラ(赤)
イタリアでサンジョヴェーゼ(以下、中部で紹介)の次に多く生産されている土着品種で、ピエモンテ州やロンバルディア州で多く生産されています。
特にピエモンテ州のアスティやアルバが盛んであり、その味わいはタンニンが少ないため、色々な品種との
ブレンドや樽での熟成や発泡性のものまで、幅広い手法でワインが造られています。
■コルヴィーナ(赤)
ヴェネト州原産の黒ブドウ品種です。最高級赤ワインのひとつである、ヴァルポリチェッラ地区の
アマローネの主要品種となっており、しっかりとした酸味と豊かな果実味から、
熟成期間の短いものから長いものまで様々なタイプのもので使用されています。
■ガルガネガ(白)
ヴェネト州の西部、ロミオとジュリエットの舞台でもあるヴェローナの街の東に位置するソアーヴェ地区で多く生産されています。
ガルガネガは、しっかり熟成させることで洋ナシやパイナップルのような香りとなり、ふくよかな味わいが堪能できるのも特徴です。
またソアーヴェで造られたものは、土壌が火山性と石灰質が混ざったもののため、ミネラル感のあるワインが造られます。
「中部」
■サンジョヴェーゼ(赤)
トスカーナ州で生産される黒ブドウの品種です。
キャンティワインはサンジョヴェーゼを主体に造られており、スミレの花のような香りに
ブラックチェリーのような果実味があり、ボディはミディアムで軽い酸味と渋みから、デイリーワインとしても現地で親しまれています。
特にフィレンツェの名産品、キアラ牛のTボーンステーキ(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)との相性は抜群です。
■モンテプルチアーノ(赤)
モンテプルチアーノの名前は、トスカーナ州の同名の街が由来となっています。
アブルッツォ州やマルケ州、ウンブリア州などイタリア各地で生産されている黒ブドウ品種であり、
D.O.Pワインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ(Montepulciano d’Abruzzo)が有名です。
その味わいはサンジョヴェーゼと比べて酸味が少なく、タンニンが多く果実味豊かです。
■ヴェルナッチャ(白)
通称ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノと呼ばれている白ブドウ品種であり、トスカーナ州で主に生産されています。
その歴史は13世紀にすでに貴族にも愛飲されていた記録から非常に古いといわれていますが、
サンジョヴェーゼなどの赤ワインの台頭や大航海時代以降の新しい食文化の流入から一時生産が衰退していました。
しかし1930年から再興を手掛けられ、1993年にD.O.C.Gに認定されるまでの高品質なワインとなったのです。
その味わいはフルーティーで華やかな果実味でしっかりとした味わいであり、まるでトスカーナの田園風景を思い起こすような鮮やかな黄金色が特徴的です。
「南部」
■アリアニコ(赤)
アリアニコはギリシャ原産の黒ブドウ品種であり、南部のカンパーニャ州とバジリカータ州で主に生産されています。
火山性地帯で造られることで、酸味とタンニンがしっかりとしたとても力強いワインとなり、
南のバローロとも呼ばれる「タウラージ」もアリアニコが80%以上使用されています。
■ネグロアマーロ(赤)
イタリアのかかとと呼ばれるプーリア州で生産される黒ブドウ品種です。
原産はギリシャであり、古代ローマ時代から栽培されてきた古代品種です。
ネグロアマーロはイタリア語で「黒く苦い」 という意味で、その名の通り
黒のような深い色味でほろ苦く、果実味たっぷりの味わいとなります。
■ネロ・ダヴォラ(赤)
シチリア島のワイン造りで最も重要な黒ブドウ品種です。
リーズナブルなブレンドワインから単一品種のワインでも造られており、
ブレンドではシチリア島名産のマルサラワイン(酒精強化ワイン)でも使用されています。
その味わいは、しっかりとした果実味とタンニンに加え、
シチリアの太陽を思わせるすっきりとした酸味とミネラル感が特徴的です。
■グレコ(白)
カンパーニャ州で主に生産されるグレコは、ギリシャを意味する名前であり、古代ギリシャから持ち込まれた品種だと言われています。
トゥーフォ地区で造られるグレコ・ディ・トゥーフォはカンパーニャ州初のD.O.C.Gワインに認定され、
その味わいはヴェスヴィオ火山の熱を感じられるような力強さと酸味、ミネラル感のある辛口白ワインを楽しめます。
■フィアーノ(白)
シチリア島やカンパーニャ州で造られるフィアーノは、古代ローマ時代から栽培されている
古代品種であり、ラテン語ではアピアニスという「ミツバチに愛された」を意味する名前で呼ばれていました。
その名の通りハチミツのような香り高いアロマが特徴的で、さらにはナッツやアーモンドの香り、
石灰地質のミネラル感と酸味、コクが複雑に織り交ざった味わいを楽しめます。

ワイン生産量世界一!太陽の恵みが生んだイタリアワイン!
