こんな葡萄見た事無い!樹上で乾燥・アパッシメントになる!南イタリア・土着品種!

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こんな葡萄見た事無い!樹上で乾燥・アパッシメントになる!南イタリア・土着品種!

 

今日は、イタリアの土着品種から作られるワインの研究をします。2019年3月9日に投稿した「イタリアワイン生産量世界一!今、イタリアワインが注目の的!」とは別の視点からの記述です。

イタリアワインの注目は何と言っても「アパッシメント」と「プーリア・ワイン」です。

このアパッシメントは以前から発売されていますが、今、何故注目なのかがわかりません—–がやはり美味しいからではないでしょうか!!

アパッシメントと言えばヴェネットですが、最近ではプーリアでよく見かけます。プーリアの葡萄との相性が良いからでしょうか!

南イタリアの土着品種の葡萄といえば、プリミティーヴォ、ネグロアマーロ、ネロ・ディ・トロイア、マルヴァジア ネーラ 、ネレッロ マスカレーゼ、ピエディロッソなどが挙げられます。

そこでこれらの土着品種について記述してゆきます。まずはマルヴァジア ネーラという土着品種から。

樹上で自然に乾燥するマルヴァジア ネーラの葡萄で、樹上でアパッシメントになるジンファンデルのようです。

この葡萄は、通常は単一品種での醸造はされません。

収穫量が非常に少なく、この葡萄品種だけでリリースできないからです。何年も前から、 ネグロアマーロとのブレンド用に使われてきました。

例えば、プーリアを代表する DOC ワイン、 」 サリチェ サレンティーノは、ネグロアマーロ主体にマルヴァジア ネーラをブレンドして造られます。

しかし私たちは、プーリアの土着品種であるマルヴァジア ネーラをもっと多くの方に知っ 点 ていただきたいと考えており、マルヴァジア ネーラ単体で造ったワインをリリースすることにし ました。

香りは濃厚で、乾燥した葡萄からのニュアンスが感じられると思います。余韻が非常に長く、複雑なニュアンスを持っています。この「葡萄は樹上で自然に乾燥するマルヴァジア・ネーラ」。

この葡萄でつくられたワインは「ゾッラ マルヴァジア ネーラ 2012」で2200円税別。

このワインが「ゾッラ マルヴァジア ネーラ2017 」で既に注文しました。1814円税込。マルヴァジア ネーラの代表作品で、この面構えは美味しいに決まっています!!

次に紹介する土着品種はネレッロ マスカレーゼです。この葡萄は樹上でしぼんでゆく。

言い換えれば樹上でアパッシメントになる葡萄で、これもジンファンデルのようです。

これが樹上でしぼんでいく「ネッロ・マスカレーゼ」です。

これが「ネッロ・マスカレーゼ」です。

ネレッロ マスカレーゼ × アパッシメント「イル パッソ 2015 」の紹介。このワインはルカ・マローニで毎年好評価を得ています。

ネレッロ マスカレーゼを主体とし、ト ネーロ ダーヴォラをブレンドしていま す。どちらもシチリアの土着品種です。

このワインが「イル・パッソ・ネレッロ・マスカレーゼ2018」1728円税込。これも既に注文しました。これはネレッロ・マスカレーゼ100%です。

色は濃いルビー色をしています。乾燥し た葡萄から造られたということが分かる 果実味があります。

エレガントで柔らか なタンニンがあり、食事と合わせやすいワインです。

樽で約 6 ヶ月から 8 ヶ月、 6 熟成させていますが、樽の風味が前面に

出ることなく、果実味と調和しています。

ピエディロッソはアリアーニコと並ぶ カンパーニャを代表する品種

「ペディ ピエディロッソ 2014」3200円税別。

カンパーニャ州で古代より栽培されている葡萄、ピエディロッソを使ったワインです。

ピエディ ロッソとはイタリア語で「赤い足(茎)」という意味で、成熟すると茎が赤くなるため、この名 がついたとされています。

収穫は、通常より少しだけ遅らせて、手摘みで行います。発酵は24度 にコントロールしたタンクで10日間行います。マロラクティック発酵は樽で行います。

熟成は、 バリックと大樽で8ヶ月行います。紫を帯びた深い赤色。

複雑で深いブーケ。イチゴやチェリー、 スグリ、ブラックベリーなどの果実味と共に、樽からくる木の香りや、ココアやバニラの要素が 感じられます。

口に含むと持続性があり、やわらかくスムーズなタンニンが感じられます。

ファルネーゼ グループ×南イタリアの土着品種

この方がファルネーゼグループのオーナーです。

素晴しい畑を持つ契約農家と密な関係を築いている。ファルネーゼだからこそ造ることが出来きる高品質なワイン。

「ワインを造るためには、素晴しい畑や葡萄は最も重要」とヴァレンティーノ ショッティは語り、南イタリアの土着品種にこだわり、素晴らしい畑を持つ農家 と契約をして高品質でコストパフォーマンスの高いワインを造り出すファル ネーゼ。

素晴らし畑の葡萄を安定して得られることで、マルヴァジア ネーラ のような通常ブレンドされる品種でも、その葡萄 100%でハイクオリティなワイ ンを造りだすことが出来るのです。

今回は、ファルネーゼがこだわりを持つ南 イタリアの土着品種で造るワインをご紹介致します。

ファルネーゼはイタリアワインの 評価本「ルカマローニ 2017」で 年間最優秀生産者に選出! 2015、2016、2017 年と 3 年連 続、さらに過去を含めると、今 回で 8 度目の選出です。

 

 

この地図がカラブリアで、イタリア半島のつま先。

南イタリアは踵とつま先が面白い!プーリア・ワインとカラブリア・ワイン!

