アルベルゴ・ディフィーゾ!街が一つの宿になる!暮らしを体感!街の一員になる!

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イタリア伝統集落の小さな村でアルベルゴ・ディフィーゾをしてみたらいかがでしょう!


アルベルゴ・ディフィーゾ!街が一つの宿になる!暮らしを体感!街の一員になる!

 

人口数十人から数百人の小さな町が、丸ごとホテルになる。

イタリア初の「アルベルゴ・ディフィーゾ」は、直訳すれば「分散型ホテル」。

受付をすませると、旅行者は街のあちこちにある空き家に案内される。

朝食を取るのもまた別の場所。

小さな田舎町を歩き回るうちに、声をかけてくれる「ご近所さん」も。

暮らすように旅する喜びが、そこにはある。

「部屋に案内するわね。その後、街を散歩しましょう」。

そういうとマリーザ・ラッジさん64 は外に出て路地を歩き出した。

10月中旬イタリア中部のポルティコ・ディ・ロマーニャを訪れた。

ここがポルティコ・ディ・ロマーニャです!

東京都・港区並みの約20kmに300人ほどが暮らすという小さな町だ。

ラッジさんはここで宿を経営している。

普通の宿ではない。

「アルベルゴ・ディフィーゾ=AD」という同国初のスタイルだ。

最大の特徴は街に点在する空き家を客室に使うこと。

1事業者が複数の空き家を管理して1棟をフロントやレストラン用に、他の棟を客室に充てる。

アルベルゴ=イタリア語で「ホテル」・ディフィーゾ「分散した」と呼ぶゆえんだ。

1事業者が複数の空き家を管理して1棟をフロントやレストラン用に、他の棟を客室に充てる!

ラッジさんはフロントなどがある本館と6つの客室棟を持つ。

民家に泊まる点では民泊に近いが、寝泊りするだけではない。

主人は旅行者を部屋に案内しつつ町も紹介する。

その出会いが「街を丸ごと味わう」というADの楽しみにいざなう。

ポルコディ・ロマーニャの中心部は30分で回れるほどほどの広さだが雰囲気が良い。

車1台分の幅の石畳に沿って3~4階建ての石造りの家が肩を寄せあうように並ぶ。

椅子に座ってまどろむ老人のようなのどかさがある。

歴史の長さに関係するのだろう。街に沿って流れる幅10mほどの皮にアーチ状の石橋があった。

「2000年前からあるそうですよ」。

前を歩くラッジさんが誇らしげに話してくれた。

建物も古い。ラッジさんがAD「アルヴェッキオ・コンベント」古い修道院はもとは

19世紀の貴族邸で、地下の構造は中世の修道院のものという。

町中に戻った。本がぎっしり並ぶ建物が目に入った。赤字で何か書いてある。

「入って!無料です!」。

旅行者が残した本を集めたラッジさんの図書館だった。

英語やイタリア語の小説、実用書のほか東京のガイド本もあり急に親近感が湧いた。

「借りて持っていってもいいけど『よろしければ新しい本を置いていってね』といっているの。

思い出になってまたここを訪れる人も多いわ」。

ADは約20年前にイタリアで生まれ、今は同国全域、スペインクロアチアなど計150箇所ある。 

AD協会が認定えお手がけ、昨年6月には岡山県矢掛町に日本第1号もできた。

価格は一泊約1万円弱から2万円ほど。

多くはネットで予約でき英語も通じるが、基本的には田舎なので公共交通機関では行きにくく車がほぼ必須だ。

観光施設も少ない。

しかしそんな場所だからこそ旅行者は惹かれてやってくる。

「地元は人が多いから自然の中でリラックスしたくて」。

そう話すのは家族とバカンスできた自動車メーカー勤務のドイツ人、スヴェン・ロストさん44。

1週間の滞在中、静かな雰囲気の中で読書や昼寝を満喫した。

楽しんだのはそれだけではない。

「いいね、おいしそうだ」。

中心地から車で約5分の山中、ロストさんは額に汗を光らせにっこり笑った。

手には2~3万円相当という約70gの白トリフ。

ラッジさんのADが開いたトリフ狩りの一コマだ。

これがラッジさんのアルベルゴ・ディフィーゾが開いたトリフ狩りの一コマだ!