イタリアワインの代表的産地の特徴!トスカーナ州のワイン造りの歴史は2,000年!ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとスーパートスカーナ!
[イタリアワインの代表的産地の特徴]
ヴェネト州 北はアルプス山脈、南はアドリア海に挟まれた、水の都ヴェネチアが州都のヴェネト州。
北風は山脈が防いでくれ、海からの空気が温暖な気候を保ってくれるため、果実味がしっかりした、
かつ海のようなすっきりさや酸味を感じさせてくれるようなワインが多いです。
ワイン生産量はイタリアトップであり、赤ワインはヴァルポリチェッラ、
白ワインはソアヴェ、スパークリングワインではプロセッコが代表的な銘柄です。
イタリア最高級ワインの1つであるアマローネはヴァルポリチェッラ地区で造られています。
ロンバルディア州 ミラノが州都のロンバルディア州では、山岳地帯から平野、
丘陵地帯などの地形が揃っているため、シャルドネやピノ・ビアンコ、ピノ・ネーロなど
国際品種から、クロアティーナやキアヴェンナスカ(ネッビオーロの別称)などの
土着品種まで、様々な品種から幅広い種類のワインが造られています。
イタリアの高級スパークリングワインであるフランチャコルタが有名であり、
シャンパーニュと同じトラディショナル方式で造られていますが、
シャンパンより安価で高品質な味わいを楽しめることで高い人気となっています。
ピエモンテ州
イタリアのなかでも最北に位置するピエモンテ州は、山の麓を意味する通り、
アルプス山脈の南側にも位置する山岳地帯が多いため、夏は暑く冬は寒い大陸性気候です。
バローロやバルバレスコなど最高級ワインをはじめ、甘口スパークリングワインのアスティなどの
秀逸な単一品種で造られたワインが生み出されています。
またピエモンテ州は美食の街としても有名であり、白トリュフ祭りが行われるのもピエモンテ州のアルバです。
そのため、同じ気候風土で採られたトリュフと、そこで造られたワインはまさしくマリアージュした味わいとなります。
トスカーナ州
イタリア中部に位置し、フィレンツェを州都とするトスカーナ州は、ルネッサンスを起こした
イタリアの歴史的にも重要な文化・芸術の中心地であり、温暖な沿岸部ではオリーブオイルの生産も盛んです。
トスカーナ州のワイン造りの歴史は2,000年にものぼり、有名なキャンティを筆頭に、
イタリア三大ワインの一つであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、そしてトスカーナワインの
革命ともいわれるスーパートスカーナなど、著名的なワインを輩出してきました。

革命ともいわれるスーパートスカーナなど、著名的なワインを輩出してきました!
内陸地帯のフィレンツェエリアでは、昔は魚介が中々手に入らなかったため、特に肉料理が盛んでした。
日本のように臓物系も食し、また猪やうさぎなどのジビエ料理もよく作られています。
そんな郷土料理のお肉と合わせて、土着品種のサンジョヴェーゼで造られた
赤ワインをいただくと、この地域の食文化を深く体感できます。
シチリア州(シチリア島)
イタリアの最南端にある離島、シチリア島。
世界遺産にも登録されている巨大な火山、エトナ山があることから、石灰が多く含まれる土質であり、
ミネラル感たっぷり、そして太陽の陽気さを感じられる力強いワインが多くあります。
酸味があり軽めのボディであるネロ・ダヴォラが有名ですが、地中海に囲まれた地形から海産物は豊富であるため、
海の幸によく合うすっきりとした白ワインも多く生産されています。
また酒精強化ワイン(アルコールが添加された度数の高いワイン)のマルサラが有名であり、
辛口から甘口まで異なるタイプがあり、ティラミスなどのデザートにも使用されています。
[イタリア全土の魅力を体感できる、多種多様なイタリアワイン]
イタリアワインは地方の色が顕著に現れており、イタリア人らしい陽気な人柄をも感じられるワインが揃っています。
ヴェネト、ピエモンテの州都であるヴェネチアやトリノはその街並みのような優雅な気品さ、
トスカーナは美しい田園風景、そしてシチリアは輝く太陽のような明るく陽気な人々……。
それらを感じられるのがイタリアワインの魅力です。
ぜひ現地にいることを想像しながら、イタリアワインを気軽にお楽しみください。
ベルトラではワイナリーを訪問する現地オプショナルツアーも用意しています。
現地で味わうワインはまた格別です!イタリア旅行の際はぜひ参考にしてみてください。
YOKKA より。

イタリア高級ワイン「バローロ」は「ワインの王様」!