 

カラブリア土着品種「ガリオッポ」「グレーコ ビアンコ」を使ったチロDOCワインがメイン

イッポーリト社は南イタリア、カラブリア州、イオニア海に面したチロDOCにワイナリーを構えています。ご存知の通り、チロはカラブリアワインで一番有名で上質とされているワインです。

私達の哲学は「カラブリアの土着品種の価値を上げていく事」にあり、代表的な2つの土着品種「グレーコ ビアンコ」と「ガリオッポ」はチロ ビアンコとチロ ロッソの代表的な品種となります。

この15年間の間に、それ以外の忘れられていたカラブリア土着品種も盛り上げていこうと研究、調査を行っています。

10年程前から「カラブレーゼ」「ペコレッロ」といったカラブリアに根付く知られざる土着品種によるワイン造りも進めています。

カラブリア州で初めて自社ボトリング、高品質チロワインの先駆け的存在で、1920年頃、経営を任せられた私の祖父は非常に野心家で新しいチャレンジに数多く取り組みました。

それまでのカラブリアワインを取り巻く状況は「Vino Sufuzo」(ヴィーノ スフーゾ)と呼ばれるいわゆる「量り売りワイン」が主流となっていました。

祖父は当時アルベレッロ仕立てで栽培された最良の「ガリオッポ」をカラブリア州で初めて自社ボトリング、その後カラブリア州内で「チロ」と言う名前で販売を始めました。

DOCチロが認定されたのが1969年の事ですから当時としたら、マーケティング的にも非常に革新的でパイオニア的なアイデアだったと思います。

祖父の革新的なマーケティングで販路を拡大していく。

高品質のチロワインに自信を持っていた祖父は愛車フィアット500 トッポリーノにチロワインを載せて、ローマやミラノ、ヴェネトにワインセールスに出向く情熱の持ち主でした。

祖父の斬新なアクションからイッポーリト社は発展していきます。私の父と伯父さんの時代になると、ドイツ、アメリカ等へ輸出が始まりました。

これがイッポーリト社の人達。

チロエリアの中心「マンクーゾ」に畑を所有

畑は全体で100ヘクタール所有し、大きく分けて3つの畑から成ります。一番代表的な畑が70ヘクタールの「マンクーゾ」です。

チロエリアの中心地にあり、標高250-350メートルの丘陵地帯に位置します。

黒ブドウのみを栽培し、全体の90%がガリオッポ種、10%がカラブレーゼ種となります。

ブドウ樹の掘り起こしはせず、昔のまま栽培されているブドウ樹をそのまま使っています。

このブドウが「ガリオッポ種」です。

平均樹齢は50年で、中には70-80年以上の古木も存在しています。

基本的な仕立てはコルドンスペロナートですが、一部の単一畑ではアルベレッロ仕立てで栽培していて上質なブドウで、コッリ デル マンクーゾ チロ リゼルヴァ等のトップキュヴェに使われるワインとなります。

シチリアの代表的品種ネロダーヴォラの起源とされる品種「カラブレーゼ」。

南カラブリア地方に古くからある「忘れられていた土着品種」カラブレーゼを100%使用した赤ワイン「カラブリーゼ」です。

カラブリーゼとは「カラブリアの」と言う意味で、主にカラブリア州の南部で栽培されている品種です。

カラブレーゼはガリオッポ種のブレンド用に使われる事が多く、単一品種でボトリングされるワインは少ないです。

私達のカラブレーゼの畑はマンクーゾにあり、広さは僅か3ヘクタールです。

ネロダーヴォラの起源とされる品種「カラブレーゼ」。

とても成熟の早い品種で、今年2017年は暑かった事もあり、8月17日にはもう収穫が始まりました。ブドウの特徴は果皮が厚く、酸味が豊富であることが特徴です。

1000年以上の歴史を持つ重要な土着品種「ガリオッポ」。 ガリオッポはカラブリアで一番重要な土着品種でDOCチロの主要となる品種です。

1000年以上もの歴史を持つ古代品種で特徴的な酸とタンニンがあり、複雑な味わいが特徴で、最上クラスになると10年の熟成にも耐える酒質を持ち、浅い色調ながら豊かなタンニンと酸が溶け合う厳格かつ優美な味わいがあります。

現在はDOCチロエリアには約50社のカンティーナがひしめき合っています。私たちの畑の約7割はチロエリア最上とされるチロ クラシコ地区に所有しています。

今日は南イタリアの土着品種の葡萄を紹介しました。

中でもユニークな葡萄は、樹上で自然に乾燥する葡萄「マルヴァジア ネーラ」や樹上でしぼんでゆく「ネレッロ マスカレーゼ」は樹上でアパッシメントになりジンファンデルのようです。

又、忘れられていた土着品種「カラブレーゼ」はシチリアの代表品種ネッロダーヴォラが起源だとか。

南イタリア、カラブリア州、イオニア海に面したチロはカラブリアワインで一番有名で上質とされているワインです。

チロでは1000年以上の歴史を持つ土着品種「ガリオッポ」は最上クラスになると10年の熟成にも耐える、カラブリアの最高品種。

今日は南イタリアの土着品種を取り上げてきましたが、ユニークなブドウの品種があって大変面白くて、有意義な取り組みになりました!!

南イタリアのワインがますます好きになりそうです!!

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私はかなり高齢な建築家です。出身は伊豆の湯ヶ島で多くの自然に触れて育ちました。少年時代の思い出も記事になっています。趣味が多くカテゴリーは多義に渡ります。今は鮎の友釣りにハマっています。自然が好きで自然の中に居るのが、見るのが好きです。ですので樹木は特に好きで、樹木の話が多く出てきます。 電子書籍作りも勉強して、何とか発売できるまでになりました。残り少ない人生をどう生きるかが、大事です。