「トリフは草がない場所にある可能性が高いんだ」「この植物はサラダに使うよ」。

地元の魅力を知るADスタッフの説明に、食いしん坊を自認するロストさんは興味深そうにうなずいていた。

ADデマ民泊のように片手間ではなくホテル並みのサービスをしつつ「街と住民の生活を体験してもらう」ことが大切だ。

シンボルマークはランプ。「闇夜に旅行者を部屋まで先導する主人のホスピタリティー」を意味する。

ラッジさんは「川遊びや山仕事を含めた街の暮らしを楽しんでほしい」とトリフ狩りや料理教室を開催。

山で採れた食材をADのレストランで使うなど旅行者のもてなしに心を砕いている。

夜、旅行者や住民、契約30人が広間に集まって晩餐会が開かれた。

食後、全員で「O Soie Mio」や「Volare」をバンドの生演奏に合わせて歌を歌い、手を取り合ってのダンスも始まった。

ロストさんの妻、セヴェリーヌさん43 は「多くの人と触れ合えて普通のホテルよりも親密で特別の体験ができたわ」。

イタリアの夜はそうして陽気にふけていった。   

日経新聞 より。

アルベルゴ・ディフーゾ(Alberghi Diffusi)とは

1980年代初めにGiancarlo Dall’Ara教授が提唱した、

廃村の危機にあるイタリアの小さな美しい村々に”再び息吹を”という伝統集落再生の試み。 …

(※”Alberghi”は”ホテル“、”Diffusi”は“分散・拡散した“を意味します。

 

 

町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用!

アルベルゴ・ディフーゾとは?!町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用!!

 

[アルベルゴ・ディフーゾとは?]   

「アルベルゴ・ディフーゾ」とは、イタリア語で「分散したホテル」という意味。

町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用し、町をまるごと活性化しようというものです。

提唱したのは、イタリアで長年まちづくりコンサルタントとして地方再生に尽力してきたジャンカルロ・ダッラーラ教授。

1976年に北イタリアのフリウリ地方で発生した大地震により廃村の危機に直面した

集落の復興を探る中、この考え方が生まれました。

地域の廃屋や空き店舗をリノベーションし、レセプション、客室、食堂などの

機能をそれぞれの棟に分散させることで、町をまるごと一つのホテルに。

こうすることで、宿泊した人たちが自ずと町を回遊し、地域そのものに活力をもたらすこの仕組みは、

あらゆる施設が内包された大型ホテルとは、いわば真逆の発想です。

2006年にはダッラーラ教授を会長とするアルベルゴ・ディフーゾ協会が設立、

イタリアで100以上、EU内で約150の施設が認定を受け、

アルベルゴ・ディフーゾとして実際に地域復興で成功を収めています。

町おこしは、外からのテコ入れや起爆剤では意味がない。

大きなハコを作ってその中だけ賑わっていても意味がない。

今存在している家、人、文化に血を通わせていかなければ持続可能な再生にはならないという基本理念の下、

町本来の景観を維持しながら地域住民が一体となり旅人をもてなす仕組みは、

訪れた旅人にその土地の歴史や文化を体感してもらいながら

暮らすように滞在するとっておきの時間を提供します。

[アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパンについて]  

日本でも2018年にアジア初のアルベルゴ・ディフーゾとして、

岡山県小田郡矢掛町の「矢掛屋」が正式認定。

日本でも2018年にアジア初のアルベルゴ・ディフーゾとして、岡山県の矢掛屋が正式認定されました!

またイタリア式のこの地方再生の仕組みを日本で展開するために、2019年6月11日には、イタリア以外で初めての協会支部となる

「アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパン」(ADJ)が発足しました。

[アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパン設立に寄せて]  

私の大好きな日本で一般社団法人アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパンが誕生し、

共に活動を広めていけることは大きな勇気を与えてくれると同時に、われわれの活動の未来を明示してくれるものです。

また、日本の岡山という地方都市でアルベルゴ・ディフーゾ・ジャパンが誕生したことは、一極集中の弊害に悩む日本に、

地方からの新しい流れの存在を主張する意味深い出来事になるはずです。イタリアも日本も過疎化に悩む国です。

岡山で生まれたアルベルゴ・ディフーゾ・ジャパンは、イタリアと同様に、持続的に過疎地域の問題に寄り添えるはずです。

我々の精神は、イタリアと日本のアルベルゴ・ディフーゾによって世界に発信され、大きな流れになっていくものと確信しています。

GIANCARLO DALL’ARA   ジャンカルロ・ダッラーラ会長

イタリア各地の旅行業オペレータに対して観光マーケティングのコンサルタントを務める一方、

国立ペルージャ大学において観光マーケティング論の教鞭をとる。

80年代に「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル)」という独自のおもてなしモデルを構築した後、

06年にアルベルゴ・ディフーゾ・インターナショナル協会を設立、会長を務める。

[アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパン会長より皆さまへ] 

 2006年にはダッラーラ教授を会長とするアルベルゴ・ディフーゾ協会が設立された!