ワインの宝庫イタリア!お土産に選ぶ際に、知っておくべきこと!バローロやキャンティなど世界的に有名な産地も多く、ワイン愛好家から高い評価を受け続けています!!
[ワインの宝庫イタリア!お土産に選ぶ際に、知っておくべきこと]
フランスと並び、ヨーロッパ屈指のワイン産地として知られるイタリア。
バローロやキャンティなど世界的に有名な産地も多く、ワイン愛好家から高い評価を受け続けています。
しかし、産地や銘柄、ブドウ品種などあまりに種類が多くて、初心者にはちょっと敷居が高いと感じている人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなイタリアワインを初心者でもカンタンに選べるようになるコツをご紹介。
イタリア旅行のお土産選びの際はもちろん、日本国内でワインを探す際にも役立ちますよ!
[そもそも、イタリアにはどんなワインがあるの?]
まずはイタリアワインをいくつかご紹介しましょう。
生産地によってワインにはそれぞれ個性があります。
代表的なものだけでも知っておくと、ワイン選びがぐっと楽になります。
「バローロ(Barlo)」
イタリア北部、ピエモンテ州のバローロで生産されるワイン!
イタリア北部、ピエモンテ州のバローロで生産されるワイン。
同州の最高級品種であるネッビオーロ種のブドウをふんだんに使用したどっしりとした豊かな味わいが特徴。
アルコール、酸味、タンニンのバランスが良く長期熟成にも耐えることから「ワインの王様」とも呼ばれています。
「フランチャコルタ(Franciacorta)」
ミラノを州都とするロンバルディア州の東部、フランチャコルタで生産される発泡性ワイン。
フランスのシャンパンと比較されることも多く、イタリア最高峰のスパークリングワインとして有名です。
「イタリア最高峰のスパークリング・ワイン、フランチャコルタを楽しむ旅」も参考にどうぞ。
「キャンティ(Chianti)」 イタリア中部、トスカーナ州のキャンティ地方で生産されるワイン。
最高級ワインから手軽に飲めるテーブルワインまでさまざまな種類が生産されており、価格帯もそれぞれ異なります。
いい意味でも悪い意味でも選択の幅が大きいワインと言えます。
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(Brunello di Montalcino)」
イタリア中部、シエナの郊外で生産されるワイン。
石灰質で岩石分の多い土壌で育てられたブルネッロ種のブドウを使用しており、個性的で豊かな味わいが特徴。
ピエモンテ州の「バローロ」と同様にイタリアの最高級クラスのワインとして知られています。
[最低限知っておきたい!外れないワイン選びのコツ]
先にご紹介したワインだけおさえておけばOKかと聞かれると、そうとも言い切れないのがイタリアワインの奥深いところ。
イタリアにはご紹介した以外にも無数の産地があり、銘柄によってもそれぞれ味わいは異なります。
ワインショップに整然と並べられたボトルを前にして、呆然としてしまった経験のある人もいるのではないのでしょうか。
そんな人にオススメなのが、イタリアワインの「格」で選ぶ方法です。
イタリアでは1963年に施行された「ワイン法」によってワインの格付けがなされており、
上位から「D.O.C.G」「D.O.C.」「I.G.T.」「V.d.T.」と分類されています。
この中で上位2種である「D.O.C.G」「D.O.C.」は、ブドウの栽培から出荷まで全ての製造工程において
厳しい審査があり、生産地、栽培方法、ブドウ品種、最大収穫量、最低アルコール度数、熟成方法など細かな条件を満たす必要があります。
この格付けは生産者自身が申請しなければ付与されることはないため、
「D.O.C.G」「D.O.C.」の記載があれば、少なくとも真面目に努力している
生産者によるワインと判断することができるのです。
もちろん、多種多様な種類のあるイタリアワインを「格」だけで選ぶのは少し無理のある話であり、