日本の昨今は、残念なことに、地方での過疎高齢化が進み、故郷の文化を維持することが困難な状況になりつつあります。

アルベルゴ・ディフーゾは古民家を次々に再生し、徐々に拡散して、村そのものを

ホテルに仕立てていく手法で、「ふるさと創生」の決め手ともいうべき夢にあふれた事業です。

全国に散らばる地方の独自の文化を守り育てることで、サービス産業を醸成し、インバウンドを呼び込む起因となり、

過疎化した村に雇用を生み、各地域のネットワークで明るい未来を切り開くことが、

私たちアルベルゴ・ディフーゾ・ジャパンの使命と考えております。  

皆さまと共に、日本全国に私たちの活動を展開できますことを心より楽しみにしております。

アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパン会長  岡山商工会議所会頭  松田 久

 

 

これがアルベルゴ・ディフィーゾの経営形態です!


アルベルゴ・ディフーゾ10の決まり!一つの経営者が一括して管理していること!

 

[アルベルゴ・ディフーゾ10の決まり]  


  1. [経営形態] 一つの経営者が一括して管理していること。  
  2. [ホスピタリティのクオリティー] 宿泊施設として、プロフェッショナルで心のこもったサービスを提供していること。 
  3. [建物と地域の規定]  既存の建物を再利用した者であること。またそれが以前から人が暮らしてきた、村や町に存在しているいこと。  
  4. [施設] 飲食サービスを伴う食事処、レセプション、共同スペース、喫茶やばーコナーなどの施設が設けられていること。  
  5. [建物間の距離]  建物間は宿泊客が不負担にならない距離であること。レセプションのある母屋と別棟との距離は200m以内を目安とする。  
  6. [地域]  活気のあるコミュニティ作りに寄与すべき存在であること。町にせよ集落にせよ武人であってはならない。 
  7. [環境]  ありのままの環境があること。直面している現実と地域がの文化が融合していること。  
  8. [アイデンティティ]  地域の伝統的なアイデンティティを大切にし、それらが安定してサービスに反映されていること。   
  9. [地域性]  地域や地域文化と一体した経営であること。   
  10. [連帯感]  アルベルゴ・ディフィーゾの誇りと、アルベルゴ・ディフィーゾの連帯意識を持って活動すること。  以上が10の決まりです。
 

アルベルゴ・ディフーゾは地域ぐるみのおもてなしを宿泊を通して具体化するものであり、サービスの基礎となり得る。

ホテルチェーン式経営とは真逆の、むしろ地域の伝統文化の根っこを支えるものである。

これがイタリアです!サルディニアやトスカーナやアルベロベッロにADはすでにあります!

[アルベルゴ・ディフィーゾをやってみたい!]  

「ADJ会員(法人会員・個人会員)のご案内」  

アルベルゴ・ディフーゾの経営に興味があるけれど何から始めていいかわからない、

地域の空き家をなんとかしたいけれどアルベルゴ・ディフーゾになれるだろうか…といった実践的なことをはじめ、

アルベルゴ・ディフーゾについてもっと詳しく知りたい方のために、会員制のメニューを準備中です。

法人、個人から自治体の方まで、どなたでも会員になれます。

「ADJ法人会員について」  

対象 アルベルゴ・ディフーゾの経営を目指す法人、及びアルベルゴ・ディフーゾを経営する法人。 

年会費 ¥30,000 円(4月~翌3月)※10月以降にご入会の場合、初年度会費は半額といたします。

会員メニューアルベルゴ・ディフーゾ認定審査、認定後のADJロゴ使用権、ADJ会員証授与等が入会金に含まれます。

認定後は、ADJルールに則り運営についてアドバイスいたします。

認定後は、ADJホームページ上に宿泊施設の概要及び詳細リンクを記載いたします。

ADJ主催のアルベルゴ・ディフーゾ経営者養成セミナーにご参加いただけます。

(アルベルゴ・ディフーゾの理念の共有、経営規則から、資金調達、経営ノウハウまで

幅広く習得していただくための三日間程度の集中セミナー。参加費別途。)