この格付けがあるからといって確実に美味しいワインと言い切ることはできません。
「格付け」されていることと、飲む人の好みの味かどうかは全く別の話ですし、出荷後の保存状態によっても味は変わります。
ただ、これはあくまで個人的な体験によるものですが、この「D.O.C.G」「D.O.C.」のラベルがあるワインは、
それほど大きなハズレを引いた経験もなく、ワイン初心者の方にとっては
一つの指標としても使えるのではないか、というのが私の意見です。
ちなみに、どのワインが「D.O.C.G」「D.O.C.」にあたるのかは、
上記写真のようにボトルネック部分に貼りつけられた紙のラベルで判断することができます。
もし、ワイン選びに困ることがあったら、ぜひ思い出してみてください。

失敗も含めて楽しむことが、美味しいワイン選びのコツ!
[失敗も含めて楽しむことが、美味しいワイン選びのコツ]
ワイン選びと聞くと構えてしまう人もいるかもしれませんが、
現地イタリアでは食事のたびに、水のように気軽に飲まれているもの。
時には、好みに合わないワインを引いてしまうこともあるかもしれませんが、
そうした体験も含めて楽しむくらいが、末長く付き合うためのコツです。
今回ご紹介した方法を参考に、ぜひお気に入りの1本を探してみてくださいね!

この方が鈴木 圭さんで、イタリア・ミラノ在住、フリーライターです!
「この記事を書いた人」 鈴木 圭 イタリア・ミラノ在住、フリーライター。
広告ディレクターや海外情報誌の編集者などを経て2012年にイタリアに移住。
イタリア関連情報や海外旅行、ライフスタイルなどの分野を中心に活動中。
旅行先の市場でヘンな食べ物を探すのが好き。
「とりあえず食べてみよう」をモットーに生きてます。
We Expedia より。

世界に冠たるワイン「イタリア・ワイン」!
世界に冠たるワイン達ばかりで世界のワインの宝庫と言っても過言ではありません!それが私のいう「イタリアワイン最強」の証です!
今日のまとめ。
今はイタリアワインが全盛時代だと思いその研究をしてゆきます!
イタリアは南北に長く、それぞれの地域で登頂のある良いワインを世に送り出しています!
北にはピエモンテがあってネッビオーロと言う素晴らしい葡萄からワインの女王というワインを熟成させます。
少し南下するとヴェネット州で素晴らしいワインを造り出しています。
ヴェネットのはあの陰干葡萄から造る最高峰の「アマローネ」があります!
アマローネ以外にも優れた陰干ぶどうの「アパッシメント」や「リソッパ」があり実に優れた産地です!
土着品種の宝庫!イタリアワインにもっと詳しくなる!タリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境!
「イタリアワインの特徴」
イタリアワインの特徴は、一言でいうと「多様性」です!
イタリアワインの有名なブドウ品種!
ネッビオーロ・サンジョヴェーゼ・モンテプルチアーノ・ネグロアマーロ・ネロ・ダヴォラ!
イタリアワインの代表的産地の特徴!
トスカーナ州のワイン造りの歴史は2,000年!
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとスーパートスカーナ!
ワインの宝庫イタリア!
お土産に選ぶ際に、知っておくべきこと!
バローロやキャンティなど世界的に有名な産地も多く、ワイン愛好家から高い評価を受け続けています!
今日はイタリアワインの研究をしてきましたが、振り返ってみればこれほど
ぶどうの品種が豊富で、イタリアワイン最強というのもうなづけます!
どれをとっても世界に冠たるワイン達ばかりで世界のワインの宝庫と言っても過言ではありません!
イタリアワインは深く掘り下げれば掘り下げるほど、優れたワインが続々と登場します!
それが私のいう「イタリアワイン最強」の証です!!
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