その他ADJ総会、ADJ 交流会などへご参加いただけます。

イタリアにおけるADI(アルベルゴ・ディフーゾ・インターナショナル)総会、交流会などへご参加いただけます。

ADJ主催の各種セミナー、イタリア郷土料理イベントなどを、会員価格にてご案内します。

ADJがお勧めするイタリアのアルベルゴ・ディフーゾを巡るツアーを特別料金にてご案内します。

「ADJ個人会員について」  

対象  アルベルゴ・ディフーゾの理念に賛同し、同理念を日本全国に広める意思を持った個人。

年会費¥10,000 円(4月~翌3月)※10月以降にご入会の場合、初年度会費は半額といたします。

会員メニューADJ主催のアルベルゴ・ディフーゾ経営者養成セミナーにご参加いただけます。

(アルベルゴ・ディフーゾの理念の共有、経営規則から、資金調達、経営ノウハウまで

幅広く習得していただくための三日間程度の集中セミナー。参加費別途。)その他 ADJ総会、ADJ 交流会などへご参加いただけます。

イタリアにおけるADI(アルベルゴ・ディフーゾ・インターナショナル)総会、交流会などへご参加いただけます。

ADJ主催の各種セミナー、イタリア郷土料理イベントなどを、

 

 

 

私がイチオシの町はこのポルトフィーノです!この町については改めて、詳しく投稿します!


小さな町が、丸ごとホテルになる!アルベルゴ・ディフィーゾは直訳すれば「分散型ホテル」!!

 

今日のまとめ。

人口数十人から数百人の小さな町が、丸ごとホテルになる。

イタリア初の「アルベルゴ・ディフィーゾ」は、直訳すれば「分散型ホテル」。

受付をすませると、旅行者は街のあちこちにある空き家に案内される。朝食を取るのもまた別の場所。

小さな田舎町を歩き回るうちに、声をかけてくれる「ご近所さん」も。

暮らすように旅する喜びが、そこにはある。10月中旬イタリア中部のポルティコ・ディ・ロマーニャを訪れた。

港区並みの約20kmに300人ほどが暮らすという小さな町だ。ラッジさんはここで宿を経営している。

普通の宿ではない。「アルベルゴ・ディフィーゾAD」という同国初のスタイルだ。

最大の特徴は街に点在する空き家を客室に使うこと。

1事業者が複数の空き家を管理して1棟をフロントやレストラン用に、他の棟を客室に充てる。

アルベルゴ=イタリア語で「ホテル」・ディフィーゾ「分散した」と呼ぶゆえんだ。

ラッジさんはフロントなどがある本館と6つの客室棟を持つ。民家に泊まる点では民泊に近いが、寝泊りするだけではない。

主人は旅行者を部屋に案内しつつ町も紹介する。

その出会いが「街を丸ごと味わう」というADの楽しみにいざなう。

ポルコディ・ロマーニャの中心部は30分で回れるほどほどの広さだが雰囲気が良い。

車1台分の幅の石畳に沿って3~4階建ての石造りの家が肩を寄せあうように並ぶ。

椅子に座ってまどろむ老人のようなのどかさがある。

ADは約20年前にイタリアで生まれ、今は同国全域、スペインクロアチアなど計150箇所ある。 

AD協会が認定えお手がけ、昨年6月には岡山県矢掛町に日本第1号もできた。

中心地から車で約5分の山中、ロストさんは額に汗を光らせにっこり笑った。

手には2~3万円相当という約70gの白トリフ。ラッジさんのADが開いたトリフ狩りの一コマだ。

ADデマ民泊のように片手間ではなくホテル並みのサービスをしつつ「街と住民の生活を体験してもらう」ことが大切だ

シンボルマークはランプ。

今日はイタリアのアルベルゴ・ディフィーゾについて研究してきました。

私はこの制度を利用して日本の会員制のホテルがイタリアに進出して

イタリアとの交流を深めていけば、会員は実に楽しい時間を過ごせるでしょう!

ぜひ日本の会員制のホテルがアルベルゴ・ディフィーゾを運営できるように手助けしたいと、思っています。

2019年1月9日に「アルベルゴ・ディフィーゾ」と十津川村を投稿しましたが、

今回は全く新らしく記述し直して投稿しました!

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ABOUTこの記事をかいた人

私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。